『BGM:安穏』
マイアス王国。彼らはここの酒場で酒を飲んでいる。
ヒカル「あ〜ここの酒美味えな〜。」
タスク「前の酒場とは違う味で良いな。」
ローズ「ん〜・・・ちょっと苦いかな?」
メイリン「そうですか?私は好きですよ。」
ドロシー「同じく。」
ローズ「えぇ〜?私の口に合わないのかな〜?」
ヒカル「まぁ、後々好きになるかもだぞ?人間は成長して行くと同時に、嫌いな物が好きになる。俺の想像だけど。」
ローズ「じゃあ、それまで慣れてみせる!」
酒をぐびぐび飲む。
タスク「おいローズ、そんなに飲んだら・・・」
ローズ「あぁ〜〜〜酔っちゃいました〜〜・・・」
タスク「言わんこっちゃねえな。」
ローズ「むにゃむにゃ・・・」
酔い過ぎて眠ってしまった。
ヒカル「・・・そろそろお暇するか。」
ドロシー「そうね。」
代金を払って酒場から出た。
外に出て宿に戻る。タスクがローズを背負ってる。
タスク「ったく、ローズの奴。」
メイリン「ごめんなさい。姉さんはお酒を飲むとすぐ寝てしまうんです・・・」
ドロシー「気にしないで。」
ヒカル「ん?」
右を見ると、洞窟の入り口を発見した。
タスク「ん?ヒカルどうした?」
ヒカル「あの洞窟、何かありそうな雰囲気が。」
タスク「洞窟?」
『BGM:焦眉』
洞窟前まで近付く。
ドロシー「本当だわ。」
メイリン「何があるのでしょう?」
???「彼処は危険な洞窟です。」
4人「ん?」
そこに、ローブを羽織った1人の女性が。
女性「あの洞窟には危険な物が眠っていて、国王が封印した物です。」
ヒカル「危険な物って何だ?」
女性「噂によると、強大な力が封印されていると言われております。」
ドロシー「強大な力?」
女性「はい。その強大な力を確かめに行こうとすると。」
落ちてる石ころを投げると、入り口目前に何かが当たって灰になった。
女性「この洞窟には特殊な結界が張られております。入った者には多くのダメージを受けてしまいます。」
ドロシー「明らかに何かを隠蔽しているみたいだわ。」
ヒカル「まぁ忠告ありがとう。じゃあ俺達はこれで。」
彼らは宿へ戻って行った。女性は洞窟を見て何かを企んだ。
『BGM:懊悩』
翌日、タスクが起きた。
タスク「・・・ん?」
外を見ると、国民達が何処かへ走って行くのが見えた。
タスク「何だ?何が起こったんだ?」
国民達は、ある場所へ着いてザワついていた。そこにヒカル達も来た。
ヒカル「何だこれは?」
ドロシー「ねぇ、ここで何があったの?」
1人の男性に尋ねる。
男性「彼処を封印してる結界が破られたんだ。」
ドロシー「結界が?」
洞窟を見ると、数人の騎士達が調査していた。
ローズ「あの洞窟何?」
メイリン「昨日の夜見付けたんです。姉さんは泥酔して寝ていましたけど。」
タスク「あの奥に強大な力が封印されていたけど、洞窟の結界が破られたんだ。」
騎士「おい!止まれ!」
5人「ん?」
昨晩に出会ったローブの女性が洞窟に入ろうとしていた。
騎士「おい!聞こえないのか!」
女性「邪魔よ!」
騎士達「ぐああああああ!!」
右手を横に払うと、騎士達が飛ばされた。
女性「フッ。」
彼女はそのまま洞窟へ向かった。
ローズ「さっきの魔法、見覚えある。」
ヒカル「おい待て!!」
タスク「逃がすか!!」
ローズ「待って!私も!」
3人は女性を追う為洞窟へ入った。
ドロシー「ヒカル、タスク。」
