響だよ(中身別人)、その戦いぶり(近接が主)から不死鳥(捨てられた小鳥レベル)の通り名もあるよ   作:ヴェルヌイ

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ランキング見てたら日間ルーキー部門で43位でした。喜ぶべきなのか…………良く分からん。
それと今回ほとんど主人公出てきません


神よ、気付けば海の上に立ってたんだけどちょっと様子がおかシイとオモうナ?

「……………ン?」

 

目覚めると海の上にいた。

辺りは快晴、とは言えない暗雲で日光を通してはいるが薄暗いってのが現状だった。生きているかを確認するために頬をつねってみるが結構痛かった。まだ生きているようだ。

 

「ハァ…………コレカラドウス……アレ?」

 

なんだか声がおかしい。ちょっと棒読みみたいな声に………ってこれ!?

 

「…………ハダガマッシロ、コエハボウヨミ、ソシテタイナイカラアフレル『負』ノオーラ……………ドウカンガエテモシンカイセイカンニナッテイヤガル。」

 

くそっ!中身にいる響の様子はどうだ!?

 

【………………ユルサナイ……ニンゲンモ……コノウンメイモ…………ユルサナイッ!!】

 

ヤベェ!激しい憎悪が滲み出てやがる!どう考えてもヤベェだろこれ!ワンチャンもう一度沈めば戻れるか?ドロップする可能性に賭けるか…………

 

そんな事を考えているとすぐ隣の水面が突如爆発した。爆風で受け身をとっていなかった体が思わず振り回される。

まさか、こんな間の悪い時に限って………!

 

「カンムスドモメェェェエエエエエ!!」

 

その瞬間意識が再度途切れた。最後に思ったのは『最近気絶しすぎ…………』という事だけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吹雪side

 

 

「うっ!危ない!」

 

私は今目の前にいる深海棲艦と対峙し、そして押されている。

今までの深海棲艦ならば砲や艦載機で攻撃してくるだろう。しかし眼前にいるこいつは………

 

「シズメッ!ウラァァアアア!!」

 

2つの錨を闇雲に振り回しながらこちらを近接戦闘で沈めようとしてくる。鬼、まさにその名前が似合うこの深海棲艦の名前は『駆逐響鬼』、何故こう名付けられたかは分からないが鬼級とだけあって相当に強い。まるでMI作戦で見たあの姫級の事を思い出す。あれよりは体躯も武器も相当に小さくなったが、その体から出されるプレッシャーには思わず体が怯んでしまう。

 

「こっちも負けてばかりではいられません!吹雪さん!少し退いてください!」

 

大和さんの合図が聞こえる。その声と同時に駆逐響鬼の攻撃を避けてただひたすらにそこを離れた。誤射でもされたら堪ったものではない。

 

駆逐響鬼は私を追いかけるように海面を滑るが、その時空から降ってくる大量の鉄の雨によって妨害される。

あれは赤城さんと加賀さんの航空攻撃だ。その数の前では駆逐響鬼も止まるしかないらしい。

 

「全主砲、斉射!て――ッ!!」

「第一・第二主砲、斉射、始め!」

 

そして動きを止めた駆逐響鬼に大和さんと長門さんの砲撃が降りかかる。

その砲撃は着実に駆逐響鬼へと吸い込まれ…………

 

「アマイッ!コノテイドッ!!」

 

てはいかなかった。

駆逐響鬼は砲撃を避けるように後ろにバク宙すると空から降り注ぐ機銃の雨を避けきり、砲弾については擦りすらしなかった。

 

「………………なんて奴だ……」

 

あの長門さんが敵を前に狼狽している………駆逐響鬼、どれだけ強いんだろ…………

 

「長門さんっ!」

 

「………なんだ、睦月。」

 

睦月ちゃんが長門さんに話しかける。長門さんはその視線を一切駆逐響鬼から離さずに話を聞いている。

 

「あの…………もしかしての可能性の話なんですけど………」

 

「どうした、早く言ってくれないか?」

 

長門さんの声からは少し焦りが感じられた。

 

「えっと…………欧州に現れた特殊な艦娘っていたじゃないですか?」

 

「あぁ……あの欧州棲姫相手にたった1人の駆逐艦が対抗したという逸話か。それがどうした?」

 

「その艦娘の武器って………覚えてますか?」

 

「確か二本の錨…………まさか!?」

 

「…………そうなのかもしれません。ただあの娘はまだ生きていて、深海棲艦がそれを真似しているだけかもしれませんけど…………」

 

「……………どっちにしろ沈めるしかあるまい。」

 

そうとだけ言うと長門さんは駆逐響鬼へと突っ込んでいった。

長門さんは駆逐響鬼の両手をがっしりと掴み錨を使わせないようにしたが駆逐響鬼の蹴りがお腹に突き刺さる。

長門さんは耐えきれずに後退するがそれでも手は離さない。

長門さんの主砲がガコンという音を立てて駆逐響鬼へとのその砲塔を向ける。

 

次の瞬間駆逐響鬼は吹き飛び、長門さんもあまりの至近距離の砲撃にかなり後退した。それでも膝をつかないのは流石と言える。

 

しかしそれでも………

 

「ユルサン!ウンメイナンテ………コワシテヤルゥゥウウウウウウ!!!」

 

駆逐響鬼はボロボロになりながらも吠えながら長門さんを殴り飛ばす。その一撃だけで長門さんは中破、さらに頭部を殴られたので軽い脳震盪を起こし気絶してしまっている。

 

「くっ………どうすれば…………」

 

暗雲が立ち込めてきた。




駆逐響鬼、オリジナルです。

参考程度のステータスをどうぞ

【駆逐響鬼】
耐久/370
装甲/105
回避/65
火力/15
雷撃/0
装備込火力/125
装備込雷撃/0
対潜/33
対空/74

こんなもんですかね、追加してほしい項目あったらどうぞ。
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