モモン・ザ・ダーク   作:テイクアンダー

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本日二話目

※注意:独自設定、独自解釈を盛り込んだ話となります


幽霊船

 地面に書き残した印が三〇〇を超えた。

 真っ白な世界でも、探せば見つかるようにくっきりと刻まれる。

 

 歩く速度に合わせて、視界の端からその印は後ろへと流れて見えなくなる。また先行きの見通せない白い世界を、アルシェはやや覚束ない足取りで歩く。ふと、不安に振り返りたくなる時がある。そんなタイミングで、目の前を先導するティナが手に持った棒切れで、地面に進行方向を表す印を地面に刻むのだ。

 

 等間隔。いっそ気が狂いそうなほど正確な間を持って、彼女は己の仕事をこなす。

 だからこそ、三〇〇という数字は時間として重くのしかかった。

 

「もうじき夜になる」

 

 誰の呟きだったか。アルシェは思わず空を見上げる。

 その視界は前を向こうが、横を向こうが、上を向こうが、霧の色だった。濃密なミルクのような色は彼女の五感を一つほとんど奪ったと言っても差し支えない。だが明暗くらいは識別できた。六人で霧の中へ――カッツェ平野へと足を踏み入れた時より、段々と薄暗くなっている。

 

 今はまだ縦一列に並び進行する六人全員の姿を、視覚でなんとか確認できている。

 そのことには安堵できるが、時を経るごとにアルシェたちは目を奪われてしまう。完全に空が夜に堕ちれば、この白い世界は黒い靄に覆われた絶望的な光景に変わるだろう。

 

 生者にとっては恐怖の檻。

 死者(アンデッド)にとっては安寧の楽園、だろうか。

 

 眼球が腐り落ちた、あるいはそもそもから存在しない奴らにとって霧など関係ない種も多い。

 こんな環境下で正体不明のアンデッドを探し出すのは、危険と困難を極める。とはいえ、そう簡単に退き返すわけにもいかない事情がある。目標がすぐ近くにいるかもしれないのだ。この機を逃せば、霧に覆われた広いカッツェ平野で次に遭遇するのはいつになるのかわかったものではない。多少無理をしてでもその手掛かりを掴みたい場面であった。

 

 ただ、発見できる気配がない。真っ直ぐ歩いているだけとはいえ、それなりの距離を進んだ。痕跡一つ見つからなかった。他のアンデッドも群れではないスケルトンが一体近寄ってきただけ。それも戦闘を進むモモンが剣を抜く動作すら惜しんで拳で対処した。

 

 印がさらに五〇ほど上積みされた。

 暗さは増し、ちょうど日と夜の境目の時間(うえ)を歩いていることをアルシェは自覚した。

 

 ――――この辺りが限界。

 

 誰かが言わずとも、皆同じように考えている雰囲気があった。

 ガガーランが苦々しく舌打ちをする。人一倍正義感が強い彼女は、事態が深刻化する前に決着をつけたいと思っていた。そんな彼女の後ろ――最後尾に着くラキュースも無念そうに息を小さく吐く。ティナも気持ちは同じだろうが、微かにも態度に出すことはなかった。

 

「モモン様、すいません。これ以上は私の仲間たちの危険が増してしまいます」

 

 切り出したのは漆黒の鎧の後ろをちょろちょろと歩いていたイビルアイだった。

 彼女の声にモモンは足を止めた。ほんの少しの沈黙。彼は言った。

 

「そうだな。あまり遅くなって、外で待たせているティアさんを不安にさせるのも悪い」

「も、もし良ければ夜でも私が一緒に調査しましょう! その……私は夜目が利きますから」

「そこまで深追いするつもりはない。これだけ進んでも気配一つ感じられないなら、多分ターゲットはもうさらに奥深くへ行ってしまったのだろう。危険を冒してまで探す意味は――――なんだ?」

 

 赤いマントを揺らす背中から言葉が途切れ、途端に警戒の色が強くなる。

 アルシェの目の前にいるティアも、同時に身構えるような仕草を見せた。

 

「どうした? なんか見えたのか?」

「はい……巨大な影が、一瞬だけ」

 

 彼の視線は前方へ油断なく向けられている。アルシェたちもそちらを向いていたはずなのだが、彼が言うようなものは見えなかった。しかし感覚の優れたティアまでも警戒を強めたことから事実であることは間違いなさそうだ。

 

「巨大な……例のアンデッドかしら?」

「違うリーダー。さっき見えたそういうのじゃない」

「私には船のように見えました」

「船だぁ!? おいおい、この平野には湖どころか池もねぇんだぞ。まさか昨日の雨でできた水溜りに浮かんでるなんて冗談じゃ――――」

「まさか、カッツェ平野に現れ霧の中を泳ぐという幽霊船か」

 

