オーバーロード<落書き集>   作:おしるこをしるこ

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※※※※※注意書き※※※※※※※

今回の話は直接的な描写は書くつもりはありませんが、
性描写があります。過激な表現もありますので
見る方は自己責任でお願いします。

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最も深い闇ガチャ・リセマラ

ある国 ある場所にて

 

 

 

 

「………」

 

 女は空虚な瞳で天井を眺めていた。神や天使が人間に手を差し伸べている。

 

 だが……。女にとってそれはまやかしでしかない。何故なら女に伸ばされた手は快楽を得る為だけに首を絞める手、激痛に歪む表情を見て恍惚に浸りたいが為だけに折れた手足を強く握る手などばかりだからだ。

 

(この世界に『神』や『天使』はいない)

 

 それが証拠にここにいる奴らは『六大神』の『代理』の『神官』を名乗る奴たちが大半だ。視界の端に移る男たちは裸で腰を振るい続けた。腰を振るう大半の者は『兵器』らしい。

 

「……」

 

 身体は『白』『赤』『黄』といった液体などによって満ちており、あまりの悪臭や傷により下腹部の三か所は既に壊れていた。その内一つを使われた場合は激痛のあまり死亡する女もいる。

 

(解放されることが羨ましい)

 

 折れた手足は間接ごと木の枝のごとく折られており身動きする自由を奪われていた。

 

「………」

 

 中には強引に『蟲』と『人』を足した様な存在に腰を振られている女もいた。

 

 

「66番……気持ちいいか?」

 

 身体中に付けられた切り傷や擦り傷、刺し傷などに塩を塗られながら言われる。66番とは私の名前だ。

 

 

「………」

 

 

 自決防止の為に歯を全て抜かれていたため返事は出来ない。激痛が走っていた頃は遠い昔のことだった。

 

 

 

「これも全て我らが『正義』の為だ。私たちは人類を守り導かなければならない」

 

 

 

 

腐っている……それが女の感想だった。

 

 男たちが出す『白』や『黄』。女たちにナイフや棍棒を叩きつけ滑りの無い身体に強引に槍を突き立て、溢れだす『赤』。

 

『色』は腐っている。

 

肌、髪、瞳、手、足、毛、『槍』、

 

 神や天使が描かれた天井、百合が描かれたステンドグラス、男たちの首からぶら下げる六大神の使いの象徴、腰を振る男、蟲を支配させ犯させる男、何人『兵器』を産んだかすら忘れ自我を失った女、自我を奪われる額冠を被せられて強引に蟲との『兵器』を産んだ女……

 

『兵器』が失敗作だった場合、殺害される。

 

『兵器』が反旗を翻した際は、謎のアイテムで自我を奪い殺害される。

 

『兵器』が良質な場合は、より良質な『兵器』の為に強引に行為を行わせる。

 

そういった行為は……より良質な『兵器』が生まれるまで延々と繰り返される。

 

(あいつらは『六大神』の言葉だと言い張り、あいつら曰く神聖なる儀式……『がちゃ』や『りせまら』なるものを繰り返す)

 

 

全て腐ってる……

 

 女は『思考』のみを切り離して生きていた。『感情』や『感覚』といったものは随分昔に切り離していた。

 

 

(……)

 

 

 

 

 

 

 

「相変わらず腐ってるな……」

 

 

 

 

 

 

 

(?)

 

 

 

「お前……俺の声が聞こえるのか?」

 

 

(誰かいる?)

 

薄っすらとだがその者の姿が見える。この場では珍しく服を着た男だった。

 

(エルフ?いや違う……あの尻尾は……)

 

「俺は悪魔だ」

 

(……初めて見た)

 

「助けてほしいか?」

 

その者はそう言って手を差し伸べる。

 

女は思考する。

 

「お前はどうしたい?」

 

(あ……っ……)

 

 

 

 

男のその問いに女は嗚咽を繰り返す。

 

そこで溢れだしたのは希望を失い蓋をしたもの。

 

それは『純潔』や『尊厳』と共に奪われた感情であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「悔しい……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうか……ならば『二度と支配されない力』を授けよう」

 

 

 

 

 

「……っ!」

 

 

 

 

 

「決めた。お前の名前は『ラスト』だ」

 

 

(あなたの名前は?)

 

「俺の名前は………」

 

 

それが私と彼……『破滅』を呼ぶ御方との出会いだった。

 

 

 

 

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