【SW2.0】シノビ・ワールド【閃乱カグラシリーズ】   作:龍委員長

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今回、短めです。


A1-3

ハイリア地方 ロウラル王国 はぐれ者の村 外縁の廃墟

 

GM(未来):

 駆け出し冒険者たちは、気を失う蛮族の武装を奪い、体の自由を奪い、今後のことを考えていると蛮族たちが目を覚ました。

 

妖魔s(GM):(妖魔語。各々わめき立てているので聞き取り不可)

 『■■■■■!!!!!』

カメリア(椿):

 「あ、気がついたみたいですよ」

リンダ(橘):

 「黙りな。さもなくばお前たちも“ああ”なるよ」

 

GM(未来):

 リンダが指し示す先にある、動かなくなった仲間を見てコボルトは黙り込む。しかし、人族の言葉が解らないフッドは相変わらずだ。

 

リンダ(橘):

 「黙らせな」

 

GM(未来):

 リンダの有無を言わせない威圧にコボルトはフッドたちと2、3言葉を交わすとフッドも静まった。

 

コロネ(鴉):

 「これ以上この村に悪さしないと約束できる?」

コボルト(GM):

 「は、はい! 約束します! だから」

リンダ(橘):

 「あまい」

コロネ(鴉):

 「え?」

 

GM(未来):

 コロネが振り向くと、リンダが得物のスティックを手の中でもてあそびながら、コボルトを睨んでいた。

 

リンダ(橘):

 「他に仲間は? 本当にあなた達だけ? 嘘をついたら・・・」

GM(未来):

 ゆっくりとスティックを頭上に掲げる。

コボルト(GM):

 「ま、待ってください! な、仲間がむこうの洞窟に! た、助けてください!」

 

GM(未来):

 最後の一言は「仲間を」なのか「自分を」なのかも判らぬようにまくし立てるコボルト。

 

リンダ(橘):

 「案内しな。もし嘘をついたり逃げようとしたら・・・」

 

GM(未来):

 コボルトは無言で何度も頷くしかなかった。

 

==========

 

未来:

 というわけで、こいつらのアジト、というか巣穴かしらね。それの場所が判るわ。

鴉:

 場所だけかいな。

椿:

 ? 他に何かある?

鴉:

 戦力は知っとかないかんやろ。

左京:

 だね。その辺りは聞きだせる?

未来:

 う~ん、そうねぇ。リンダがかなり強めに脅しているし喋るかしら。

 えぇと、

 

==========

 

リンダ(橘):

 「他には? お仲間の種族と数は?」

コボルト(GM):

 「あ、はっはい! えと、

 オヤビンはボルグで、でっかいトカゲをペットにしてます。

 な、仲間にフーグルとグレムリンの兄貴、それに剣の心得があるフッドです」

リンダ(橘):

 「それで全部?」

コボルト(GM):

 「はい! 全部です! あとは、おいら達ここにいる奴だけです!」

リンダ(橘):

 「だって」

 みんなのほうに振り向く。

カメリア(椿):

 「そいつらをどうにかしないと、また村が襲われてしまいますね」

タシギス(右京):

 「道案内は? できるんだろうな?」

コボルト(GM):

 「はい! もちろんです! だから命だけは!」

リンダ(橘):

 「それはあなたの心がけ次第」

 

GM(未来):

 リンダの言葉にコボルトは激しく首を縦に振る。

 そして、人族の言葉がわからないフッド(仲間)に状況を説明すると、今度はフッドたちが騒ぎ出した。

 

エウギス(左京):

 「ど、どうしたの?!」

コボルト(GM):

 「ひ、人族の言いなりにはならないって・・・」

リンダ(橘):

 「それは残念だ」

 

GM(未来):

 リンダのスティックがヒュッと風切音を鳴らしたかと思うと、フッドの片割れの、頭が割られていた。

 いきなりの事に周囲が息を呑む。

 

リンダ(橘):

 「そっちは? どうする?」

 

GM(未来):

 コボルトの通訳を介し、抗えば死が待っていると悟った最後のフッドはおとなしくなった。

 

==========

 

椿:

 橘、なんか嫌な事でもあったの?

橘:

 なんでよ! そういうキャラなのよリンダは!

