個性『ゴンさん』   作:kris

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僕のヒーローアカデミア

 

 

 

 

 

ある日、中国のある町で光る赤ん坊が発見された。それ以降、全人類の8割が何らかの個性と呼ばれる特別な力が宿っていと言われてる。僕もその内の一人だ。僕はあの後、神様に個性と呼ばれる能力を授かったんだけど、それがまたとんでもない個性だった。

 

 

 

 

個性 憑依

 

 

 

 

僕が5歳の頃、40度を超える高熱のせいで、前世、つまり僕が前にいた世界の記憶が戻った。その後の行動は早かった。本を読み漁り、この世界のことを勉強した。流石に5歳の僕が本を読むのは、親が不気味な目で見ると思ったが、子馬鹿な両親は、これも個性の1つだろうとあまり気にすることはなかった。

 

 

 

 

 

この世界にはヴィランと呼ばれる悪が存在する。その逆にヒーローと呼ばれる正義も存在する。平和の象徴であるオールマイトが他のヒーローを率先して、日々ヴィランから平和を守っていること。この世界には僕が前の世界では考えられなかった常識が沢山ある。

 

 

 

 

僕の個性が出たのは5歳のある冬の日。僕は家族と一緒に山にキャンプをしに来ていた。夜家族3人で寝ている時に、僕たちの寝床の周りには熊数匹が僕たちを今にも襲わんばかりの目で見ていた。残念なことに、僕は前世の記憶があるものの、まだ個性が出ていない。両親の個性も今この状況で役に立つ個性でもない。僕にはどうすることもできなかった。そんな時、お父さんが、お母さんと僕を自分の背後にやった。

 

 

 

 

僕は彼らを守ることができない。どうすればいいんだ...

 

 

 

 

彼は5歳である。個性もない5歳児が出来ることなんてないもない。

 

 

 

 

「ゴン!大丈夫よ!お母さんとお父さんが絶対に守ってあげるからね」

 

 

 

「ああ!お母さんの言う通り!ゴンは少し目を瞑っていなさい」

 

 

 

 

何ていう優しい親なんだ。僕は彼らを守りたい。誰にも彼らを奪われたくない。

 

 

 

 

 

「...もう...ここで終わってもいい...だからありったけを...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴンは意識が途絶えた。その瞬間、彼は精神世界かのような場所に飛ばさた。

 

 

 

 

 

 

(貴方は??)

 

 

 

 

(.....)ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

ゴンは自分の目の前にいる人物に声を掛けた。身長は2メートル近くあり、体は筋肉で覆われていている。髪は彼の身長以上はあり、逆立った髪が天井で渦を巻いている。何処からか不気味な音が聞こえる。

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴ・・・・

 

 

彼の存在の大きさを表してるかのような音だ。

 

 

 

すると彼の目から突然大きな水の粒が地面に落ちていくのが見えた

 

 

(大丈夫ですか?)

 

 

(............)ゴゴゴゴゴゴ

 

 

とても悲しそうな顔をしている。目は言い方が悪いかもしれないが、レイプ目と呼ばれる脅威的な目をてしている。その目から感情が読みとれない。ただ、人生を諦めきった、絶望顔と呼ぶのが相応しいぐらいだろう

 

 

 

(This way... )ゴゴゴゴゴ

 

 

(え?)

 

 

 

(...君はゴンで俺もゴン...) ゴゴゴゴゴ

 

 

(!?)

 

 

 

神から聞いたことがある

 

 

 

貴方がゴンさん何ですか?

 

 

力をかそう。ありったけの力を。

 

 

 

「Follow me..... 」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

ゴンは意識が戻り、自分の目線の高さがいつもと違うのがわかった。

 

体から力が沸き起こる。今なら誰にも負ける気がしない。ただ、体を動かしているのは僕であって、僕ではない。

きっと、さっき意識の世界であった彼であろう。ただ、ゴンは意識があるだけで体を動かすことができない。

 

 

 

「ゴ、ゴンなのか!?」

 

 

 

まだ、5歳児の彼が突然急成長して今自分の目の前にいる。巨漢で目の前の男から殺意が伝わってくるのが感じる。面影はある。しかし、突然すぎて、彼らは呆然としている。

 

 

「This way ....」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

巨漢の男に抱えられた二人は、彼によって目の前にある川の向こう側に運ばれた。走り幅跳びの要領で軽く飛び越えた。それは人間の跳躍力を遥かに超えている。

 

