【SW2.0】シノビ・ワールド【閃乱カグラシリーズ】 作:龍委員長
電気代節約でエアコン使用控えていたら布団から出られなくなっていました。
ギルド加入のための試験の続きです。
叢:
(うぅん、オーナー含め全員[暗視]持ち種族にすべきでしたかね)
ギルドのカウンターの中から建物の奥へ進み、中庭へと出る。
如水:
あ、結局この建物自体はどこにあるの? 窓とかあるかしら?
叢:
あぁ、描写し損ねていたな。
階段を上がったところにあったロビーの窓から、城門が見える。つまり、建物そのものは街の入り口に面した通りに在ったわけだ。
篝:
じゃぁ、中庭は通りと逆側にあるって事で良いのか?
叢:
その通りだ。外に出ると日は完全に沈みわずかな星明りがある程度だな。オーナーたちは慣れた手つきで中庭の隅にある篝に火を灯していく。
篝:
ぐわーっ
叢:
……
珠姫:
気にしなくて良いよー。単なる持ちネタだからー。
篝:
いや、せめて何かリアクションしてくれ。
叢:
ゴホン。
かがり火で明るくなった状態で互いに向き合う。というわけでまずは戦闘準備だがこちらはとくには、いやオーナーがリルドラケンの種族特徴[剣の加護/風の翼]を使用。背中の翼を大きく羽ばたかせ体を浮かせる。
夕霧:
わたしたちはできることはないわねぇ。
叢:
では魔物知識判定をしてもらおう。オーナー、協力者A~Dの計5回頼む。
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魔物知識判定
オーナー 目標値:7/-
セラ :(平目)9 成功
マル :5+9=14 成功
アン :(平目)7 成功
ペアル:(平目)7 成功
イヴ :(平目)7 成功
オーナーは 穢れ憑き(人族レベル4)相当に手加減してくれる。
協力者A 目標値:5/-
セラ :(平目)9 成功
マル :5+6=11 成功
アン :(平目)7 成功
ペアル:(平目)7 成功
イヴ :(平目)10 成功
Aは 匪賊の弓兵(人族レベル2)相当に手加減してくれる。
B 目標値:5/-
セラ :(平目)3 失敗……
マル :5+8=13 成功
アン :(平目)5 成功
ペアル:(平目)5 成功
イヴ :(平目)12! 自動成功!
Bはエルフで 匪賊の雑兵(人族レベル2) 相当に手加減してくれる。
C 目標値:5/-
セラ :(平目)5 成功
マル :5+8=13 成功
アン :(平目)8 成功
ペアル:(平目)7 成功
イヴ :(平目)5 成功
Cはドワーフで 匪賊の弓兵 相当に 以下略。
D 目標値:5/-
セラ :(平目)9 成功
マル :5+7=12 成功
アン :(平目)7 成功
ペアル:(平目)8 成功
イヴ :(平目)6 成功
Dはタビットで 匪賊の雑兵 以下略。
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叢:
というわけで、先輩冒険者たちが君たちの実力を見るために手加減しながら相手してくれる。
舞:
みんな匪賊だけど種族が違うのって意味があるの?
叢:
あぁ。通常の人族魔物データはすべて人間なのだが、それを各種族に変更し能力値などに修正が加えられている。とはいえ、低レベル魔物の上、種族の変更は単純な強化ではない。強化されている能力値があれば低下している箇所もある。
脅威になり得るのはオーナーくらいだろうが……こちらには魔法職が居ないのでな、あまり期待はしていない。
さぁ先制判定を頼む。目標値は10だな。
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先制判定
セラ :4+10=14 成功
マル :(平目)8 失敗……
アン :(平目)12!
ペアル:(平目)12!
イヴ :3+7=10 ギリ成功
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叢:
……この後のダイス目を見るのが怖いのだが……。先ほどの魔物知識も含めて、アン、ペアル、イヴと3人もほぼ必要のない自動成功を……。
如水:
だ、だいじょうぶ。運気が向いてきていると考えましょう。
叢、この出目が落ち込まないうちに先に進めてちょうだい。
叢:
う、うむ。承知した。
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M2-5.
