真面目な紹介なんて、期待してはいけないよっ☆
基本登場回数が比較的多いか私が主役級、或いは準レギュラーだと考えているキャラクターのみで、それ以外はアンケートにて希望されたキャラクターを紹介しています。
■主人公
・アリス マーガトロイド
「東方project」のキャラクターである「アリス・マーガトロイド」の身体と能力を得た誰かさん――と思わせておいて、実はもうちょっと面倒な事情を抱えた誰かさん。
なんの前触れもなく、突然幻想郷の魔法の森へと便利機能付き一戸建て住宅と共に出現した。
肉体スペックが異常に高く、趣味が高じて幻想郷には存在しない魔法すら組み上げる始末。
表情の変化が乏しく、感情の幅が非常に狭い。その為、怒りや悲しみ、喜びなどを強く感じる事が出来ない。
死や痛みへの恐怖も余り感じない上、僅かに破滅願望を抱いていた為平気で命を投げ出す事が多かったが、地底での一件を機にその辺りは自重するようになった。
自身を「アリス」に見立て、原作の記述にある完全自律人形の研究や人里での人形劇を行うなど、やや「アリス」の設定を演じる事に固執した部分を持つ。
自身の戦闘能力が幻想郷において格下である事を自覚しており、最初から全力で戦って負けると後がない為反撃の糸口を掴むまでは手札を温存しようとする。お陰で、良くピンチに陥る。
実は身体が人間っぽい人形だったり、心どころか魂の根元から歪んでいるというかなりダークな背景を背負っていたりする。
本人も自分のダークっ振りはそこそこ自覚しており、普段からわざと内面を面白おかしく脚色するのはその為。
趣味は、写真撮影と人形整備。
最近のトレンドは、知り合いの少女たちの髪に手櫛を通す事。
どうでも良い裏設定だが、実は彼女の感情が徐々に発露し始めた原因は「吸血鬼異変」でのフラン戦。
「
主人公としての主題は、「喪失と再生」。
これからも、地獄が彼女を待っている。
・上海 蓬莱(しゃんはい ほうらい)
アリスが目覚めた時から傍に居た最古の人形であり、地底において道具の本懐とも言うべき最期を遂げた。
現在アリスが使用しているのは、彼女たちの容姿を再現した二体目になる。
手の平に内蔵された魔力障壁、アリスとの五感同調以外にも実は結構多機能なのだが、使用する機会を中々作ってあげられない。
すまん……二人ともマジすまん……
・生活用人形・戦闘用人形
アリスが上海と蓬莱の構造を理解し、素材庫の材料を使って作製した人形たち。
上海や蓬莱とほとんど同じ容姿と服装であり、他人にはまず判別不能。一体一体に名前があり、アリスは内心のみでその名を呼んでいる。
全ての人形には、動力源であり情報の記録媒体である
・ゴリアテ
原作にて、「東方緋想天」でお披露目される人形を巨大化させるスペルカードの名であり、人形本来の名前かどうかは不明。
この作品では、最初から普通にでかい。おおよそ、三メートルから四メートル程度の大きさ。
中型人形たちは木材や陶器の部品が中心だが、この娘たちは金属の部品が大半のロボッ娘である。
幅広の大剣を持つ近接特化型の一号機、両肩に砲筒を載せた射撃特化型の二号機、両手に分厚い盾を持つ防御(防衛)特化型の三号機が建造を終了している。
・アリス・マーガトロイド宅
二階建ての洋館であり、広大な地下空間を持つ謎の建物。
地下には使った食材が翌日に元通りとなる食料庫や、保管した分だけ空間が拡張される人形格納庫など様々な部屋があり、外出しなくとも何不自由のない生活を送る事が可能。
風呂もトイレも普通にあり、魔法使いというよりは人間として生活する事を想定された造りになっている。
拷問部屋に利用された形跡があったり、未だに開かない開かずの間があったりと明らかに不安しかない建築物だが、リスクと利便性を天秤に掛けた結果アリスは渋々この家で生活を続ける道を選んだ。
※以下、裏話。
彼女を主人公に添えたのは、「他原作の魔法が使える」「他原作の人形が作れる」「幻想郷のどこに居て誰と絡んでも、それほど違和感を感じない」「原作のチート勢にも、それなりに対抗出来そう」「パチュリーと絡ませてprprさせたい」といった辺りが理由。
最近は作者の願望を無視し、幼女とばかりキャッキャウフフしている気がする。主人公、仕事しろよ。
性格のモチーフは、「からくりサーカス」のフランシーヌ人形。「サモンナイト3」のヴァルゼルド。「るろうに剣心」の雪代巴。
モチーフが不憫なキャラクターばかりの為か、彼女もまた不憫な展開がデフォルトになりつつある。
記憶が曖昧なので断言は出来ないが、最初に彼女を知ったのは某動画サイトのMMD。
恐らく、作者が「東方project」という作品にはまる切っ掛けになったキャラクターだと思われる。だって可愛いし。
思い入れが強い分主人公としてかなり優遇し過ぎている気がするので、もっと虐められないものかと頭を悩ませている。私はSではない。
■自機組
・博麗 霊夢(はくれい れいむ)
第十三代目となる博麗の巫女。
歴代の巫女の中でも特に抜きん出た才能を秘めており、能力を含め「人間」というカテゴリの中では普通に最強。
人妖問わず平等でありながら人間臭い面も捨てておらず、強者と変人に好かれ易い。
妖怪と人間のいさかいや異変の主謀者をしばき倒すのが主な仕事だが、現世と幻想郷を隔てる博麗大結界の要である神社を守護するというのも役目の一つ。
神社は生半可な攻撃程度ではびくともしないが、最重要拠点なので念には念を入れての配置である。
