【SW2.0】シノビ・ワールド【閃乱カグラシリーズ】 作:龍委員長
「著:河嶋陶一郎と速水螺旋人と暗転丸と池田朝佳とイケダサトシと泉信行と魚蹴と岡野繁浩と齋藤高吉とdczとぺらねこと吉井徹/冒険企画局、新紀元社」が権利を有する『アジアンパンクRPGサタスペ』の二次創作要素を含みます。
(C)2008 冒険企画局
(C)2008 河嶋陶一郎
というわけでエンディングです。
その前に、
前回の投稿を読んでくださった読者様から、
補助動作で使える魔法は判定しない(達成値0だ)よ
とのご指摘をいただきました。
全く以ってその通りでございました。
訂正を以ってお詫びとさせていただきます。
いやぁ、2.0時代からのルールなのになぜ勘違いしていたのか。
私のモン娘のSWリプレイを読んでいただければ解りますが、2.0の頃から勘違いしたままでしたね(汗)
本当にお恥ずかしい限りです。
ルールの理由は容易に想像できますね。
マギシューが解り易いですが、攻撃の準備でしかないバレット系で自動失敗した場合、補助だから何度でも可能のルールと噛み合って、無駄に同じ魔法を何度も行使することになるからでしょう。それなら最初から自動成功(ただし達成値は0)とするのが確かにスマートです。
次回セッションから修正してまいりますのでご容赦いただければ幸いです。
また、ご指摘してくださった方には最大限の感謝を。
それでは改めまして本編をどうぞ。
忍基地内 死塾月閃女学館基地 叢私室
未来:
さて、エンディングなんだけれど、何かしたいことが無ければ冒険者の店に帰って報告をしたら終了よ。
椿:
う~ん、何かあるかしら。
橘:
デスソードに使われてた亡骸ってどうなるの?
未来:
うん? 剣の方が本体だし特には変化ないかしらね。(そういえばロールプレイでつわものの死体を入手できたデスソードかもってやってたわね。それじゃぁ)
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ハイリア地方ロウラル王国ロウラル城下町 路地裏
GM(未来):
激戦の末、アンデッドの討伐を終えた一行。
そこに残るのは、砕けた人骨、折れて力を失ったデスソードだった剣、そしてデスソードに能力を見込まれ操られていた哀れな骸。
コロネ(鴉):
「このままにしておくのは忍びないし、供養ぐらいはしておきましょう。リンダちゃん、お願いできる?」
リンダ(橘):
「あぁ。
その生涯を終えてなお、無念と怨讐に呑まれ不本意な振る舞いを強要された哀れな者に、此度こそ安眠と、神々の平原への導きのあらんことを……
……。簡易式だけれどこれでしばらくは大丈夫なはず」
タシギス(右京):
「これであとは笑う魔神亭に報告すれば終わりだな」
エウギス(左京):
「疲れたわね」
カメリア(椿):
「まったくですね。早く帰って休みたいです」
GM(未来):
そんな話をしながら撤収の準備をしていると路地の先、魔神亭の方角から複数の足跡が近付いてくる。
冒険者(A.R.C.):
『!』
椿:
警戒するわよ。
GM(未来):
音のほうへ視線を向けると
「こっちのほうだと思うんだが」
「もう音もしない。終わってるんじゃないか」
などという会話と共に現れた冒険者のうち何人かは、笑う魔神亭で見かけた顔だった。彼らはカメリアたちに気付くと歩調を緩め近づいてきた。
「お、魔神亭に居た新顔君たちか。
こっちで戦闘音が聞こえてきたから様子を見に来たんだが、必要なかったみたいだな」
リンダ(橘):
「おつかれさまです。お手数おかけしました。
こちらは何とか指定コースを廻り終えれそうです」
神殿勤め時代に討伐任務などで冒険者と交流のあったリンダが対応に当たるわ。
先輩冒険者(GM):
「ふむ。スケルトンにこいつはゾンビ、か?」
カメリア(椿):
「あ、気をつけてください。その剣、デスソードだったものなので」
先輩(GM):