ハイリア地方ハイラル王国ハイラル王都 <必殺拳機関> 中庭
チバ(GM):
「ではこれより模擬戦を開始する。こちらも手加減はするが大怪我せんように互いに注意してくれ。
では……始め!」
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戦力の初期配置
PC ← 10m → ギルド
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如水:
まずは、武器を楽器に持ち直して【バラード】を演奏して回避力を下げさせてもらうわ。
叢:
うむ。そういえば楽器のイメージは決めてあるのか? いちおうデータ上は両手を塞ぐ、あるいは両手を使わなけれ演奏できない楽器に限るが……
如水:
そうねぇ……ギターみたいな弦楽器かしらね。
叢:
なるほど。だがこのラウンドは鞭を収納する所までしかできないな。
如水:(ルールブックをぺらぺら)
え?! 武器収納は主動作。収納している武器の装備は補助動作。しかし主動作の後では不可……。
叢:
<ウェポンホルダー>のようなものを装備していればどちらも補助でできるのだがな。どうする? 宣言を変えてもかまわんぞ。
如水:
……ここってもっと距離を取れるくらい広いかしら?
叢:
いや。互いに背面にはギルドの壁があるな。
如水:
弓から逃げたかったのに……。良いわ。このまま鞭をしまって終わりにするわ。でないとバード使う事が無いまま終わりそうだもの。
叢:
了解した。
珠姫:
じゃぁ、ペアちゃんが魔法使うよー。
誰からやっつけよっか。
篝:
まぁ、弓兵じゃね? 前衛が乱戦作っても、エリア外へは遮蔽なし扱いだろ?
如水:
確かに弓兵は減らしておいて欲しいわね。
珠姫:
りょーかい!
抵抗力の低い人間の弓兵に【アイスボルト】! たっせいちは16!
叢:
協力者4名は固定値だ。抵抗は失敗になるのでダメージを算出してくれ。
珠姫:
威力が低いよー。2(出目5)+7で9てーん。
舞:
次私でいい?
人間の弓兵に近づいて一閃! 命中基本値で勝ってるし牽制は要らないかな。囮攻撃でも当たるかな?
夕霧:
当たるだろうけど、普通で良いんじゃないかしら。
舞:
そっか。じゃぁ普通に斬り付けるよ。
命中達成値は12!
8点だよ。
叢:
夕霧:
手数の多いアンは無傷の弓兵を攻撃してもらうで良いかしら?
篝:
だな。
夕霧:
じゃぁ、先にイヴから。
人間の弓兵に殴りかかるわ。12だから命中ね。
ダメージはあら? 出目11だからクリティカルでいいのよね?
篝:
はぁ? 無傷のほう殴ってもらうんだったな。
叢:
あるあるだな。
夕霧:
追加ダイスは8だから、7+4+4で15点?
叢:
無傷でも瀕死になる威力だな……人間の弓兵は気絶、という体でその場から離れるな。
如水:
どいういこと?
叢:
あくまでも初心者相手に手加減してくれている中堅冒険者だ。合計26点でも気絶はしない。模擬戦ゆえ、これだけ傷つけられれば倒れるだろうという判断の元離脱する。
篝:
なるほどな。んじゃ遠慮なくドワーフの弓兵に殴りかかる!
《両手利き》は命中下がるけど《牽制攻撃I》宣言したら命中が上がるから相殺するって事でいいのか?
叢:
うむ。《両手利き》は常時特技ゆえ効果を利用するか選択でき、かつ宣言特技の牽制攻撃と併用ができる。だが《両手利き》の命中力が下がる量の方が多いので実質命中-1となることに注意してくれ。あと牽制攻撃が適応されるのは1回だけだ。それも考慮に入れてくれ。
篝:
あいよ。
んじゃ初っ端から両手利き+牽制攻撃で。
えーと-1だから基準値6だろ? んでドワーフの回避が5?*1
叢:
あぁ。基準値では無いぞ。固定値、つまりダイスを振った後の数値だ。
篝:
なぁ、やっぱり牽制無しでもいいか? クリティカル値が上がるだけ損じゃねぇか。
叢:
そうだな。かまわんぞ。
篝:
助かる。んじゃ、出目11! 余裕の命中だな。6点。
2発目。出目3てビビるだろうが! でも命中。9点。
《追加攻撃》! 出目10! 7点! 威力で10とか出てくれよなぁ。
叢:
だがさすがは頑丈さに定評のあるドワーフ。まだピンピンしているな。
如水:
あぁ、やっぱり攻撃に参加した方が良かったかしら。
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ペアル(珠姫):
「
GM(叢):
ペアルの頭上で空気中の水分が凝固しこぶし大のつぶてが生まれる。そのつぶてが弓兵に向かって飛び出す。
セラ(舞):
そのつぶてを追いかけるように走り出す。
アン&イヴ(篝&夕霧):
セラに続く。
GM(叢):
氷塊、セラの剣戟、そいてイヴの打撃と連続で叩き込まれ弓兵が小さくよろめく。
時を同じくしてアンがドワーフへ三連撃を叩き込む。
アン(篝):
「おらっ、おらっ、オラァッ!」
ドワーフ(GM):
「おっとと。うむ。なかなかの踏み込みだ」
人間(GM):
「オーナー、こっちは離脱しても良いかな?」
チバ(GM):
「あぁ。ごくろうさん。
じゃぁ、次はこちらから。ヤローども!」
協力者たち(GM):
『おう!』
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戦力配置
マル ← 10m → セラ、チバ
ペアル アン、エルフ雑兵
イヴ、ドワーフ弓兵
タビット雑兵
----------
叢:
まずは協力者たちから。一番回避が低いのは……イヴか。その分防護点が高いがまぁ良かろう。
タビットとエルフの雑兵(相当)がイヴに襲い掛かる。
タビットの命中力9とエルフの11を回避してくれ。
夕霧:
期待値が出ればどちらも避けられるけれど……15、イチゾロ?!
