【SW2.0】シノビ・ワールド【閃乱カグラシリーズ】 作:龍委員長
シナリオスタートです。が、今回のシナリオ非常にシンプルなために、短いです。もっといろいろ要素を盛り込めたなと反省しております。
忍基地内 死塾月閃女学館基地 叢私室
叢:
まずはカカリコ村から王都であるハイリア城に向かうわけだが、路線バスの馬車版……駅馬車が近いか。馬車に乗って1日ほどで到着する。運賃はサプリメント『エピックトレジャリー』の<乗合馬車運賃>だと55Gほどだな。所持金から引いておいてくれ。
如水:
食事つきの宿と同程度って高いと思ったけど……タクシーやバスで1日かかる距離って思うとこんなものかしら。
叢:
私もやや高いかと思ったが、そういわれると確かに妥当に思えるな(それでも鴉さんあたりは値切ったりするんでしょうか)。
だが、馬車は移動のみで食事はついていない。各々、<保存食>も減らしておいてくれ。
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各残金、残<保存食>
セラ :583G、6個
マル :193G、6個
アン :650G、6個
ペアル:195G、6個
イヴ :203G、6個
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叢:
うむ。では夕方頃に城門前へ到着する。
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M2-1.
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル城 城門前
GM(叢):
一行を乗せた駅馬車はハイラル城門前で停まり、客を降ろしていく。
セラたち冒険者も馬車を降り城門へと向かう。そこではハイラルの騎士が通行人の身元や荷物をチェックしている。ほどなくして冒険者たちの順番がやってくる。
門番騎士(GM):
「次の者、前へ」
セラ=ドーン(舞):
「は、はいっ」
門番騎士(GM):
「む。冒険者か?」
マル=デルー(如水):
「えぇ。この街の冒険者ギルドの支部はどこでしょう?」
門番(GM):
「ん? 何かの依頼ではないのか」
と言うと彼は口角を上げニヤリと笑い「ならば」と記録用の書類と一緒に置いていた紙束から5枚抜き取るとみなに渡しまわる。
アン(篝):
「? これは?」
門番(GM):
「ここのギルド支部は入会のための試験がある。その1つ目がギルドの場所を見つけること。
そいつはハイラル城下の簡易地図だ。その範囲にあるのでがんばって見つけ出してくれ」
ペアル(珠姫):
「どうやってー?」
イヴ=ソワール(夕霧):
「そのあたりも含めて試験なんじゃないんですか?」
門番(GM):
「あぁ、その通りだ。目的のためにとるべき手段の選択、そしてそれを実行できる技能の有無を見ている。ここで教えられるのは支部の名前が<必殺拳機関>ということだけだ」
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叢:
というわけで、ここでは聞き込み判定で機関の場所を特定してもらう。
篝:
機関て、裏社会の組織かよ。
叢:
この試験のために看板も出しておらず、立地も目立たないところにある。ある意味そういう組織に似ているかもしれん。
如水:
それで、目標値は?
叢:
15だ。やや高めだが無理なレベルではないだろう。
各々、どの技能でどのように聞き込みをするか宣言してくれ。あ、判定はまだするな。まずは宣言だけにしてくれ。
珠姫:
なんでー?
叢:
この情報収集は少し特殊でな。そのためまずは各々の状況を把握しておきたい。
舞:
うぅん、それじゃぁ……軽戦士や冒険者レベルで聞き込みしようと思うと冒険者に、てなるよね? でもその冒険者が集まる場所が判ってないから……あ、そうだ! 武器や防具を売ってるお店の場所なら判る?
叢:
まぁ、それなら大通りに面した場所に目立つ看板が掲げられた店が何店舗か確認できるだろう。
舞:
じゃぁ、セラは武器屋さんで冒険者ギルドについて聞き込むよ。使うのは冒険者レベルで。
叢:
(商店での聞き込みとなると……)うむ。良いだろう。
マルはどうする?
