混血堕天使が幼馴染を邪悪な外道にNTRされたので、更生したおっぱいドラゴンとゆかいな仲間たちと共に、変身ヒーローになって怪人たちと戦いながら罪を乗り越えていくお話 旧題・ハイスクールE×E   作:グレン×グレン

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そして日常会も終わり、シリアスが始まります……。







本作オリジナル悪魔キャラクター、ビルデ・グラシャラボラス。

ついに、奴の恐ろしさの一辺が映し出されるのです!!


4話

 そして数日たった放課後。井草たちオカルト研究部は集合してある映像を見ることとなった。

 

「集まったわね、皆」

 

 グレモリー眷属が集合したのを確認してから、リアスは真剣な表情を浮かべる。

 

「これから、私達と同時期に行われた、若手悪魔のレーティングゲームの映像を流すわ」

 

 それに、井草は納得する。

 

 同期のライバルたちの試合を見るのだ。すこしは緊張感も高まるだろう。

 

 ましてや若手悪魔同士でのレーティングゲームがあるのだ。すぐにでもぶつかることになると思うと、気にしないわけにもいかない。

 

 しかし、リアスの表情はそれだけとも思えないほどに鋭かった。

 

「……大番狂わせが二つも起きたわ。シーグヴァイラとサイラオーグが、それぞれディオドラとビルデに敗北したの」

 

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

 

 その言葉に、全員が驚く。

 

 若手悪魔のレーティングゲーム開始前の前評判からすれば、あり得ないことだ。

 

 1位、サイラオーグ・バアル。2位、シーグヴァイラ・アガレス。3位、リアス・グレモリー。4位、ビルデ・グラシャラボラス。5位、ディオドラ・アスタロト。6位、ソーナ・シトリー。

 

 そんな中、三位であるリアスのチームを半壊させた六位のソーナは、金星といっても過言ではなかった。

 

 だがしかし、一位のサイラオーグと二位のシーグヴァイラが敗北を喫して、それ以上の大金星をビルデとディオドラは上げたことになる。

 

「こと、ビルデは規格外だわ。自分の眷属は全員生き残り、サイラオーグのチームは全員が敗退した。サイラオーグもかろうじて生き残っただけだったもの」

 

「そのサイラオーグって人、そんなにすごかったのかい?」

 

 詳しく知らないので、井草はそこがわからずリアスの言葉に首をかしげる。

 

 そこに対して、アザゼルは静かにうなづいた。

 

「ああ、少なくとも、(キング)単体の戦闘能力なら文句なしにリアスやシーグヴァイラより強い」

 

 そして、アザゼルが指を鳴らすと、若手悪魔の王六人のステータスが展開される。

 

 其の中でも規格外なのがサイラオーグだ。魔力の値は全く見えないが、王のランクはビルデと同格でリアスやソーナを超える。そして、パワーと書かれた部分はほかの誰のどの素質すら引き離し、天上を横切り反対側の壁にまで届いていた。

 

 次点がビルデの魔力だが、それでも天上には届かない。

 

 その光景に井草が唖然とする中、アザゼルは告げる。

 

「サイラオーグってやつは、魔力を生まれつき持たないハンデキャップを背負っていた。だが、奴は若手悪魔の中でも規格外の力を持ち、消滅の魔力を持っていた次男を下してバアルの次期当主となった男だ」

 

「それって何ですか?」

 

「努力だよ。文字通り血がにじむほどのな」

 

 イッセーが効くと、アザゼルは即答する。

 

「奴の戦闘能力は桁違いだ。既に最上級悪魔ともまともに勝負ができるレベルだろう。はっきり言って、グレモリー眷属でも一対一でまともに戦える奴はいない。イッセーが女王に昇格しても、今のままじゃあ勝ち目がないだろう」

 

 それほどまでの大絶賛をした男が、然し敗北。

 

 そして、その映像が映し出される。

 

 どちらも眷属は全員投入していない。

 

