もうやってられっか!!俺はアズレンを抜けるぞー!! 作:捌咫烏(2代目)
うぉおぉぉおおおぉぉぉおおおオオオOOOoooOoo!!
ライン消すなんてできるかぼけえぇエエエエ!!?
アズレンダイエットしてくれえぇエエエエ!!?
作者のそんな慟哭をよそにユウ大佐は赤城、エンタープライズを連れ自身の『第3遊撃支援艦隊』に割り振られた港を訪れていた
「あっ!指揮官にゃ!」
港の海に隣接する屋根付きのドックに向かおうとするとユウ大佐に気づいたのか頭にネコ耳が付いた緑色の長髪にだぼついた裾がトレードマークの小柄な少女が近寄って来た
「明石!大事ないか?」
「大丈夫にゃ!“ネズミ捕りに何匹か掛かった”けどちゃんと“処分"したにゃ!」
先ほどのエンタープライズの報告を聞いて『重桜』の工作艦明石に聞くが明石は『エッヘン!』と腰に手を当て胸を反らして自信ありげに言う
それにしてもこの港にはよくネズミが出るようだ
おや?沖の方にドラム缶が数個ほど……あっ…沈んだ
「それで明石、アレが完成したって本当か?」
「モチのロンにゃ!指揮官アレを見て腰抜かすんじゃないにゃよ?」
明石が先導する4人は海と繋がっている屋根付きのドッグの扉の中に入って行く
中は足元の非常灯しかついておらず非常に見通しが悪かった。ユウ大佐一行はその中を進みある場所で止まる
「明石、明かりを」
「ちょっと待ってにゃ…よしコレにゃ」
どうやら明かりのスイッチを見つけたらしく明石がユウ大佐に言う
「コレが完成した『戦闘支援艦』にゃ!」
その声と共に明石が明かりを点けるとユウ大佐の目の前には1隻の軍艦が現れた
「コレが…」
その船の姿を“こちら側”の人間が見れば海上自衛隊初のイージスシステムを搭載した護衛艦である『こんごう型』ミサイル護衛艦にそっくりだというだろう形をしていた
艦砲は船首と船尾にある単装砲2門しかないが随所に対空銃座が置かれており高い対空能力があることをうかがわせる
そして艦橋には各陣営のレーダーや無線機などの電子機器技術が惜しげもなく積み込まれており高い索敵能力、通信能力が付与されている
そして甲板の六カ所にあるクレーン、本来フックが付いてある先には足かけが付いておりこれは並走する戦闘員を回収するためのものでスムーズな収容が可能だ
「どうかにゃ指揮官、感想は?」
「想像以上だ…よくぞここまでやってくれた」
「指揮官がいたらこそのこの船にゃ…じゃなきゃどんな陣営でも作れっこないのにゃ!」
ユウ大佐の指揮する艦隊の別称は『外人艦隊』
これは本来『アズールレーン』所属であるはずの艦隊に敵側である『鉄血』『重桜』の戦闘員が所属しているためであり、これによってどの陣営にもない全ての陣営技術でできた船という規格外の代物を作ることができるのだ
「……よし、これより我が艦隊は第2段階へ移行する」
アズールレーンができない(涙目)