オーバーロード<落書き集>   作:四季 春夏

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『タブラ・スマラグディナ』などギルメンに関する捏造設定あります。
この話に出て来る『ルべド』はねつ造です。

苦手な方は見ないことをおすすめします。


最終兵器『ルべド』

ナザリック地下大墳墓 第八階層 荒野

 

 

 

 

「完成した……」

 

 そう言ってアインズ・ウール・ゴウンの『大錬金術師』こと『タブラ・スマラグディナ』は満足げに微笑んだ。

 

「私の最高傑作……『ルべド』」

 

「さて……『たっち・みー』さんと戦わせてみようか」

 

 タブラはルべドを紹介すると同時に『たっち・みー』と戦わせることに決めた。すぐさまに<伝言(メッセージ)>を使用する。

 

「『モモンガ』さん、ついにルべドが完成したから他のギルメン呼んできてもらえませんか?」

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 彼らは『タブラ』の横にいる女を見つめる。

 

 

 人間の美女にしか見えない存在……その正体は何とゴーレム。

 

 褐色の肌に銀髪のロングヘア。真っすぐに下された髪は綺麗であった。眉毛や睫毛も銀色で瞳はルビーを思わせる赤色。その容姿から人ではなく女神の様な神々しさすら感じた。頭には赤いべールが掛けられており、全身には赤いウェディングドレスを着用している。地面に着くギリギリ手前にまで伸びた長いスカートは彼女の足元を隠している。その表情から浮かんでいるのは笑顔である。アルベドが自身たっぷりで余裕ある『大人の笑顔』ならば、ルべドは無邪気さと快活さある『子供の笑顔』といった所だ。だがウエディングドレスから出ている美しい肢体が大人の女性そのもである。

 

 

 

 

 

 

 

「へぇー。滅茶苦茶美人じゃん」

 

 そう言って『大災厄の魔』こと『ウルベルト・アレイン・オードル』は感心する。

 

 

「正直好みなんだけど」

 

 そう言って笑顔のアイコンを出すのは『ぺロロンチーノ』だ。しかしこの場合の好みとは、彼の広すぎる性癖という名のストライクゾーンに入ってるという意味だ。ストライクど真ん中はやはり彼自身が作成したシャルティアだろう。

 

 

「しかし最終兵器と聞いていたので……てっきりもっと明らかにモンスターって

感じがすると思ったんですが…」

 

 『たっち・みー』がそう呟く。モンスターっぽいのはガルガンチュアかコキュートスあたりを想像したのだろう。

 

 

「舐めないで下さいよ。私が作った『ルべド』は最強ですからね」

 

 

「へー。ワールドチャンピオンの『たっち』とどっちが強いんだ?」

 

 それを気にしたのは『ザ・サムライ』の『武人建御雷(ぶじんたてみかづち)』だ。

 

 

「ルべドですね」

 

「!!はっ?……そんなに強いの?」

 

 タブラの即答に周囲が驚愕する。

 

 

「えぇ。何なら試しますか?」

 

「いいんですか?倒すかもしれませんよ」

 

 『たっち・みー』が食いつく。

 

 

「そうならないので安心して下さい」

 

「タブラさんがそこまで自信満々になるなんて……気になりますね」

 

 そう言うと『たっち・みー』は剣を抜くと構えた。

 

 

「それでは『モモンガ』さん、お願いしますよ」

 

「えっ、私ですか……ゴホン……始め!!」

 

 

『タブラ・スマラグディナ』が作った最高傑作の『ルべド』

 

『ワールドチャンピオン』という最強の聖騎士『たっち・みー』

 

 

 

 

二人の対決が始まった。

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

「勝負ありましたね…」

 

 

 

 

「嘘……『あの』たっちさんが負けた?」

 

 モモンガの言葉を聞いてニヤリとしたタブラが口を開く。

 

 

「えぇ。どうです。ルべドは?」

 

「凄いですね。一体どうやってここまでの強さを?」

 

 真っ先に聞いたのは『ウルベルト・アレイン・オードル』だ。

 