 

 

「君は、、いったい...」

 

 

 

「....」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

「何故君は泣いているんだ?」

 

 

「....」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

ゴンさんは彼の質問に答えることはなかった。

 

 

 

「...お父さん...少しだけ待っててね...」

 

 

 

「やっぱりゴンなのか!?」

 

 

 

そういうとゴンさんはまた川の向こう側へ向かった。

 

 

 

 

「....」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

目の前には熊が6匹。肉食動物である彼らは、今目の前にいる巨漢の男は狩る物に過ぎない。

緊張状態が続く中、突然、数匹の熊が巨漢の男に向かって牙を向けた

 

 

 

 

「....,.」 ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

 

「!!!??」

 

 

後数センチの所で彼らは巨漢の男を襲うのをやめた。否、辞めざるおえなかった。

 

 

 

狩る側から狩られる側になった彼らは恐怖で体が動かない。野生動物は動物的本能が発達している。そんな彼らは、今目の前にいる巨漢の男が自分らより遥かに強いことを本能で感じたんだろう。もう彼らにはどうすることもできない。本能が死を理解した。

 

 

 

 

 

 

 

 

巨漢の男は姿勢を低くした。右拳からは金色のオーラが放たれている。

 

 

ギリギリギリギリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

First ・・・・comes ・・・rock ・・

 

 

ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

 

 

 

・・・・ポン

 

 

彼が放った一撃は音を置き去りにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「....次はないぞ....」ゴゴゴゴゴゴ

 

 

 

 

彼がそう言うと、熊たちは森の中に帰っていった。彼が放った一撃により、森林であった数百メートルが綺麗に木っ端微塵になった。

 

 

 

 

 

 

「君はいったい...」

 

 

 

 

 

 

 

自分の息子が着ていたであろう半袖半ズボンは、今目の前にいる巨漢の男には小さすぎるようだ。現に、服がはちきれそうだ。

 

 

 

 

「.....」 ゴゴゴゴゴ

 

 

「ゴン怪我はない??」

 

 

そう言うとお母さんは巨漢の男に抱きついた。

 

「きっとこの姿は未来のゴンよ!結構いい男じゃない!」

 

 

彼女は本当に子馬鹿である。でも、そのおかげで巨漢の男も息子だと認識されることになった

 

 

 

 

 

 

 

 

———- あれから色々とあったが僕は今日で中学三年生になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日から君たちは中学3年生だぞ!内申点が進路に響くからこの一年は真面目に頑張るんだぞ。で、もう進路は決めてる人はいるか?」

 

 

 

 

「Yeahhhhhh」

 

 

「ま、君らはみんなヒーロー科志望か」

 

 

 

 

 

 

毎年恒例の一連の流れが終え、クラスは最高潮に盛り上がっている。

 

 

「みんな良い個性だ!!」

 

 

 

「おい!俺をこんなモブたちと一括りするんじゃえーよ!!!」

 

 

「そういえば、爆豪は雄英高校ヒーロー科志望だったな」

 

 

「何!?倍率300倍で偏差値79のあの雄英高校!??」

 

 

 

「やっぱり才能があるやつは俺らと違うな」

 

「ああ、爆豪の個性は爆破。もうチートマンだぜ」

 

 

 

誰もが認める彼の才能。誰も彼が英雄高校に受かることを疑わない。

 

 

 

「そういえば、不利久須と緑谷も雄英志望だったよな?」

 

 

 

 

「!!??」

 

 

クラスメイトは一瞬にして硬直した。

 

 

「何...!?」

 

 

「あの二人が....!?」

 

 

「雄英に...!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「無理だろ!!!!!!!」

 

 

 

「どうせ記念受験だろ!!」

 

 

 

クラスメイトの誰もが彼らが雄英に受かるとは思っていない。それもそのはず彼らは...

