よくある最強主人公がバトル展開を台無しにする話   作:koh

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ジークフリード「なぁ、曹操……本当にアレ(隆)を相手にするのか……」

曹操「もちろんだ、ああいった化けモノ(隆)を倒してこその英雄だろう?」

ジークフリード(英雄派に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない)


今回の台無しポイント 原作7巻

 あの後、隆に二度目はないと警告されたにも関わらずロキは懲りずに邪魔しに来た。

 ロキの「今から邪魔しますよ」宣言を聞いた瞬間に、隆はロキに顔面陥没パンチをお見舞いした挙句、彼の全身のメキメキと折り畳んだ。

 平たく言えばジャガッタ・シャーマンのようにクシャクシャに折り畳まれ、黒いゴミ袋に包まれてから「燃えるゴミは月・水・金」と書かれた路上のゴミ箱に突っ込まれた。

 長時間気を失っていたロキは、そのまま焼却炉に運ばれ長い間焼かれ続けたという。

 ゴミ焼却炉程度の火力では神は死ねない……死なない程度に焼かれ続け、ロキは無駄に苦しんだ。

 逃げ出そうにも、背骨をバキボキに砕かれた彼は立つ事も不可能で、もがくことしか出来ない。

 全身が火傷と生ゴミまみれになったロキを見て誰が神と信じるだろうか。

 あまりの悲惨さに、邪魔される側のオーディンやアザゼルも涙を流しながらロキを焼却炉から救出したという。

 

 フェンリルと子フェンリルは首を捩じり切られ、キッチリ血抜きをされてから隆の晩御飯となり、その爪は細く折られて爪楊枝替わりに、骨は物干し竿代わりに使われた。

 原作の事を考えたらあんまりにもあんまりな最後だった。

 ちなみに隆曰く『筋張っていて食感は良くないが、量だけはあるので食いごたえはある』との事である……半日で全て食い尽くされたが。

 

 まあ、そういう事もあり邪魔者がいなくなった会談は無事に終了、同盟は無事に結ばれた。

 

 

 

 

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「うぅぅぅぅっ! 酷い! オーディンさまったら、酷い! 私を置いていくなんて!」

 

 オカルト研究部の部室に一人の女の泣き叫ぶ声が響く。

 オーディンの部下である銀髪のヴァルキリー、ロスヴァイセの声だ。

 どうやら、会談後に遊び惚けていたオーディンが彼女の事をすっかり忘れて、一人で勝手に帰ってしまったらしい。

 

「あまり泣き叫ぶな、オーディン直属の部下がみっともない。

 ヴァルキリーとしての誇りはないのか」

 

 隆の辛辣な言葉がロスヴァイセの胸を貫く。

 

「うるさいですよ! 誇りだけでどうやってご飯を食べていけって言うんですか! 

 これは絶対リストラですよ! 仕事が無かったらお金が手に入らない、お金がなければご飯が食べられない! 

 ご飯が食べられなければ死んでしまう、オーディンさまは私に死ねって言ってるんですか!」

 

 悲観的になったロスヴァイセが外面を無視して、おいおいと泣き叫ぶ。

 

 

「もう、泣かないでロスヴァイセ。 この学園で働けるようにしておいたから」

 

「待て、リアス。 担当教科はなんだ、教師の仕事を奪うような真似は看過できんぞ」

 

「公民よ。 今まで他の先生が兼任で担当してたから、その先生の負担を軽くするためにも、そこに入ってもらったわ」

 

「ふむ……それなら、まあ……」

 

 隆が顎を軽くさすりながら少し考えると、ロスヴァイセにこう聞いた。

 

「……ロスヴァイセ。 貴様が人間界のルールを守るというのなら、教員として働いてもらっても構わん」

 

「……ほ、本当に?」

 

「もちろん、条件はあるけどね。 例えば……」

 

 リアスが立て板に水のように、ペラペラと条件をロスヴァイセに提示し、耳元で何かを囁いてから、紅い『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』を取り出す。

 その光景を見て、隆は眼を鋭く細めた。

 

「ロスヴァイセを貴様の眷属に迎える事は、本人の問題だからどうしようと構わん。

 だが、キチンとメリットとデメリットの全てを説明したのだろうな?」

 

「ええ、もちろん」

 

「ならば良いが……ロスヴァイセ、一晩じっくり考えてから結論を出す事だ。

 飯を食うだけなら、転生をしなくてもいいのだからな……今日は近場のホテルにでも泊まれ。

 一応それぐらいの金はあるんだろう?」

 

「……はい、そうする事にします」

 

「それと、俺としてはすぐに転生しない事を勧める。 転生はいつでも出来るが、元の種族に戻る事は困難だからな。 職場連中と連絡を取ってからでも遅くはあるまい」

 

「はい……色々と、ありがとうございました」

 

 涙をぐしぐしと拭い、一礼してからロスヴァイセは部室から立ち去った。

 

 翌日、結局ロスヴァイセはリアスの眷属となった。

 隆の言う通り連絡を取ってみたところ、「ああ、そんなこともあったの。なんかもう面倒だからクビでいいじゃろ」みたいな軽いノリで、オーディンからリストラされていた事を知らされ、その上職場の上司から「護衛が主神を放り出すとは何事だ」と説教と罵倒を受け、ただでさえすり減っていた彼女のメンタルは崩れ落ちた。

 もうヴァルキリーに固執する必要もなくなった彼女は、死んだ目をしながら彼女の『戦車(ルーク)』になる事を受け入れた。

 

 なお、この事実を聞いた隆はオーディンに『地獄の断頭台』を叩きこみ、オーディンは首を死なない程度に骨折し、二ヶ月程度入院していた……との事である。




すいません、色々と遅れました。

それはそうとして、今回主人公のイメージ図をクソコラで作りました。

クソコラなんで、挿絵じゃなくて活動報告にURLを張り付けておきます。
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