幼児期にアリスと出会い一年ほどを共に過ごしており、その時大層甘やかされた経験からやや甘えたがりな性格になってしまった。
同時に、感情の薄いアリスへ懐いた事によって人格も少し引き摺られ彼女もまた原作よりも感情の起伏が少ない。
普段は自身の「空を飛ぶ程度の能力」により感情も浮かせているので問題はないが、悪酔いをしたりすると能力が切れ易くなる為たまに「甘え霊夢」状態になる。
この時ばかりは、アリスだけでなく魔理沙や早苗など知り合いとして認識している者にも甘えようとするので、普段とのギャップにやられる者が続出中。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・ただの知り合い(本人談)
・霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)
霊夢の
努力家で人情家であり、同時に激情家。
思春期特有の不安定さも相まって、我の強さの裏に同じくらいの強がりを秘めている。金髪の娘は可愛い。
なんでも屋、「霧雨魔法店」の店主。魔法の森の中に自宅兼店舗を構えている為、客足は非常に少なく常に金欠気味。
原作では霊夢と共に自機として同等の活躍をしているが、この作品では人間代表としてかなり弱く設定している。
弾幕ごっこの実力は高いものの、ガチバトルだとキャラクターたちの下から数えた方が早い実力しかない。
表の性格は半分ほど人外たちに舐められないようにする為の演技であり、長年演じ続けた結果素の性格として馴染んでしまったというオチ。
性格上チルノやにとりなどとは仲が良いものの、利他的なアリスの考えとは反りが合わず何時も反目している。
「友人との関係は対等であるべき」という意識が強く、よって彼女の中での霊夢やアリスは名目上「知り合い」という位置付けで考えられている。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・ムカつく奴(本人談)
・十六夜 咲夜(いざよい さくや)
紅魔館に務める、完全で
原作よりもやや真面目であり、冗談などを余り口にしない。
アリスとの付き合いは長く、故に彼女の性格をある程度誤解なく把握している。
レミリアに忠誠は誓っているが、彼女だけではなく紅魔館に暮らす全ての者を大事だと考えている。
自身の能力の影響により老化が遅れており、年齢不詳。とはいえ、彼女が紅魔館内で一番の年下である事に変わりはない。
かなりの実力者であり、こと戦闘においては甘えや楽観を許さないシビアなリアリストとなる。
門番である美鈴とは姉と妹のような関係であり、彼女は何時までも子供扱いされるこの関係をやや不満に感じている。美咲、美味しいです。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・恩のある友人(本人談)
・魂魄 妖夢(こんぱく ようむ)
主である幽々子に仕える、剣術指南兼庭師の半人半霊。
咲夜と同じく原作よりもやや真面目な性格に設定しており、口調も基本敬語しか使わない。作者が剣術少女に願望フィルターを掛けてしまったという、哀れな犠牲者。
実直で初心なので、幽々子を筆頭に良く他人からからかわれている。
剣術の腕前は相当なものだが、実戦経験が不足している為勝率はそれほど高くない。
偉大過ぎる祖父の背を遠く感じており、それでも受け継いだ当主の座に相応しくあろうと日々努力を続けている。
永夜抄でアリスの「
同じく永夜抄にて見事月兎を撃ち落し、気の置けない友人として友好を育んでいる。ミスチー、コイツです。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・命の恩人ではあるものの、少々苦手な方(本人談)
・東風谷 早苗(こちや さなえ)
とある事件により、現実世界で忘れられ幻想となってしまった為に幻想郷へと転移して来た守矢の
元々破天荒な性格だったが、それは自分が異分子である事を理解するが故の防衛策に近かった。
幻想郷での生活を続ける中で、ありのままの自分を曝け出しても許される土地である事を知り――彼女は、常識を捨てた。
これが、ミラクルフルーツ東風谷早苗の誕生した瞬間である――というのは冗談で、実際の彼女は利発で頭の回転の早い優等生。
例え真面目な雰囲気だろうと、自分の立場と状況を理解した上で平然と冗談を口に出来る、ある意味貴重な人材。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・先輩みたいに頼りにさせて貰える、強くて優しい人(本人談)
・鈴仙 優曇華院 イナバ(れいせん うどんげいん いなば)
月から逃げて来た、ラビットソルジャー。
月における、奴隷階級種族。
適正があるというだけで軍部に入った彼女は、才能を見出され特殊部隊に所属。月人でありながら戦場という穢れを身に受けていたので、この時点ですでに寿命を負わされていた。
生きる為に蓋をした生来の性格と、能力によって捻じ曲げた表の性格が乖離し過ぎた為に精神を病み、とある月人姉妹に見初められて彼女たちのペットとして養生する事となる。
人間が月に攻め入るという噂が月の都に広まり、また戦場に立たされるという現実に耐えられなくなった彼女は月からの亡命を敢行。幻想郷に着陸し、今度は輝夜たちに拾われる事となった。
「月から逃げて来た」という設定だけなのに、こんなにもダークな過去を背負わせて正直申し訳ないと感じている。だが、私は謝らない!