 

「ふっふっふっ。そりゃあ(コア)熱素石(カロリックストーン)、全身に神器級(ゴッズ)装備ですからね。幾ら『たっち』さんでも負けるはずはないですよ」

 

 

 

 その代わりというか……戦い方は鎧を着た修行増(モンク)の様なものだ。『たっち・みー』を初め接近戦を得意とする戦士には戦いづらいだろう。至近距離より更に近いゼロ距離だ。そしてルべドが取得している種族レベルががそれを可能にしている。恐らく魔法職などであればもっと早く敗北してしまっただろう。だがそれゆえ戦闘時の戦闘方法は非常に単純な行動しか起こせない。

 

 ユグドラシルでは修行僧(モンク)は戦士職の下位互換としか認識されておらず、取得しているプレイヤーは実は驚くほど少ない。武器や防具を装備できた方がプレイヤーの自由度や楽しみが増える為だ。だがそれは人間種の場合だ。異業種であれば修行僧(モンク)を取得しなくても『ただのパンチ』だけでも種族レベルの取得具合で簡単に強化できるし特殊な攻撃と組み込ませることも十分可能。そのため武器を扱わないこととは相性がいいと言える。この職業の不人気さがルベドの勝率を上げている要因の一つだ。土属性なのもそれに拍車を掛けている。土属性の攻撃などは他の属性に比べてエフェクトが地味だったりする。それゆえ土属性に関するものを取得するプレイヤーは少なく、それゆえ対策を疎かにするプレイヤーは多い。それはアインズ・ウール・ゴウンですら例外ではない。こういった様々な要因がルべドを最強に仕立て上げた。

 

 

 

 

「まぁ……ナザリックの『最終兵器』と仮定して作りましたからね」

 

「攻撃してもまるで手応えが無かったんですが、一体どういうことですか?」

 

たっちのその言葉を聞いてタブラは『ニヤリ』とする。勿論アイコンでだが。

 

 

「ふっふっ……よくぞ聞いてくれました……ですがそれは最高機密です」

 

「えっ…あぁ、『最終兵器』ですもんね。確かに知る人は少ない方がいいですもんね」

 

「察してくれて感謝しますよ。『たっち』さん。ですがギルド長である『モモンガ』さんには教えますよ」

 

「えっ!?いいんですか?」

 

「ギルド長は特別ですからね」

 

 

 

 

 ゴーレムは土から作られた存在、という設定がある。

 

 ユグドラシルでは鉱石などからも作成が出来、そちらの方が優秀なゴーレムが作成できる。ユグドラシルの運営としては土=大地にあるものぐらいの認識だったのだろう。

 

 先程言ったように核となる部分に世界級(ワールド)アイテムである"熱素石(カロリックストーン)"が使われている。これは表向きの理由はだが……本当の理由はタブラしか知らない。

 

 

 

 

 ルべドは種族レベルのみで構成された存在である。

 

 "荒野"では土から作られた存在だから土に触れている間は自動回復できる。

 

 この自動回復も『自動回復』及びその『回復量』に関連する種族レベルを取得しているがために、ヤバいことになっている。

 

 ただし"荒野"で無い場所ではルべドの回復は難しい。何故なら地面に触れている間は回復できるのだが、その際にルべド以外の地面に触れているものから生命力を奪うことで成り立っているのだ。

 

 

 ならばここで疑問が生まれてしまう。

 

 第5階層では駄目なのか?