叢:
低いほうを高い出目で回避するのも、まぁあるあるだな。
エルフの打撃点は2d+1か。……! イチゾロ、だと。
ゴホン! NPCの打撃点に自動失敗の概念はない。よって3点のダメージだが……。
夕霧:
防護点が4点あるから、ダメージは0で良いのかしら。
叢:
う、うむ。
気を取り直してドワーフは後衛を狙う。ペアルの方が回避が低いな。
ではペアルは12を目標に回避力判定をしてくれ。
珠姫:
うわーん! 3と3で6-!
叢:
では命中だな。打撃点も強化されて2d+2だ。合計9だ。
珠姫:
7点も減ったー!
舞:
大丈夫。この感じだと、次のラウンドでドワーフも倒せるから。
叢:
確かにな。
では本命のオーナーことチバの行動だ。
まずは風の翼を維持し、回避と近接命中に補正をかけておく。
……投げても良いのだが単純に打点は殴った方が強いな。では、イヴに2回攻撃だ。オーナーはシナリオボスなのでダイスを振るぞ。
7+……8で15だな。
夕霧:
出目11を出せと? あら、6ゾロだわ。
叢:
揺り返しが早くないか?! だがもう1発あるぞ。ぬ、出目が低い。合計12だ。
夕霧:
それでも8以上を要求されているのだけれど……7。1足りないわ。
叢:
それでも高い方に偏っているようだが。
打撃点は強化されて2d+5。これなら防護点でも防ぎきれんだろう。……だからといって出目が低くても困るのだが合計9点だ。
夕霧:
5点ダメージね。
----------
エルフ(GM):
「まずは神官を狙う!」
タビット(GM):
「戦いの基本その1!」
と殴りかかってくるが
イヴ(夕霧):
「これでも戦士の心得も、っと?」
エルフ(GM):
「油断大敵だよ。て言いたかったんだけどなぁ」
と苦笑しながらイヴの肩を狙ったナイフを持っていた手を、プルプルと痛そうに振っている。
ドワーフ(GM):
「新人相手だからといって気を抜きすぎだぞ。
さて、魔法使いは早々に落ちてもらおう」
淡々とした口調で弓に矢がつがえられ、矢が放たれる。
ペアル(珠姫):
「いったーい! 血が出てるー!」
チバ(GM):
「あのタビットは冒険者に向かないかもしれんな……。
なぁ?!」
会話の途中、脱力したような姿勢から風を切る音を立ててイヴに向けて拳が突きつけられる。
イヴ(夕霧):
「わっとと。これくらいならなんとグゥッ」
1撃目を避けて油断したところに脇腹に重い一撃をもらうわ。
チバ(GM):
「攻めるときだけでなく、受けるときも残心には気を配ろうな」
イヴ(夕霧):
「は、はい」
==========
第2ラウンド配置
マル ← 10m → セラ、チバ
ペアル アン、エルフ雑兵
イヴ、ドワーフ弓兵
タビット雑兵
----------
叢:
では第2Rだが。
珠姫:
はいはい! ドワーフに魔法使うよ!
如水:
《魔法拡大/数》で他の敵も同時に攻撃するのはどうかしら。
珠姫:
回復するえむぴー無くなるよ?
夕霧:
イヴも居るし気にしなくても大丈夫じゃないかしら。
珠姫:
そぉう? じゃぁ敵全部に【アイスボルト】!
