キラキラ☆プリキュアアラモード 黒の鬼神   作:水甲

8 / 21
第8話 力を合わせる三人

いちかが出ていってからしばらくしてから、いちか、ひまり、あおいの三人が戻ってきた。

 

「クロトさん、ナタラさん、コルネリアさん、まだいたんですか?」

 

「もしかして待っていてくれて……」

 

「戻ってくるって思ってたの?」

 

三人がそういう中、コルネリアはニヤニヤ笑っていた。

 

「クロトの言ったとおりになったわね」

 

「うるせぇよ。ほら、早いところ作るんだろ」

 

「あ、うん」

 

いちかたちはシュークリームを作り始めた。さっきまでは三人が自由に作っていたのが、今度は三人力を合わせて作り始めていた。

 

「もしかしてクロトはこうなると思って……」

 

「まぁな。それに力を合わせたときほど凄いことが起きるんだよ」

 

あの頃だって、口喧嘩が多く隊長に怒られてばっかりだったのに、いざ力を合わせたときは負ける気がしなかったな。

 

「あいつらが生きてたらな……」

 

「あいつら?」

 

「クロトの昔の仲間のことかい?」

 

「なんでもねぇよ」

 

思わずあいつらのことを思い出しちまったな……もう会うことはないのにな……

 

 

 

 

 

そしていちかたちが頑張った結果、見事にシュークリームが完成した。いちかは思わず

 

「すごいよ。すごいよ。ひまりん、あおちゃん」

 

「あおちゃん?」

 

「ひまりん?」

 

「へっ……なんか変なこと言った?」

 

嬉しすぎてあだ名で呼んだってことか。まぁいいんじゃねぇのか

 

「いちかちゃん、いいんじゃないの。せっかく友だちになったんだから」

 

「そっか、そうだよね」

 

ナタラにそう言われて嬉しそうにするいちか。何故かコルネリアは二人のことを見て

 

「なるほどね~」

 

「何がなるほどなんだ?」

 

「さぁてね。そのうち分かるんじゃないの?」

 

コルネリアは何が言いたいのかよく分からなかった。まぁ放っておいてもいいか。

それからいちかはある事をひらめき、シュークリームに手を加えるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして朝になり、早速シュークリームを届けに行こうとすると俺達の前に怪物が現れた。

 

「なんだこの怪物は?」

 

「おっと動くんじゃねぇ!キラキラルがこぼれるじゃねぇか!」

 

怪物はそういってシュークリームのキラキラルを吸い込み、巨大化した。要するにいつもの奴らの仲間か

 

「さっさと潰すぞ!!オウガデーモン!!」

 

「うん!」

 

いちかたちはプリキュアに変身し、俺たちも武器を構え、巨大化した怪物に攻撃を仕掛けるが、攻撃が通じていなかった。

 

「面倒なやつだな!」

 

「お前たちの攻撃なんてきかないぞ~」

 

面倒だな。それにいつもより強い気がするな。まさかと思うが……

 

「お前らが作ったシュークリームで強くなったみたいだぞ」

 

「そうなの!?」

 

「それじゃどうしたら……」

 

「なにか方法は……」

 

ホイップたちが悩んでいると俺はある事を思いついた。

 

「それだったら、ナタラ!コルネリア!合わせろ!」

 

俺はそう言いながら、怪物に向かって走り出した。二人はなんなのか分からないでいたが、すぐに俺がやろうとしたことに気がついた。

 

「行くわよ!ナタラ!」

 

「あぁ!伸びろ!トリシュラ!」

 

ナタラはトリシュラを怪物に向けながら伸ばし始め、コルネリアはトリシュラの上を駆け出していき、俺はコルネリアの眼の前に飛んだ。

 

「気合い入れな!!」

 

「加減すんじゃねぇぞ!!」

 

コルネリアが俺の足の裏を思いっきり殴り、俺は物凄い速さで怪物に突撃をぶちかました。

 

「ぐほっ!?」

 

「ほら、どうだ!!」

 

怪物はなんとか立ち上がり、攻撃を仕掛けてきた。俺は金棒で弾いていくと

 

「そっか、私達の思いを合わせればいい!三人で作ったシュークリームのように!私達の思いを」

 

「私達の思いを!」

 

「一つにする!」

 

ホイップたち三人が力を合わせ、怪物に攻撃を繰り出し、怪物は直ぐ様吹き飛ばされていった。

 

「私達のスイーツを汚すやつは」

 

「「「ゆるさない!!」」」

 

「ペコ」

 

三人が決め台詞言うけど、ペコリン、最後のは余計だった気がするぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

「どう?あいつらなんだけど……」

 

「どうにも見知った顔があるな」

 

「あの子って確か選抜組の……それにしても死んだ人間が生き返るなんてね。まぁ私達もそうなんだけどね」

 

「見知った顔でもその魂を解放してやらねば」

 

「それじゃお願いね。羅刹四鬼のみんな」

 

カノンが四人にそういう中、ある一人はクロトを見つめ……

 

「あの鎧の子……ふふ、きっと物凄い責め方をしそうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからいちかたちは白鳥の形をしたシュークリームをまりこに渡し、まりこのショーも無事に大成功に終わった。それに三人の絆も深まったみたいだな。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。