 制裁の双子女神の格言が「速やかに、激しく裁きを下せ」なのよ。人族に害があるいじょう、抵抗するなら始末する。そういうキャラよ。

右京:

 そういうやあ、リンダはグラップラーなのに手持ち武器なんだな。

未来:

 それは、GM()が許可したのよ。橘本人が使ってるスティックみたいな武器がいいっていわれたんだけどね。ワンドやウォーハンマーは明らかに違うし、メイスってほどの重量も無いし、格闘武器としての使用を認めたの。データ上はカテゴリ<格闘>に分類される武器のデータを使うわ。

 その代わり、手持ち武器だから1H拳(指の自由が利く)とされている武器も1H(物を掴めない)仕様とさせてもらうわよ。

橘:

 えぇ。それで良いわ。

 それじゃぁ。その洞窟に移動かしら。

椿:

 そうね。道中何かあるのかしら?

未来:

 いえ、徒歩で数時間もかからない山肌に洞窟があってそこに仲間がいる、とコボルトが説明してくれるわ。

右京:

 じゃぁ、洞窟から見えないくらいの距離で一度立ち止まって、見張りの有無とか確認しとくか。

 

==========

 

ハイリア地方 ロウラル王国 西部 郊外

 

コボルト(GM):

 「こ、この先にある洞窟がアジトです」

タシギス(右京):

 「見張りは?」

コボルト(GM):

 「だ、誰か居ると思います。でも、当番はテキトウで、おいら達下っ端が居るときはいつもおいら達の誰かがさせられてました」

タシギス(右京):

 「いつも何人体制で見張りを?」

コボルト(GM):

 「ひ、1人か2人です」

エウギス(左京):

 「洞窟の中は? 広いの?」

コボルト(GM):

 「い、いえ。入って少ししたらすぐに行き止まりの洞穴です」

コロネ(鴉):

 「そうすると、見張りの対処に時間がとられると襲撃に気づかれてしまいますね」

カメリア(椿):

 「準備しておきましょう」

 

==========

 

未来:

 具体的には?

左右姉妹:

 石を拾う。

未来:(苦笑)

 OK。いくつも持ってて良いけど、一度に装備できるのは両手に1個ずつまで。3個目以降は主動作で取り出す必要があるとするわ。

橘:

 ・・・コボルトとフッドはこの辺りの木に縛り付けて逃げたりできないようにしておこう。いちおう、人族に見つかって攻撃されないように道から外れた所にしておこうか。

鴉:

 あら。てっきり悪さしとんやから道行く人に殴られても自業自得や、言うんかと。

橘:

 ・・・双子女神は正しい行いをせよ、とも言っているから。改心するならそれ以上は傷つけない。更生の過程で受けるであろう苦しみが罰。

椿:

 それはそれで厳しい裁きだとは思うけどね。

未来:

 OK? じゃぁ今みんなは問題の洞窟から20mほど離れた茂みで様子を伺っているとしましょう。

 誰か1人、ダイス1個(1d)振ってちょうだい。

鴉:

 ほなウチが・・・6や。

未来:

 そうすると、洞窟の入り口、その脇で神経質そうに周囲を見渡すフードを被った蛮族が1匹居るわね。

右京:

 さっき話に出てきてた剣が使えるフッドか。さっきと同じ奴か?

未来:

 そこは、魔物知識判定してちょうだい。

 

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目標値:7/11

 カメリア:2+7=9

 コロネ :2+6=8

 タシギス:(平目)3

 エウギス:(平目)4

 リンダ :(平目)2 自動失敗!

 

==========

 

リンダ(橘):

 「さっきの連中と同じフッド?」

タシギス(右京):

 「みたいだな」

カメリア(椿):

 「いやいやいや。似てるけどたぶん上位種ですよ」

エウギス(左京):

 「そうなの?」

コロネ(鴉):

 「体つきからして。

 いわゆるサーベルフッドと呼ばれる奴ね。知能が低いなりに剣技を使って有利に事を運ぼうとするから油断できないわね」

 

GM(未来):

 とはいえ、ここからは身を隠せるような物も無い。意を決して茂みから出ると、フッドもすぐに気がつき臨戦態勢をとった。

 

つづく

 

==========




RPパートは、普通の小説形式のほうが良いのかなぁ・・・。
ま、あくまでもプレイの様子をお見せしているという事で。

次回は戦闘回です。しばらくお待ちください。
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