叢:
では行使判定を1回だけしてくれ。その値がそれぞれの抵抗力を超えていなければ抵抗される。
珠姫:
ころりんちょ! 合計11……小さいよぉ
叢:
エルフとドワーフは抵抗だな。チバは……15で余裕の抵抗だな。
ではそれぞれのダメージを出してくれ。これは対象ごとにダイスを振るので振る前に対象を宣言してくれ。
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適用ダメージ
チバ :6点
エルフ :5点
ドワーフ:6点
タビット:8点
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珠姫:
目がちぃさぁいぃ~
舞:
抵抗されなかったタビットだけ出目が4だもんね……
気を取り直してセラが
如水:
待った。
マルは呪歌を使ってからにしなさい。【バラード】で回避力下げるから。
叢:
仲間の回避力を下げてでも確実に攻撃を当てにいく算段だな。チバの抵抗を抜くのはかなり難しいぞ。
如水:
覚悟の上よ。演奏判定は、10。だとほとんど抵抗されるかしら。
叢:
うむ。協力者は全員抵抗だな。チバもこれなら、うむ合計14だ。
では冒険者の面々も精神抵抗力判定を頼む。
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精神抵抗力判定
セラ :4+11=15 成功
マル :3+11=14 成功
アン :9+9=18 成功
ペアル:6+4=10 成功
イヴ :4+4=8 回避力-1
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如水:
楽素溜めただけだったわね。
夕霧:(ニコニコ)
……。
イヴから動いて良い?
如水:
ア、ハイ。
夕霧:
ドワーフを落とすわね。命中力は11だから命中よね。
叢:
うむ。命中しているので変わりないのだが、先ほどのラウンドでミスがあったドワーフの回避力は固定値で7だ。このラウンドから修正していくので注意してくれ。
ともあれ、イヴの攻撃は命中だ。ダメージを出してくれ。
夕霧:
わかったわ。えぇと、8点ね。
叢:
防護点が無ければ落ちていたな。
舞:
手数多いアンは他の相手攻撃したほうが良いよね? セラが攻撃するね。
13で命中! ダメージは9点! 倒せたでしょ?!
叢:
あぁ。ドワーフの弓兵も離脱する。
篝:
んじゃ、エルフを叩くぞ! 《牽制攻撃I》込み《両手利き》の1回目! 10!
叢:
同値なので回避だ。
篝:
チッ。 2発目! 14! 命中! 10点!
叢:
まだ立っているぞ。
篝:
《追加攻撃》! 15で命中! 8点! どうだ!
叢:
うむ。エルフも離脱だな。
----------
ペアル(珠姫):
「
チバ(GM):
「まだまだ研鑽が足りんな」
ペアル(珠姫):
「むー」
マル(如水):
「あ、あ、アー。行くよ」
ギター(如水):ポ、ロ、ロ、ロン♪ ポ、ロ、ロ、ロ、ロン♪
チバ(GM):
「ふぅむ。なかなか良い腕をしているな。
マル(如水):
「(っ! 上手く旋律がっ)」
イヴ(如水):
「(なぜかしら、涙が……)
打ち込みます!」
ドワーフ(GM):
「っ! 重みが足らな」
セラ(舞):
「はっ!」
ドワーフ(GM):
「っと。なかなかの連携だな。オーナー、こちらも離脱だ」
言いながらアイスボルトで髭に降りた霜を払いながらその場から離れる。
チバ(GM):
「おう。お疲れさん。
先に射手を狙うのは良い判断だな」
アン(篝):
「射手だけじゃねーぞ! ハッ、セイッ、タァ!」
エルフ(GM):
「よっと、ぐっ! がっ! つ~……初手は牽制か。オーナー、すまない」
チバ(GM):
「なんのなんの。
そっちの拳闘士はなかなかのものを持っているな」
アン(篝):
「そりゃどーも」
==========
戦力配置
マル ← 10m → セラ、チバ
ペアル アン、タビット雑兵
イヴ
----------
叢:
もう前衛しか残っていないからな。さきほど同様に回避の低いキャラを集中攻撃しようか。
夕霧:
イヴ、よねぇ。回避更に下がっているのだけれど……
如水:
う、ごめん。
叢:
タビットから行くか。命中力は9だ。
夕霧:
11? 合計14で回避ね。
叢:
ではオーナーも風の翼維持したまま2回攻撃をさせてもらおう。
11と18を回避してくれ。極端だな(汗)*2
夕霧:
えぇと出目が8と15?