戦闘能力はずば抜けて高く、決闘ではないなんでもありの殺し合いになった場合恐らく幻想郷の上位陣にも届くほどの実力者。
しかし、性格上戦闘行為そのものに消極的の為、むしろ守られる側に回る機会が多いと推測される。
現在は永夜抄で敗北した妖夢を色々な意味で強く意識しており、仲良くなろうと奮闘中。レティさん、コイツです。
「東方紺珠伝」自機化おめでとう!
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・何を考えてるのか解らない、気味の悪い魔法使い(本人談)
※ここからは、原作順でキャラクターを紹介していきます。
この作品では関連性のあるキャラクターが別々の場所に飛んでいたりしますが、気にしてはいけません。
■東方紅魔郷
・ルーミア
アリスの知り合いその1。
宵闇の妖怪であり、人里から恐れられる人食い妖怪。
空腹時にアリスと出会い、散々餌付けをされた結果完全に懐いてしまった。
原作とは違い二次創作に良くある「そーなのかー」口調で喋っているが、それはアリスにもっと優しくして貰う為の演技。とはいえ、基本的な思考は素のままなので、結局精神面は普通に幼い。
精神と食欲が直結しており、量や質ではなく食事による多幸感でのみ空腹が満たされていく。
頭のリボンは封印の札なのだが、割と緩く度々解けそうになっている。
能力の拡大解釈などで戦闘能力をかなり高く設定しており、「闇」への対抗策を持たない者にはほぼ絶望的な相手である。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・食べたいくらい大好きな友達(本人談)
・大妖精(だいようせい)
「大妖精」という名前だけから、独自設定を盛りに盛った娘。
世界的に有名な樹木、○グ○ラ○ルから生まれた妖精。
表の名はメル○○○。真の名は、生まれの母と同じく○グ○ラ○ル。
何故、彼女が幻想郷に流れ着いたのかは不明。
特殊な生まれではあるが、戦闘能力などは普通の妖精とほとんど変わらない――はずなのだが、生まれた時に妖精王女の残滓と形見である弩を強制的に受け継ぎ、どうして良いかも解らず持て余している。
彼女が普通の妖精よりも賢い理由は別にあり、番外にて語る予定。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・強くて優しい魔法使いさん(本人談)
・チルノ
氷の妖精。
元気が取り得のお転婆娘であり、主に霧の湖などで他の妖精たちと遊んだり遊んだり遊んだりしている。
妖精として規格外の自力を持っており、その実力は閻魔にして「力を持ち過ぎる」と言わせたほど。
大妖精と同じく、彼女もまた二つの名前を持っている。
表の名はチルノ。真の名は○○○○○○。
大妖精とは別の形で特殊な存在であり、今後それらの独自設定を活かすかどうかは作者にも解らない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・友達!(本人談)
・紅 美鈴(ほん めいりん)
紅魔館の門番であり、屋敷の良心的な存在。
恐らく、幻想郷の中で最も妖怪らしくない妖怪でもある。
仙人や他の上位存在に昇華出来るほどの修練を積んでいながら、頑なに妖怪としての高みを目指し続けている変わり者。
立ったまま寝るという妙技を会得しており、暇な時は大体寝ている。他者の気配に敏感な為誰かが近づくと目を覚ますので、今の所仕事上の支障は出ていない。
過去にやんちゃな「イケめーりん」だった時期があり、紅魔館で門番として過ごす中で自分なりに外面や性格を矯正していった。
彼女は犠牲になったのじゃ。作者のギャップ萌え願望を叶える、その犠牲に……
作者が格闘戦の描写が苦手な為、戦闘面で要勉強としているキャラクター。
何時か、格好良い中国武術をバシッと決めさせてあげたいという野望を抱いている。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・こちらが心配になるくらい、優しい方(本人談)
・小悪魔(こあくま)
大妖精に続き、独自解釈を盛りに盛った悪魔っ娘。
位は最底辺であり、悪魔としての行動を取り続けなければ己の存在すら維持出来ないほどに脆弱な自力しか持っていない。
望まぬ生き方を強要され続けた為に性格がかなり捻くれており、その言動の八割が虚言と演技に塗れ本心はほとんど存在しない。
状況によって、自身の性格さえも演じ変えてしまうほどの役者肌。
内心では、罪を犯し続ける事への自己嫌悪を常に抱いており、その点においてアリスと馬が合う。
最近のトレンドは、やって来た大妖精をからかう事。
最終目標は、大妖精の身も心も堕とす事。
大妖精逃げて! 超逃げて!