 ビルデは女王のスリエールと書かれた人物が、所要により欠席と連絡があった。仮面をつけており、詳細がわからない。というより、ビルデの眷属は戦車の片割れのエウクレイテスというメンバーも仮面をつけている。

 

 サイラオーグもまた、仮面をつけた兵士が欠席。こちらは名前も明かされていない。

 

 しかし、試合内容はすさまじいものだった。

 

 ビルデの騎士もビルデの僧侶も、圧倒的な力でサイラオーグの眷属たち相手に有利に立ち回っていた。

 

 騎士オギアと僧侶ディナは二駒使用しているらしく、その駒価値に見合うだけの働きをして、上級悪魔血族らしいメンバーを相手に二対一で立ち回っている。相手方の戦車エウクレイテスも高い素質を持っているのか、サイラオーグの女王を単独で追い込んでいた。

 

 それに反して、サイラオーグの戦車2人は兵士たち四名を引き連れたビルデの残りの戦車であるラウバレルを相手に互角に立ち回っていた。

 

 そして、サイラオーグとビルデもまた、真正面から戦闘を行っていた。

 

 こちらに関しては、ビルデが試合開始直後から挑発を仕掛けてきたことが原因だ。

 

 眷属を分散させながら堂々と独りで歩き「貴様を倒してやるから出てくるがいい。其れとも臆病風に吹かれたか?」などと挑発したらしい。

 

 サイラオーグ・バアルは相手の挑戦は基本的に受ける性分らしく、それを承諾。

 

 そして、壮大な戦闘が勃発した。

 

 サイラオーグの力は圧倒的だった。間違いなく、その場の戦士で最強だった。

 

 ただの拳の余波でビルの壁が粉砕される。そして、放たれるビルデの魔力攻撃をたやすく弾き飛ばす。

 

「ビルデの魔力攻撃は、リアスとまともに打ち合えるレベルだ。それをたやすくはじくアイツは本当に化物だな」

 

「ええ、さすがに一対一では絶対に勝てる気がしないわ」

 

 アザゼルの評価にリアスも文句を付けず、納得している。

 

 そして、その砲撃をたやすく防いだサイラオーグはそのまま拳を叩き込もうとする。

 

 ……情勢が動いたのは、そこからだ。

 

 放たれるサイラオーグの拳。それに、ビルデは横から手のひらを合わせる。

 

 そして次の瞬間、サイラオーグの拳はビルデに当たらず、さらにその体が地面にたたきつけられた。

 

『……まあ、あれだ。さすがに貴様に力で勝てるとは思わんよ』

 

 思わず目を見開くサイラオーグにそう告げ、そしてビルデはぽんと手を触れる。

 

 その瞬間、サイラオーグは一回転して地面に転がった。

 

 その光景に誰もが目を見開く中、ビルデは静かにサイラオーグを見下ろし、断言する。

 

『だが、そんなものはいなせばいい。そもそも王の武力は護身ができれば十分だ』

 

『……なるほど、言うだけのことはあるようだ!!』

 

 そして、その後の攻防は激しかった。

 

 言葉だけで言うなら、ビルデが一方的に防戦に徹している風に見える。

 

 だがしかし、サイラオーグの拳は完全にいなされ、ビルデに一発たりとも届かない。

 

 それをなすのはビルデの魔力運用。

 

 彼は攻撃以外の魔力を両掌に集中。それでサイラオーグの拳を的確に受け流している。サイラオーグの圧倒的な力を、防御する箇所を限定することで対抗しているのだ。

 

 言うだけなら簡単だが、その難易度は桁違い。一発でも捌き損ねれば敗北に直結する。それをなす技量と胆力は、サイラオーグと同格かそれ以上だった。

 

 そしてその打撃戦を凌ぎながら、ビルデは魔力を一発一発丁寧に叩き込んでいく。

 

 ダメージは入らない。負傷にはつながらない。

 