 

 答えは駄目である。

 

 

 ルべドの回復の実態は"自身が地面に触れている間、同じく地面に触れている一定範囲内に存在するものから生命力を奪う"というもの。

 

 そのため第五階層では効率的な稼働は難しいのだ。植物が茂るこの層では植物が枯れてしまうのだ。荒野に置くのもそういった理由だ。

 

 その為第八階層の『荒野』に配置することが最適なのだ。第八階層『荒野』階層守護者のヴィクティムが宙に浮かぶのもルべドの影響を受けないようにするためである。

 

 公式チート戦士職であるワールドチャンピオンである『たっち・みー』でさえも、装備を整えなければルべドに勝利するのは難しいだろう。

 

 

 

 

「よくこんな凄いの思いつきましたね。どうやって?」

 

「ふふ。よくぞ聞いてくれました。色々調べてみて知りましたよ。神は一番最初に人間を造ったのですが……その方法は知っていますか?」

 

「いえ」

 

「『土』から『神自らに似せた存在』を造ったのですよ。そしてそれが最初の人間であり……」

 

「ゴーレム……だと?」

 

「えぇ。錬金術が作られた目的は『不完全なものを完全なものに変えること』です。それは人間を神にすることであり、どんな病を治す薬だったり、不老不死だったりします。『不完全なものを完全なものに変えること』即ち『奇跡』を起こすというものでしょう。生命の起源……それこそが『奇跡』だとは思いませんか?」

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 モモンガはルべドについて全て聞かされた後、思わず声を漏らしていた。

 

「タブラさん凄いですね」(マジか・・『るし☆ふぁー』さんとは別方向でぶっ飛んでるな。でも何か嬉しいな)

 

「ありがとうございます。『彼女が』いればナザリックの防衛は大丈夫でしょう」

 

 

 

「でも『システム・アリアドネ』は大丈夫なんでしょうか?」

 

 

 

 

『システム・アリアドネ』

 

 それはギルド拠点を作る際に発生する拠点管理システムである。絶対に侵入できない、絶対に攻略できない拠点などが作られないように管理するシステム。例えば今回作ったルべドがこのシステムに違反しないかどうかモモンガは心配になった。何故ならこのシステムの違反したギルドはペナルティとしてギルド資金が一気に目減りするからである。

 

 

 

 

「問題ありませんよ。第八階層でヴィクティムが何故浮かんでいるかなども一応のヒントはありますし、超位魔法などでフィールドそのものを破壊や変化させられた場合、ルべドはかなり弱体化します。まぁ気付けるかは分かりませんが、攻略のヒントはありますから十分でしょう」

 

「成程……それでしたら問題なさそうですね」

 

「この『大錬金術師』タブラ・スマラグディナに死角はありませんよ」

 

 そう言ってお互いに笑顔のアイコンを表示させた。

 

 

 

 

「しかしワールドチャンピオンのたっちさんに勝てるなんてヤバいですね」

 

「ヤバいですね……まぁ元々ワールドチャンピオンかワールドディザスターどちらかを相手にしても勝てるように制作しましたからね」

 

「えっ、タブラさん、凄いの作りましたね。『たっち』さんや『ウルベルト』さんに勝てる?…エグいな」

 

「私一人の力ではここまで出来ませんでした。"熱素石(カロリックストーン)"の使い方でルべドの件を支持してくれたことに感謝しますよ。『モモンガ』さん。あの時『モモンガ』さんの支持が無ければルべドは作られることは無かったはずですから……」

 

 

 ギルドのみんなで話し合った際に三つの提案があった。

 

 1つは『るし☆ふぁー』が発言した『ゴーレム作成』2つ目は『あまのひとつ』さんが発言した『装備品作成』

 

 だがどちらも多数決を得るのは難しかったからだ。

 

 何故ならどちらも『男のロマン』的な要素が強かったからだ。

 

 アインズ・ウール・ゴウンがナザリック地下大墳墓を得てからかなりの時間が経過したが不安要素は多く、貴重な世界級(ワールド)アイテムを何に使うかは慎重過ぎるほどに話し合っていた。普段は多数決ですんなり決定されることの多いギルドだが、この貴重過ぎるアイテムの用途については多数決は四回も超え、さらにこれ以上ないくらいに議論を重ねていた。だがタブラが言った一言でこの議論は解決することになる。『ナザリック地下大墳墓の防衛の為のゴーレム作成はどうですか?』

その『現実的な』提案に大半のものが支持した。その中には『モモンガ』もいた。

ちなみに『るし☆ふぁー』さんにはゴーレム制作の際の相談、『あまのひとつ』さんにはルべドの装備品をタブラさんと共同制作という形でお願いしたので不満は出なかった。

 

