響だよ(中身別人)、その戦いぶり(近接が主)から不死鳥(捨てられた小鳥レベル)の通り名もあるよ 作:ヴェルヌイ
どこの所か推察してみてね。
「ねぇ知ってる?■■ちゃん。」
「え、何が?■■ちゃん。」
「■■■鎮守府が出会った不思議な艦娘のこと。」
「えぇと、ちょっと分からないかなぁ?」
「えぇとね、■■■鎮守府の艦娘達が欧州棲姫っていう深海棲艦を倒してのは知ってるでしょ?」
「うん、確か■■型の娘がトドメを刺したって。」
「実はね、その艦隊はその前に一度負けてるんだよ。」
「そうなの?初めて知ったな…………」
「その時にね、艦隊の1人が欧州棲姫の攻撃を受けそうになったんだ。」
「それってものすごくヤバいんじゃあ…………」
「うん、すごく危なかったらしいよ。でもね、そんな時にその娘は現れたんだって。」
「えぇと、不思議な艦娘のことだよね。」
「そう、その娘は突然艦隊の前に現れて見も知らず艦隊の娘達を先に逃して1人で欧州棲姫を足止めしたんだって。」
「そんなに強いなら大和さんとかと肩を並べるんじゃ?」
「そうだよね、私もそう思った。でもその娘、実は駆逐艦なんだよ。」
「駆逐艦!?それなのに欧州棲姫の足止めをできたの!?」
「正確には欧州棲姫の他にたくさんの深海棲艦もいたらしいよ。でもそれでもその子は一度逃げ切ったみたいなの。」
「1人で戦った挙句に逃げ切るなんて…………その後はどうなったの?」
「その後、か。その娘はね、追っ手と思われる戦艦三体と必死に戦ったんだ。でもダメだった。途中で無数の深海棲艦と欧州棲姫が加勢に入ってその娘、駆逐艦【■■■】ちゃんは轟沈しちゃったって。」
「そんな……………その娘の所属していた鎮守府の人達は悲しんだだろな…………」
「ううん、そんな事も無かったの。」
「……………え?」
「■■■ちゃんは最後まで1人だった。どの鎮守府からも■■■ちゃんがいなくなったなんて報告は無いし、念のため外国の鎮守府にも掛け合ってみたけど■■■ちゃんはまだ海外では2人しかいないって。」
「そんな…………可哀想すぎるよ…………」
「でもね、助けられた艦隊がいる鎮守府はまだ諦めていないみたい。なんでも■■■ちゃんのシンボルでもあるバッジが海上に浮かび上がった後眩いほどの光を発して妖精さんになったんだって。その妖精さんの名前、分かる?」
「うーん…………分からない、かなぁ。」
「応急修理女神、轟沈しても一度だけ海から引き上げてくれる妖精さん。それがバッジから出てきたんだって。」
「つまり………!」
「ふふっ、まだ■■■ちゃんは生きてるかもしれないね、■ちゃん。」
「…………気付いてたのか。」
「帽子が丸見えだったよ。」
「えぇ!?いつからいたの!?」
「■■は相変わらずだね。それで覗いてたのは単に興味があったからさ。私と同じなのにそこまで強い■■■の事が。」
「嫉妬してるの?」
「…………そうかもしれないね。」
「大丈夫だよ、いつかきっと■■■ちゃんみたいに強くなれるよ。」
「そうだね、じゃあまずはコツコツと指令をこなすことが先決だね。」
「確か海が赤いって…………」
「そう…………アイアン・ボトム・サウンド、艦の墓場【鉄底海峡】さ。」
「それじゃあおやすみだね。そろそろ10時だし。」
「そうだね、おやすみ。■■、■■」
「おやすみなさい、【響】ちゃん」
さてどこでしょう!
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次回、鉄底海峡編