響だよ(中身別人)、その戦いぶり(近接が主)から不死鳥(捨てられた小鳥レベル)の通り名もあるよ 作:ヴェルヌイ
「さて、どうしよう?」
なんかめちゃくちゃ演習したがってた長門さんは物凄いスピードで何処かに走っていっちゃったし、一航戦のお二人と大和さんはそれに着いてくから駆逐二人と気まずい雰囲気を垂れ流している。
「えぇと、とりあえず演習するみたいだし準備しに行こう?立てる?」
「問題ない。ずっと寝ていたなら立ち眩み程度だろう。」
響はベッドからスッと降り、その足を床に着ける。
普通なら足は激痛に見舞われ、立てない筈だが、
「…………………ほら。立ち眩みもない。」
響なら問題ないのだ(?)
「ほ、本当に問題ない?」
「うん、問題ないよ。この調子なら演習くらいできるさ(フラグ)」
「いや、でも病み上がりだし……………」
「自分の事は自分が良く知ってる。本調子とはいかないけどそれなりの力は出せると思う(大フラグ)」
「でも……………」
「心配はいらない。なんたって私は駆逐艦響だからね(意味不明)」
「意味が分からないにゃしぃ………………」
「まぁ響ちゃんがこれだけ大丈夫って言ってるなら問題ないんじゃないかな。」
「さて、私は早いとこ装備を着けて堤防に行けばいいかな?」
「うん、私から長門さんには堤防にいるって言っておくね。」
「着替えはそのクローゼットに入ってると思うよ。」
「ありがとう。先に行ってて」
とここで響は堤防の場所が分からないことに気づいた。
「ちょっと待っててくれ。私は堤防の場所を知らないんだ。」
「あ、そっか。じゃあ待ってるね。」
「ありがとう。なるべく急ぐ。」
吹雪と睦月は病室から出ると、扉を閉めて病室前にある椅子に腰掛けた。
響は病室の隅にあるクローゼットを開けて中の制服を取る。しかしそれは今までの制服とは少々違っていた。
「これは…………もしかして。」
響はその制服をたどたどしく着ていく。その制服は今までの響の制服より白を強く打ち出しており、上着がボタン留めになり胸にあったスカーフが無くなっている。さらに腰にはベルトが巻かれ、頭にちょうどフィットする帽子は既存の黒から全体が白に変わり、着いていた『Ⅲ』のバッジが消えて金色の碇と星のバッジが着いている。
「やっぱり、この姿は………………」
「おぉ!来たか!」
堤防に来た響を見た途端に鈍重そうな装備を装着した長門が声を挙げる。その声には若干喜びの色が含まれている。
「うん、少し着替えに手間取ったけどね。」
「それにしてもその姿は………………」
「あぁこれかい?見ての通りさ。」
「うちの響はこんな白色じゃない……………まさか夕立に次ぐ第二の改装とでも言うのか?」
「あぁそうだよ。響改二、じゃなくてヴェールヌイだ。」
「不味いな、もしかしたら大和でさえも負けるかもしれないぞ。」
「流石に大和型の誇りとして負けるわけにはいきません。」
「そろそろ始めよう。後ろの一航戦のお二方が持っているのが私の装備だね?」
響が赤城と加賀の手の中を指差すと、そこには二本の黒い錨が鎮座していた。
「そうだな。雷と電に借りたんだが、事情を話したら見に行きたいと言っていたな。多分何処かで見ているのだろう。」
「そうか、なら尚更負けるわけにはいかない。指定位置まで急ごう。」
「ではまたな。すぐ会うことになるだろうがな。」
長門達は海上に降りると南西の方向へ、響改めてヴェールヌイは堤防からジャンプして海上に着水すると南東へと向かっていった。
「さて、大見得切ったはいいけど正直勝てる気がしない。戦艦二隻に空母二隻、駆逐艦だけならどうにかなった気がしないこともないんだけどなぁ。夜戦なら空母は無視できるし戦艦もワンチャン倒せるんだけど。」
ヴェールヌイは独り言を全力で垂れ流しながら初期地点である旗の付いたウキへと急ぐ。
結局着くのに10分かかった。
『それでは皆さーん、どちらも準備が整ったようなのでこれより演習を開始します。提督、開始の合図を。』
『あぁ、それではこれより演習を開始する。よーい、始め!!』
ほら、受験勉強で忙しい時に殴り書きしたからこれだよ。落ち着いてから書くわ。
感想とかも待ってます。