珠姫:
15はないよー
叢:
自動成功のみ、回避可能だな。
夕霧:
そんな。出目11と6。成功が絶望的なほうの出目が低いのはまだマシかしら。
叢:
出目が逆なら両方命中していたわけだしな。
打撃点12点だ。
夕霧:(イヴ:残HP8)
な、なんとか生きてるわ。
----------
タビット(GM):
「オーナーっ!」
チバ(GM):
「応。シッ」
イヴ(夕霧):
「~っ……。ま、だま、だ」
チバ(GM):
「お、耐えたか。こっちの連携にも冷静に見れているし筋は悪くないな」
イヴ(夕霧):
「先ほどからずっと狙われていますのでね」
==========
第3ラウンド配置
マル ← 10m → セラ、チバ
ペアル アン、タビット雑兵
イヴ
----------
珠姫:
ペアちゃんはまた魔法で攻撃するよー。
2倍【アイスボルト】~。MP空っぽにしいてこうしはんてい、15!
叢:
タビットは抵抗失敗だな。オーナーは、11。失敗だな。
----------
適用ダメージ
チバ :12点
タビット:11点
----------
叢:
タビットがもう限界近いな。
如水:
それじゃぁ今度こそ【バラード】! 10って……。
叢:
タビットは同値で抵抗成功だな。オーナーは、11だ。すまんな。
如水:
基準値が精神力じゃなくて知力なら……っ。
舞:
もしそうなったら私たちも抵抗できなくなるよ!
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精神抵抗力判定
セラ :4+7=11 成功
マル :3+4=7 回避力-1
アン :9+4=13 成功
ペアル:6+6=12 成功
イヴ :4+11=15 成功
----------
篝:(爆笑)
単なる自滅じゃねぇか!
如水:
楽素たまったから良いのよ!
舞:
タビットはセラが攻撃で良い?
夕霧:
イヴは自身の回復をしたいからお願いできる?
舞:
オッケー。命中力~、っ?! 8しかないんだけど、当たる?
叢:
見事に同値回避だな。
舞:
うわ~、ゴメ~ン!
篝:
タビットは放置でも良いよな? 当たらねぇだろ?
オーナーを攻撃だ。毎度《牽制攻撃I》付の《両手利き》1発目! 11! ちと低いな。
叢:
こちらの回避は基準値4に風の翼が乗って5だな。スマンな。出目6で回避だ。
篝:
なんの、2発目、9! 無理か?
叢:
同じく同値回避だ。
篝:
《追加攻撃》! 16! 当たっただろ!
叢:
11以上が出なければ、な。9、命中だ。
篝:
しゃっ! がぁ、低い! えぇと7点だな。
叢:
2点通ったな。
篝:
かてぇっ!
夕霧:
やっぱり回復で良さそうね。自分に【キュア・ウーンズ】ね。行使は成功っと。6点回復ね。
如水:
ちょっと不安なHPね……。
----------
ペアル(珠姫):
「もういっぱーつ!
GM(叢):
チバとタビットにつぶてが突き刺さる。
タビット(GM):
「アバババババババ」
霜の降りた毛皮を震わせる。
セラ(舞):
「隙あり!」
震えるタビットに向かって一閃!
タビット(GM):
「とっとと。そう簡単にはいかないよ。サブサブ」
アン(篝):
「オーナーの相手はあたしだ!」
チバ(GM):
「くるか」
アン(篝):
「よっ、ハッ、本命!」
最初の2発を囮に本命の一撃を叩き込む!
チバ(GM):
囮の2撃にかかり1発もらってしまう。
「と。俺の鱗を抜いてくるか。ますます見込みがあるな」
アン(篝):
「涼しい顔して褒められてもうれしかねぇよ」
チバ(GM):
「それは失敬。ところであの吟遊詩人はなんで泣いてるんだ?」
一同:
「え?」
GM(叢):
振り返ると楽器を演奏しながら涙をこぼすマルの姿があった。
マル(如水):
「る~るるるるんるるる♪(あなた方の感受性が鈍すぎるんじゃなくて?!)」
イヴ(夕霧):(コソコソ)
「刃神さま まだ倒れるわけには参りません 刃神さま」
タビット(GM):
「バレてるからね?」
イヴ(夕霧):
「!」
==========
叢:
せっかくなら回避が下がっているマルを狙いたいが、弓兵が全滅していては仕方がない。
夕霧には悪いがこのままイヴを攻撃させてもらう。タビットからだ。
夕霧:
合計9だと?