「おっと」
コロネ(鴉):
「ウチの神官が簡易ですけど浄化を行ってくれているので大丈夫だとは思いますが」
リンダを示しながら説明しとこう。
橘:
なら制裁の双子女神の聖印を見せておこう。
先輩(GM):
「なるほどな。なら大丈夫だろう。
あとは……この塵はレブナントもいたのか?」
タシギス(右京):
「あぁ。他のところでも何体か見かけたぜ」
先輩(GM):
「ふむ。状況は相変わらずか」
とその時、デスソードに操られていた遺体をかたづけようとしていた別の冒険者が声を上げる。
「おい、こいつ、ひょっとしてサイコ漂流キャッツのナボールじゃないか?」
「なに? 本当か?」
「特徴は似てると思うが……キャッツのメンバーに確認してもらうのが確実だろうが」
エウギス(左京):
「どうかしたんですか?」
先輩(GM):
「あ、あぁ。すまない。このソレイユの女性*1はな、何ヶ月か前に行方不明になっていた魔神亭所属の冒険者に似ているんだ。まさかデスソードに魅入られていたとはな」
「まぁ、デスソードは殺した相手がその時使っている体より優れていると判断すると乗り換えるというし、戦士としては誉れかもしれないが……」
カメリア(椿):
「そうだったんですか……なら御遺体は魔神亭に連れて行ったほうがいいですかね」
先輩(GM):
「あぁ、そうだな。すまないが手伝ってくれ」
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鴉:
せっかくシリアスっぽい? 会話してるのにパーティーの名前で集中できへーん!
未来:
ランダム命名は頭使わなくて楽なのよね*2。
右京:
そんな雑な……
未来:
そんなわけで、先輩冒険者の1人が取ってきてくれた大八車に遺体を乗せたりして、残りの道を念のため警戒しながら魔神亭まで戻ってくるわ。
左京:
スルーした……
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ハイリア地方ロウラル王国ロウラル城下町 冒険者の店「笑う魔神亭」
GM(未来):
冒険者たちが店に戻ってくるとにわかに慌しくなった。
単なる夜警のはずが、行方不明だった冒険者が変わり果てた姿で帰ってきたのだから当然といえば当然だろう。後半の見廻りに備えて仮眠を取っていた彼女の元チームメイトだという冒険者たちが呼ばれ、顔や所持品を確認し、それ以外にも個人を特定できそうな物を確認していく。
同業者という意味ではライバルでも、こういう時は互助がしっかり働いているようで、サイサクは最小限の指示だけして、PCたちの下へとやってきた。
サイサク(GM):
「おつかれさん。見廻りだけのはずが余計な仕事までしてもらって悪かったね」
カメリア(椿):
「いえ。でも、彼女パーティーを組んでたんですよね? 何故1人だけ行方不明に?」
コロネ(鴉):
「確かに。パーティー1つ丸々消息を絶つなら解りますけれど」
サイサク(GM):
「あぁ、その辺りも調べてはいたけど、これで少しは進展すれば良いんだがね。
さ、湿っぽい話は一旦置いといて、アンタたちの仕事の清算と行こうか」
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未来:
という事で、討伐した魔物たちの戦利品から今回の働きぶりを確認してくれて、報酬の支払いをしてくれるわ。
右京:
ナボールだっけ? どうなるんだ?
未来:
行方不明直後にデスソードに襲われていると仮定したら、蘇生を試みてもレブナント化のリスクの方が高いから、翌日神殿で弔いを受けるでしょうね。もし、参列したいというなら同じ冒険者の店の一員として許可は出るんじゃないかしら。サイコ漂流キャッツのメンバーからすれば仲間を解放してくれた恩人だし。
左京:
助けられないのか。
未来:
まぁ、名前も素性も戦闘後に決まったチョイ役だしね。
橘:
え?
