【SW2.0】シノビ・ワールド【閃乱カグラシリーズ】   作:龍委員長

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お待たせいたしました。

目的地に到着した冒険者達は探索を開始するのでありました。


A3-2.

忍基地内 死塾月閃女学館基地 叢私室

 

未来

 それじゃぁ再開しましょうか。

 出発して3日目。教えられた山を登っていくとお昼頃、目的の遺跡の入口が見えてきたわ。

 入口以外は山肌に飲み込まれるように埋もれていて規模はわからないけれど、金属製の素材で作られた入口がみんなを出迎えるわ。セージ技能持ちは判定不要で話どおり魔動機文明の遺跡のようだと思えていいわ。

 周囲に生き物の気配は無いわね。

 

==========

 

ハイリア地方ロウラル王国 東部山中 遺跡

 

カメリア(椿):

「ここみたいですね」

コロネ(鴉):

「調査隊が安全に調査できるエリアの確保と拡張をすればいいのよね」

タシギス(右京):

「罠とかあったら解除しろってことだよな」

エウギス(左京):

「それじゃぁ、入ろうか」

リンダ(橘):

「待った」

カメリア(椿):

「そうよ。入口に罠があるかもでしょ」

エウギス(左京):

「おっとと」

 

----------

 

未来

 それじゃぁ探索判定してもらいましょうか。難易度は……ナイショにしときましょうか。

 え、こわっ

未来

 ほら、振った振った。

 

~~~~~~~~~~

 

探索判定

 カメリア:2+11=13

 コロネ :(平目)3

 タシギス:3+7=10

 エウギス:(平目)4

 リンダ :(平目)9

 

~~~~~~~~~~

 

未来

 じゃぁ、みんな罠は無さそうだなと思ったわ。

 コロネちゃん自動失敗手前なんやけど?

右京

 見つからなかっただけじゃね? 無い物を証明ってムズいだろ。

未来

 確かにそうね。

 というわけで達成値が高めだった、カメリア、コロネ、リンダは確信を持って罠は無いと断言できるわね。

左京

 そうか、達成値が高いほうがよりちゃんと調べられてるから。

 ボーダーラインていくつだったの?

未来

 ここは9以上で確信を持てる設定だったわ。

 スカウトが居なかったら危なかった……

 

----------

 

カメリア(椿):

「問題はなさそうですね」

コロネ(鴉):

「そうみたいだけど、巧妙に隠してるだけだったりしない?」

タシギス(右京):

「それはそうだけど、さすがにこの感じは大丈夫じゃね?」

リンダ(橘):

「アタシもそう思う」

エウギス(左京):

「タシギスが言うなら大丈夫だろうし、入りましょうか」

 

GM(未来):

 やり取りをしながら中に入ると、そこは人が4~5人横並びでも余裕で歩けるほど広い通路がまっすぐ続いている。

 通路自体は入口同様、金属製の壁と床、天井でできている。老朽化か土砂の重みか所々歪んでいるのが確認できる。しかし頑丈さは見た目どおりのようで崩落の危険性は低そうに見える。

右京

 そっか、罠だけじゃなくてそういう自然の驚異も確認しないとなんだな。

 調べられる?

GM(未来):

 もちろん。探索判定で目標値はここもナイショで行きましょうか。

椿

 今回、スカウトの責任重くない?

GM(未来):

 役割(ロール)分担(プレイ)よ、役割分担(ロールプレイ)

 

~~~~~~~~~~

 

探索判定

 カメリア:2+10=12

 コロネ :(平目)6

 タシギス:3+7=10

 エウギス:(平目)6

 リンダ :(平目)12!

 

~~~~~~~~~~

 

GM(未来):

 リンダってスカウトだったっけ?

椿

 責任が重いとは言ったけど、活躍を奪われたらそれはそれでムカつくわね。

 理不尽な。

GM(未来):

 えぇとこの判定値なら自動成功のリンダはもちろん、カメリアも罠の類は無いこと、構造的に崩落も気にしなくて良さそうだと確信したわ。

右京

 あれ?! タシギスは?!

GM(未来):

 今回はボーダーが11だったのよ。

右京

 いちたりなーい!

 

----------

 

カメリア(椿):

「中も大丈夫そうね」

リンダ(橘):

「あぁ。土砂の重みで歪んだっぽい所はあるが、崩落するような変形じゃない」

 

コロネ(鴉):

「あら、ドア?」

GM(未来):

 10mほど進んだ突き当り。そこまで脇道も無い一本道。

 突き当たりの壁には木製のドアがたてつけてある。

左京

 木製?

GM(未来):

 そうね。文明鑑定判定をしてもらおうかしら。目標値は7よ。

 

~~~~~~~~~~

 

文明鑑定判定

 カメリア:3+9=12

 コロネ :2+8=10

 タシギス:(平目)11

 エウギス:(平目)7

 リンダ :(平目)6

 

~~~~~~~~~~

 

GM(未来):

 じゃぁ、

 成功した4人は、最近――少なくとも数年中にあとから取り付けられたドアだと思ったわ。

 ギリギリ届かなかったリンダも

 金属で建物を作るのにドアだけ木製にするなんて、変な文明だなぁ。

 くらいの違和感は覚えたことでしょう。

 失敗したのに良いのか?

