キラキラ☆プリキュアアラモード 黒の鬼神   作:水甲

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第6話 キュアジェラート誕生

「コルネリア?」

 

昨日会ったコルネリアという女についてナタラに話す俺。ナタラの知り合いかと思っていたのだが……

 

「俺は会ったことがないけど……前にアカメから選抜組にそういう名前の人がいたって言うことは聞いているよ」

 

「選抜組?」

 

「言うなればエリートみたいなものだよ。アカメはその選抜組……俺も後からだけど選抜組だったんだ。多分だけどその人は俺が入る前に亡くなったメンバーの一人かもしれない」

 

「なるほどな……にしても帝国の闇については知ってたけど、そういう部隊があったんだな」

 

「クロト……君はどうして帝国に居続けたんだ?帝国の闇を知ってもなお……」

 

「……約束しちまったからな」

 

俺はそう言い、いちかとひまりがいるキッチンへ向かうのであった。

 

「約束………」

 

 

 

キッチンに行くといちかとひまりの二人はアイス作りをしていた。話を聞くとどうにもあおいを元気づけたいみたいだった。

 

「よくやるよ。お前らは」

 

「クロトさんはやらないんですか?」

 

「そうだよ。折角だからさ」

 

「俺はそういうのは苦手だ。まぁ機会があったらな」

 

俺はそう言いながら、二人の調理を見つめるのであった。

 

 

 

 

 

そしてライオンをモチーフにしたアイスを作り上げたいちかとひまり。早速あおいに渡しに行くということで俺とナタラも着いていくことになった。

 

控室に入るとどうにも空気が悪かった。

 

「差し入れ持ってきました」

 

いちかは気にせず、あおいにアイスを手渡した。

 

「これ、ライオン?」

 

「ステージで歌ってる立神さん、青空にほえるライオンみたいだったから、さぁ召し上がれ」

 

あおいは一口を食べるとさっきまで暗い顔をしていたのに、笑顔になり大声でおいしいと叫んだ。

 

「なんとか出来たみたいだね」

 

後ろから声が聞こえ、振り向くとそこにはコルネリアが嬉しそうにしていた。

 

「君がコルネリア……アカメから聞いてるよ」

 

「ってことは私の後に入ったやつだね」

 

「で何とか出来たってなんだ?」

 

ナタラとコルネリアが自己紹介をしていたけど、気にせず俺は話を続けた。

 

「あおいは今よりももっと凄い歌を歌おうとしてたけど、それじゃ駄目だったんだ。まずは自分の原点を思い出せばいいだけだったんだけど……」

 

「なるほどな。いちかとひまりの二人がそのきっかけを作ったって言うことか」

 

「二人共、ありがとう。後でそのアイス食べさせてね」

 

「もちろん!」

 

「はい」

 

あおいも元気になったみたいだな。俺達はライブ会場へ行き、あおいのライブが始まろうとした時、突然アイスを体中に身にまとった怪物が現れた。

 

「クールなキラキラルを感じたぞ!」

 

「このアイスのキラキラルを狙ってるペコ!」

 

要するにこの間の奴らの仲間って言うことだな。

 

「そんなことさせない」

 

「それは私達の思いがこもったアイスです」

 

いちかとひまりの二人はプリキュアに変身し、俺はオーガデーモンを身に纏い、ナタラもトリシュラを構えた。すると突然空から何かが降ってきた。

 

「どうもまた会ったわね」

 

「お前、カノン!」

 

「あいつが俺達をこの世界に連れてきた奴なのか?」

 

「そんなところよ。折角だから遊びましょう」

 

カノンが俺達に向かって突撃をしてきた。俺とナタラはその突撃を防ぐがどうにも威力がすごいな

 

「今の攻撃は……」

 

「お前も皇具を持っているということか?」

 

「元々皇具はハイト様が作り上げたもの。私達はいくつか持っているのよ。でも貴方が持っているのは許せないわね」

 

カノンが鋭い蹴りを放ち、俺の金棒をへし折った。

 

「くっ!?」

 

ナタラも攻撃を仕掛けるが、カノンは直ぐ様避けた。

 

「ふふふ、これぐらいで終わらないでね」

 

厄介な相手だな。さてどうしたものか……

 

「ハアアアアアアアアア!!」

 

するとどこからかやってきたコルネリアがカノン目掛けて殴りかかった。カノンは避けるが、コルネリアが殴った地面は思いっきりひび割れた。

 

「コルネリア!」

 

「おまたせ」

 

「増援ってところかしら?」

 

「クロト、あんたはあっちの二人の方に行って、ここは私達が抑える」

 

「任せた!!」

 

「ってそんなすぐに信用していいの!?」

 

「お前が言ったことだろ。だったら無条件で信用してやるからちゃんと抑え込めよ」

 

「あんた……面白いやつだね」

 

コルネリアとナタラの二人に任せて、俺はキュアホイップたちのところへ向かった。

 

するとあおいが何かを叫んでいた。

 

「ステージを邪魔した上にアイスまでとるつもりかよ!この空みたいなアイスはあたしの大切なアイスなんだよ!」

 

あおいの叫びに反応するかのようにアニマルスイーツとスイーツパクトがあおいのもとへ現れた。あおいはそれを使い、プリキュアに変身した。

 

「キュアラモード・デコレーション!ジェラート!自由と情熱を! レッツ・ラ・まぜまぜ! キュアジェラート! できあがり!」

 

あおいはライオンとアイスをモチーフにした姿に変わった。あいつまでプリキュアになるとはな

 

「体中からパワーが漲ってくる!!」

 

キュアジェラートは怪物を思いっきり殴るが、どうにも通じていなかった。

 

「キラキラルの力じゃないと駄目ペコ」

 

「それだったら……」

 

あおいはスイーツパクトを使い、両手を氷で包み込み、怪物を思いっきり殴った。

 

「肉弾戦か……面白いやつだな」

 

俺も折れた金棒の形を変え、両腕に禍々しい篭手を装着し、怪物を思いっきり殴った。

 

「がふっ!?なんだこいつは!?」

 

「ほら、仲間の所に行ってろ!!」

 

怪物の腕を掴み、カノンのところへ思いっきり投げ飛ばした。

 

「おっと、全く使えない奴ね」

 

「よそ見しないほうがいいわよ」

 

「相手がいることを忘れるな!!」

 

コルネリアとナタラの二人の攻撃がカノンに当たり、カノンがよろめいた瞬間、

 

「キュアジェラート!合わせろ!」

 

「おう!キラキラキラルン、キラキラル」

 

キュアジェラートは右手を包んでいた氷を巨大化させ、怪物を思いっきり殴り、吹き飛ばしていった。

そして俺は体勢を崩したカノンを思いっきり殴った

 

「かはっ!?やるじゃない!!でもここは逃げさしてもらうわよ」

 

カノンはそう言って姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に敵を倒したが、会場はめちゃくちゃでコンテストが続けられるかどうかわからない状態だったが、あおいは歌い足りないといい、歌を歌い始めるのであった。

 

「にしてもあの女、目的は何だ?」

 

「ただ俺達と遊んでいるように感じたけど……」

 

「こういう時チーフあたりがいれば色々と考えてくれそうだけど……」

 

コルネリアは俺の方を見て、何故かため息を付いた。

 

「なんだよ」

 

「絶対にチーフと喧嘩しそうだなって思って……」

 

 

 

 

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