 

 

 

「いえいえ、タブラさんこそルべド制作をしてくれましたし、お互い様じゃないですか。これからもお願いしますね。『タブラ』さん」

 

「はい、こちらこそ」

 

 お互いに笑顔のアイコンを表示する。

 

 

 アバターが表情が変わらなくて良かった。心の底からそう思った……。

 

(『これからも』……か)

 

 

 

 

「ですが……世界級(ワールド)アイテムである"熱素石(カロリックストーン)"だけでここまでするなんて凄いですね」

 

「まぁ…そうですね」(実際は…"熱素石(カロリックストーン)"だけではないが…『あのアイテム』もあったから作成できたのだが…『モモンガ』さんにそのことは引退する時にでも教えよう。場合によってはあまりいい気持ちにはならないだろうから)

 

もし『あのアイテム』を入手した経緯を知ったら、モモンガさんなら或いは……といのもあるかもしれない。だが優しい人であるモモンガさんが傷つかない保証は無いし、それを仲間たちに隠すことに罪悪感を感じるかもしれない。

 

(それは私の望むことではない・・)

 

ルべド 隠し設定 大前提としてルべドは「NPC」ではなく、「課金NPC」である。

熱素石<カロリックストーン>を使い運営にお願いし、

とあるギルドが壊滅と引き換えに倒したワールドチャンピオン・ムスペルヘイム。その者のドロップしたボス化するアイテムを

課金制作で作成したゴーレムのNPCに使用した。→ ニグレドの「私たちとは作られ方が異なる」発言。

タブラが膨大な設定やギミックからナザリックのリソースを削り

そのことを責められた際に、みんなに「だったら課金してやる」と言い

それがルべドの元になったもの。それとレベル構成書きたいが為にこんな感じで仕上げました

 

熱素石(カロリックストーン)という『賢者の石』から作成され、

 

異業種ゆえに『不老』、

 

最強ゆえに『不死』……

 

錬金術の『奇跡』を体現する者……

 

『完全』なる存在・・・

 

 

それこそが『ルベド』である。

 

 

 




ルべド 設定です。

設定文

 第八階層荒野を守護する存在。
 階層守護者ヴィクティムの部下であり、守護者統括アルベドの妹である。

 神の手で造られし唯一無二のゴーレム。ただし従来のゴーレムとは異なり、聖書に書いてある通りこの世に一番最初に作られた人間である。そのため人間種の始祖である神に限りなく近い存在。神に微笑むことを条件にあらゆる錬金術の全てをその身体に刻まれた存在。彼女の器量はノアの大洪水を引き起こす程である。何故なら彼女を見初めた神を他の神が見て彼女の微笑みを向けられた嫉妬から激怒し起こしたのがかの有名な大洪水である。そして神は彼女の器量を罪とし、彼女を人間ではなくゴーレムとして作り替えてしまった。だが彼女はゴーレムという種族を極めることで元の姿を取り戻づことに成功する。それからは神と敵対する道を選び、ナザリック地下大墳墓の為に尽くすことにした。

 敵に対して敵意は持つが殺意や悪意は持たない。狂気とは真逆の純粋無垢な存在。その性格は花や虫さえ愛でるなど非常に温厚で慈悲深い、ただし激怒した際はかの大洪水が可愛く見える程の大災厄を撒き散らすなど激しい二面性を持つ。


___________________

名前:ルべド

レベル構成
種族Lv100/職業Lv0

ゴーレムLv15
クレイマンLv5
オリジン・ヒューマンLv5
など


種族:ゴーレム
「種族レベルを取らない方が強いキャラが出来る」の真逆を行く存在。
ゴーレムの性質上、土に関する耐性は強い。ただし種族レベルに特化しているため階層守護者たちの様な戦闘時における応用は効かない。非常に原始的な行動しか起こせない。