如水:
そうね、吟遊詩人として新作のために噂話を収集している。ていう体で聞き込みできないかしら?
叢:
場所はどうする?
如水:
酒場はもう開いてるかしら?
叢:
そうだな。到着した頃にはもう日が傾いているので、酒場に限らず夜の街が賑わい始めていることだろう。
如水:
なら、酒場で聞き込みね。もちろんバード技能を使うわ。
叢:
(えぇと、同じ商店ですけど……)承知した。
篝:
アンもセラみたいな方法しか思いつかねぇ。
叢:
同じ方法でも良いし、なんなら同じ場所で一緒に聞き込んでくれてもかまわんぞ。その場合、判定を行うのは代表のどちらかとさせてもらうが。
如水:
判定の挑戦回数が減るってこと? こちらにメリットがないわ。
叢:
うむ。では訊ねるが、お前たちが聞き込みに使われる店の店員だったとして、話だけして何も買わない者、つまり客とは呼びがたい冷やかしの質問に快く応えてくれると思うか?
舞:
え?
如水:
あ、
篝:
つまり、聞き込みのための出費に使える財布が増えるから2人で同じ場所もアリってことか?
叢:
あぁ。如水は気付いているようだから指摘する必要はないかもしれんが、食事中に突然話しかけてくるヨソ者は警戒されることだろうな。
如水:
お酒くらい奢れって事よね。解ってるわ。
舞:
かがりぃ~
篝:
はいはい。んじゃぁ、アンとセラは一緒に行動するぞ。
珠姫:
ペアちゃんはどうしようかな? 妖精さんにきけない? それならお金も要らないでしょ?
叢:
ふむ(妖精は時間の感覚を持たないから……)。まぁ良いだろう。
夕霧:
イヴは神官として神殿で話を聞けないかしら。マキシム神殿があれば良いけれどそれ以外の神殿でも喜捨すれば邪険には扱われないでしょう?
叢:
うむ。マキシム神殿があったことにして良いぞ。
では各々判定をしてもらうが、先ほど言ったように出費が必要な場合がある。それは判定を行うために必要なコストと考えてくれ。また、人族が相手の聞き込みの場合、判定前にさらに出費する事で判定にボーナスを与える。詳しくはサプリメント「ヴァイスシティ―悪徳の贄―」の情報収集判定を参照して欲しい。
また、判定に失敗しても追加で出費する事で達成値を上げることができるものとする。これは本来の情報収集判定には無い処理なので気をつけてくれ。イメージとしては情報を出し渋る相手に追加の謝礼を渡すことで素直に教えてくれた。という感じだな。
篝:(指をこすり合わせながら)
洋画でよくあるやつだな。
叢:
イメージはまさにそれだ。
では、最初にセラ・アンコンビから判定をしよう。別室へ移動するのでついてきてくれ。
舞:
え、なんで?!
