仮面ライダークローズ グリス ローグの異世界生活 （不定期更新です） 作：仮想現実
万丈「生活っていうかここまでほとんど戦ってばっかりじゃねーか」
一海「そこは作者が悪いんだ、でもここまできたら世界を救うしかないだろ」
幻徳「確かにな」
万丈「アブソーブはサイになったしどうやって倒すんだ？」
一海「まぁそれは見ればわかるだろ」
戦兎「それではどうぞ」
【ライノ】
【ライダーシステム】
【アブソープション】
【Are you Ready？】
「変身」
【ライノ ライノ ハードライノ】
【フッハッハッハッハッハッハ！】
「フェーズ2完了」
フェーズ2になったアブソーブは挑発するように指をクイッとしてきた
「まだいけるか？幻さん」
「心配はいらない」
4人は一斉にアブソーブへと向かっていく
「ハァ！」
カン！
まるで鉄を金槌で叩いているような音がした
「！？」
「あまいんだよ」
葛城がゴリラアームで思いっきり殴ってもアブソーブには全く効いていない、いやそれどころか硬すぎて手が痺れてしまうくらいだ
「ゴリラアームが効かないなんて…」
「所詮、お前はその程度だってことだ」
アブソーブは葛城を持ち上げた
「葛城を離しやがれ！」
万丈や一海、幻徳が一斉に攻撃をするが、アブソーブには全く効いていない
「邪魔だ」
アブソーブは葛城を武器のように振り回して万丈、一海、幻徳を吹き飛ばした
「グァハ！」
当然振り回された葛城もダメージを負う
アブソーブは葛城上へ投げた
「くたばっていろ」
そして落ちてきたところを強靭な腕で見事なラリアットをして吹っ飛ばした
「グァァァ！」
「さぁてここまででウォーミングアップは終わりだ、そろそろ本番だな」
するとアブソーブは残像が見えるくらいの速さで万丈に近づいた
そして右手にエネルギーをためて、万丈の腹の真ん中に思いっきりパンチをした
万丈はあまりの速さに避けることが出来ず、そのまま壁まで吹っ飛ばされた
「カハッ！」
「お次はっと」
アブソーブは肩パーツのサイの角を腕に装着した
そして今度は幻徳へまた残像が見えるくらいの速さで近づくと、超連続パンチをした
「フハハハハハハハハ！」
最後の一発とともに幻徳を万丈の方へ吹っ飛ばした
それと同時に3分経ったので幻徳の超強化状態が解除された
「最後はっと」
アブソーブは一海へ高速で近づくと同時に蹴りをくらわせた
「グォ！」
一海が軽く吹っ飛んだ瞬間、アブソーブは吹っ飛ぶ一海の後ろへ回り込み、サイの角で殴ってまたも万丈の方へ吹っ飛ばした
「ウワァ！」
「おいおいお前らハザードレベル上げたのにこんなもんかよ、ガッカリだ…」
アブソーブはその場を立ち去ろうとした、だが
「ま、待て…まだ終わってない！」
「ほ〜う？まだ生きていたか、しぶとい奴め」
「当たり前だ…」
【ダイヤ&ダイヤ】
【Are you Ready？】
「ビルドアップ」
【オーバーフロー】
【 輝きのハードガーディアン ダイヤダイヤ】
【ヤベーイ！カテーイ！】
葛城がダイヤダイヤフォームにチェンジしてアブソーブの方へ突進していく
「うおおおー！」
「面白い、かかってこい」
アブソーブは自信満々なのか葛城の突進に対して無防備に構えていた
葛城はダイヤで巨大アームを作り、それを腕に装着してそのままアブソーブを殴った
「ハァ！！」
ゴン！
「そんなもんか？ダイヤってのは」
「き、効いてないだと⁉︎」
「効かないと分かったところで、そろそろお別れの時間だ」
アブソーブは葛城を軽く蹴って距離を取るとベルトのレバーを回した
【Ready？Go！】
「これで終わりだ」
「そうはいくか！」
【Ready？Go！】
【ハザードフィニッシュ！】
【ダイヤダイヤフィニッシュ！】
葛城は体の前に全エネルギーを使って巨大なダイヤの盾を作りだした
「そんな盾で防げると思うな！」
アブソーブは両腕にサイの角を装着するとそのまま葛城に向かって突進した
「砕け散れ！」
【アブソーブフィニッシュ！】
【Good by】
「く、なんて威力だ…このままじゃ」
アブソーブの突進は全エネルギーを使ったダイヤの盾にどんどんヒビを入れていきながら、葛城を倒れている3人の方へ押していく
「お仲間と共に吹き飛べ！」
アブソーブが叫ぶと同時にダイヤの盾が破壊され、葛城は3人の方へ吹き飛ばされた
「グハァ」
「お、おい…葛城大丈夫か？おい龍我、ヒゲ、生きてるか？」
「おう」
「なんとかな、超強化状態が解除していたら危なかったかもしれん」
「全員生きてるなんてお前らどんだけタフなんだ？まぁこれで終わりだけどな」
アブソーブは再びベルトのレバーを回した
【Ready？Go！】
【アブソーブフィニッシュ！】
【Good by】
アブソーブは葛城、万丈、一海、幻徳に突進して壁を破壊してタワーから吹っ飛ばした
「「「「ウワアアアア！！！！」」」」
「これでアイツらも諦めるだろう」
アブソーブはそう言うとまたどこかへワープした
タワーから吹っ飛ばされた4人はゴミ処理場にある大きなゴミの山に落ちた
「痛！……」