オリジン・ヒューマン
最大レベルまで上げると『常時発動型スキル・神の模造体』を取得できる。
このレベルは『種族レベルのみの構成で70レベルに到達しオリジン・ゴーレムを取得しないとレベルの選択肢に出現しない隠し種族レベル(最上位種族の1つ)』




常時発動型スキル・神の模造体<パーフェクトヒューマン>
メイン効果:ステータスなどはそのままに種族の扱いが人間になる。
→「種族ペナルティを全て無効化」(種族ペナルティが喪失する)
→装備を人間種同様装備できるようになる。(ゴーレム時には種族による制限あり)
→「神聖属性に対する完全耐性」(神により作成されたため)
→全ステータス大幅上昇(ただしワールドが付く職業ほどではない)。
結果的にゴーレムの「弱点」がほぼ全て消失する。



常時発動型スキル・土は土に
効果:土に触れている間は自動回復し続ける。
※種族レベルのみで構成されたルべドの自動回復による回復速度は相当なもの。
※それゆえ次元断切などで大ダメージを受けても時間さえ経てば回復してしまう。

常時発動型スキル・ゴーレムの運命
効果:HPが低下すればする程、物理攻撃力が上昇する。
→ゴーレムが崩壊時に作成者を圧死させたことが由来のスキル。

常時発動型スキル・刻まれた真理
自身の命令者が死亡した場合、暴走状態になり全ての状態異常を無効化する。
その際に物理攻撃力がかなり上昇する。その代わり防御不可になる。

スキル・石化の抱擁
抱きしめられるとダメージを受ける。


スキル・土の壁
石の壁(ウォール・オブ・ストーン)と同様な効果を持つ。
主な用途は攻撃の回避や逃亡する者に対して退路を断つために使用。



装備品:ブラッディローズ
赤いウェディングドレス
効果:物理攻撃力上昇、素早さ上昇など
その他の要素:足元までスカートが伸びているため、足元の動きなどが把握し辛い。
赤い色が目に付くこともあり多くの敵対者が彼女の動きを把握するのは難しい。
地面に足がついているのを見られて弱点が露見しない様にという配慮である。
さらに超接近戦になった段階で常に赤い衣服が目に入るため戦闘における情報処理を乱れさせる。

装備品:装飾品の何か?
ヴィクティム死亡時に発動する『拘束系?足止めスキル』を無効化する効果を持つものを装備している。


制作裏話
一般的にゴーレムは額の文字をemeth(真理)→meth(死んだ)にすることで崩壊する。ルべドには額の文字は無い。ただししっかりと弱点がある。
ルべドは『e』arth(土)を失うと崩壊(弱体化)するということで荒野のフィールドそのものが弱点である。そのため超位魔法などでフィールドを変更されてしまえばルべドは相当弱体化してしまう。だが勿論アインズ・ウール・ゴウン及びナザリック地下大墳墓はそんなことを許すはずもない。





ルべド 功績

①『たっち・みー』に1対1で勝利する。相性の問題もある。

②1500人撃退の際は第八階層守護者ヴィクティム死亡による強力な拘束スキル発動からのルべドの暴走で多数のプレイヤーをPKした。さらに他の迎撃手段による追い打ちで一方的にPKすることに成功した。



ルべドを使った主な戦略

第八階層:荒野の場合
攻撃の余波などでヴィクティムが死亡、敵対プレイヤーが足止めされる。
→ルべドが暴走、攻撃力上昇
→動けない敵対プレイヤーがPKされる

足止めされない場合などは
→モモンガの持つモモンガ玉や世界級アイテムの併用などで迎撃
→無理でもナザリックのギルメンたちが迎撃
→敵対プレイヤーがPKされる


恐らくこんな感じかなと…




__________________________

 異業種が職業レベルを取らないことで極められるもの。異業種の中でも装備を可能にする方法はある(課金?)。また異業種レベルのみを取得することで得られる特定の種族レベルが存在し、ルべドはこれを取得している。