叢:
みな、聞き込み場所がバラバラだからな。この世界に携帯電話などという便利なアイテムはない。遠隔通話が可能なマジックアイテムもあるがみなは持っていないだろう。だから他のメンバーの聞き込みが上手くいっているのか失敗したのか判らない状態で、先ほどの追加の出費をするか否か考えて欲しい。
如水:
あぁ、先に判定する人が成功してくるから自分は失敗してもかまわないって判断ができないようにする、と。
夕霧:
面白いですね。
珠姫:
ちょっとめんどくさいけど
叢:
言ってくれるな。元々は演技のためだろう。聞き込みに失敗した、必要以上に出費したというのもRPの起点になるはずだ。
舞:
はんろんのしようもない……。
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アイドル判定中
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叢:
では、再開しよう。まずはイヴから描写していこう。
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M2-2.1
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都 マキシム神殿
GM(叢):
今後世話になるであろう神殿に挨拶に来たイヴ。冒険者として活動するため頻繁に顔を出すことはできないが、それでも自分が祈りをささげる神の神殿に義理を通す必要がある。
イヴ(夕霧):
「ハイラル王都で冒険者をすることになりました、イヴと申します。マキシム神を信仰しておりますので、時折祈りをささげにお邪魔すると思いますがよろしくお願いいたします」
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イヴ、神殿に1G寄付
所持金:203→202G
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司祭(GM):
「これはご丁寧に。ハイラルへ着いたばかりともなりますと、解らないことも多いでしょう。我々で協力できることがありましたら頼ってください」
と寄付を受け取り神殿内での聞き込みを黙認してくれる。
イヴ(夕霧):
「いたみいります」
と礼をしてから、参拝者に目を向けるわ。
GM(叢):
時間帯も夜に入ってこともあり、居るのは参拝が目的ではなく夜露を凌ぐために屋根を求めて現れた物乞いの類のようだ。
イヴ(夕霧):
「少しお時間よろしいですか」
参拝者の1人の横に座りながら、手に小銭を握らせて話をします。
「冒険者ギルド支部<必殺拳機関>をご存知でしょうか」
ときいてみる。
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イヴ所持金:202→200G
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GM(叢):
話しかけられた男は手渡された小銭を確認すると、プイと顔を背け小さな声で
「しらねぇな」
と応えると黙り込んでしまった。
イヴ(夕霧):
「……そうですか、お祈りのお邪魔をして申し訳ありませんでした」
小銭の額を確認してから応えたあたり知ってそうだけれど財布に余裕がないので引き下がるわね。
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聞き込み判定(プリースト技能+知力ボーナス)
3+8=11 失敗……
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M2-2.2
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都 酒場
GM(叢):
マルは繁華街にある酒場の1つを訪れた。夕食時という事もあり中は賑わっている。
マル(如水):
カウンターでエールを注文して、自分は吟遊詩人で、新作のネタがないか街の住人に話を聞いて回っていると伝え、今宵の客で自分のようなヨソ者以外は誰か来ているか訊ねる。
GM(叢):
では、店員は1つのテーブルを指差した。そこでは男2人が談笑しながら食事をしている。
マル(如水):
「ありがとうございます。追加でエールを2杯お願いします。あとは簡単なつまみを2人分、あのテーブルまでお願いします」
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マル所持金:193→184G
(<エール>1G×3、<軽食>3G×2)
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マル(如水):
「失礼」
とジョッキを2人の前に置き、自分も着席する。
GM(叢):
では、男たちは最初怪訝な顔をしたが、自分たちにエールが振舞われたので警戒を一段下げた。
「? タビットのお嬢ちゃん? 何の用だ?」
マル(如水):
「私は吟遊詩人なのですが、そろそろ新作の製作にかかりたいのですがなかなか着想が浮かばず……この街で何か面白い噂話などありませんか?」
と事情を説明しているうちに頼んでおいたつまみが届く。
「あ、これは私のおごりです。どうぞ召し上がってください」
GM(叢):
すると男たちは喜んでエールをあおり、つまみを頬張る。
「吟遊詩人のネタになりそうな話しねぇ。アレなんか良いんじゃないか?」
「だな。この街の裏通りには秘密機関へ通じる隠し通路がある。ていうのはどうだい?」
と応えてくれる。
マル(如水):
「秘密機関?」
客(GM):
「選ばれたものにしか門戸を開かない謎の組織だ。とか」
「そこのオーナーの遊び心のせいで街の住人も巻き込まれている。とかどうよ」
と苦笑を浮かべ返答してくる。自分たちがその巻き込まれた住人だ、と態度で感じられるだろう。
マル(夕霧):
「なるほど。それは面白そうですね。いただいた情報を元にもう少し調べてみます」
と残りのエールを飲み干して立ち上がる。
客(GM):
「おう、がんばれよ。ごちそうさん」
と声をかけられながらマルは店を後にした。
~~~~~~~~~~
聞き込み判定(バード技能+知力ボーナス+2(食事を奢ったことでのボーナス))
8+7=15 成功!