「「「「クッサ！！！！」」」
「と、とにかく家に戻ろう」
4人は酷い臭いのするゴミの山から抜け出して葛城の家に向かった
そして家に着いてすぐに怪我の手当てをした
「なんで病院に行かないんだ？カズミンや幻さん、葛城もすごい怪我なのに」
「最近タワーでの戦いが増えて、この辺の病院の人はみんな違う病院に避難しているんだ勿論患者さんもね。それに、もし入院なんてことになったらアブソーブといつでも戦えるような準備ができないからね」
「そうか」
「さて、僕は手に入れたこのパネルを使って新アイテムを作るよ」
「じゃあそのあいだ俺たちはこの辺の警備でもしておく」
「ありがとう、多分3日ぐらいで完成すると思う」
同時刻アブソーブタワーではアブソーブと葛城 忍が話をしていた
「思ったより変わってなかったなぁアイツら兄さんの世界も大したことないな」
「君のお兄さんと君とではどちらが強いんだ？」
「そーいやまだ本気のバトルをしてないな、でも完全体同士なら俺が勝つと思うな」
「そうか」
「先生もぼちぼち出番かもよ」
「そうだな、準備くらいはしておくか」
3日後葛城が少々テンション高めで部屋から出てきた
「遂に完成した！60本全てのボトルの成分が入ったボトル、その名もジーニアスボトルだ！」
「やっぱりこっちの世界でもジーニアスボトルを作ったのか」
「すごいでしょ？最高でしょ？天才でしょ？」
「お、おう」
「あともうひとつのパネルを使って新アイテムを作ってみたんだけど、ブランク状態のままなんだ。きっとなにかが足りないんだろうけど、僕が出来ることは全てやったから後は万丈たち次第だよ」
「おうよ任せとけ」
「せっかく作ってくれたんだ絶対使えるようにしてやるぜ、なぁヒゲ？」
「当たり前だ」
「それじゃあアブソーブを倒しに行こう」
葛城たちはアブソーブタワー40階まできた
「確かここでアブソーブに負けたんだよな」
「いーや負けてない！」
「うるせーなヒゲ、Tシャツ破くぞ」
「な⁉︎それはダメだ！」
「なら黙ってろ」
「それじゃあ行こうか」
葛城は41階への扉を開けた
「「「「変身！」」」」
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そして4人は49階のボスを倒して50階への扉の前で来た
「いよいよだな葛城」
「あぁこの時のために敢えてジーニアスボトルを使ってこなかったからね、早く使ってみたくてウズウズしてるよ」
「俺たちも早く使ってみたいから早く行こうぜ」
「ふん、新アイテムなどすぐに使いこなしてみせる」
「さぁ行こう」
葛城は50階への扉を開けた
開けるとそこには大量のスマッシュとハードガーディアンがいた
そしてそれをあっという間に蹴散らした4人はボス部屋手前まできて足を止めた
「やあ仮面ライダー諸君、生きていたなんて驚いたねぇ」
アブソーブが急に4人の前にワープしてきた
「アブソーブ！今度こそお前を！」
「まぁそんな焦んなよ、俺はあの扉の奥で待ってるからよ」
アブソーブはそう言うと奥に見える明らかに今までとは違う大きな扉を指差した
「この扉の門番を倒せたらあの扉が開いて俺と戦える。まぁ無理だろうけどな」
「んだと⁉︎」
「せいぜい頑張れよ、Good by」
一海がアブソーブに向かおうとした瞬間アブソーブはワープした
「とにかく門番を倒して一刻も早くアブソーブを倒そう」
「そうだな」
4人は扉のある方へ向かった。扉の前にまで来ると門番の姿が見えてきた、そしてその門番の姿を見て葛城は固まったように動かなくなった
「な、何で…何でだよ…嘘だろ」
「久しぶりだな…巧」
「何故だ！何故なんだよ父さん！」
そう門番とは葛城の父、葛城 忍だったのだ
「さぁ巧、私を倒してみせろ」
「…クッ」
「葛城、気持ちはわかるが今は世界を救うことに集中しろ」
「あぁそうだね、ありがとう一海」
「父さん、僕たちは父さんを倒し、そしてアブソーブを倒して世界を救う！いくよみんな」
「「「おう！」」」
葛城はジーニアスボトルを取り出した
【グレート、オールイェーイ！】
【ジーニアス！】
【イェーイ！ イェーイ！ イェーイ！ イェーイ！イェーイ！イェーイ！】
【Are You Ready？】
「変身！」
【完全無欠のボトルヤロー！】
【ビルドジーニアス！】
【スゲーイ！】
【モノスゲーイ！】
【Wakeup DRAGON！Get Over The Limit！】
【Yeah！】
【鋼の万能兵器 マキシマムロボ イェー】
【パリーンと砕ける！クロコダーイルNEO！】
【イェイ！イェーイ！】
「それが巧の答えか」
【ラビット】
【タンク】
【Aer You Ready？】
「変身」
【鋼のムーンサルト！ラビットタンク！】
【イェーイ！】
「勝負だ！父さん！」
次回に続く…
次回予告
葛城は最も信頼、尊敬していた父親がアブソーブの下についていたことにショックを受ける
だが倒さなければ世界を救えない
家族か？世界か？葛城の苦渋の選択はいかに！
次回もお楽しみに