tsプロゲーマー配信者なぎちゃん   作:ヲタクフレンズ
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※章分け不評なんで辞めました、困惑させてごめんね!
書いたけど続きが書けなかったり過去話だったりの短い話です、本編とはあんまり関係ないです、ホントだよー!ほんとほんと。
なぎちゃん視点の話は一切ないです、注意。


みじかいおはなし。まとめ

【過去。彼女の場合】

 

 ある春の日だった。

 

「先輩……?」

 

 愛しの、私の、私に生きる事を教えてくれた先輩に声を掛ける。

 

「初菜、おはよう」

 

「おはようございます、先輩」

 

 となり、失礼しますね。と言う前に手招きされる。

 

 先輩はエスパーか何かかな、それとも私がわかりやすいだけなのだろうか、表情が顔に出ていたのかもしれない、その度優しく笑われるものだから、正そうにも、なんだかな。

 

「今日は朝から屋上ですか?珍しいですね」

 

「初菜こそ、良く此処にいるってわかったね」

 

「先輩の居る所に私は居ますよ」

 

「ははっ、そりゃ頼もしい」

 

 本当は先輩の着る服全てにGPSを埋め込んでいるのだけど、妙なところで感覚が鋭い先輩は次の日には全部破壊してたりして、今日は遅れてしまった。

 

 先輩のクラスの人に問い詰めるのは少し骨が折れた、何で素直に話してくれないんだろうか?疲れるからやめて欲しい。

 

「初菜、今は楽しいか?」

 

「突然ですね……楽しい、ですよ。先輩といる時は本当に」

 

 元々、私は引きこもりと言われる穀潰しで、家から出ずやりたい事だけして、他はお母さんに全て任せっきり、それでもいいってお母さんは言ってくれたけど……そんな私が、やつれていく母の姿を見るたび、嫌になっていった。

 

 高校に行ったのはそんな私を変えたかったから、なんて高貴な考えじゃない。少しでもそんな母を見ないようにする為で。結局の所私の醜い感情でしかなかった。

 

 そんな感情を持ちながら学ぶ学校は酷く退屈で、無価値で、何度やめようと思ったか。……勉強も運動も出来たせいで疎まれて、酷い事もされそうになった。

 

 でも……先輩の飾りない言葉で、少しずつだけど……変えられた、って、思ってる。元気な母を見るのは、今は少しだけ嬉しいから。

 

 それ以上に先輩と居る事が、私にとっての幸せでありたい。

 

「先輩、好きです」

 

「うぇ?突然過ぎるっての、つーか初菜に自分は釣り合わないって、やめとけやめとけ」

 

 毎日言ってるのになんで本気にしてくれないのか、毎日言ってるのに……やっぱり監禁するしかないのか?いやでも、先輩に勝てるビジョンが思いつかない。

 

 褒められる程強くないって否定しても、それは違う、比較対象が上しか見てないからだ。

 

 ……何故、そんなに出来る事が多いのか、なんだか聞いてはいけないと思って、その理由はわからないけれど

 

 この前作った捕獲ボールを改造して人も入れるようにすれば、一か八かあるかもしれないけど、それで嫌われたら本末転倒だ。

 

「来年は初菜が部長なんだから、頑張ってくれよ」

 

「勿論です、先輩の作って行った技術を、世界に発信出来るようにしますね」

 

「いや、自分が作ったものなんて殆どないぞ……?」

 

 それは違いますよ先輩、確かに先輩は自分で作る事はしませんでしたが、私や司先輩の発明したモノの問題点の全ては、先輩のアドバイスが元で解決出来たじゃないですか。

 

 初めてあった時から卑下にするのが得意なんだから……そういう先輩も、好きですけど。

 

「……?先輩、疲れてませんか?」

 

「そうでもないさ、そろそろ授業だぞ、行かないのか?」

 

 本当かな、目の隈がいつもより濃い、いつもより、どこか言動がふわふわしているし、心配です。私は頼ってほしいのに……どうして何も言ってくれないんですか。

 

「先輩こそ、今日もさぼりですか?」

 

「だってわかんねえし」

 

 あほあほな先輩はかわいいなぁ……好きです。また私が1から10まで教えないといけませんね。

 

 先輩、私に教えてもらってる時、悔しそうにしているのもかわいい……好きです。

 

 先輩の肩に寄りかかる、先輩の髪が少しだけ私に重なる。

 

 また髪整えてないんですね、失敗したな、今日はセット道具を持って来てないから髪をいじれないです。

 

「絶対に離しませんからね……」

 

「うお……ゾワっとした」

 

 あの時、絶対に離さないって、言ったのに。

 

 どうして離れていくんですか………?