叢:
同値で回避だな。まぁ、こいつにはあまり期待していない。
オーナーは依然として風の翼を維持。イヴへ2回攻撃だ。1回目の命中力が、14だ。
夕霧:
避けられないわよぉ、お? 丁度14になったわ。【バラード】に抵抗してて良かったわ。
如水:
ほんとごめん。
叢:
2回目は11か。
夕霧:
あら11も出たから15ね。
叢:
すべて避けられてしまったか。
----------
チバ(GM):
「いいかげん1人くらい寝てくれんと、立場がないんだがなぁ、なぁ?」
口調こそゆったりしているものの、地上のタビットと低空飛行する自身の波状攻撃がイヴを襲う。が、
イヴ(夕霧):
「はぁ、はぁ、先輩方に華を持たせられなくて申し訳ありませんが、マキシム様に奉げた誓いがありますので」
チバ(GM):
「良い気概だな」
==========
第4ラウンド配置
マル ← 10m → セラ、チバ
ペアル アン、タビット雑兵
イヴ
----------
如水:
はぁ、やっとまともに役に立てそうね。ペアルは魔法使えなくなったし前に出るでしょ?
珠姫:
? うん。
如水:
じゃぁ、沈静の楽素2つを消費して【終律:冬の寒風】をオーナーに向けて演奏するわ。
叢:
では演奏判定を頼む。オーナーはそれに対して精神抵抗力で判定を行う。
如水:
……10ね。これは抵抗されるかしら。
叢:
こちらは15。すまんな。
如水:
8の半減だから、4点ね。大したダメージにならなかったわね。
叢:
それでも残っていたHPの1/6削ったと思うと大きいがな。
次は誰が来る?
夕霧:
イヴは後回しにしてもらえるかしら? 向こうの残戦力で攻撃か回復か選びたいから。
珠姫:
じゃぁ珠ちゃんから! ウサちゃんに攻撃! 命中力7!
叢:
(まるで
それではタビットにも当たらんな。
珠姫:
ぶー。
舞:
じゃぁ、セラが
篝:
待った、アンがタビットをやるわ。
舞:
ふえ? 手数の多いアンがオーナー攻撃したほうが、
篝:
当てても硬すぎて通らねぇ。なら手数より一発のでかさを狙った方が良いと思うんだが、どうよ如水?
如水:
残りHP1桁のタビットにアンの手番を使うのは勿体無いけれど、良いと思うわ。
篝:
おっし。んじゃタビットに攻撃。《両手利き》も牽制も要らないだろ。テイッ! 14なら余裕で命中だな? 威力は低いなぁ。6点か。
叢:
まぁ、タビットに受けきれるわけもなく、離脱だな。なお《追加攻撃》は最初と同じ対象しか選べないので、追加でオーナーを殴ることはできないぞ。
篝:
わーってるよ。舞、頼んだ。
舞:
頼まれた! セラの剣閃! 14! 当たるんじゃない!?
叢:
オーナーの回避は、14。すまん、同値回避だ。
舞:
んわー!
夕霧:
まだ危なそうね。回復しておくわ。
自分に【キュア・ウーンズ】ね。5点回復っと。行使の方が出目が大きいのはなんでかしら。
叢:
それは卓ゲ界隈永遠の謎だ。
----------
マル(如水):
「(これでっ!)」
ギター(如水):アントニオ・ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』より 『冬』
GM(叢):
マルの演奏曲が変更されると、チバの足元で凍て付くようなつむじ風が巻き上がり、彼の鱗に小さな傷を作る。
「なるほど。本当に吟遊詩人だったか」
などとつぶやいている。
如水:
その発言を挑発と受け取り苛立ちながらも、演奏の手は止めない。
ペアル(珠姫):
「せんぱい。そろそろオーナーに集中したいんだけどー」
タビット(GM):
「いやいや、いくら同胞でもそんな攻撃に当たったら手抜きにもほどがある」
と軽やかにかわすタビットを捉える拳。
SE:ドゴォッ
アン(篝):
「んでも、そろそろどいてくんね?」
タビット(GM):
「いたたたた、そんなに強く殴らなくてもそろそろ離脱するつもりだったんだけどなぁ。オーナー、あとは頑張って」
チバ(GM):
「おぉう」
セラ(舞):
「御免!」
GM(叢):
隙を突いたに見えたセラの斬撃を、翼を小さく傾けるようにするだけでスルリとよけてしまう。
セラ(舞):
「……ゴメン」
みんなの方に顔を向けて涙声で呟くよ。
イヴ(夕霧):
「早くみんなの応援に回らないとっ」
==========
戦力配置
マル ← 10m → セラ、チバ
アン
イヴ
ペアル
----------
叢:
ふぅむ。回避の低さ的にも、打たれ弱さ的にもペアルを狙うのが筋なのだろうが……
珠姫:
いやー
叢:
さきほどから散々ヒーラーを狙うのが定石などと先輩風を吹かせるRPをしてしまったからな。引き続き風の翼継続でイヴを狙おう。
珠姫:
やったー
叢:
1回目、14だ。
夕霧:
またぁ? 10。だめね
叢:
打撃点は……スマン大きいぞ。15点だ。
夕霧:
あら、これは
叢:
(あわわわわマズいですよ、でもでもでも今更対象を変えるのも……)
2回目は、また14だな。
夕霧:
みんな、後は任せたわぁ。8。さよぉならぁ
叢:
(あばばばばばばばばばばば……?)