GM(未来):

 まぁ左京が描写だけで違和感を感じた程度には場違いな代物って事。ただ失敗してるから、変だとは感じるけれど魔動機文明っていう古代にはこれが普通だったんだろうな。って認識してしまってるって感じね。

 なるほど。

 

----------

 

リンダ(橘):

「魔動機文明って建具も全部金属ばかりなんだと思ってたな」

エウギス(左京):

「いや、さすがに変でしょ。

 ねぇ? カメリアさん、コロネさん」

 目標値ちょうどだったから、自信なくて学者2人に同意を求める。

カメリア(椿):

「そうね。探せば木製のドアもあるかもだけど」

コロネ(鴉):

「このドアは明らかに後付けね」

 

 いつ頃取り付けられたかまで判ったりするん?

GM(未来):

 そうねぇ。

 達成値の高いカメリアとタシギスは、正確な時期までは判らないまでも、木の痛み具合から何十年も放置された物には見えないと思っていいわ。

(と、この描写もしないとだったわ)

 

タシギス(右京):

「明らかに新しい木材で作ってるよな、これ」

カメリア(椿):

「そうですね。ずっとうち捨てられた物には見えません」

GM(未来):

 と、検分していると

 

SE:ドォン

 

GM(未来):

 という音が聞こえてきた。

冒険者(A.R.C.):

『?!』

 

左京

 え、それは目の前のドアから?

GM(未来):

 それは判定なしで「違う」とわかって良いわ。

 これはどの判定が適当かしらね……

 聞き耳判定じゃないの?

GM(未来):

 描写どおり音自体は聞き耳を立てるまでも無く聞こえるのよね。反響ある中でも音の方向を知るって探索判定でお願いするわ。

椿

 基準値は同じなのよねぇ。

GM(未来):

 聞き耳だったら人口の環境でもレンジャーで振れるのよ。

 だけど今回は遺跡の中という事で自然環境じゃないと裁定するわ。レンジャー技能は使えないから気をつけてね。(複雑な自然の洞窟で反響を聞き分けられる技術があるのに、ほぼ真っ直ぐな壁や床でできてる遺跡内で聞き分けられない理屈に関しては気にしないことにしましょう)

 

~~~~~~~~~~

 

探索判定

 カメリア:2+5=7

 コロネ :(平目)9

 タシギス:3+5=8

 エウギス:(平目)10

 リンダ :(平目)8

 

~~~~~~~~~~

 

GM(未来):

 それだと、今いるドアの右側に伸びる通路の先から聞こえてきているのを全員が把握できたでしょうね。

 一番達成値の高いエウギスは、地下階……って全部地面に埋もれてるのよね……。要するに今いるフロアより下でも、上の階層からでもなく同じ高さくらいからの音であると推測できたわね。

左京

 スカウトより良い結果になっちゃった……。

 距離は判る?

GM(未来):

 うぅん、そんなに遠くないかも? くらいかしら

 

----------

 

コロネ(鴉):

「地震、じゃ、ないわよね」

エウギス(左京):

「うん。地下とかじゃないわね。このフロアに何かあるわ」

タシギス(右京):

「警戒は怠らないようにな」

 

カメリア(椿):

「あれも気になるけど、こっちも調べるでしょ?」

リンダ(橘):

「当然。どこに危険があるかわからないからな」

 

GM(未来):

 じゃぁ、今度こそ聞き耳判定ね。部屋の中の様子をうかがうって事で。

 

~~~~~~~~~~

 

聞き耳判定 目標値:11

 カメリア:2+4=6

 コロネ :(平目)6

 タシギス:3+10=13

 エウギス:3+6=9

 リンダ :(平目)9

 

----------

 

タシギス(右京):

「シッ、何かいる」

GM(未来):

 タシギスが部屋の中から声が、声って解るかしら? タシギスは妖魔語習得してないのよね。

 

椿

 最初のセッションで妖魔? と会話しなかったけ?

 せやね。あン時はコボルトが通訳してくれとったけど、語彙の傾向くらいは解るんとちゃう?

GM(未来):

 言われてみればそうね。じゃぁ内容までは理解できないけれど蛮族が居るってのは理解できるわね。複数の声がするわよ。

 

タシギス(右京):

 O.K.

「たぶん、蛮族だ。内容までは解んないけど何匹か居るな」

エウギス(左京):

「たまたま入り込んだのか、巣にしてるのか」

リンダ(橘):

「どちらにせよ排除するだけだ」

カメリア(椿):

「そうね。みんな、準備は良い?」

 

SE:BANG!

 

GM(未来):

 戸を蹴破って突入すると1辺5mほどの部屋の奥の壁で5匹のサーベルフッドが固まって身を寄せ合っている。

 蹴破られた音にひどく驚いて悲鳴を上げるものの、入ってきた冒険者を見て小さな間の後、相手が人族とわかって気が大きくなったのかいっせいに騒ぎ出す。

「ヌイヅ クムガル!」

「グニヰグダロヌ!!」

 各々叫びながら得物を手に襲い掛かってくるわ。

 戦闘開始よ。

 

つづく

 




というわけで探索回でした。
事前に書いていたシナリオ(的なメモ書き)に指示されている判定より、アドリブで追加された判定の方が圧倒的に多いですが気にしない方向で行きましょう。

次回ですが、
先に別の拙作「魔都冬木」の方の最終話読者投票の集計、結果執筆、投稿をしてから、こちらの戦闘ログ、執筆投稿という流れになりますので、いつもより間が開くと思われますが、気長にお待ちいただけますようよろしくお願いいたします。
次回までしばらくお待ちください。
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