混血堕天使が幼馴染を邪悪な外道にNTRされたので、更生したおっぱいドラゴンとゆかいな仲間たちと共に、変身ヒーローになって怪人たちと戦いながら罪を乗り越えていくお話 旧題・ハイスクールE×E   作:グレン×グレン

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ここに至るまで長かったことなどから、自分の常連の方が来てくれなかったこともあるので作ってみました。


序盤(ヘルキャット編まで)のあらすじ 初めてきた方はまずご一読を

 主人公、井草・ダウンフォールは、無有影雄という男に、幼馴染である行仁伊予と枢五十鈴を寝取られる事からも物語は始まる。

 

 経験豊富を語る五十鈴に、井草が「伊予に告白していざエロい事した時に童貞定番の恥をかきたくないから練習させてくれ」と頼んでいた時期に、その五十鈴から無有と伊予が交わっている映像を見せられる井草。

 

 その混乱状態のに時五十鈴にささやかれた「無有とは話がついているから、伊予と交わってみないか」という言葉に、井草は乗ってしまい……当然の如く後悔する。

 

 そして無有に嫉妬していた事から探偵に調べさせていた井草は、無有が売春斡旋していた事を知り、堕天使としての特性でボコボコにしようとして、返り討ちにある。

 

 義理の姉であるピス・ダウンフォールの介入もあってかろうじて助かるが、無有の情報を把握していなかったピスのミスで、ピスを警戒した無有は伊予と五十鈴と共に行方をくらました。……神の子を見張る者の捜査によって発覚した、人身売買を無有が行っていたという情報を残して。

 

 幼馴染を奪われた事。幼馴染を一時の情欲に任せて穢した事。そして対応を誤って二人の生存が絶望的になった事。その全てを知った事で井草は自己嫌悪に苛まれ、死に急ぐ。

 

 それを警戒したアザゼルは、兼ねてよりバラキエルが「仲違いした娘が心配」だった事を逆手に取り、その娘である姫島朱乃を眷属悪魔にしている、リアス・グレモリーの監視役にダウンフォール姉弟を任命。

 

 これは「堕天使幹部の朱乃を厚遇するリアスなら、自発的に井草が問題を起こさない限りバラキエルの気持ちを配慮して監視役を不必要に無下にはしない」と読んだ為。そして井草は目論見通りに「魔王の妹の監視という、一瞬でも不機嫌度が高まれば抹殺されるから、自分のようなクソの塊という死んでも問題ない者が選ばれた」と思い込み、真面目に仕事をしていく。

 

 その間、三年年上の自分にも忌憚なく接するが、覗きの常習犯である兵藤一誠という少年とその悪友を構成させるという偉業を達成。学園内でもそれなりの地位を獲得するも、井草は過去の罪悪感から自己を卑下し続けていた。

 

 そして事態は大きく変わる。

 

 兵藤一誠が神器を制御できずに大災害を起すと判断したアザゼル達が暗殺を敢行。井草に知らせるとややこしい事になると判断して内緒にして動くが、任命された者が悪質な殺し方をしてしまう。

 

 それに関しては厳重注意を井草が行う事で済んだ。しかし、上に黙って神器の摘出による自己強化という悪辣な策を目論んでいたレイナーレはそれをきっかけに暴走する。

 

 それを察知し、その神器の持ち主であるアーシア・アルジェントと友達になったイッセーは、アーシアの救出を決意。井草も堕天使側の暴走を阻止する為にリアスに依頼という形で協力を要請して助け舟を出し、リアス達も同意した事でレイナーレ一派の殲滅が決行される。

 

 そこで、アーシアの保護を目的とした教会暗部組織であるプルガトリオ機関と結果的に共闘する事になる。

 