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・面白い方であり、同時にかわいそうな方(本人談)
・パチュリー ノーレッジ
図書館の主であり、小悪魔の直接の契約者。
アリスの義手作製に協力した一人。(内部の術式を担当)
外の世界では、世界中の魔法を研究するべく各地を転々とするフィールドワークを続けていたという、割とアグレッシブな魔女だった。喘息の持病持ちとはなんだったのか……
紅魔館の一員となってからは、日々の大半を図書館の中だけで過ごす引きこもりへと極端に生活が変化している。
興味を抱いたものへの研究意欲が凄まじく、必要であればある程度の犠牲を全て無視して研究を続行しようとする。
アリスや魔理沙の影響によって人間臭さを身に付けてしまい、自身の変化を冷静に受け止める部分と戸惑っている部分という二つの感情に揺れている。
二人を良く未熟者として扱っているが、それは自分が魔法使いとしてある意味完成し、これ以上の発展の余地がない事を自覚している為。
周囲に格下の同業者しか居ない為、先達として見られようと時々見栄を張る事がある。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・未熟者。半端者。愚か者(本人談)
・レミリア スカーレット
ただのおぜうと見せ掛けた、カリスマと英知に溢れるスーパーおぜう。
逆に言うと、尖った性格ではなくなってしまいどこか没個性となってしまったキャラクター。
運命が読めるので、大抵の物事は彼女の思うがままに動く。負けるべくして負けており、勝つべくして勝つ。
作者は、彼女は生きていてつまらないのではないかと勝手に解釈している。
その能力故に新鮮な刺激に飢えており、その退屈を紛らわせる為に小悪魔と同じく「自分」というキャラクターを演じている節がある。
加えて重度のシスコンであり、妹の為ならば屋敷の全戦力を総動員してでも愛を貫く愚者。
彼女やフランのせいで度々紅魔館が壊れるので、妖精を囲いその力を利用して屋敷に再生機能を付けている。ここで、暴れるのを控えようとしない辺りが彼女が暴君たる由縁である。
巫女として極上の清らかさを持つ霊夢を(性的に)気に入っており、(性的に)屈服させようと画策しては返り討ちに合っている。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・まぁまぁ話の解る友人。私からフランを奪うようなら、絶対許さん(本人談)
・フランドール スカーレット
紅魔館の最終兵器。
狂気持ちというよりも、ただ力と能力が凄いだけのお姉ちゃん子なお子様になってしまっている。
ある意味、作者の望みとは最も掛け離れた性格になってしまったキャラクター。
違うっ。フランたんの魅力は、こんなものじゃないんだ!
妖怪にあるまじき優しさを持つが故に、自身の破壊能力を世界中で最も忌避していたが、様々な出会いの中でそんな自分を認めてみようと考えを変えるようになった。
アリスが最初に訪れた時、地下室に染み付いていた血は自傷行為として身体を引き裂いた彼女自身のものだったりする。
外出の許可は出されているが、今はまだ恐怖心などが勝っている為誰かが付き添ってくれないと外には出たがらない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・大好きなお姉ちゃん(本人談)
■東方妖々夢
・レティ ホワイトロック
アリスの知り合いその2
冬に出没する冬妖怪。雪女ではない。
知り合いには優しく、知らない者には興味がなく、気紛れに人間を襲っては凍らせるという、作中では一番妖怪らしい妖怪。
気性は穏やかであり自ら進んで騒動に首を突っ込んだりはしないものの、争いを忌避しているわけではないので必要があれば普通に戦う。
能力の拡大解釈により、かなりの強者という設定。
自分の恋愛には興味がないくせに恋バナには興味津々であり、誰かの恋を応援出来る日を心待ちにしている。
次の冬には、妖夢と鈴仙の関係に気付くかもしれない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・危なっかしくて、力になってあげたくなる友達(本人談)
・橙(ちぇん)
藍の式にして、妖怪の山の治外法権であるマヨヒガの実質的管理者。
真面目な勤勉家であり、何時も修行と鍛練に余念がない。
性格的に魔理沙と組ませ易い為、藍の式というよりは魔理沙の相方としての地位を得つつある。解せぬ。
