「緋色の狩人」 ガンダム0083 STARDUSTMEMORY外伝 作:ずん侍
「第1MS部隊の2番機から通信入りました。」
「繋げ。」
……「敵艦の無力化に成功、1 3番気に見張らせています。」
「歩兵戦部隊を輸送しよう、コムサイに乗せて送れ。」
「了解致しました。コムサイに歩兵部隊を収容し次第
敵艦に向かわせろ!」
「了解、」
「出動命令が出たぞ!5分で出る、準備急げ!」
「はっ!」
「はぁ…」今回も聞こえたあの声…何なんだろう。
不思議な感覚がする…何かが共鳴するような…。
いつからだろう、多分この機体に乗り始めてから…
ともかく、今は作戦が続いているんだ。作戦が終わったら、アディにでも相談しよう。
「良し、皆乗り込んだな。10分後作戦行動開始、今回の作戦では無抵抗の軍に所属していない者以外には射殺許可が出ている。簡潔に言うと抵抗する者は撃てという事だ。躊躇するなよ。」
「はっ!」
「はぁ…」
「お?どうした若いの」
「俺、歩兵戦初めてなんですよ…」
「へー珍しい、学徒動員できたのか?」
「はい…訓練ではしたことあるんですが、人を撃ったことはなくて…。」
「まあ、気にしないことだな。よく言うじゃん相手だって自分を殺そうとしてきてるんだって。」
「そうですけど…。」
「ほんと気にしないっていうのが一番だよ。生きて帰って酒でも飲むことを考えようぜ。」
「…ありがとうございます。」
「いやいや いいんだよ、俺も昔はそうだったしよ。」
「後3分…」
「あと1分で作戦地点に着く、ミノフスキー通信の準備をしておけ。」
「死角から接近しているが、構えとけよ。工作員出撃」
あれは、多分出入口のロックを解除しているのだろうか
「隊長、この艦メインシステムがダウンしているのか開きませんね。」
「C4の使用を許可しよう。」
「了解。」
「ハッチオープン。5・4・3・2・1発破。セーフティ解除、GO!」
ここも居ない…何処にいるんだ…
ダダダダダダという音と、赤い光が見えた
…………「第3ブロックにて敵兵2人排除、奥に生体反応有り。」
…………「11番12番は10番の援護に向かえ。」
…………「了解。」
12番って俺じゃん…セレクターはフルオートになってるな…良し、角になる所は…1箇所有るな。覗いてから…
ん?…足音がする、これはうちの部隊の音では無い…
という事は敵か。そう思った瞬間冷たい汗が流れた。グリップを握る手に力が入る。敵との距離が自信のある30mをきった、もう行くしか無い…
銃と頭を少しだけ出し、瞬時に照準を合わせる。
一瞬目が合った気がした…その瞬間3回火花が散り相手は倒れた。
多分足音に気づいてからの出来事は数分も経っていなかったのだろう。だが自分には重く長い時間だった…
だが止まってはいられない10番のサポートに行かなければならないのだ。足音を最小限に抑え急ぐ
いた、10番だ。相手も気付きハンドサインを送ってくる
……この先 2名 11 後ろ
……了解
……フラッシュバン 使う 準備
……了解
投げ込まれ、とてつもない音と光が瞬き、呻き声が聞こえる。
「GO!」
突入すると手前に銃を下げた男が蹲って耳を抑えている
さっきの打ち合いで慣れたのだろうか躊躇をせず射殺出来た。10番も終えたのだろうMP5の音が聞こえる。
振り返ると11番は部屋の前で見張りをしている。
別働隊も着々と制圧をしているようで時たま遠くから銃声が聞こえてくる。
……「第5ブロックにてコック2名、整備員10名を捕虜として保護しました。抵抗する様子は無さそうです。」
……「了解した。」
……「隊長、全ブロックの制圧を確認しました。」
……「良し、工作員、全域の生体反応を確認しろ。」
……「はっ!」
……「各員の位置情報を確認、その他の熱源無し。
制圧完了と思われます。」
……「了解、作戦完了を宣言。母艦に戻り牽引させよう。捕虜は南極条約に基づき丁重に扱えよ。」
……「はっ!」
……「コムサイに戻るぞ。」
……「了解。」
終わった…やっとこの戦いが…戻ろう…
スリングで肩から下げているMP5の安全装置をかける
そこでやっと心が落ち着く感覚がした…
今頃撃ち合ってるんだろうな…
「お、通信圏内に入った。」
………「此方、アミダ中尉作戦は成功した。帰還します。」
………「任務お疲れ様です。ハッチオープン、カタパルト展開、収容準備完了。」
………「カタパルトと同期完了、着艦します。」
………「了解。」
「ふぅ、…帰ってきた。」
「アミダ、お疲れさん。はいっ水。」
「ありがとうドリー、やっと落ち着けるよ。」
「ああ、そうだな、今回も被弾数ゼロか流石だな。」
「いや、たまたまだよ。」
「どうだかな。取り敢えず休んでこいよ。」
「ええ、そうするよ。あっそうだアディ何処にいるか分かるか?」
「アディなら…大体は自室でなんか作ってるぞ。」
「分かった、ありがと。」
「アディ、いるか?」
「アミダかい?入っていいよ。」
アディの部屋は特別仕様のようだ…机には沢山の画面と機械がならんでいる。ジオニック社のメカニックはとてもいいご身分なのだ。
「今日は相談があってきたんだ。」
「ほう、どんな相談だい?」
美形な顔に人懐っこい笑顔をのせ対応してくる
「最近幻聴が聞こえるんだ。確かアディは心理学もかじってたろ?」
「まぁ昔に少しね…幻聴か、どんな時に聞こえるんだい?」
「ん、…MSに乗ってる時に酷くなる気が、敵機を落とした後とかはほぼ聞こえるようになってきているな。」
「他に何か症状は無いかい?例えば何かと共鳴する様不思議な感覚とか…」
「ある…最近何か言い表せない不思議な感覚が…何故わかったんだアディ。」
「たまたまだよ…アミダ、君はニュータイプを信じるかい?」
彼は人懐っこい笑みを崩さずに…ただ、野望に満ちた目をして聞いてきた…
ガンプラも作ってましてゲルググSJ作ってみました