自分なりに頑張ったのですが、というか不安要素かなり残ってるのですが(特にプリキュア)······。まぁそこは気にしないで頂けると嬉しいです!
それでは後編です、どうぞ!
「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
「ガァァァァァァァァッ!!!」
俺とアナザーマリアは今、それぞれ向かい合っている。それぞれの剣を互いに交え、打ち合い、そして殺し合っている。剣と剣をぶつけ合う度に火花が散る。それぞれの「怒り」を乗せて。
「殺ス!!!」
「やってみなさい!!!」
この時の事は、目の前の事以外あまり覚えていないが、激しく怒り狂っていたことを覚えている。だから本当の事を言うと今こうして話している俺は、後からフィリップに話を聞いた俺なのだ。
「······もうアイツ一人でも良いんじゃないかな?今のアイツなら何でもできる気がするんだよ、俺」
俺の暴れっぷりにシュンガはそんな事を言っていたらしい。
「まぁ、そんな事を言ってたってしょうがないわよ。彼は目の前の戦いに全力なだけ。なら、私達も全力を出さないと!」
「そうそう!早くこの戦いを終わらせよう、美味しいスイーツを用意するからさ!」
「うん、それがいい。なら早いところ終らせなきゃね」
マカロン、ホイップ、ショコラの順にそれぞれシュンガに語り、シュンガがそれに答える。
「そうだな、こんな戦いさっさと終わらせよう。これ以上あの状態の鍵が暴れたら、また異世界線路の破壊の危機になりかねないからな」
そう、マヴェリックゲートが発動しているのだ。俺自身それに気づいてはいなかったが、周りからは、俺が赤く発光し、高熱の蒸気を身体中から出しているように見えたらしい。強いて言えば、俺が自覚出来たことは妙に体が熱いということくらいだろう。
「鍵!暴れるのも良いが、ほどほどにしてくれよ!」
しかし、マヴェリックゲートが発動している俺にはもはやそんな言葉は関係ない。そもそも聞こえてすらいない。ただ目の前の敵を倒すために暴れいるだけ。俺はゲートガイアメモリを取り出し、スイッチを「押そうとした」。直前でこれの製作者である桐生戦兎の信条である「ラブアンドピース」の言葉を思い出す。今の俺は完全に私怨にかられ、完全に愛と平和の為に戦うことを忘れている。だからスイッチを押すのをためらい、結局使うのをやめたのだ。この時に少し理性を取り戻し、考える余裕が出来た。
「どうしたの!?押しなさいよ、そのガイアメモリのスイッチを!それとも、これは愛と平和の為に使う物だから押せない、とでも言うつもり!?さっきの赤い状態も解除されたみたいだけど!?」
「うるせぇっ!」
すかさず左腰のホルダーからウェポンライドキーを取り出し、ガンブレードキーに刺してそれを回す。
[Ride Weapon!Handle Ken!Riders Weapon!]
「レジェンドライダーの武器達よ、俺に従えっ!」
ハンドル剣を左手に握って二刀流のスタイルに切り替え、自分の周りに歴代仮面ライダーの武器達を召喚する。俺は脳内で武器達に命令し、それらにアナザーマリアを攻撃させる。
「行けっ!」
「なんのっ!」
武器達は一斉にアナザーマリアの居る方向を向き、攻撃を開始する。俺が操っている武器達は、今まで出会ってきたライダー達の武器だ。一般的に見ればただのチートだが、その分俺に対する負担も大きい。
「ぐっ······!?」
この武器達は脳内で想像する事で操っている為、直接的な反動はほぼ全て俺の脳内に返ってくる。俺が今使っているこの技はタイムリミットがあり、通常30秒まで使える。しかし、この時の俺は30秒どころか1分を優に超えている。むしろもうすぐで2分に達する。本当なら30秒でも危険なのに2分も使用していたのだ、何も無い方がおかしい。ちなみに、俺が今使用出来る武器はガンブレードキーとゲートガイアソードも合わせて20個だ。
「グァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!?」
「鍵!!!どけインベイダー共、邪魔だ!!!」
俺は極度の頭痛で頭を抱え込み、地面に膝をついて転がる。それと同時に操っていた武器も地面に落下し、光の粒子となり、四散して消える。途中シュンガの声が聞こえ、こちらに向かってくる様子がうかがえたが、数多のハーフインベイダーに道をさえぎられているのが分かる。あまりの痛さに動くことすら出来ず、絶対絶命のピンチって奴だ。
「あらあら、もうおしまい?無様ね、仮面ライダーゲート!」
「うっるっ······、せぇっ······!!!」
「フフッ♪終わりよ!!!」
「「まだだ、まだ終わらせない!」」
すると突然アナザーマリアの目の前に鉄製の大きな金庫の扉が現れ、その中から鈴夢とアラタが出てきて、それぞれの武器である「シルバーソード」と「ガンブレードキー ツヴァイ」でアナザーマリアを切りつける。
「鈴夢!アラタ!まったく、お前ら遅せぇよ!」
「ヒーローが遅れて登場するのは基本でしょ?」