同じ猫仲間であるお燐と接点を持ち、先輩猫として尊敬の眼差しを向けている。
発展途上という応援したいキャラクターなので、次の機会に壁を越えて貰う事になるかもしれない(アルカイックスマイル)
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・非常に優秀な方で、憧れるほどの強者(本人談)
・西行寺 幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ)
亡霊の姫。
紫の友人であり、能力によりあらゆる形の「死」を指先一つで出現させる事が出来るという、何気に最強キャラの一角。
でも、姫なので戦わない。
普段からゆるゆるふわふわとした態度で、虚実の入り混じった言動をして他者に真意を悟らせない。
どこまでが本気で、どこまでが冗談か。語っている言葉の意味すら、解っているのは本人だけという非常に面倒臭いキャラクター。
生前の記憶を失った喪失感と、長い年月を暮らして来た退屈を持て余しており、時折突拍子もない行動を取ったりする。
大食いではなく、ましてやユユトニーでもない。単なる食道楽を楽しむ人。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・惜しい人。届かない人(本人談)
・八雲 藍(やくも らん)
紫の式にして、幻想郷最強の妖獣。
主人に仕えるOL妖怪。
主に紫の名代として、結界の管理や人里を含めた各組織の監視、調査、折衝などを行っている。
仕事柄色々な場所へと赴く用事が多い為、食べ歩きが趣味。マメな性格なので、老舗から新店までチェックは欠かさない。
最高峰の実力者であり、実力者であるが故にある種の慢心や油断を抱えている。
真面目な性格だが、時折その真面目さが変な方向に向かってしまう。大体アリスのせい。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・稀有ではあるが、希少価値はない青二才(本人談)
・八雲 紫(やくも ゆかり)
幻想郷の創始者にして、楽園の永遠を夢見る乙女。
彼女の家は幻想郷のどこかにあり、正確な場所は本人と式以外は誰も知らない。
藍と同じく強者としての慢心を持つが、そうでもしなければ全てが予定調和過ぎて飽きてしまいそうというのが本音。
その性格を起因として出番の度に微妙に情けない場面が多く、作者としてはそろそろ大妖怪としての威厳を見せ付けねば、などと考えている。
自分の想定から外れてくれるイレギュラーを歓迎しており、故に破天荒な行動を取るアリスには少なからず期待を抱いていたりする。
つまらなければ殺し、面白ければ生かす。
彼女にとって、全ての存在は自分の玩具か遊び相手でしかない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・それなりに楽しませてくれる道化(本人談)
■東方萃夢想
・伊吹 萃香(いぶき すいか)
元山の四天王である鬼ロリ。
作者にとって、最難関のキャラクター。
口調、性格、立ち位置、どれをとっても書き辛く、だからこそどうやって描こうかと悩むのが楽しいキャラでもある。
ケンカ好きであり、気が向けば誰彼構わずケンカを吹っ掛けて楽しむはた迷惑な方法で退屈を凌いでいる。
知恵も回り、腹芸も得意。ただし、種族柄真正面からの堂々とした勝負を好む為そういった芸当もこなせてしまう自分の性格を余り好いてはいない。
霊夢の性格を気に入っており、大抵は博麗神社に居座って飲んだくれている事が多い。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・紙一重のバカ(本人談)
■東方永夜抄
・上白沢 慧音(かみしらさわ けいね)
人里で寺子屋を営む、半獣先生。
彼女の自宅は、過去の戒めとして人里の外に建てられている。
冗談も余り通じないような堅物であり、人里と人間の生活の為に努力する仁徳者。
冷静そうに見えて沸点が低く、特に悪事や悪人に対しては凄まじいほどの怒りを見せる。
人外の恐ろしさを十分に理解するが故に彼らへの警戒心が強く、移り行く幻想郷の風潮により人間と妖怪の新しい関係が始まった事に喜びと不安を抱いている。
この作品での大変貴重な常識人枠だが、常識人過ぎて自棄酒要員にもなってしまった。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・人間に理解のある外法者(本人談)
・因幡 てゐ(いなば てい)
老獪な兎詐欺師。可愛くってごめんねー!