 レイナーレ達は近年世界を騒がせている、謎の怪人イーツとなってこれに対抗。井草達は苦戦するも、井草のイーツ化、及びイッセーの神器である神すら殺しうる可能性を秘めた赤龍帝の籠手により形勢を逆転させる。だが、割って入った蟻を模したイーツによってレイナーレと、レイナーレ達がイーツ化した要因であるはぐれ悪魔祓い、フリード・セルゼンを取り逃がしてしまう。

 

 紆余曲折ありアーシアはイッセーの下にいる為にリアスの眷属悪魔となる。そして、井草は一度神の子を見張る者に戻り、検査を受ける。

 

 結果判明した事実は、井草の中に謎のエネルギー体があり、それがイーツ化の要因だという事。そして、その心当たりこそが無有影雄である事だ。

 

 この事実を知れば、井草は間違いなく実験台として使い潰される事を望む。それをどうやって止めるか思案するアザゼルとピスだが、そのタイミングで更に問題が発生。

 

 神の子を見張る者の最高幹部達の中で唯一の開戦派、コカビエル。彼が暴走して独断行動を開始したのだ。

 

 しかも、その方法は教会の最高クラスの装備であるエクスカリバーを奪い、其の力を使って魔王の妹であるリアスとソーナを殺すという方法。

 

 元より和平の機会を望み、井草の機を逸らしたかったアザゼルはこれを逆手に取り、三大勢力で会談を行う為のだしとして運用。同時に井草にリアス達との共闘を取り付ける事を命令。

 

 その後紆余曲折ありながらも、プルガトリオ機関のメンバーとして共闘した、リム・プルガトリオとニング・プルガトリオの2人がいた事が助かり共闘は成立。なんとか戦争再開は阻止するも、イーツ化して本命戦力であるヴァーリ・ルシファーを凌いだコカビエルには逃げられてしまう。

 

 しかし、これがきっかけとなり、三大勢力で会談が行われる。どこの勢力もトップは戦争に嫌気がさしていた事もあり、和平が成立する。

 

 しかし、それを阻止するべく、テロ組織「禍の団」が襲来。それは辛くも撃退するが、しかしヴァーリ・ルシファーの禍の団への寝返り、無有影雄ことナイアルが禍の団のメンバーである事の発覚などの急展開により、井草達は翻弄される。

 

 そして、夏休みを利用して冥界に行ったリアス達オカルト研究部は、井草と共にアザゼルの指導を受けて特訓する。

 

 そして、冥界で行われたパーティで、禍の団が降伏勧告を行う。

 

 ナイアルが所属するムートロンは、魔王クラス以上の戦力を千人以上保有する事を告げ投降を進めるが、彼らの目的が「奴隷にした神々など被差別対象を作る事による政権の維持を行いながら、血に濡れた大航海時代を宇宙規模で再開する」ことから交渉は決裂する。

 

 そして行われるムートロン先遣艦隊との戦いで、井草はムートロンの準幹部となり果てた伊予と五十鈴の2人と激突し、叩きのめされる。

 

 悪である事を望み、井草を挑発する五十鈴。精神のタガを外し、何かが決定的に壊れてしまった伊予。二人の姿と攻撃に、井草は心身共に傷つく。

 

 だがしかし、井草の罪を知ってなお井草を認めてくれたニングとリムに背中を押され、井草はイッセー達に全てを語る。

 

 そして、イッセー達はそれでも井草を仲間と認める。そして、彼を助け彼に助けられる道を進むと言われた事で、井草もまた覚悟を決める。

 

 伊予と五十鈴を止める為。三大勢力を、地球に住まう者達を守る為。そして自身の罪を償う為。

 

 井草・ダウンフォールはレセプターイーツへと変身し、イーツ達と激戦を繰り広げる事になるのだった。




ここまで読んで「あ、これ駄目だ」ってなった方は、まず間違いなくヘルキャット編まで読んでいくのは難しいと思うので、あきらめた方が得策かと思います。

その上で読んだうえで「ふざけんな、なんだこの内容」などという文句を書かれても受け付けようがないので、ご了承ください。

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