 

 年月が経って、やっと会えると思ったのに。

 

 今日も隣の部屋の扉は、開く気配がしなかった。

 

 

 

【過去。彼の場合】

 

 

 

 一人、部室で研究をする。他人と話せば世間でいう人気者みたいな扱いをされるが、生憎と俺様は一人で研究する方が気楽で良い。

 

 そろそろ時間だが、あの二人は来るだろうか?来ない日もあれば、来る日もあったりと忙しい二人だが……まあ一人でもこの研究は続けられるから良いんだけどよ。来て欲しかったりしたり?

 

 なんてな、ずいぶん寂しがり屋な性格になったもんじゃないか俺様も。

 

 机に乱雑に置かれた白衣を着込み、首に掛けてた黒いグラサンを付ける。これで俺様の完成ってな!

 

「お邪魔します」

 

「よーす、今日は何やんのさ」

 

 入ってきた相も変わらずな親友を見る。隣には初菜ちゃんも居るようで。仲がいい事良い事、ぶっちゃけ羨ましいぜ。俺様に後ろに立つ女性は必要無いが、羨ましいか羨ましくないかは別だ。

 

 まあ、だからって初菜ちゃんは……顔もスタイルも良いけど怖いからNGです。ありゃあ一つでも拗らせたら取り返しがつかなくなるぐらいの依存度だ、触らぬ神に祟りなし。悪いな親友、もしもの時は頼んだ!

 

「大型ハドロン衝突加速器って知ってっか?」

 

「お、おう……?知ってるか初菜」

 

「高エネルギー物理実験を目的としてCERNが建設した、当時の世界最大の衝突型円型加速器の名称ですね、最大重心衝突エネルギーは碓か14TeV付近に達するとか……まあ、すごいつよいビームとでも考えていただければ」

 

「へ、へえ、馬鹿にしてるだろ初菜。いやまぁ……ピンと来ないけどさ」

 

「ふふっ……バカにしてないですよ、先輩にわかりやすく言っただけです」

 

「ぐぬぬ……」

 

ここに後輩に言い負かされる先輩がいるらしい。バカだなあ凪沙は、まぁそれも美徳なのかもな、少なくとも俺様にはない視点での話が聞ける点は、敵わないな。

 

「んまぁ、それらの文献から発想を得た疑似小型ブラックホールの作成だよ」

 

「いや…それ危なくないか?」

 

「まぁうん、なんかしくじったら学校無くなるだろうな」

 

「成る程、地の果てまで私と逃げましょう先輩、衣食住は全て私に任せてください、実は北海道の余った土地を横領できたんです、さぁ行きますか」

 

「い、いやいや、行かねえし、てかなんだその嘘、横領ってなんだよ、浮いた大地にどう足つけりゃ良いんだっての……飛行機高えし、ああいや、ジェットパックあったっけ?でもあれ人間が耐えられるもんじゃないけど」

 

「って待て待て!大丈夫だって安心しろ!俺様がミスしたことなんて一つもないだろ?」

 

 ……なんだよ二人してそのジト目は。

 

「焦土実験の件は忘れねえぞ」

 

「部費が尽きたからって勝手に私の研究中だったNEXUSを企業に売ったの、許しませんから」

 

 久しぶりの本気の殺意に冷や汗をかく、やっぱ破壊兵器を作ったのはダメだったよなぁ、跡形もなく壊したしもうなにも問題はないが、プロトタイプ宇宙旅行兵器NEXUSを売ったことについては本当に申し訳無いと思ってる。

 

「い、いやあ……ははは、まぁでも失敗したことは無いだろ?結果的には」

 