 だがしかし、すべての攻撃をいなされながら攻撃を当てられるという事実は、サイラオーグの評価を削っていく。

 

 そして、それが十分もたったとき、状況が動いた。

 

 突如サイラオーグがけいれんを起こしたかと思うと、そのまま地面に倒れ伏す。

 

『……ふむ、ようやく聞いてきたか』

 

『貴様、何を……しぃらぁ』

 

 すでに呂律も回っていないサイラオーグに、ビルデは何を言っているのかといわんばかりの表情を浮かべる。

 

 そして、軽く肩をすくめると―

 

『なに、フィールドの商店にあった物を調合して、筋弛緩剤を作らせてもらっただけだ。それを眷属に風下から流させてもらった』

 

 -あっさりと、言い切った。

 

 筋弛緩剤。文字通り筋肉を弛緩させる薬剤だ。

 

 そんなものを吸ってしまえば、筋肉でしか戦えないサイラオーグは動けなくなる。

 

『無論魔力を使えばシャットアウトできるが、魔力のない貴様では不可能だろう? ……レーティングゲームは素晴らしい。フィールドにあるものを運用して相手に毒を盛る程度なら、ルールの範囲内なのだから』

 

「ありなの!?」

 

 井草は思わずツッコミを入れるが、リアスたちも唖然としていた。

 

 そんななか、アザゼルはふむふむと頷いている。

 

「まあ、ソーナもフィールドにあったショッピングモールのニンニクを使ってギャスパーを倒したしな。薬局や医院がある場所で、それを利用して戦術を組み立てるのはありだな」

 

 アザゼルはそういうと、苦笑する。

 

「ま、これに関しちゃそんなことができるだけの知識量を持っているビルデ達が褒められるべきか。逆にサイラオーグは知らなくても無理はねえし、責められるべきじゃねえんだが……」

 

「……バアル家の上役は、ここぞとばかりに追求するでしょうね」

 

 リアスが懸念を浮かべるように、サイラオーグもまた歯を食いしばりたがっているが、しかしそれもできない。

 

 そして、そんなサイラオーグを見下ろし、ビルデは嘆息する。

 

『王が無策で一対一などという酔狂な真似をするとでも思ったか? 戦場における王の役目とは本来、戦意向上以外に必要ないのだ。こうして動かざるを得なかったのも、貴様の手抜きに合わせたハンデを負うためにすぎん』

 

 その言葉に、サイラオーグが目を見開く。

 

 そしてそれが何を意味するのか分かっているのか、ビルデはうなづいた。

 

『ああ、貴様の兵士がどういう物かは知っている。教えてもらったとも、貴様が魔力で防げるだけの薬毒すら防げんということも含めてな』

 

 その言葉に、怒りによって震えだすサイラオーグだが、しかし反撃はできない。

 

 すでに筋力は大幅に低下し、更にビルデも魔力で鎖を作り、拘束しているからだ。

 

 完全に詰んだこの状況。しかし、ビルデは決定打を放たない。

 

 それどころか、すぐさま身をひるがえすと隠れていた兵士たちを引き連れ、即座に他の場所の戦闘に参加する。

 

 まずはサイラオーグの女王に集中攻撃を行い殲滅。そして数の利を生かして戦車を叩き潰し、その後は分散して騎士と僧侶を倒していった。

 

 ビルデの眷属たちは、兵士こそ傷だらけではあったが、しかしほかの眷属は軽傷ですみ、全員が健在。それに対して、サイラオーグの眷属たちは全滅。

 

 この時点で勝敗は決していた。

 

 しかし、全員でサイラオーグの元に戻ってきたビルデたちは、サイラオーグにとどめを刺そうとしない。

 

 それを不思議がる井草たちだが、ビルデはその理由を説明してくれた。

 

『……さて、それでは勝利の宴をするとしようか』

 

 その言葉と共に、ビルデたちは酒すら取り出してサイラオーグの前で祝杯を挙げる。

 