 超接近戦を得意とし、戦士職・魔法職からすれば最悪の敵。間合いが近すぎて戦士は武器を振るえず、魔法使いは詠唱が間に合わない。範囲攻撃などを行おうものならヴィクティムが死亡し、大変なことになる。ゼロ距離攻撃か、遠距離攻撃の手段を持っていないと勝負にならない。ただし荒野というフィールドのため隠れる場所は皆無に等しい。それゆえ遠距離からの物理攻撃・魔法攻撃などをするのも困難である。超位魔法など最早的になる。仮に出来たとしても大したダメージは与えられない。

 また異業種の特性で体力や物理攻撃力や物理防御力は非常に高く、さらに全身に纏う神器級アイテムによりバランス良くステータスを上昇させられている。かの1500人のプレイヤーを全滅させた際もルべドの稼働が大きい。対アインズ・ウール・ゴウン対策に『神聖属性』『カルマ値プラス』を意識すればする程、ルべドに対する勝率が低くなるというジレンマ。

 土(地面)に依存した存在であるため、それらを破壊や変化させられた場合はかなり弱体化する。ただし例外として土属性に対しての攻撃を特化させカルマ値が善側であるプレイヤーならば勝率は非常に高い。土属性が不人気であること、不人気ゆえ超接近戦の戦士職のモンク取得者の少なさもルべドの勝率に貢献している。


 ルべドと対峙した際に勝利できる方法があるとすれば、大前提として
 ①第8階層にてアインズ・ウール・ゴウンのギルメンと戦闘にならない
 ②ヴィクティムをどこかに転移させるなどして荒野エリアから遠くに追いやる
 この二つの条件をクリアした上で、最低5、6人の戦士職と魔法職を用意。戦士職がルべドを抑える。魔法職が超位魔法か何かでフィールドを変更してルべド弱体化させる。そしてその時に生き残ったメンバーで攻撃に攻撃を重ねる。恐らくこれで勝利できる。
※ただし第8階層まで来たプレイヤーがそこまでの余裕があるかどうか、またあったとしてもそこまで都合よくいくかどうか、恐らく無理かと。

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ステータス(通常時・装備なし)

カルマ値 500/極善

ステータス:測定不能

※神の模造体<パーフェクトヒューマン>を発動すればステータスはいい意味で大きく変化する。さらにゴーレム特有の弱点も喪失する。なので戦闘中に動きが劇的に変化するので対峙したプレイヤーは対応しきれず敗北する。

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※ちなみにルべドは非常に特殊な作成方法がされている。
作者個人では『熱素石』ともう一つのある意味?非常にレア?なアイテム?をベースに作成されたゴーレムだと仮定しています。作者の独自設定もあります。




※原作で二グレドに「スピネル」と言われるのも、「異形種」でありながら「人間種」という云わば純粋な存在とは言い難いからかなと…ルべドには「神人合一」というものもありますし…「異形種」と「人間種」をいつでも切り替えられるとかアリなのかなとか…
まぁ、この場合プレアデスの末妹はどうなんだという話になりますが・・
その辺りは作者の独自設定ということでお願いします。


※またルべドがたっち・みーに相性勝ちできるのは何故か?
「次元断切」という攻撃の性質もある。
次元断切の劣化版とされる現断が魔法防御のほとんどを無効化して大ダメージを与えるとされている。ならば次元断切の効果は「全ての魔法防御を無効化して極大ダメージを与える」あたり?

ただし"魔法防御"がどの程度を差すのか?
→魔法によるバフ効果、マジックアイテムなどによるステータス上昇
これらだと仮定する。
→その場合は"種族レベル"によるステータス上昇は"魔法防御"に入るのだろうか?
→私個人では"種族レベル"によるステータス上昇の場合は"次元断切"の効果は薄いと考えています。
→なので"種族レベル"に特化したルべドには効果は薄いとしています。


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※「ゴーレムが神により最初に作られた人間であり、それゆえゴーレムが人間化できる」というのは元ネタを参考に書いてみました。

元ネタは
著者『さくらえび ちま』さん
作品『ごー・れむ』
からです。






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