どうも、裏通りから行けるらしい。
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M2-2.3
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都
GM(叢):
ペアルは情報収集のため散会した後、あてもなくフラフラといや、より妖精の声が聞きやすそうな場所を求めてフラフラとしていた。大通りと、比較的大きな通りが交わる交差点。そこは城壁に囲われた街にあって比較的風が通る場所だった。
ペアル(珠姫):
「
エコー(GM):
「
そういうとそのまま道案内までしてくれた。
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聞き込み判定(フィアリーテイマー技能+知力ボーナス)
5+11=16 成功!
ギルド支部の入り口を教えてもらった!
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M2-2.4
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都 武器屋
GM(叢):
大通りにいくつも並ぶ商店のうち大剣のレリーフを掲げた店に入るセラとアン。
「いらっしゃい」
と店主が出迎えてくれる。エルフの男性だ。
セラ(舞):
「こんにちは、少しお尋ねしたいことがありまして」
て感じで事情を説明してギルドの場所をきいてみるわ。
店主(GM):
「なるほど、新人冒険者か。ギルドを探すのも大事だが、装備は足りてるか? 買い揃え忘れたものはないか?」
暗に買い物していくように促される。
アン(篝):
「あぁ。じつはコイツの剣も古くなってきたし新調しようと思ってたんだ」
と2人の財布から出しあった金をドンとカウンターに置く。
店主(GM):
店主は袋の中身を確認すると一瞬驚いた表情になるがすぐに表情を引き締め
「ご希望は?」
と訊ねてくる。
セラ(舞):
「軽量の銀製武器を持とうと思っているんですけど、何か良いものはありませんか?」
店主(GM):
「銀製か、それならこの予算もうなづけるな。今使ってる武器を見せてくれるか? 同じくらいの重量が良いだろう?」
セラ(舞):
「お願いします」
と剣を手渡す。
GM(叢):
店主はいったん店の奥に下がるとほどなくして鞘や鍔に豪華な装飾彫りが施された剣を持ってくる。
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セラの<カッツバルゲル>を売却(下取り)し、<銀のカッツバルゲル>購入。
セラ所持金:583→33G
アン所持金:650→150G
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店主(GM):
「あぁ、で。<必殺拳機関>だったか。本当はヒントまでしか教えちゃいけないんだが……駆け出しでこれだけ金を使ってくれた御礼だ。中に入るための合言葉も追加で教えてやろう」
セラ(舞):
「ホントですか?! ありがとうございます!」
店主(GM):
「支部のオーナーはもちろん、お前さんたちも新人に訊かれる立場になるんだから秘密にしてくれよ」
アン(篝):
「解ってるよ。サービスしてもらったし何か必要になったらこの店を使わせてもらうよ」
店主(GM):
「それじゃぁ、今後ともご贔屓に」
~~~~~~~~~~
聞き込み判定(冒険者レベル+知力ボーナス+4(高額買い物ボーナス))
9+8=17 成功!
「モグラ小路」にあるとある建物で合言葉を言うとギルド支部に入れるという情報を得た。
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叢:
と、いうぐあいに各々の聞き込みを終え再集合した。
夕霧:
あぁ、よかったみんな成功していたのね。
珠姫:
ぶい!
如水:
ある意味出費ゼロのペアルが大成功よね。それに引き換え……
篝:
成功に加えて合言葉まで聞き出してんだから良いだろ。
如水:
それはまぁ、そうね。
ところで銀製武器って普通の武器と何が違うの?
舞:
さぁ?
叢:
知らずに要求したのか……。ゴホン
銀製の武器は一部の「通常攻撃無効」を持つ魔物に対しての攻撃が可能になる。威力等に変更は無いが弱点が銀製武器の相手の弱点を突く事も可能になるな。有名なところではレッサーヴァンパイアなどだな。
如水:
魔法でしか戦えない状況がなくなるのはありがたいかしらね。
それで、合言葉ってどういうものなの?