 しかしサイラオーグは動けない。

 

 映像を見ていればわかる。サイラオーグに近くに、定期的に筋弛緩剤と思わしく薬物が散らされて、サイラオーグの動きを封じているのだ。

 

 そして、ビルデたちはその影響を受けない。下級悪魔だろう兵士たちですら、平然としている。

 

 その理由は単純だ。サイラオーグが一切持っていない魔力を運用して、筋弛緩剤を無力化しているから。

 

『すまんな。私もこういう悪趣味な真似は好みではないのだ』

 

 苦笑を浮かべてビルデは謝罪するが、しかし手は緩めない。

 

『だが、私が臨む未来のために、貴様は邪魔だ、ここで徹底的に地位を失墜してもらう』

 

 そして、サイラオーグに対して静かに嘲りの表情を浮かべる。

 

 否、そこには嫌悪の表情すらあった。

 

 そして、同時に敬意の表情もあった。

 

 矛盾する感情を浮かべながら、ビルデは告げる。

 

『私は、貴様を戦士としては評価している。魔力を持たぬという圧倒的なハンデを乗り越え、我ら若手悪魔の中で最強の力を手にしたこと、心の底から認めているとも。貴様は最強の戦士だ』

 

 だがしかし―

 

『貴様は、悪魔としては落第点だ。魔力の有無以前の欠陥品でしかない』

 

 ―そう、はっきりと告げる。

 

『……聞くぞ、サイラオーグ・バアル。……貴様はバアルを継いだ時、自らと母を排斥した者たちに報復人事をする気があるか?』

 

 その言葉に、サイラオーグは答えられない。

 

 しかし、ビルデはかまわず続けた。

 

『自らを愚弄した下級共を僻地に追いやる気は? その権力をもってして、豪遊をする気はあるか? おのが欲望の限りを満たさんとする気概はあるか?』

 

 その言葉にサイラオーグは答えない。

 

 だが、目で感情を示すことはできた。

 

 そこにあるのは、心底から否定。

 

 そんなことはしない。ふざけるな。

 

 そんな、誇りを汚された者特有の怒りの視線をぶつけられ―

 

『だから貴様は悪魔ではないのだ』

 

 ―それこそが答えだと、ビルデは告げる。

 

『悪魔とは、悪にして魔性なもの。自身の欲望を叶えるために生きるものだ』

 

 そして、心底から嘆息する。

 

『利他のために動く貴様は、悪魔として落第点だ。魔力を持たないなどというレベルではない。冥界から消え失せよ、落伍者が』

 

 その、心からの悪魔としての侮蔑の言葉を最後に、試合終了のベルが鳴る。

 

 そして、その映像が終了したその後、リアスは静かに告げる。

 

「……サイラオーグの後援者は、その全てがビルデの傘下になったそうよ。ビルデはサイラオーグの弟のマグダレンを次期大王に推すことを条件に、それを受け入れたらしいわ」

 

「そ、そんな!? たった一回の敗北で!?」

 

 イッセーが信じられないものを見るかのような顔になるが、しかしそこに嘘偽りはない。

 

 アザゼルですら、仕方がないと言いたげにため息をついた。

 

「利用価値がなくなれば、すぐに手の平を返す。傲慢な悪魔の旧家共からすれば、思想は認められないが利権を得るには必要だったサイラオーグよりも、それ以上の利益を与えてくれるだろうビルデに与する方が得だってわけだ」

 

 そして、静かに真剣な視線をイッセー達に向ける。

 

「覚えておけ。……これが、レーティングゲームだ。一度の敗北ですべてを失うこともある。ことサイラオーグは対戦相手の心を殺す気で挑んでいた。その反感もまた、大きかったってわけだ」

 

 その言葉に、誰もが沈黙する。

 

 井草はよく知らないが、サイラオーグはリアスの親族だという。

 

 なら、リアスの古参眷属はよく知っていただろう。その人柄も、よく知られていたのかもしれない。

 