「その過程に巻き込まれる身にもなれよな……で?今どこまで進んでんの」

 

「ん、おう、こんな感じだ……」

 

 ……俺様と凪沙二人で始めた技術研究同好会も、思えばもう三年近くいたのか、俺様が去る前に、研究を受け継いでくれそうな有望な人材を見つけてくれた凪沙には感謝しねえとな、これさえ開発できれば、全ての工程が上手くいく筈だ。

 

 赤城財閥秘蔵の文献によれば、100年前にパァールツヴァルシュ号が飛来してきた際に、大規模な時間軸の変動によって生まれた大型ワームホールが未だ宇宙空間に残っているらしく。

 

 未だ人類が辿り付けてない、時空の観測者として世界旅行と洒落込めるのではないか?

 

「……ま、この時間、いや空間は面白くて有意義なんだかな」

 

「そうですね、私もです……まぁ今すぐに部屋から出て行ってくれれば、先輩と二人きりになれてもっと嬉しいんですが、今からでも赤城財閥に入社してきてくれませんか?」

 

「あ~これ……部品取れてんじゃん、細かい所しっかりやれよな、ってふたりとも何の話ししてるんだ?」

 

「いやぁ流石に、それは親友が可愛そうなんでな、うん」

 

「へえ、言うじゃないですか、今日こそ滋賀県で決着付けますか?」

 

「お、おお、落ち着け、落ち着け。な?あっそうだ初菜!今日プリン焼いたんだよ、一緒に食おうぜ」

 

「プリン……先輩の……?食べます!」

 

 はは、賑やかな事で、んまぁその方が俺様も楽しいけどな。自然と顔が笑顔になってくる。

 

 親友に誘われるがままにここまで来たが、それで良かったかも知れない。やりたいこともなく、退屈を享受し、停滞を望む。それもそれで俺様らしかったが。

 

 今の俺様らしくはない。

 

「~~~~がはははは!!!俺様にも食わせろお前ら!」

 

「あっ!それは私のですよ!何勝手に食ってんだテメェ!」

 

「ま、まぁまぁ……口調壊れてるよ初菜、まだ有るから、な?」

 

 どうやら俺様は楽しんでいるほうが好きみたいでな。この空間が、研究の次に楽しかったりするみたいだ。

 

 だからまぁ……この空間を作ってくれた凪沙には、いつか恩返ししねえとな。

 

 何があったとしても、今度は俺様が恩を返す番だぜ、親友。

 

 

 

【赤城三音の一日】

 

 

 

 赤城財閥、世界的に有名な財閥家であり、宇宙船パールツヴァルシュ号の船員の一人である赤城博士の子孫だ。

 

 開発担当であった赤城博士は遠い遠い未来の技術を日本各地に反映させ、世界の情勢を著しく変えに変えた人物だ。

 

 何の意図があって世界を変えたのか、日本を変えたのかは赤城博士に限らず、他の船員達も口を割る事はなかった。

 

 ただ、唯一最後に、近しい事を赤城博士は自らの死を悟りつつ、自分が辿った未来をその子孫に言葉として残した。

 

「安心していい、我々がこの世界に来た時点で、我々が辿った終わりゆく世界の未来は永久に来ない。本来の正史に対抗する為、宇宙でカビ掃除(・・・・)を終え……日本の文化圏を変え、固定存在を創り、選定され失われるであろうロストテクノロジーを当たり前の世界にさせた。明確に分かたれた事象を、時空を、世界の再構築を始めた」

 

「我々に出来るのはここまでだ、今後の世界を担うのは……君達だ、重い荷物を背負う事になる、悪いとは言わない、ただ辛い事になるのはわかっている……心の拠り所は、育むべきだね」

 

 一方的で、その全てを明確にしない赤城博士らしい物言いは、私《わたくし》の代までしっかりと受け継いで来た。

 

「……ええ、解ってますのよ、赤城に生まれた身ですもの、私に自由は少ない事ぐらい」

 

ですけれども…ええ、ですけれども!