叢:
さぁ?
珠姫:
ふえ? 叢は知ってるんじゃないの?
篝:
そういや、向こうで判定した時にメモ渡されてただろ。合言葉だって。
舞:
うん。それによるとね、この後のロールプレイで好きに決めていいんだって。
夕霧:
おや?
如水:
どういうこと?
叢:
符丁として成立さえしていれば、マジメなものでもふざけた物でも好きにしてくれ。
本職の芸能人のユーモアに期待する。
舞:
ハードルが!
如水:
(私たちの場合、本職は学生? 忍? アイドルはマネージャーには悪いけど副業よね)
叢:
では、モグラ小路に向かう描写をしよう。
舞:
まってまってまだおもいついてない!
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M2-3.
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都 モグラ小路
ペアル(珠姫):
「こっちこっち~」
GM(叢):
ペアルが妖精から聞き出した場所へ向かう。それは街の中心から外れた通り、周囲の建物で空が小さい小道。この様子だと昼間でも日の差す時間は短いだろう。
ペアル(珠姫):
「ここだよ~」
GM(叢):
ペアルが立ち止まったのは、何の変哲もない建物。看板もない。表から見る限り2階建ての戸建て一軒家。何も知らなければ普通の民家だ。入口の開き戸のドアにはシンプルなノッカーが着いている。
イヴ(夕霧):
「ここが? 多くの冒険者を抱えるギルドの建物とは思えませんが……」
マル(如水):
「裏通りにあるとは聞いていましたけれど」
アン(篝):
「アタシらが聞いたのもここだよ。合言葉が要るらしいけど。
セラ」
セラ(舞):
「う、うん」
と頷いて戸に近づいてノッカーを手のとってノックをする。
コンコン、コン、コンコン
GM(叢):
決められたリズムでノックをすると、ドアの中から女性の声が聞こえてくる。
「合言葉を言え」
如水:
他の4人は緊張した面持ちでセラを注視する。
セラ(舞):
「…………」
セラはただ黙ってじっとしている。
アン(篝):
「……セラ?」
不安になって声をかけるぞ。
セラ(舞):
「シッ」
人差し指を口に当てて静かにするように訴えるよ。
夕霧:
幼馴染にまでその態度では、黙って見守るしかないわね。
GM(叢):
ではセラが何も発しないまま18ラウンド過ぎた頃。ドアがキィと小さな軋みを立てながら開く。しかし、完全には開かない。まるでくたびれた扉が風か何かで動いたように、少しだけ隙間を作るように動いた程度だ。
セラ(舞):
ゆっくりとドアを開くよ。
GM(叢):
中は小さな部屋で奥に1枚の扉がある。ドアにはうろこに覆われ鋭い爪を持つ拳のレリーフが彫られている。
ドアのすぐ脇に女性が1人立っている。首と左目に硬質素材が見えることからルーンフォークだろう。左目のパーツはモノクルのようにも見える。
「ようこそ。<必殺拳機関>へ新人冒険者さん。さぁ、奥の扉をくぐり道なりに進めば冒険者ギルド支部だ」
と少し芝居がかった身振りで先へ進むよう促してくる。
ペアル(珠姫):
「お姉さん誰?」
ギルドの女性(GM):
「おっと。これは失礼しました。私はヤスミン。ヤスミン・マフムード。冒険者ギルド支部<必殺拳機関>の職員です。
まずは第一関門突破おめでとうございます。先ほどもいいましたが、奥のドアがギルド支部の建物に続いています」
イヴ(夕霧):
「その言い方だと、第二関門があるのですか?」
GM(叢):
ヤスミンはニッコリと微笑むだけで応えない。
アン(篝):
「とっとと進め、と。みんな、行くぞ」
GM(叢):
レリーフの彫られたドアを開けると下り階段が顔を見せる。どうやら地下に降りるようだ。
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叢:
すこし長くなったな。この辺りでいったんシーンを切ろうか。
如水:
ギルド支部は地下にあるの?