 

 

 

「おい!!デクとガキ!!」

 

 

 

デクとは緑谷 出久が木偶の坊みたいな男だから、爆豪によって付けられたあだ名だ。ガキとは不利久須 ゴンの見た目が、小学生低学年みたいな顔立ちなため、ガキと呼ばれている。

 

 

 

 

「クソナードのテメーらが俺と同じ土俵に何で立ってるんだよ!!」

 

 

「そうだよな...無個性のやつがヒーロー科に受かるとか万が一にないよな」

 

 

 

「クソナードらが!どうせ受からないんだから、受けるんじゃないぞ」

 

 

 

 

「べ、別に受けるのは僕の自由だよ」

 

 

気弱な緑谷がそう言うと

 

 

「うん、僕もそう思う。爆豪君に僕らの進路を決める権利はないと思うよ」

 

 

「うるせーえ!勉強しか出来ないお前らが受かる可能性なんてないんだよ!!」

 

 

 

爆豪は不利久須の胸ぐらを掴み、睨みつける。今にも殴りかかりそうな彼だが、担任に内申点減点すると告げられ、彼の暴走が止まった。自分に絶大的な自信があり、運動能力も抜群で勉強もできる。今、不利久須を殴ることは簡単だが、頭のいい彼は、自分に不利になるとわかると自分の席に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新学年のガイダンスを終え、帰路につく緑谷や不利久須は他愛もない話をしている。

 

 

「ゴン!かっちゃんはああ見えて、本当はいい奴なんだ!だから、彼のことは許してあげて!」

 

 

「デクは優しいな。デクがそんなに優しいから、彼は君に調子乗るんだよ!たまには反論しなよ!」

 

 

「そうだよね。でも、彼は本当に凄いんだ!センスも抜群でそれに個性もすごい!かっちゃんは絶対に凄いヒーローになるよ!」

 

 

「出た!ヒーローオタク!デクって本当に爆豪のこと好きだな」

 

 

「うん。苦手意識はあるけど、やっぱり幼馴染だしね!」

 

 

「...デクってゲイなの?」

 

「もう!ゴンひどいよ!!」

 

 

「はは!冗談だよ!」

 

 

「それに、ゴンは無個性じゃないのに、僕のせいでゴンもクラスの笑い者になってごめんね」

 

 

「気にするな。俺の個性は日常生活で使えないし、無個性って言っといた方が都合がいいしな」

 

 

「そうだね。ゴンなら絶対に雄英高校に受かると思うよ!凄い個性だしそれに頭も良くて、凄く他人思いな優しい性格だしそれに」

 

「そんなに褒めても何もあげないよ」

 

 

「べ、別にそんなつもりないよ」

 

 

「はは!わかってるよ!」

 

 

「じゃあ俺はこっちだから!」

 

 

「うん!また明日ね!」

 

 

 

 

 

 

出久は俺が小学3年生からの親友だ。もし、彼の身に危険があれば僕は命をかけて守るだろう。オタクで鈍いところもあるけど、誰よりもヒーローに向いていると思う。いや、なるべき人間だと思う。無個性だけど、彼ならきっとヒーローになれるそう彼は信じている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴンは家に着き、宿題をした後に少しだけ昼寝をすることにした。数時間後に目が覚め何気なくテレビの電源を入れたゴンは、信じられない光景を目にした。

 

 

 

 

 

テレビに映っているのは、親友の出久とクラスメイトの爆豪。個性のせいで液体のようなヴィランに体を囚われている爆豪は身動き出来ずにいた。周りにはヒーローもそれを見ているギャラリーも沢山いるのに、彼を助けようとしているのは、出久だけだった。

 

 

 

居ても立っても居られないゴンは、幸い現場が近所だったため、急いで向かった。

 

 

 

 

「間に合ってくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

現場に着いたゴンだが、出久こ様子が見当たらない。近くにいた人物に緑髪で天パの中学生ぐらいの男の子がここに居なかったか聞いたら、さっきまで警察に事情聴取されていて、数十分前に帰ったらしい。

 

 

 

 

 

「出久どこにいるんだ?」

 

 

 

目撃情報からすると、怪我などはしていないらしいが、やはり親友の出久が事件に巻き込まれたゴンは気が気ではなかった

 

 

 

 

 

 

 

出久の家に向かう途中、遂に出久を発見した。何やら誰かと話している様子だった。普段の僕ならきっと声を掛けるだろうが、どうやらいつもと様子が違うようだ。盗み聞きをするのは好きじゃないけど、少しきになる

 

 

 

 

 

「!?」

 

 

さっきまで出久と話していたガリガリの男が急にムキムキになった。あの男に見覚えがある。平和の象徴と呼ばれる最高のヒーロー、オールマイト。

 

 

 

いったい何が起きているんだ?

 

 

 

「 緑谷少年!私の個性を引き継いでくれないか?」

 

 

「!!?」

 

「!!?」

 

 

出久とその話を聞いていたゴンは驚いた

 

 

「君はヒーローになれる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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