「緋色の狩人」 ガンダム0083 STARDUSTMEMORY外伝 作:ずん侍
「見えてきたよ…サイド5」
「ああ、しかしこのデブリ帯からどうやって見つけるんだ?」
「友軍信号を拾ってもらうしかないだろうね。」
「しっかし、アディ最近見なくなったと思ったらすげえ活き活きしてるじゃねぇか。」
「ええ、それはもう楽しいですよ。少しいきずまってはいますがね。」
「…アミダか?」
「彼女は莫大な可能性を秘めたお姫様ですよ。」
「…強化人間だけはやめろよ。その時は俺がお前を何としてでも止める、何をしてでもだ。」
「ふふっ…大丈夫ですよ、強化などいりません。彼女はまだ完全な発現はしていませんが、何かをきっかけに鎖が外れれば真のニュータイプになれます。」
「ならいいんだけどな。」
「艦長、友軍信号に反応あり。座標が送信されてきました、マップに表示します。」
「どう致しましょう。」
「従うしかあるまい、その座標を目標地点とせよ。」
「座標へ進路あわせよ!」
UC0080 3月2日 茨の園にてデラーズ・フリートと合流
アミダ中尉は戦果により大尉へと昇格、正式にMS小隊の隊長となることが決まる。
アディ技術員はMSとサイコミュ兵器での知識を認められ
開発に関して個人での研究権利を託される。この事によりアミダ大尉の専用機の開発が本格的にスタートする。
そして1週間後
「アディ、感応波測定器が出来たって本当か!」
「ああ、出来たとも私の力にかかればこれぐらいね。」
「流石だな。それで測定はすぐ出来るのかい?」
「出来るけど、するかい?」
「勿論さ。早くしよう。」
「それじゃここ座ってこれ被って、少し待ってね。えーっとこれを…いいよ。」
「何をすればいい?」
「機体を動かして戦闘する場面を思い出してくれ。」
「分かった………」
踏み込んだ時の加速感、デブリをかき分けて進むあの感覚…そして敵機と交戦する時の高揚感…
「…やっぱりアミダは戦闘時に、特に敵と対面する時が強く出るね。」
「そうなのか?それで私は?」
「数値で言うと、まだ割れかけの卵だね。完全なニュータイプとは言えない。」
「そうか…」
「まだ兵器を動かすには足りないな…だが気を落とさなくていいよ。何をきっかけに発現するかは誰にもわからない。だけどいつか必ずその時は来る。」
「いつかね……」
UC0081 1月
アディ技術員がビームスプレーガンの構造と原理を解明、威力が低いことから科学者達以外からはあまり注目されず。
UC0081 8月
サイド5のデブリ帯の中にサイコミュ及びMS開発研究所を設立。MS部隊を分けることで全滅という結果を回避する役目もあり、アミダ大尉の率いるMS小隊はこの場所に配備される。
UC0082 3月
サイコミュシステムの小型化に成功、しかし、ニュータイプが現状1人という事と連邦の手に渡ることを恐れ公に公開せず密かに開発を進める。
UC0083 8月
無線式小型サイコミュ兵器のプロトタイプが完成、しかし強い感応波が必要で現段階では使用出来る可能性があるのはアミダただ1人であり量産化は見送られる。
時は流れ…時代は進む
連邦軍は新たなガンダムを作り出し…
そしてデラーズ・フリートも軍備を蓄え…
星の屑作戦を計画しそして決行の時…
UC0083 10月13日
星の屑作戦決行の為アナベル・ガトー少佐は地球へ降り、ガンダム試作2号機を奪取
UC0083 10月23日
アナベル・ガトー少佐、RX-78GP02Aガンダム試作2号機サイサリスと共にキンバライドよりHLVで軌道上へ脱出
そして戦場は宇宙へ…
「艦長、調査部隊より報告です。アナベル・ガトーが向かったと思われるサイド5のデブリ帯にジオンの施設と思われるものを発見。画像を表示します。」
「小規模だな、倉庫かあるいは何かの工場か。何にしろそこまでの戦力は無いだろう。サラミス級2隻もあれば十分すぎる。」
「ですが、以前に2つの艦がたった1隻のムサイに撃沈させられ鹵獲されたと聞いたことがあります。しかも1隻は4機のMSによってです。もしものこともあります。」
「それだけのMSが有るとしたら本陣にいるはずだ。こんな小規模の所にいるはずがなかろう。」
「それはそうですが…」
「決まりだな。」
「……サラミス級2隻を向かわせろ。ダグザのMS部隊を連れて行け、ジムスナイパーカスタムの使用を許可する。」
「はっ!」
これでまた評価も上がるの…さすれば昇格も…ジオンの亡霊め我の糧となるが良い…
ジムスナイパーカスタム
型式番号
RGM-79SC (RGM-79)[注 1]
全高
18.5m
頭頂高
18.0m
本体重量
47.0t
全備重量
75.3t
装甲材質
チタン系合金
出力
1,390kW
推力
68,000kg
センサー
有効半径
7,300m