未来:
戦闘前にダイスを何回か振ったでしょ。アレでボスと取り巻きの内容を決めるシナリオだったのよ。
椿:
最後までランダムエンカウントみたいなものだったのね。そういうことなら仕方ないわね。それで、報酬だけどどうなるの?
未来:
じゃぁ、経験点から順番に計算していきましょうか。
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リザルト
経験点
シナリオクリア:1,000
討伐魔物 : 310
自動失敗回数 : ×50
合計 :1,310+α点/1人
成長
カメリア:(2、6)敏捷
コロネ :(2、3)筋力
タシギス:(3、5)知力
エウギス:(2、3)筋力
リンダ :(5、5)知力
報酬
戦利品 :670G/5人
現物支給品:<「余裕を見せる*3」サーペンタインガン「必要筋力-2」>
獲得名誉点:16点
合計名誉点:25点
名声:駆け出し。冒険者の店など、狭いコミュニティの中でなら名前だけは知られている。
意訳:ロウラル城下の「笑う魔神亭」に新たな冒険者パーティーが所属することになった。
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未来:(苦笑)
ランダムだから仕方ないけれど、役に立たない物が出来たわね。
椿:
必要筋力は最初からクリアしてる項目だものね。
橘:
それ以前に、この効果があっても必要筋力は1より下がらないから。
右京:
こいつら元々1だからな……
鴉:
それやのに、HPが減らんと判定にマイナスってゴミやん!
未来:
マイナスしか意味が無い武器だから仕方ないけど、ゴミって。
うぅん、ここまで無用の長物が出来るのは想定外……よし。
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サイサク(GM):
「こういう代物ならあるが、そっちのリカントは見たところマギテックだろ? 要るかい?
(リカントが魔法使い????)」
タシギス(右京):
「いや、さすがにこれはいらねぇよ」
エウギス(左京):
「精神汚染だけのガンを渡されても……」
サイサク(GM):
「だよなぁ」
と苦笑すると、少し思案した後、
「よし、約束の品が役立たずとあっちゃ『笑う魔神亭』の名折れ。最初と話が違って申し訳ないが、こいつで手を打ってくれないかい」
とガメル銀貨が詰まって袋を差し出すわ。
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未来:
というわけで、武器の代わりに1,680G渡してくれるわよ。戦利品と合わせて2,350Gね。
椿:
あら、良いの?
未来:
どうせ次回売り飛ばされるだけでしょうしね。換金の手間を省略するわ。
鴉:
ほな遠慮なく。山分け……リンダに多めに渡しとくか?
橘:
……i
右京:
面倒だし、とりあえず山分けでよくね? 足りないときはお互いに融通すりゃいいんだし。
橘:
……うん。私もそれで良いと思う。
左京:
じゃぁ、1人470ずつか。
未来:
OKかしら? それじゃぁ、今日はここまでね。
お疲れ様でした。
A.R.C.:
おつかれさまでしたー。
と、いうわけでやっと冒険者としての体裁が整い始めました。
さて今回のシナリオですが、用意してあるランダム表を振ってその敵と既定回数戦闘したらボス戦というとてもシンプルなものでした。
ボス戦もランダムにしたのは毎晩無限に湧き続ける謎の怪現象という事になったので、何と出くわすか出発するまで解らないというふうにしたかったからです。
で、そのボスですがミルポサイドで猛威を奮ったデスソードになりました。さすがに今回は改造なしです。
そして序盤のダイス目のせいで突然の強個体扱いが始まり、最後にはネームドになりました(笑)
さてその哀れなデスソードの犠牲者ですが、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」よりナボールさんに出てもらいました。出て早々亡くなってますが。
原作的に考えると彼女の死はあまりよろしくない未来を暗示していそうですね。シナリオフックになりそうです(するとは言っていない)。
伏線として拾えそうなら拾っていこうスタイルでいきますので寛大な心でお付き合いください。
それでは今回はこの辺で。
次回までしばらくお待ちください。