 

「つらい!めんどい!だるい!いーやーだ!らくしたい!」

 

 特に外交がいやだ!何処もかしこも警戒し過ぎですのよ!日本は核を持たない平和な国でしてよ?!あ、いいえ、まぁ核よりやばい兵器は東京要塞の奥に眠っていますが。

 

 ですが!戦争を起こすつもりも!何かを始めようとするつもりも無いのですのに!やれ何だこうだ宇宙船が兵器がなんだ……めんどくさいですわ……まったく。

 

「ロシアとアメリカぐらいですわね、警戒を緩めてくれるのは。最も前者はフェリス様が、後者は内戦を収めた信頼からですけれど」

 

 技術革命で暮らしやすく楽なのは大いに結構でしてよ、でもその楽で外交が上手くいかないのは本末転倒ですわね……いっそ全世界統一してもよくてよ、責任は私以外の誰かでよろしくお願い致しますわ?

 

「そう、例えば末端で一番優秀な久城(くじょう)家の司さんとか!共に船員の子孫同士!私の責務を代わりにやってもらうのも手ですわ!」

 

 ……はあ。

 

「そうも言ってられませんわね……先ずは破壊されたパールツヴァルシュ号の全パーツの回収、それから計画図の奪還……南アジアもそうですが、日本でも工作員が紛れてますわね」

 

 特に海底庭園付近が怪しい、問題を起こすに丁度良い場所でしょう、関西の方にも人を置きましょうか、滋賀県は平常運転として……北海道の様子も見に行かねばなりませんわね、近日フェリス様が日本に来日なさる際に意見交換の場も設けなければ、アマゾン熱帯雨林付近は好印象……やはり中国との隔離問題は、何とかしないといけませんね。

 

 パッと思いついただけでやる事が浮かび上がって嫌になりますの、怠惰を享受していたい、ポケモヌだけやっていたい、VRフィールドの猫カフェで一生じゃれついていたい。かわいいに包まれて生きていたい。

 

 ……うん、今度司さんに全部任せて一日空けよう、何か新しい癒しを見つけよう。

 

 自惚れでは無いですが、赤城財閥は世界の中心と言っても差し支えない。

 

 その一当主としての責務が私にある内は。

 

「よし、今日のスケジュールは大まかに決まりました。セバスチャン!いるのでしょう、車の準備を、私兵隊は入りませんわ、東の方に置いておく事、それからーー」

 

 赤城に生まれた身としての義務を果たしますわよ。

 

 

【上司とその部下の部下の部下】

 

 某所、ある実験室にて、二人の男女が疲れた様子で人をダメにするソファーに伏せていた。

 

「〜〜!疲れましたわ!もうほんっとうに、疲れましたのですわよ!」

 

「俺様も同感っすわ……やっぱ擬似精霊を作るには何か足りないっすねえ」

 

「ナノエーテルは揃いましたし。高エネルギー反応も推定通り……なのにですわ、結局作れたのはこの微小生物のみ……嫌になって来ますの」

 

 と、愚痴る彼女は自慢の金髪ツインテールを整え直す。

 

「失敗したとはいえ本当に素晴らしい腕ですわ!今すぐ(わたくし)の元で働いて欲しいのですのよ?」

 

「いやぁまだ権力持ちたくないお年頃なんで、勘弁して下さいな」

 

 対する赤髪のサングラス男は、タブレットを見て、何やら思案しているようだ。

 

「どうしましたの?司さん、熱心に記事を見つめてますけれど」

 

「んやぁ、この宇宙の粒子、使えないですかねーって」

 

「最近になって地球付近に蔓延して来た星雪(ほしながれ)……ですの?確かに宇宙エネルギーであるなら……いえしかし、成分が明らかになっておりませんわよ?人体に多大な被害を与える微粒子なら残念ですけれど……」

 

「思っただけっすよ。っさてと、片付けますか、赤城さん。」

 

 と、赤城と言われた女性は少し不機嫌な顔をする。

 

「……別に年もそう変わらないのですし、名前で良いと言ってますのに」

 

「ははは。もしバレた日には俺様の首が無いんで」

 

「それは困りますわ!司さんがいらっしゃらないと私、楽が出来ませんもの!楽が!帰ってなぎちゃんの配信を見るのですわ〜!」

 

 その言葉に思わず苦笑する司、どうやら親友は赤城財閥の後継娘にも気に入られるようだ。

 