 小さく呟いたイビルアイの声に、全員が耳を寄せた。

 怪談じみた噂話らしいが、知る者には良く知られた話らしい。帝国にいたアルシェもまた、その噂は小耳にはさんだことがある。

 

「聖王国辺りから流れてきた噂が形を変えたものだと思っていたのだが、実在したとはな」

「たしか乗っているのは死者の大魔法使い(エルダーリッチ)や従えたアンデッドだったはず」

「その通りだアルシェ。さらに海辺の国々の伝承によると幽霊船が現れる前兆として濃い霧に周囲が包まれる」

 

 やがて、白い霧の奥より誰にもわかるほど明確な影が浮かんだ。

 その影はたしかに船の形をしている。そして何より巨大で、ガレアス船ほどもありそうだった。

 

「つまり目標のアンデッドとの関係は不明だが、この煩わしい霧は幽霊船の仕業かもしれん」

「へぇ、そいつはいいね。やるべきことが明確なのは好きだぜ」

「皆、戦闘準備よ。ここで逃す手はないわ」

 

 魔剣キリネイラムが鞘から引き抜かれた。バスターソードほどもあるその魔剣は、刀身が漆黒の夜空を思わせる輝きを帯びている。伝説に語られる十三英雄の一人がかつて振るっていたという“漆黒の剣”の内の一本。その現所有者であるラキュースは、背に携えたマジックアイテム浮遊する剣群(フローティング・ソーズ)を起動して万全の構えを見せた。

 

 神官でもある彼女は仲間たちへ全体支援魔法をかけ、アンデッド相手に有効と思われる手段をすべて打った。それに応えるように彼女たちも構えを取る。イビルアイは〈飛行(フライ)〉により地より足を浮かび上がらせ、ティナはくないを取り出した。鉄砕き(フエルアイアン)なる長大な刺突戦鎚を両手に持ったガガーランが凶悪な戦士の笑みを浮かべ戦気を高揚させる。

 

 一直線だった行進陣形は崩れ、前衛後衛に分かれて真正面から敵を迎え撃つ陣形を作る。

 たった四人ながらも冒険者として最も様になった姿がそこにある。

 

 振り返り隙のない布陣を一瞥したモモンは相棒を自身のやや後ろに置いて、その背より二本のグレートソードを抜き放った。ゆったりとした淀みのない抜剣。しかし圧倒的な膂力を持って片腕で構えられる大剣の重みに潰されるように、周囲の霧が払われた。

 

 接敵に備え杖を強く握りしめたアルシェの目へ明瞭に映った英雄の背中。

 ただそこに在るだけでどんな強敵が来ても大丈夫だ、と安心感を与えてくれる。

 

「――――来るぞ」

 

 霧の世界が突如、拓かれた。薄っすらと不明瞭な視界ではあるが、その中心に在る存在はハッキリと視認できる。

 まさしく幽霊船であった。船体も、帆も、マストも、すべてがボロボロで見るに堪えない有様だ。大穴が空いている箇所も散見され海に浮かべればそれだけで沈んでしまいそうである。帆は破れ風を受ける役目を放棄し、代わりに太く長いオールが左右に突き出て大気を掻いている。船は人の胸の高さほど地上から浮いていた。

 船首の舳先も折れて不格好な姿であるが、その下にある衝角だけは磨かれたように綺麗で、異様に突き出している。魔法のような朧げな光が宿っており、朽ち果てた船体とのチグハグさが余計に不気味さを増させていた。

 

 奇怪にして異様な造物に、五人の喉がゴクリと鳴った。

 同時、ゆっくりと進んでいた幽霊船がその動きを止めた。

 

 船首に人の影が現れる。いや、アレは人ではない。

 元は豪華なローブであったのだろう。そう思わせるボロ布で骨と皮だけの身体を包む。腐敗し、醜悪な表情を浮かべる顔。邪悪な叡智を示すようにその体よりたち昇る負のオーラ。まさしく魔法詠唱者(マジック・キャスター)がその手に持つであろう捻じくれた杖。

 

 物語において古城を根城とし、幾千のアンデッドたちを統べる支配する者としても語られるモンスター。

 

死者の大魔法使い(エルダーリッチ)……」

『霧の世界へようこそ、忌々しき生者諸君』

 

 人間や亜人が放つものとは違う、腐った声帯を震わせるしわがれた声。耐性のない者が耳にすればそれだけで恐怖をかき立てられ、肌が粟立つだろう。

 そんな嫌悪感をまるで気付いていないかのように、饒舌に語るアンデッド。

 

『何をしに来たのか、などとつまらないことを聞くつもりはない。私も、ここで何をしているのか教えるつもりもないからな。だから代わりにこう言おう――――死ね!』

 

