キラキラ☆プリキュアアラモード 黒の鬼神   作:水甲

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第11話 恋は突然に

ナタラSIDE

 

ある日、朝食を食べていると何故かいちかちゃんがボーとしていて中々箸が進んでいなかった。

 

「そのペースでは夜になってしまうんじゃないのか?」

 

「えっ?何が?」

 

「いちかちゃん、どうしたの?調子でも悪いの」

 

「ううん、別に……」

 

一体どうしたのだろうか?すると源一郎さんがあることを告げた

 

「そういえば隣のトミさんちに越してきたお孫さん」

 

「あきらさん!?」

 

「ご両親と離れて、この街で暮らすことになったそうだ」

 

「そ、そうなんだ……」

 

何故か頬を染め、嬉しそうにするいちかちゃん。なんでだろう?変な気分になってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロトSIDE

 

長老がゆかりに改めてプリキュアについて話していた。

 

「へぇ伝説のパティシエ・プリキュア。今は私達を入れて四人いるのね」

 

「そうジャバ。だが悪妖精たちに協力するカノンとその仲間……」

 

「羅刹四鬼だな。わりと面倒な奴らだし、強い奴らだが……お前らプリキュアが相手するようなやつではないな」

 

「そっちはあなた達が相手するってことね」

 

「それにしてもクロトは何度か戦ったことあるんだっけ?どういう理由で?」

 

コルネリアの問に俺はどう答えるべきか悩んでいた。本当のことを言っていいのか……まぁいいか

 

「俺は強くなるためにいろんな奴に挑んできたんだよ。その過程でな」

 

「雑魚が……奴らは大臣お抱えの部隊だ。どこで……」

 

「あいつらがある宗教団体の護衛をしてる時にな。まぁその時に……」

 

羅刹四鬼と戦い、その後ミナトを見つけて戦った。あいつは俺の本気に答えるために本気で戦った。

結果的には俺の負けだったが……あいつも疲労が大きいためかそのまま撤退したけどな

 

「にしても……いちかはどうしたんだ?」

 

俺はずっと話に入ってこないいちかの方を見た。何故かいつもと雰囲気が違うのだが……

 

「な~んか、珍しく静かだな。どうした?」

 

あおいがそう言っていちかに触れるとあまりの熱さに驚いていた。

 

「何だか熱でもあるの……か?」

 

俺はある違和感を覚えた。いつもだったら心配するナタラがずっと考え込んでいた。いちかといい、ナタラといい、何で今日は変なんだ?

 

 

 

 

いちかから事情を聞くと隣に越してきた人と会ってから変らしい

 

「見つめられると胸がドキドキして、顔が熱くなっちゃうの」

 

「あっ!まさか恋!?」

 

「ふふ、初恋かしら。面白い」

 

いちかの恋の話で盛り上がる一同。俺はと言うと

 

「よくとまぁ女ってやつは恋とかで盛り上がるな」

 

「あら、そういうのは女子の特権なのよ」

 

「くだらん」

 

「そんでナタラはどうしたんだ?」

 

「えっ?いや……何というかこう……イライラしてくると言うか……」

 

どうにもナタラの様子がおかしいが、もしかして……

 

「なぁ、コルネリア……」

 

「あぁクロト、気づいちゃった?」

 

「割とな。にしてもナタラは気が付いてねぇのな」

 

「何だかいちかちゃんの恋を応援するより、ナタラが気がつくとかどうかが気になるんだけど……」

 

「面白そうだしな」

 

「お前らは……」

 

「そういえばいちかの王子様の名前は?」

 

「えっ?王子様?王子様は剣城あきらさん」

 

「剣城?そう……」

 

「おい、剣城って……」

 

「ふふ、黙ってましょう」

 

何だかゆかりとナハシュは何かつぶやいてるけど、何なんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずみんなでいちかの家に行き、例の王子様とやらを見に行くことになった。

いちかの部屋で待っていると例の王子様が外に出てきて、いちかは挨拶をした。

 

「あきらさん!?」

 

「あっ、こんにちわ。お友達?」

 

「あ、はい」

 

「そっか、ところで聞きたいことがあるんだけど、美味しいチョコレートが売っているお店知ってるかな?」

 

「チョコですか?えっと……」

 

ひまりはチョコのお店を教え、あおいはいちかが案内するように促していく中、俺は王子様を見てあることに気が付いた。

 

「なぁ……あいつ……」

 

「あら、クロトは結構鋭いわね。でも黙っていたほうがいいわよ」

 

「そうなのか?というかゆかりとナハシュは知ってたのか?」

 

「あぁちょっとした事情でな」

 

「そっか……」

 

「クロト、どうかしたの?」

 

というかコルネリアとナタラは全然気が付いてないのか……あきらかにあのあきらってやつは……

 

「まぁいいか」

 

 

 

 

 

 

 

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