 そう、司と話している金髪ツインテールのこの女性こそが、赤城財閥の当主、赤城三音(せきじょうみつね)である。

 

 そも赤城財閥とは何をし、どう言ったモノなのかというと、その大部分は最先端技術の行使、また純エネルギー波、時空干渉などにも広めており……それらは最終的な目標である【パァールツヴァルシュ号】の完成の為である。

 

地域運営やマンションの管理、他国との外交などは二の次で、そういったのは信用を得るための責務らしい。

 

 その為の、エネルギー波の確立。時間跳躍を行えたと言われる宇宙船の、未来のオーバーテクノロジーの作成、そして、それらの部品、オーパーツの回収。

 

 それが赤城財閥の目的であり、使命であり、その為に命を捧げなければならない……らしい。

 

「そんなの疲れるだろ、俺様と変わらない歳で、あんまりだぜ……?」

 

「司さん?何か言いましたかしら?」

 

「い〜や、なんでも。それより帰ったらゲームの練習でもしましょうよ、みらくるカートのあの順位は流石に……うん、赤城の恥」

 

「は、恥!?い、言いましたわね!?望むところですわ〜!!」

 

 

【なぎ民親睦会In滋賀県〜第一回戦場編〜】

 

 

「あ、黒曜石の剣の人!」

 

「おお、そんな貴方はレールガンの人!」

 

 名も知らぬ者達が、背負っている武器を見て判断する。そう、同士だと。

 

「……はっ?!見ているな、誰だッ!」

 

「くっくっくっ……アイサツ!こんばんわ、レールガンの人。にんにん!とう!」

 

「うおおおおおおお!ニンジャ!アイエエエエ!」

 

「懐かしい言葉だ……師の教えを受け早数十年、こうしてニンジャとしてまた滋賀県に来るとは……」

 

「どうせVRフィールドで知り合ったんやろがーい」

 

「えへへ、バレました?」

 

 こうして揃ったなぎ民の三人。なお誰も名前を知らないのである!仕事も年齢も住所も知らないのである!

 

「いやぁここは変わらないですよね、見て下さいよこの池、綺麗っすよね」

 

「これから汚くなるんだけどな!わっはっは!」

 

「……いやぁ、清掃部の同士に本当に申し訳ない……部長に給料上げて欲しいって頼まないと……」

 

「おや、ゔぁーちゃる教団の社員で?それは申し訳ない、文句なら田中に言ってくれ」

 

「田中が悪いよ、田中が」

 

 そう、田中が悪いのである!

 

「どうも、ここが今回の戦場ですかね」

 

「そうです。貴方は……え、もしかして」

 

「プロハンニキ?!まずいですよ!明日生配信でしょあんた!怪我したらどうするんですか!」

 

「いやあ、ははは……体が闘争を求めちゃって、本社に連絡した帰りなんですけどねこれでも」

 

「気狂いだよー!あんた、気狂いだよー!」

 

「……そっか。プロハンニキ、アマゾン熱帯雨林付近の企業社員でしたね、どうです?和平交渉」

 

「概ね成功かな、いやね……日本ってこんな平和なんですよ〜ってなぎちゃんの配信アーカイブ見せたらね?」

 

「え、嘘……まさか」

 

「なぎ民化しましたよ!いやぁやってみるもんダァ……」

 

「なぎちゃんの存在が世界を平和にした瞬間である」

 

「まぁこれから滋賀県は混沌と化すんですけどね!」

 

「おや……あのシルエットは」

 

 シルエットが見える、レールガンの人の戦闘用スカウターに表示される名前(田中)を見て、同士(なぎ民)に伝える。

 

 さあ、開演だ。ここに死者の出ないなぎ民同士の争いが、今始まる!

 

「また滋賀県が戦場かよ!就職したての初仕事が清掃かよ!チクショーー!!」

 

 そんな哀れな一人のなぎ民の言葉を残して。




感想ありがとう!誤字報告助かります。感謝!
評価も嬉しいよ、ありがとうね!
さてしばらくは本編を進めようかなと思ってたり、外伝を書くとしたら掲示板回カナー




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