他者の機微を読み取る才に長け、本人さえも自覚していないような本質を見抜いてしまう。
普段は竹林に住まうイナバの頭として生活しており、鈴仙をからかったり姫様の暇潰しに付き合ったりして暮らしている。
この作品では、アリスの異常さに冷静な突っ込みを入れる役であり、今後彼女とアリスとの絡みが増える気がする。
気がするだけで、本当に増えるかどうかは未定。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・無駄に頑丈な泥舟(本人談)
・八意 永琳(やごころ えいりん)
元月の頭脳にして、輝夜にとって唯一の側近。
小洒落た日本家屋に見える永遠亭は彼女の術によって防護されており、大抵の攻撃であれば軽く弾き返してしまうほどに頑強。それを一撃で貫いたアリスの魔法に、警戒するなという方が無理な話である。
全ての物事が輝夜を中心に回っており、姫の不利益となるものは全て抹消の対象として考えている。
勿論、アリスもその一つ。
だからといって即刻排除しようとはせず、時期が訪れるまでそれこそ永遠に虎視眈々と待ち続けられるくらいの忍耐力の持ち主。
輝夜が飽きるまでの関係だと割り切っている為、恩を売ったり親切にしたりもする。
紫クラスの術者であり、最強クラスの実力者であり、月都市も含めた世界最高の頭脳を持つ薬師。なんだこの完璧超人。
現在は、人里に置き薬の販売をしたり急患を治療したりと消極的ながらも外部との関わりを持ち、彼女自身も極まれに人里へと訪れたりしている。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・姫様に害を成せる不確定因子(本人談)
・蓬莱山 輝夜(ほうらいざん かぐや)
御伽話の「かぐや姫」本人であり、蓬莱の薬という不老不死の妙薬を飲んで月を追われた大罪人。
生粋の姫であり、市井の者とは考え方に若干ずれがある。
割とお茶目でからかい好き。また、好奇心も旺盛であり能力を使った観察は彼女の趣味の一つ。
その裏で、永遠以外の全てを「過ぎ去るもの」だと割り切り見限っている節があり、正しく二律背反の性格だと言える。
ちくしょう……そんな姫様を書きたいのに……ちくしょう……
逃亡者の割りにのんきであり、人里へ訪れる頻度は永遠亭組の中ではてゐの次くらいに多い。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・見ていて面白い人(本人談)
・藤原 妹紅(ふじわらの もこう)
地上の人間だが、輝夜と同じ薬を飲み不老不死となった蓬莱人。
通称もこたん。
人里でこの名を言えば、十人中九人は妹紅の事だと理解するほどの浸透度を誇る。知らぬは本人ばかり。
自宅は竹林近くに建てられた古い掘っ立て小屋であり、老朽化や決闘の余波で何時もボロボロの状態。
長く孤独な生を歩んだ事により少々やさぐれてはいるものの、根は優しく親切な性格。
不老であるが故に寿命を持つ他者を受け入れる事に抵抗を持ち、それでも人間である事を止められず結局は受け入れてしまう弱さを抱えている。
不死の身体を頼りにかなり自堕落で不摂生な生活をしており、日雇いの仕事などで実入りがあると世話になった人に食事を奢ったりして使い果たし、慧音から頭突きと説教を食らうまでが何時もの流れ。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・知り合いの魔法使い(本人談)
■東方文花帖
・射命丸 文(しゃめいまる あや)
清く正しい記者を自称する、山の組織の報道と情報収集担当。
弱者に強く、強者にへつらう典型的な天狗だが、優秀であり、狡猾であり、そして真面目で融通の利かない性格――いや、マジで。
真実を好み、虚構を嫌う。その度合いは、アリスの秘密主義を不義理と断じ一家言を申したほど。
実力も相当高いが、気位が非常に高く本気でやって負けると嫌なので適当に手を抜いて戦おうとする。それでも勝利出来る実績があるからこその舐めプ。
組織の古参に属し、内外を含めて非常に顔が広い。
中間管理職であり、上司である大天狗の無茶振りに何時も苦労させられている。あやや、涙拭けよ。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・取材対象(本人談)
■東方花映塚
・風見 幽香(かざみ ゆうか)
アリスの知り合いその3
太陽の畑を拠点に、季節の花が咲いている場所を放浪している大妖怪。
たった一人で幻想郷のパワーバランスの一角に数えられるほどの実力者であり、身体能力、妖気、固有の能力、全てが非常に高い水準でまとめられた安定した強さを誇る。
気ままでマイペースを貫く性格をしており、自身への干渉は容認しない代わりに他者への干渉はその時の気分次第で行うという、女王様気質。
また、強者や特殊な能力者を見つけた場合、弾幕、肉弾問わず勝負を仕掛ける好戦的な面を持つ。
今後、可愛い面を押し出すか残虐な面を押し出すかで悩み中のキャラクター。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・情けない娘。一度教育してあげたい(本人談)
■東方風神録
・犬走 椛(いぬばしり もみじ)
山の組織の下っ端であり、哨戒担当。この作品では、白狼組の部隊長的な立ち位置。
文、はたてとはそれなりに馴染みがあり、二人にだけは上司と部下というだけの関係から一歩進んだ距離で接している。