メイリン「姉さん。」
『BGM:太古』
洞窟内。
ヒカル「あの野郎、何処行きやがった?」
タスク「絶対何処かに潜んでるはずだ。」
ヒカル「見ろ。3つの分かれ道がある。」
ローズ「手分けして探そう。」
ヒカル「ああ。」
右にヒカル、左にタスク、真ん中にローズが入った。
左の洞窟。
タスク「気配すら感じない・・・」
真ん中の洞窟。
ローズ「この奥に何かあるわ。」
右の洞窟。
ヒカル「あの野郎、何が目的だ?」
するとその時。
ローズ『きゃあああああ!!』
ヒカル「っ!?ローズか!?」
急いで真ん中の洞窟へ入った。タスクも来た。
ヒカル「どうしたローズ!?」
タスク「何があった!?」
ローズ「ヒカルさん・・・タスクさん・・・あれ見て!」
ヒカル「・・・なっ!?」
タスク「これは・・・!」
そこで3人が見たのは・・・
クウガの石像だった。
ヒカル「クウガ!?何故ここに・・・?」
タスク「けどこのクウガ、お前の奴と少し違うぞ。」
このクウガは、角が短かった。
ヒカル(此奴グローイングか?いや、もしかしたら・・・)
???「これが強大な力の正体ね。」
3人「っ!?」
後ろに振り向くとそこには・・・
あのローブの女性が立っていた。
ヒカル「おいあんた、あれが目的なのか?」
女性「無論だ。」
ローズ「あなた、聞き覚えのある声だけど、まさか・・・」
女性「久し振りね。ローズ姉さん。」
彼女はローブを脱いだ。
ローズ「ダリア!!」
女性の正体は、ローズの妹の1人のダリアだった。
ヒカル「お前、ローズの妹なのか?」
ダリア「正確には五女だけどね。」
ローズ「あなた、まだ力に拘ってるの?」
ダリア「勿論よ。」
タスク「彼女は一体?」
ローズ「ダリアは昔から力こそ全てだと断言しているの。3年前に突然姿を消したと思ったら・・・」
ダリア「そう。私は力を求めてここに来た。」
ヒカル「そうはさせない!此奴には指1本触れさせねえ!タスク!ローズ!そのクウガを破壊しろ!」
タスク「解った!」
ローズ「うん!」
ダリア「ウインド!!」
風を巻き起こした。
タスク「くっ!!」
ローズ「きゃあ!!」
ヒカル「っ!!」
するとクウガの石像のアークルが外れ、ダリアの手に渡った。
ダリア「これを使えば力が得られるのね。」
ヒカル「止めろ!止せ!!」
『BGM:示威』
しかしダリアがアークルを腰に装着した。するとアークルが輝き、ダリアの体に吸い込まれ、更にクウガの銅像が消滅した。
ダリア「っ!!がぁ・・・!!」
ローズ「嘘・・・ダリアの体に吸い込まれた・・・」
ヒカル「マズイ・・・!!」
ダリア「っ!解るわ・・・使い方が!!」
両手を腰に当てると、アークルが出現した。
ダリア「変身!!」
そして左のボタンを押すと、仮面ライダークウガ・プロトタイプに変身した。
タスク「クウガ・・・!?」
ヒカル「いや、あれはクウガ・プロトタイプだ・・・!」
ローズ「プロトタイプ・・・?」
ヒカル「もう1つのクウガ・・・!」
ダリア「素晴らしい。素晴らしい力が湧き上がる・・・!!」
プロトクウガは洞窟から逃げ出した。
ヒカル「ヤバイ!追うぞ!!」
タスク「ああ!」
ローズ「ええ!」
〜ツヅク〜
キャスト
ヒカル:山崎大輝
タスク:小林裕介
ドロシー:山村響
ローズ:藤田咲
メイリン:佐藤亜美菜
男性:狩野翔
騎士:浜田洋平
ダリア:高野麻里佳
次回「霊石」