? イチゾロが出てしまったか。7点だが……
夕霧:
あら? えぇと防護点が4点だから……、生き残ったわぁ*4。
叢:
(良かったーーーーーーーーーーーーーーーーー)
なかなかにしぶといな。
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チバ(GM):
「ふぅむ。大体の実力も見れたし終わっても良いんだが……まだやるかい?」
アン(篝):
「やる!」
チバ(GM):
「だ、そうだから大怪我しても恨まんでくれ、よ!」
イヴ(夕霧):
「ひっ、ガァッ」
セラ(舞):
「イヴちゃん!」
イヴ(夕霧):
「だ、大丈夫、ですっ」
チバ(GM):
「ほう。決めるつもりで打ち込んだが、衝撃をいなす技術は高いようだな」
イヴ(夕霧):
「ど、どうも」
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第5ラウンド配置
マル ← 10m → セラ、チバ
アン
イヴ
ペアル
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如水:
……あと1R耐えればオーナーは飛べなくなるのよね……。今のマルの能力で呪歌を通すのは難しい。なら前に出る? でも今から武器を持ち替えてたら結局次のラウンドに……でもここで【バラード】を演奏しても抵抗される可能性のほうが高い。それどころか最初みたいにイヴが抵抗失敗したら……全部が後手後手だけど
マルは演奏をやめて楽器をしまうわ。……前に出ても攻撃分散にはならなさそうだから、今は動かないわ。
珠姫:
じゃーペアちゃんからいくよー!
叢:
(ペアルさんの攻撃が当たる可能性はほぼ皆無ですが、<ヒーリング・ポーション>は使わないのでしょうか? 持っていることを忘れてしまっている? あ、でもレンジャー技能がなくては回復量も期待はできませんね……レンジャー技能を持っているのは……メインアタッカーのアンさん……)
珠姫:
むらくも~? サイコロ振ったよ~?
叢:
す、すまん。達成値はいくつだった?
珠姫:
もう、ちゃんとしてよね。8だよ。
叢:
すまんすまん。8なら自動失敗でもしなければ回避だな。出目のみでも同値回避だ。
珠姫:
むー。
篝:
まぁまぁ、ペアルは魔法がメインなんだから仕方ねぇだろ。
んじゃアン行くぜ。《牽制攻撃I》込み《両手利き》1発目! 13!
叢:
8 命中だ。
篝:
よっし。くら、えっ?!
舞:
イチゾロだね。
叢:
人間ならば対応もできるがシャドウではどうしようもないな。経験点50点おめでとう。
篝:
2発目! 12!
叢:
7以上で回避できるが。ん、6が出てしまったか。命中だ。
篝:
喰らえー! 7点か。ほとんどはじかれるじゃねぇか。
叢:
グラップラーはどうしても1発の爆発力には欠けるからな。
篝:
最後、《追加攻撃》! 12! なんでデカイ目が出ないんだよ!
叢:
ささやき、いのり、えいしょう、ねんじろ。12で同値回避だ。
篝:
がーっ!
舞:
セラの攻撃いくよ。えいっと
如水:
振る前に戦闘特技!
舞:
あ
篝:
あ、てお前
舞:*5
あはははははは。
えっと、囮攻撃で命中下げちゃうと当てられそうにないし、
叢:
(むしろ、初手《囮攻撃I》でその後の回避を下げるのが使い方なんですけれど)
舞:
《牽制攻撃I》! えいっと、ふえ?
夕霧:
いちぞろ、ね。
如水:
やっと戦闘特技使ったと思ったら……
舞:
あ、でもでも人間なら成功にできるんだよね? ね?!
叢:
う、うむ。[剣の加護/運命変転]を使えば6ゾロになって自動成功にできる。
舞:
じゃぁ。変、転!
珠姫:
叢:
(あはは)
オーナーの回避は自動成功以外失敗になるな。まぁ、無理だ。
舞:
ダメージは、あ10が出たからクリティカルだよね?!