 それがここまで無様な展開になっては、思うところもあるはずだ。

 

「……それに関しては次にしましょう。今は、ディオドラとシーグヴァイラの試合を―」

 

 そう、リアスが気を取り直させようとした時だった。

 

 突如床から魔方陣が展開される。

 

 その魔方陣は転移に使用されるもの。そして、その紋章は―

 

「―アスタロト家の家門?」

 

 祐斗がそうつぶやいた時、魔方陣から一人の少年が姿を現す。

 

「ごきげんよう、リアス・グレモリー。御相談があってきました」

 

 そこから現れたのは、アーシアにプロポーズをした少年悪魔、ディオドラ・アスタロトその人だった。

 




 ビルデの思想は上記の通り。故に本質的には和平にも反対していますが、仕方なくするという選択肢を取るしかないのが現状だということも理解しています。彼は無能ではないのです。
 ですが、それは裏を返せば状況を打破する何かがあれば和平を台無しにすることもしかねない奴ということ。そして、悪魔側にはそれをなしえかねない厄介な代物があったりなかったり……。

 そして、サイラオーグの眷属たちを相手に大立ち回りをしたビルデの眷属たち。これは裏設定ですが、ビルデは来るべき時の日までに眷属たちに封印を掛けて、弱くしています。駒を全部埋めているのにまだ余っているリアスより序列が下なのは、これが原因です。
 今回は封印を解除しましたが、しかしエウクレイテスもオギアもディナも本気を出していません。出すとややこしいことになるので。
 また、比較的苦戦していたラウバレル達ですが、彼らはレーティングゲームでは本領を発揮できないタイプなのです。ビルデはレーティングゲームを重視していない、実戦及び統治を考慮した眷属構成にしています。
 そしてレグルスを隠していることに対する嫌味として隠されたスリエールですが、彼が一番ヤバイです。ぶっちゃけ、彼が出張ればレグルスが出てきてもサイラオーグ達は一蹴されてました。現段階のサイラオーグの眷属たちでは、総力で挑んでもスリエールには勝てません。

 女王スリエールと戦車エウクレイテスと。こいつらは偽名です。

 戦車ラウバレル、そして騎士オギアに僧侶ディナ。彼らは偽名ではないですが、秦の名を隠しています。

 そしてこの五人のフルネーム。実はすぐにわかる簡単なネーミングにしています。こと下の三人は、D×Dのコアなマニアなら一発でわかるかと。






 そしてサイラオーグを完封したうえで、屈辱的敗北をあえて与えたうえで酷評したビルデ。

 まあさっきも書きましたが、彼にとっての悪魔とは、「悪をなす魔性」です。そのため善行上等のサーゼクスたちのことも悪魔として認めません。

 どっかのアンチ作品で「サイラオーグは誰が見ても立派な奴だけど、それは人間の視点であって悪魔としては違うのではないか?」という意見がありました。其れに関しては「結局サイラオーグは冥界の民からの人気も莫大になった」「サーゼクスにとっての悪魔とは、「善も悪もある一つの種族でしかない」」という反論材料もありますが、しかし一理あるのは確か。

 そこら辺と、他に新作構想中にどうしても入れたかった強敵集団を組み合わせて登場させたのが、ビルデです。

 魔力という悪魔としての戦い方なら、若手悪魔たちの王で勝てる者は誰もいません。最強のサイラオーグが相手でも、優れた格闘技術と魔力運用で負けないこともできます。

 しかし、ビルデは王である自分の個人の戦闘能力を重要視していません。せいぜいが、戦意高揚のために前線に出たときに死なない程度あればいい、と考えています。

 この、リアスたちとは違う思考回路こそが、彼がリアスたちにとっての敵であるということの証明だといわせてもらいましょう。









 長文あとがき失礼しました。それでは次の話にむけての展開です。

 さあ、来たぜぇ、屑が来たぜぇ……っ

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