文にからかわれ、彼女が反撃(物理)をお見舞いし、はたてからとりなされるまでが日常。
文は彼女から嫌われていると思っているが、彼女が文をどう思っているかは不明。
はたては彼女を身分を越えた友人だと思っており、彼女ははたてを世話の掛かる上司だと思っている。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・優秀な魔法使い。敵に回せば恐ろしいお方(本人談)
■東方地霊殿
・星熊 勇儀(ほしぐま ゆうぎ)
萃香と同じ元山の四天王であり、現在は地底都市の元締めを行っているマッスル鬼。
豪放磊落とした気質であり、大抵の問題は拳で片付けようとする脳筋乙女。
神奈子とも諏訪子とも勝負が消化不良気味で終わってしまった為、再戦を強く希望中。
再登場させようにも本命の異変がすでに終わってしまったので、別の異変などで活躍する機会を作りたい。
姐さんの素晴らしさは、これからだ!(集中線)
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・面白そうな奴(本人談)
・火焔猫 燐(かえんびょう りん)
さとりのペットであり、怨霊を操る火車の少女。
通称お燐。「火焔猫」という苗字は、余り好きではないらしい。
明るく素直な性格で、我慢は苦手。
地底異変での紆余曲折を経て、アリスのペット(意味深)となった。
死体マニアであり、一番の好みは天寿を全うした身に残るほどの徳や業をまとった死体。
アリスにその片鱗を感じ、彼女の死体を手に入れられる日を心から待ちわびている。
実は甘えたがりであり、さとりが暇を持て余していると頭を撫でて貰いに他の動物たちと一緒に擦り寄っていく。さとりしゃま~、にゃでにゃでして~。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・悪い事をしてしまった、償うべき相手(本人談)
・霊烏路 空(れいうじ うつほ)
太陽神、八咫烏の力を取り込んだ地獄鴉。
単純で一途。その上素直で騙され易い性格の為、本来であれば長い修行を必要とする神との融合をあっさりと受け入れた。
しかし、規格外の力の流入に精神が堪えきれず、感情が暴走。異変の主謀者となってしまう。
その火力は幻想郷内でトップクラスであり、八咫烏の神力をまだ十全に使いこなせていない現状であっても、単純な力押し勝負では恐らく山の四天王クラスにさえ届くほど。
軽く暴れるだけで甚大な被害を生み出す強過ぎる力を持つ反面、その危険性をまったく自覚していない空飛ぶ火薬庫。
唯一の救いは、取り込まれた八咫烏の分霊がそれなりに紳士的である事。
さとりの目の届かない場所では、面倒臭がりながらも彼女の話し相手と手綱役を引き受けており、仲はそれほど悪くない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・お人形屋さん(本人談)
・古明地 さとり(こめいじ さとり)
地霊殿の主。黒幕ではない。
平穏な生活を好み、無用な争いや騒ぎを嫌う典型的な引きこもり。
性格は捻くれている上に排他的であり、実の妹と屋敷で暮らすペット以外には一切興味がない。
どうでも良い裏設定だが、彼女たちが暮らす地霊殿は元々地獄のエリート官僚が建てた別荘を買取り、灼熱地獄跡地へと移転させた建物である。
ペットはほとんど放し飼い状態であり、灼熱地獄跡地の火力調節を頼んだお空とは数年以上顔を合わせていなかったほどに放任主義。
お空の起こした異変後、河童や他の来客が微妙に増えてうんざりしている。
アリスの記憶を読み取る事で同じ秘密を抱える共犯者となったものの、本人がまったく出歩かないので知識も情報も役に立つ機会がない。
お燐やお空の保護者として出番を作ってあげたいので、そろそろ外出を覚えて欲しい今日この頃。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・出来れば二度と近づきたくない、迷惑な方(本人談)
■ダブルスポイラー
・姫海棠 はたて(ひめかいどう はたて)
噂好きで感情の幅が広く、友達想いで涙脆いという年頃の女の子のような烏天狗。
文と同じ報道と情報収集と担当する天狗だが、人見知りが激しい為そもそも性格が取材行為に向いていない。
それでも文に負けまいと奮起しているが、いまいち報われない事が多い。
過去異変編にて家財道具一式ごと自宅を失い、現在は椛の部屋(白狼用の合同宿舎)に居候して片身の狭い思いをしているという不幸っ振り。
はたて頑張れ、超頑張れ。
文、椛と一緒に、三天狗としてこれからも度々登場させる予定。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・頼りになる友達(本人談)
■その他
・森近 霖之助(もりちか りんのすけ)
こっそりアリスの知り合いその4。
魔法の森の近くに居を構える古道具屋、「香霖堂」の店主。
半妖であり、人間よりも遥かに寿命が長く食欲も睡眠欲も性欲もそれほど存在しないという非常に枯れた性格。
魔法道具の製造に精通しており、魔理沙の八卦炉は彼の作品。アリスの義手作製にも協力した。(内部機構を担当)
無縁塚という外の道具が流れ着く墓地に足繁く通い、拾って来たがらくたを店に並べては同じく拾って来た本を読むという充実した日常を満喫している。
