戦士ヒカルの旅日記   作:naogran

4 / 5
EPISODE4「継承」

『BGM:安穏』

 

マイアス王国。彼らはここの酒場で酒を飲んでいる。

 

ヒカル「あ〜ここの酒美味えな〜。」

 

タスク「前の酒場とは違う味で良いな。」

 

ローズ「ん〜・・・ちょっと苦いかな?」

 

メイリン「そうですか?私は好きですよ。」

 

ドロシー「同じく。」

 

ローズ「えぇ〜?私の口に合わないのかな〜?」

 

ヒカル「まぁ、後々好きになるかもだぞ?人間は成長して行くと同時に、嫌いな物が好きになる。俺の想像だけど。」

 

ローズ「じゃあ、それまで慣れてみせる!」

 

酒をぐびぐび飲む。

 

タスク「おいローズ、そんなに飲んだら・・・」

 

ローズ「あぁ〜〜〜酔っちゃいました〜〜・・・」

 

タスク「言わんこっちゃねえな。」

 

ローズ「むにゃむにゃ・・・」

 

酔い過ぎて眠ってしまった。

 

ヒカル「・・・そろそろお暇するか。」

 

ドロシー「そうね。」

 

代金を払って酒場から出た。

 

 

 

 

外に出て宿に戻る。タスクがローズを背負ってる。

 

タスク「ったく、ローズの奴。」

 

メイリン「ごめんなさい。姉さんはお酒を飲むとすぐ寝てしまうんです・・・」

 

ドロシー「気にしないで。」

 

ヒカル「ん?」

 

右を見ると、洞窟の入り口を発見した。

 

タスク「ん?ヒカルどうした?」

 

ヒカル「あの洞窟、何かありそうな雰囲気が。」

 

タスク「洞窟?」

 

 

 

 

『BGM:焦眉』

 

洞窟前まで近付く。

 

ドロシー「本当だわ。」

 

メイリン「何があるのでしょう?」

 

???「彼処は危険な洞窟です。」

 

4人「ん?」

 

そこに、ローブを羽織った1人の女性が。

 

女性「あの洞窟には危険な物が眠っていて、国王が封印した物です。」

 

ヒカル「危険な物って何だ?」

 

女性「噂によると、強大な力が封印されていると言われております。」

 

ドロシー「強大な力?」

 

女性「はい。その強大な力を確かめに行こうとすると。」

 

落ちてる石ころを投げると、入り口目前に何かが当たって灰になった。

 

女性「この洞窟には特殊な結界が張られております。入った者には多くのダメージを受けてしまいます。」

 

ドロシー「明らかに何かを隠蔽しているみたいだわ。」

 

ヒカル「まぁ忠告ありがとう。じゃあ俺達はこれで。」

 

彼らは宿へ戻って行った。女性は洞窟を見て何かを企んだ。

 

 

 

 

 

 

『BGM:懊悩』

 

翌日、タスクが起きた。

 

タスク「・・・ん?」

 

外を見ると、国民達が何処かへ走って行くのが見えた。

 

タスク「何だ?何が起こったんだ?」

 

 

 

 

国民達は、ある場所へ着いてザワついていた。そこにヒカル達も来た。

 

ヒカル「何だこれは?」

 

ドロシー「ねぇ、ここで何があったの?」

 

1人の男性に尋ねる。

 

男性「彼処を封印してる結界が破られたんだ。」

 

ドロシー「結界が?」

 

洞窟を見ると、数人の騎士達が調査していた。

 

ローズ「あの洞窟何?」

 

メイリン「昨日の夜見付けたんです。姉さんは泥酔して寝ていましたけど。」

 

タスク「あの奥に強大な力が封印されていたけど、洞窟の結界が破られたんだ。」

 

騎士「おい!止まれ!」

 

5人「ん?」

 

昨晩に出会ったローブの女性が洞窟に入ろうとしていた。

 

騎士「おい!聞こえないのか!」

 

女性「邪魔よ!」

 

騎士達「ぐああああああ!!」

 

右手を横に払うと、騎士達が飛ばされた。

 

女性「フッ。」

 

彼女はそのまま洞窟へ向かった。

 

ローズ「さっきの魔法、見覚えある。」

 

ヒカル「おい待て!!」

 

タスク「逃がすか!!」

 

ローズ「待って!私も!」

 

3人は女性を追う為洞窟へ入った。

 

ドロシー「ヒカル、タスク。」

 

メイリン「姉さん。」

 

 

 