叢:
成長報告で話していた事が本当に起きたな。振り足してくれ。
舞:
はぁい。次が8だから、5+4+5? 14点だね。
叢:
ぎりぎり2桁ダメージにはならなかったが、そろそろ終わりが見えたか?
夕霧:
イヴはどうしようかしら。回復しても2回攻撃されると耐えられそうにないわねぇ。
如水:
そうね。回復の手が止まるけど一度乱戦から離れてもらったほうが良いわね。
舞:
あれ、でも乱戦エリアから出るのって準備が要るんじゃなかったっけ?
叢:
通常はそうだが、こちらはチバ1人に対してそちらは行動を起こすイヴ以外の人数が3人とこちらの2倍を超えているので、準備無しで離脱できる。
夕霧:
そういうことなら離脱させてもらうわね。後ろに5mくらい下がれば大丈夫かしら。
叢:
うむ。承知した。
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イヴ(夕霧):
「す、すいませんっ。いちど下がります!」
チバ(GM):
「行かせると思っているの」
ペアル(珠姫):
「だめぇ!」
チバ(GM):
「っ!」
アン(篝):
「よそ見してんなよ! そらっ!」
チバ(GM):
「仲間を逃がすためとはいえいささか雑な」
アン(篝):
「と、思うじゃん?」
セラ(舞):
「ちぇすとー!」
GM(叢):
乱戦から逃亡する者、追いすがる自分に立ちはだかる者。それすらも連携の一部とする回避不能の一閃がチバの鱗に傷をつける。
「これは、想定外だったな……」
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戦力配置配置
マル ← 5m → イヴ ← 5m → セラ、チバ
アン
ペアル
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叢:
(定石なら打たれ弱いペアルさんを狙うところですが、簡単に気絶しそうですよね。それで万一死亡でもしたら……ここは……)
オーナーはここから風の翼を使えなくなるので、終わりが見えたといってよいが。
どうする? オーナーは充分な実力を見せてもらったと終了を提案してくるが。
舞:
え? 倒しちゃわなくていいの?
叢:
あ、あぁ。他の協力者がそうだったようにあくまでもお前たちの実力を見るのが目的だからな。複数の敵との戦闘、そして機動力に長けたリルドラケンの攻撃を凌ぎきるのが試験内容だ。
(ということにして終わりにしてしまいましょう。終わってください)
篝:
あぁ? どうせなら白黒つけようぜ。
叢:
(あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁ。そうですよね、ボスは倒してしまいたいですよね。そういうプレイヤーだって居ますよね。ごめんなさいごめんなさい)
如水:
待ちなさい。イヴが下がった今次に狙われるのはたぶん、ペアルよ。
珠姫:
ふえ?
如水:
能力差から行って回避はほぼ不可能、1発でももらえば倒れる可能性があるのよ。向こうに戦意がないのなら終了すべきよ。
叢:
(あぁ、さすが如水さん! そうなんです。1人倒れるんです!)
珠姫:
えー。ペアちゃんやっつけられるのイヤー。
叢:
(ですよねですよね! 自分の分身がやられるのはみたくないですよね!)
篝:
つってもこの戦闘自体が模擬戦だろ? 死にゃしないだろ。
叢:
(はうっ、痛いところを突かれました。えぇとえぇと、ここは少々苦しいですが)
断言はできんな。
夕霧:
あら、どうして?
叢:
何度も描写したが、こちらは力をセーブ、つまり手加減して戦っている。
格下の後輩の訓練に付き合うと解ると思うのだが、手加減してなお怪我させないように更に手を抜く、というのは殊更に難しい。
故に、この戦闘でもHPが0以下になれば生死判定を行ってもらう。失敗すれば待っているのは死だ。
篝:
ぶ~
舞:
篝。
篝:
あーっ! わーったよ。こっちの勝ち。ギルドへの登録資格も合格なんだよな?
叢:
それは無論だ。
ということで、ここで戦闘終了だ。おつかれさま。
ミルポ:
おつかれさまー。
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戦利品(という名の餞別)
銀貨袋(50G)×10、銀貨袋(30G)、<我慢比べのワンド>、<ウェポンホルダー>
つづく
みごとなまでにグダグダ勝負になってしまいました。
独りで両陣営を動かしていると始める前に「これやろう」と思ってたことが吹き飛ぶんですよね。特にPC側はメタ読みにならないように気をつけながらやっていると細かい戦略が抜け落ちてしまいます(陳謝)
次回はエピローグです。しばらくお待ちください。