アリス、霊夢、魔理沙、咲夜、妖夢、レミリア、幽香と、何気に幻想郷の中心人物たちが顧客に名を連ねていたりする。
世話になった恩師の娘として特に魔理沙を気に掛けているが、それはあくまで保護者としての心配であり恋愛的な要素は微塵もない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・客であり隣人(本人談)
・大天狗(だいてんぐ)
山の組織の重鎮であり、組織の頂点である天魔の側近として作った独自のキャラクター。
「大天狗」は組織においての地位であり、本名は不明。
変化の術を使い、普段は人里に居そうな平凡な青年を装っている。糸目のニコニコ顔と、ストレートの長髪を首辺りで一まとめにした髪型が特徴。
組織の最古参でありながら「若輩者」を自称し、主に山の外との折衝などが彼の役目。なので、組織の内部では仕事をしない自堕落な上司と思われている。
実際、天魔から役目を言い渡されない限りは他の些事に見向きもせず、趣味の絵描きを続ける自由人でもある。
彼自身が生み出した眷属である松明丸は、主人とは別個の意思である程度自由に行動を許された存在であり、松明丸に出来る事は全て彼にも出来る。
神の呪いすら弾く強大な火力に、山一つへ丸ごと吹き荒れる烈風と、組織のナンバーツーの肩書きは伊達ではないらしい。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・話の解る魔法使い(本人談)
・先代博麗の巫女(せんだいはくれいのみこ)
この作品のキーパーソンでありながら、その一切が不明の人物。原作でも不明点が多く、謎の多いキャラクター。
博麗の巫女としての任をまっとうし、最期は病によってこの世を去った。
彼女の住んでいた自宅は、人里の拡張計画が推進されていく過程で特に保存などもされず取り壊されており、現在は普通の住宅へと建て直されている。
更に、彼女を覚えている人物は人里の住人であってもほとんど居ない(伏線)
アリスの所感では、優しく、大らかで、時に少しだけお茶目な人物だったらしい。
霊夢が巫女となる前、スペルカードルールのない最後の世紀末な幻想郷を紫と共に守り抜いた人間側の守護者。
そろそろ、情報を小出ししていこうかと画策中。
もしくは、「故郷のねーちゃん」扱いで逸話だけを語っても良いかもしれない。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・??
・神綺(しんき)
win版の前、通称旧作と呼ばれる作品に登場する魔界神。
この作品の主人公を作製したと思われる人物だが、真偽は不明。目的も不明。
現在、魔界に居るのかも解らない。
ここから先は、魔界と関わりの深い人物に語って貰う予定。魔界……封印……船……う、頭が……っ。
微妙に何度か登場したが、彼女は残滓であり本人ではない為内面などを正確に再現されているかは謎。
実際、全てが思い通りに出来る魔界の創造主ならば、もう少し弾けた性格をしていそうな気がする。
Q・アリスの事をどう思っていますか?
A・??
※最後に、お遊びで書いてみた幻想郷縁起のアリス追記
追記になるので、前文は原作のままとなります。
■幻想郷縁起 ~アリス・マーガトロイドの項追記~
【隠れた一大勢力】
彼女の顔は、とにかく広い。
博麗の巫女を始めとして、紅魔館の吸血鬼、白玉楼の亡霊姫、永遠亭の姫と薬師、果ては太陽の畑の花妖怪とその交友関係は幻想郷でも随一を誇ると言えるだろう。※1
勢力などには属さない妖怪とも知り合いが多く、逆に彼女と敵対状態にある者は極端に少ない。
これは、彼女が縁を結んでいる者たちが幻想郷のパワーバランスを担っている勢力ばかりであり、下手に手を出すとそれらの者たちに介入される危険を感じているからだと思われる。或いは、それを見越して八方美人を演じているのかもしれない。※2
以前に彼女が誘拐されるという事件があり、その際は人間妖怪問わず多くの者たちが彼女を救出しようと大立ち回りを演じた。
結局この事件は、とある烏天狗の暴走という事で解決したのだが、前述の考察を裏付ける良い証拠と言えるだろう。
友好的な組織も多い為、彼女が望めば複数の勢力が一斉に異変を起こす可能性もあるかもしれない。
今後、要警戒の人物である。
【笑わない人形】
彼女は笑わない。というよりも、表情が一切変化しない。
能面のように無表情のままであり、感情を乗せずに淡々と喋る。対面している者からすれば非常に不気味である。※3
写真機を扱える者の間では、彼女の笑顔の写真に懸賞金まで掛かっているらしい。
表情の変化に乏しい事から、人里では感情の有無を疑う声まで上がっているほど。
そんな顔と声をしていながら、彼女を慕う者は人間にも妖怪にも居る。謎である。
彼女は話し掛ければ普通に会話してくれるので、不安に感じる者も、不審に感じる者も、一度彼女と対面で話してみると良いかもしれない。※4
※1 その全てが友好的な関係とは限らないと思われる。中には、互いの腹を探り合っている組織もあるかもしれない。
※2 虎の威を借る人形遣い。
※3 交渉役からすれば、心臓に悪い事この上ない。
※4 しかし、その結果を私は保証しない。
全員じゃないのに、凄い長い!(驚愕)
今回書かなかったキャラクターは、また別の機会に書こうと思います。
続きまして日常第一弾は、皆大好き慧音先生――というよりは、寺子屋の話になりそうですね。