 宣言と共に〈火球(ファイヤーボール)〉が放たれた。人の頭ほどの火の玉は、一直線にモモンたちへ向かって飛翔する。この魔法は着弾すると同時に炎が巻き起こり周囲を焼き尽くす範囲攻撃である。陣形を組みひとまとまりになっている人間ならば、これ一つでまとめて始末できるだけの威力があった。

 

 おぞましい顔を歪め、死者の大魔法使いは勝利を確信しているようだ。

 しかし、火炎に呑まれる現実よりも速く、モモンが剣を振るった。

 

 鈍い光沢が世界を薙いだ。

 その軌跡に巻き込まれた火球は二つに別れ、その火の手を伸ばすことなく掻き消えた。

 

『……貴様、何をした?』

「別に何も。ただ斬っただけだ」

 

 死者の大魔法使いだけでない。“蒼の薔薇”とアルシェも、魔法を両断するというあり得ない技に驚愕する。物理的な現象を捻じ曲げる魔法という理の現象を、無理やりねじ伏せるような荒業。

 そんな絶技を当たり前のように扱い、肩に剣をのせ余裕を漂わせるモモン。

 

「アンデッドは生者を憎んでいる、だったか? まあ、それはお前たちの在り方であるし、私がとやかく言うつもりはない。だがそれにしたってご挨拶じゃないか。来客にはもう少し丁寧に接するべきだ」

『ふん! その減らず口きけなくしてやるわ!』

 

 並の冒険者にとって死者の大魔法使いは難敵とされる。

 その理由は数あるが、何よりも〈火球〉を連射できるという点が特筆される。

 高位の範囲攻撃系位階魔法を息の絶え間なく撃ち込まれれば、たとえ防御に徹していてもいつかは崩れ、焼き尽くされる。だから多くの冒険者は反撃の暇がなくなる前に、勝負をかけるべくと距離を詰めるのだ。

 

 だが、モモンと死者の大魔法使いの物理的距離は大きく離れている。

 次弾が放たれる前に距離を詰めることは不可能。無理に詰めようとすれば火球の連打が押し寄せる。堪えて機会を伺えば火球の波に押し潰される。

 

 今度こそ、と邪悪に笑みを浮かべたアンデッドはあらん限りの速度で〈火球〉を連射した。

 絶え間なく、隙間なく、まるで数珠が繋がるように火球が飛び連なる。

 

 流石にこの猛攻はマズイと思ったのだろう。ラキュースたちが援護に動こうとする。

 しかしアルシェが手で制した。

 

 ――――必要ない。

 

 まだ組んで短いとはいえ、彼女は知っている。

 モモンという男の力を。彼が振るう剣の凄まじさを。

 

 暴風が巻き起こる。その中心で振るわれる二本の大剣は、淀みなく美しい軌跡を描き、飛来する火球をことごとく斬り落としていく。討ち漏らしもない。彼の背後には火の粉一つ届かない。絶対の防御壁でも張られているかのように、火の猛威は彼の目の前で途切れていた。

 

『な、なんなんだ貴様は!?』

「生者を守る剣――つまりは英雄さ。お前の敵だよ、だから遠慮なくかかってこい」

 

 火球の嵐が止む。挑発を口にすると共に、モモンはその手に持つ剣を投擲した。

 引き絞り放たれた矢の如き速さを持って、剣は船体を貫きマストに突き刺さった。べきべき、と朽ちた木が軋む音がする。

 

「言っておくが、その船では盾にもならないぞ?」

『……ククク、なるほど。恐るべき強者、というわけか。これまで霧の中で狩り殺してきた者共とはわけが違うな。いいだろう……我らが持つすべてを持ってして、貴様を殺してやろう』

 

 不気味な笑い声が木霊する。幾重にも、幾重にも、幾重にも。

 アルシェが違和感を覚えた瞬間だった。これまで油断なく船首に目を向けていたはずのモモンが、何も見えない周囲の霧の中へと視線を走らせた。

 

『気付いたか?』

「多いな……一千、いや二千? まだ増えるのか」

 

 背後でティアも声を上げた。

 

「リーダー、最悪。凄い数のアンデッドが此処を取り囲むように近付いてる」

「件のアンデッド師団ね、数は?」

「わからない。最低でも千は超えている……」

 

 中々お目にかかれるものではない、凄まじい数だ。

 だが彼女たちはアダマンタイト級冒険者。一山いくらのアンデッド雑兵がいくら来ようとも、その全てを打ち倒せると豪語できる英雄である。

 

「モモンさん、私たちは迫っている大群を相手します! 幽霊船をお任せしても?」

「はい。そっちはお願いします」

『いやいや、それには及ばんよ……』

 

 突然のことだった。宙に浮かび停止していた幽霊船が急に動き出した。

 しかも、その速度は尋常ではなくアルシェが認識できたのは、モモンによって巻き込まれないよう突き飛ばされた後だった。

 

