「緋色の狩人」 ガンダム0083 STARDUSTMEMORY外伝 作:ずん侍
「艦長…この艦はもう確実に捕捉されてますな。」
「ああ、連邦は近いうちに仕留めに来るだろうな。」
「この間の戦力で耐えられるのでしょうか、
物資も少なくなってきていますし…」
「何とかするしかないであろう、今他の残党軍と
合流すれば彼らの居場所まで割れてしまうしのぅ。」
「次に来るものを撃沈してこちらの位置が分からないよ
うにしなければならないのですね。」
「ああ…」
…………
「アディ技術員はいらっしゃいますか?」
「なにかな? 」
「戦術班の者ですが、あの新型MSについてお聞きしたい。」
「今開けますね。」
「お忙しい所申し訳ない。私、ラリットと申します。
単刀直入にお聞きしますがあの機体はなんなんですか?
あの様な性能のものは見たことがない。」
「あれはですねシャア専用機として開発した物でして、シャア大佐が乗るはずだったんですよ。
ゲルググSJのSはシャア専用機という意味ですからね」
「ほう、ならば何故アミダ中尉が?」
「シャア大佐はア・バオア・クーでジオングで出撃し
ガンダムにやられたのでね、テストパイロットをしていた彼女に託したのですよ。」
「シャア専用機ならあの強さが納得できますな。」
「あの機体を乗りこなす彼女も異常なんです。
あの機体はザクIIの5倍の推力があるんですよ、
そこらのパイロットならコントロールを失って戦闘どころじゃ無いですからね。」
「彼女はシャア大佐の様になれると?」
「ゼロではないと思っているよ。今の所5機落としてるからね。だから今はもう彼女専用機だよ。」
「ほう、名前はどうなるんです?」
「ゲルググSJ ドイツ語でね彼女の髪の色にちなんで
緋色の狩人、シャルラッハ イエーガー 」
「良い名前ですね、エースらしい。」
後ですね、あのビームライフルはなんです?
MSの携行兵器で、あの威力もおかしいでしょう。」
「ああ、ビームバトルライフル(BBR)ですね。
良いでしょうあれ、MIP社に作ってもらったんです。」
「照射も出来るんですよね?」
「5秒だけ、だけどね。」
「5秒でも十分強力です、戦艦の主砲並ですよあれは。」
「これで以上かな?」
「……あの、頭の切れる貴方に相談なんですが
今この艦は連邦に捕捉されている上に物資不足
となっています。何かいいアイデアはないですか?」
「そんな事無いですがね…。
敵の艦から物資奪えばいいんじゃないですか?」
「はい?」
「ブリッジと戦艦の武装を破壊すれば兵は大体
殲滅できるからね。残りは武装解除させて捕虜にし、
後の物資は手に入る。」
「そんなことが出来るのですか?」
「BBRがあればブリッジを破壊することは容易だしね」
「これならいけるかもしれませんね…
提案ありがとうございます。では失礼します。」
「頑張ってね。」
アミダには活躍して貰わなきゃ、
私が造ったMSで戦果を上げれば、私の評価は上がる
そうすればサイコミュ兵器開発も夢では無い…
「ダミル大尉、勝機が見えました。」
「ほう、見せてみなさい、…これは君が立てたのかね?」
「いえ、アディ技術員の協力を得たものです。」
「アディ、確かアミダ中尉達と共に来たジオニック社の技術員だな?」
「はい。」
「……確かにこの作戦ならば物資も手に入る。
だが捕虜が暴動を起こした場合に、数の少ない
我々には脅威となる。軍人は消せ」
「承知しました、そのように致しましょう。」
「うむ。この作戦を皆に伝えよ。」
「はっ!」
しかし…あの技術者は侮れんな、あんな作戦は
見たことがない。頭が良すぎるのも考え物だ…
どうしたものかな…
「アミダ中尉!作戦が発令されました!」
「ありがとうダリム少尉。」
「いえ、しかし…こんな作戦中々ないですよ。」
「ふむ、よく出来たものじゃないか。」
「それ発案したの技術者だそうですよ。
えーっと、あ、アディさんです。」
「アディが…確かに彼は頭がいいからな。」
「そうなんですね。我々は艦隊のブリッチを破壊する事
と後は第1MS隊の援護ですね。敵艦想定は2隻か、
妥当ですね。」
「そうだな、後この艦はもう捕捉されている。
連邦の艦の方が速いらしいから作戦開始は時間の問題だな。」
「準備を進めなければ。」
「MSの状況を確認しに行きましょう。」
「了解です。」
ガンプラも作ってましてゲルググSJ作ってみました