叢:
いや。階段を下りると地下道が長く続く。道は一本道で迷うことはないが、それなりの距離を歩くし、何回も曲がり角に出くわすのでモグラ小路からはかなり離れただろうなと感覚的に解るだろう。
数分歩いた先に今度は上り階段が見えてくる。どうやら終点のようだ。
夕霧:
あら迷路を抜けるのが第二の関門じゃないのね。
叢:
(あわわ、そのテがありました!)
うむ。では階段にたどり着いたところから再開しよう。
===========
M2-4.
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都 <必殺拳機関>
ペアル(珠姫):
「あ、階段!」
て走り出すよ。
イヴ(夕霧):
「あ、待ってください」
GM(叢):
階段を上るとそこは宿屋のロビー程度の広さがあり、奥にいくつかのカウンター。壁にはいくつかのメモが貼られた掲示板。カウンターと掲示板を幾人かのヒトが行き来している。
その中の、PCに気がついた者が声をかけてくる。
「お、見かけない顔だし新人かな?」
セラ(舞):
「は、はい。ルーンフォークの女性に第二関門があるって聞いたんですけど」
先輩冒険者(GM):
「OKOK。
オーナー! 試験希望者だぞぉ」
そうカウンター奥に声をかけると大きな影がノソリと起き上がる。元々大柄な種族ではあるがその中でも大柄な部類のリルドラケンだ。脱皮をしてなお再生しきらないのか体の所々に鱗が失われるほどの深い傷が見られる。だがその傷すらも勲章のように見えるほどの屈強さだ。
「ふぁぁ~」
と大きなあくびをして目をこすりながらカウンターから出てくる。
「冒険者ギルド支部<必殺拳機関>のオーナー、チバ・ハヤトだ」
セラ(舞):
「セラ=ドーンです」
アン(篝):
「アンだ」
マル(如水):
「マル=デルーです」
ペアル(珠姫):
「ペアルだよ」
イヴ(夕霧):
「イヴ=ソワールです」
チバ(GM):
「ここに居るって事は最低限の情報集主力はあるんだろう。あとは駆け出しなりにでも荒事ができるかの確認だ。
裏の庭でやる。ついて来い」
と背を向けたと思うと
「あぁ、4人ばかり手伝ってくれ」
と冒険者たちに声をかけると、何人かが名乗りを上げてついてくる。
==========
叢:
というわけで、ボス戦だ。
舞:
え? もう?
叢:
う、む。(シティ・シナリオを作るのが苦手だから、シンプルにしたらシンプル過ぎました!)
状況は冒険者たちと、オーナーと試験協力者4名がそれぞれ一塊になっており、互いに10m離れている状態から状況開始する。
つづく
というわけで、ギルド試験でした。
ルールブックにあるようにいくつかの依頼をこなす、
試験となるクエストをクリアする、
なども考えましたがなんか変な立地のギルドが思い浮かんだので採用になりました(苦笑)
合言葉について
ノックで知らせる、といえばリュック・ベッソン監督の「レオン」ですよね(年がばれるな(苦笑))。
そして「合言葉」といえば、お約束の「山・川」みたいな奴、日常会話が実は符丁になっているパターン(これもまじめな奴から乱○郎みたいに遊んでいるのまでパターンが多いですね)、そして今回の『3分待て』ですよね(『MOTHER2』とか年が(略))
前書きにも書きましたが、シナリオ構造がシンプル過ぎました。
情報収集でたらい回しに会う、作中でも言及していますが地下通路が迷路など、いろいろできたなぁと反省中でございます。
次回は戦闘回となります。
しばらくお待ちください。