 硬質な物同士がぶつかる音が響く。

 泥まみれになったアルシェが身を起こし、はたと見る。

 

 凄まじい推進力を持って幽霊船がその衝角をもってモモンへ体当たりを繰り出したのだろう。彼はそれをグレートソードを両手で構え受け止める。

 一瞬の拮抗。巨大な船を受け止めるだけの馬鹿げた膂力が彼にはあった。

 もしかすると、そのまま船を押し留めることも可能だったのかもしれない。

 

 だが、不幸だったのは昨日が大雨であったことだろう。ぬかるんだ地面は、彼らの力の拮抗に耐えられなかった。モモンの足が埋もれ、そのまま彼の体を後退させてしまう。いくら彼が堪えようとしても脆弱な地面が許さない。

 

「ぐっ――――」

『この船の体当たりに耐えるとは……まあ良い。協力されても面倒だ。このまま貴様を遠くへ運び孤立したところで殺してやる』

 

 一度拮抗が破れ動き始めると、その速度は加速度的に増していく。

 アルシェにはどうすることもできなかった。

 

「モモンさんッ!!」

「アルシェ、キミはキミのやれることをやれ! すぐに戻るッ!」

 

 あれだけ巨大な船体が、あっという間に見えなくなった。

 深い霧が周囲をまた覆う。じりじり、と数多の足音が濡れた地面を踏みしめる音が鼓膜を揺らした。

 

「モモン様……クソッ、やるぞお前たち!」

「だがアイツ一人にしちまっていいのか?」

「信じろ、彼ならあの程度のアンデッドにやられはしない。それよりも――――」

「――――何か、来る」

 

 ティナが何者かの急速な接近を感じ取った。

 この平野を駆け抜ける足音は、やがてアルシェの耳にも届いた。

 

「オオオオァァァァアアアア!!」

 

 人の恐怖を駆り立てるような咆哮だった。周囲に殺気が撒き散らされ、ビリビリと空気が震える。

 彼女たちが数多の経験を乗り越えた者でなければ、それだけで身を竦め動けなくなったかもしれない。

 

 そんな絶大な恐怖を孕んだ叫び声。その主は一体、と全員が一方へ目を向けた。

 巨大な人影に見えた。鎧を纏い、マントをたなびかせる、巨躯の騎士に見えた。

 

 その印象はある意味正しい。だがその正体は、そんな生易しいものではない。

 白い霧を振り払い、黒い疾風が姿を見せた。

 

 その巨体は黒い全身鎧に包まれていた。真紅の血管のような模様が施され、鋭い棘があちらこちらより突き出た攻撃的で禍々しい意匠が凝らされている。悪魔の角を生やした兜より覗くその化物の顔は、腐り落ちた人間のそれ。ぽっかりと空いた暗闇の眼窩に、憎悪の炎を燃やした光が二つ灯っている。

 左手には巨大な盾――タワーシールド。

 右手には拍動するおぞましきオーラを纏った波打つ刃――フランベルジェ。

 

 ボロボロの漆黒のマントをはためかせ、剣を振り上げるその姿はまさしく『死の騎士』であった。

 

 この世界で自然発生した個体が確認されたのは過去に一度だけ。対処に当たったのはバハルス帝国のみであり、『逸脱者』フールーダー・パラダインとその高弟たちを持ってしてなんとか捕縛した伝説級の化物。

 

 つまり、帝国上層部しか存在を知らない()()()()()()()である。

 

 名はそのまま――死の騎士(デス・ナイト)という。




独自設定・解釈説明

 まずカッツェ平野に関してなのですが、とある考察で元々はナザリック同様この世界に転移して来たギルドの拠点ではないか、その後ギルド武器が破壊され廃墟となってしまい長い年月を経て今のような荒野になってしまった、というものがありました。
 それが個人的に面白く、説得力があると思い組み込ませていただきました。

 そして幽霊船ですが、元はギルド拠点にあったユグドラシル産の移動用アイテムか何かだったと本作では設定しています。ギルドメンバーを乗せ海や湖を渡る、またはギルド拠点内にあった巨大な池で遊覧するためか。その辺りは曖昧にしていますが、ユグドラシル産だけあってかなり強力な船になっています。
 まず頑丈で、帆に風を受けたりオールを漕いだりしなくても謎の爆速推進力を発揮できたり、と。ただギルド拠点が滅んだことにより、この船も朽ち周りの環境に合わせて幽霊船となりました。その際いくらかの搭載能力が変化し、封印されました。(というよりアンデッドごときには操作しきれない機能なため使えなくなった)
 そのため普通ならエルダーリッチを乗せた霧を撒き散らして浮遊するだけのはた迷惑な船程度のものだったのですが、とある理由によってそのスペックが発揮されてしまいモモンが孤立させられてしまった、という感じです。

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