 

 

 

『BGM:太古』

 

洞窟内。

 

ヒカル「あの野郎、何処行きやがった?」

 

タスク「絶対何処かに潜んでるはずだ。」

 

ヒカル「見ろ。3つの分かれ道がある。」

 

ローズ「手分けして探そう。」

 

ヒカル「ああ。」

 

右にヒカル、左にタスク、真ん中にローズが入った。

 

 

 

 

左の洞窟。

 

タスク「気配すら感じない・・・」

 

 

 

 

真ん中の洞窟。

 

ローズ「この奥に何かあるわ。」

 

 

 

 

右の洞窟。

 

ヒカル「あの野郎、何が目的だ?」

 

するとその時。

 

ローズ『きゃあああああ!!』

 

ヒカル「っ!?ローズか!?」

 

 

 

 

急いで真ん中の洞窟へ入った。タスクも来た。

 

ヒカル「どうしたローズ!?」

 

タスク「何があった!?」

 

ローズ「ヒカルさん・・・タスクさん・・・あれ見て!」

 

ヒカル「・・・なっ!?」

 

タスク「これは・・・!」

 

そこで3人が見たのは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クウガの石像だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒカル「クウガ!?何故ここに・・・?」

 

タスク「けどこのクウガ、お前の奴と少し違うぞ。」

 

このクウガは、角が短かった。

 

ヒカル(此奴グローイングか?いや、もしかしたら・・・)

 

???「これが強大な力の正体ね。」

 

3人「っ!?」

 

後ろに振り向くとそこには・・・

 

 

 

 

あのローブの女性が立っていた。

 

 

 

 

ヒカル「おいあんた、あれが目的なのか?」

 

女性「無論だ。」

 

ローズ「あなた、聞き覚えのある声だけど、まさか・・・」

 

女性「久し振りね。ローズ姉さん。」

 

彼女はローブを脱いだ。

 

 

 

 

 

 

ローズ「ダリア!!」

 

 

 

 

 

 

女性の正体は、ローズの妹の1人のダリアだった。

 

ヒカル「お前、ローズの妹なのか?」

 

ダリア「正確には五女だけどね。」

 

ローズ「あなた、まだ力に拘ってるの?」

 

ダリア「勿論よ。」

 

タスク「彼女は一体?」

 

ローズ「ダリアは昔から力こそ全てだと断言しているの。3年前に突然姿を消したと思ったら・・・」

 

ダリア「そう。私は力を求めてここに来た。」

 

ヒカル「そうはさせない!此奴には指1本触れさせねえ!タスク!ローズ!そのクウガを破壊しろ!」

 

タスク「解った!」

 

ローズ「うん!」

 

ダリア「ウインド!!」

 

風を巻き起こした。

 

タスク「くっ!!」

 

ローズ「きゃあ!!」

 

ヒカル「っ!!」

 

するとクウガの石像のアークルが外れ、ダリアの手に渡った。

 

ダリア「これを使えば力が得られるのね。」

 

ヒカル「止めろ!止せ!!」

 

 

 

 

『BGM:示威』

 

しかしダリアがアークルを腰に装着した。するとアークルが輝き、ダリアの体に吸い込まれ、更にクウガの銅像が消滅した。

 

ダリア「っ!!がぁ・・・!!」

 

ローズ「嘘・・・ダリアの体に吸い込まれた・・・」

 

ヒカル「マズイ・・・!!」

 

ダリア「っ!解るわ・・・使い方が!!」

 

両手を腰に当てると、アークルが出現した。

 

ダリア「変身!!」

 

そして左のボタンを押すと、仮面ライダークウガ・プロトタイプに変身した。

 

タスク「クウガ・・・!?」

 

ヒカル「いや、あれはクウガ・プロトタイプだ・・・!」

 

ローズ「プロトタイプ・・・?」

 

ヒカル「もう1つのクウガ・・・!」

 

ダリア「素晴らしい。素晴らしい力が湧き上がる・・・!!」

 

プロトクウガは洞窟から逃げ出した。

 

ヒカル「ヤバイ!追うぞ!!」

 

タスク「ああ!」

 

ローズ「ええ!」

 

 

 

 

〜ツヅク〜




         キャスト

       ヒカル:山崎大輝

       タスク:小林裕介
      ドロシー:山村響
       ローズ:藤田咲
      メイリン:佐藤亜美菜

        男性:狩野翔
        騎士:浜田洋平

       ダリア:高野麻里佳

次回「霊石」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。