「アイン、交代だ。久しぶりに暴れていいよ!」
「承知した!」
アラタはアインと体の主導権を交代し、本当の意味での「仮面ライダーアイン」となる。
「予告しよう。本日、貴女様の運命を頂戴致します」
「えっ、アラタ?どうしたの急に?」
「Mr.アラタでは無い、私はアインだ」
「えっ、マジ!?」
「本来の仮面ライダーアインはこの形が正解なんだよ。僕がアインに無理を言って変身しても主導権を握れるようにしてもらったんだ」
「······なんか凄いね」
「当然です、私なのですから!」
「良いから行け!壊すよ!」
「それは嬉しくありませんね!」
久しぶりに見た、アインが体の主導権を握った状態の仮面ライダーアインだ。アインの状態の変身は過去に一度見ただけで、それ以降はずっとアラタとして戦っていたためアインの戦闘は久しぶりに見る。その場から走り出し、2人はアナザーマリアとの戦闘に入った。
「まさか、あの短時間でアレを倒したと言うの!?」
「当然だ!アイツは俺と同じ、ならパワーも弱点も俺と同じ!俺の事は俺が一番よく知ってるんだよ!」
「そういう事!」
順に鈴夢とトイがそう言い、アインと同時にアナザーマリアを攻撃する。その時の俺は痛さのあまり遂には気絶までしてしまい、変身が強制解除され、悪夢にうなされていた。
『梓!』
『戸島くん······。ごめんね······』
その夢の中では俺はゲートドライバーを腰に巻いただけで変身しておらずただひたすらに走っていた。目の前にいる夏川、いや、梓の背中を追いかける。手を伸ばし、今にも消えてしまいそうな梓の手を掴もうとする。あと少し、あと少し、手と手の距離が1センチや2センチのところで青白い光が梓の全身をおおい、四散して消滅してしまう。消滅する直前、梓はその瞳から涙を流していた。俺は地面に両手両膝をつき、絶望し、ただ泣き叫ぶしか出来なかった。その時、シュンガと鈴夢とアラタの声が聞こえてきた。
「本当にそれでいいのか!」
「梓さんはあなたの愛する人なんでしょ!」
「鍵さん、あなたの梓さんに対する思いはその程度だったんですか!」
『違う······』
「ならお前の力も所詮はその程度って事だ!」
『違う!』
「そんな力じゃ世界どころか、愛する人さえ救えませんよ!」
『違うっ!!!俺は世界なんてもうどうでもいいんだよ!!!俺の望みはただ一つ、梓を救いたいっ!!!』
俺の思いに呼応してか、紅く燃える情熱をそのまま表したようなライドキーが現れた。右手で目の前のライドキーを掴み取ると俺の意識はやがて現実へと返り、そして立ち上がる。
「やっとお目覚めか!」
「まったく、鍵さんが王子様なのにその王子様が眠ってどうするんですか······」
「まぁまぁ。でも、散々あおった甲斐はあったよね!」
なるほど、戦いながらも直接俺をあおってたのか。どうりで妙に心に響くはずだ。何気なく右手の拳を開いて見てみると、夢の中で見たあの「紅いライドキー」があった。俺はドライバーのゲートライドキーを引き抜き、ゲートライドキーがあった鍵穴に紅いライドキーを刺した。
[Burrrrrrrrrrst!!!]
いつもと違う音声が鳴り出す。俺はそのライドキーを回し、更なる変身を遂げる。
「変身っ!!!」
[Berserker of passion!!!KamenRider Gate!!!Marrrrrrrrrrvellick!!!]
変身音声が鳴った後、強制的にマヴェリックゲートが発動し、全身から出ていた蒸気は赤く燃える炎に変わり、その炎が俺の体にまとわる。アーマーは紺色から紅く変色し、所々に黒い炎のような模様が現れる。
「あの姿は······!」
「凄い!」
「アイツ、遂に自分を制御しやがった!」
フィリップ、カスタード、シュンガの順に声が聞こえてくる。見た目自体はそんなに変わらないが、アーマーが紅く変わったのと、炎の模様が現れ、イメージが一変する。
「梓を返してもらうぞ······!」
「仮面ライダー、ゲートォッ!!!」
立場が逆転した。俺は静かなる怒りを、アナザーマリアは怒りを全面に出しながら、それぞれの剣をぶつけ合う。決着の時だ。
「よし、俺達も気合い入れ直して行くぞっ!」
シュンガの言葉に反応し、疲弊しきっていたプリキュア達も立ち上がり、それぞれの敵に向かっていく。フィリップはタイプグリスに変身し、ハーフインベイダーを出現させている機械を探す。
「······見つけた」
フィリップは黒い嵐を発生させ、それを見つけた機械のある場所まで飛ばす。嵐はその機械に命中し、見事に破壊した。これによるハーフインベイダーの増殖は止まり、減るどころか増え続けるという現象がなくなった。反撃開始だ。
「よっしゃ燃えてきたーーー!」
「ここが踏ん張りどころよ!」
ジェラート、パルフェが発破をかけ、他のメンバーがそれに応じておー!と掛け声を出す。それにつられるようにシュンガも軽くジャンプし、ゴキゴキと音を鳴らしながら首を回す。鈴夢とアラタも背中合わせになり、それぞれの武器を構える。
「繁殖が止まったとはいえ、敵はまだかなりの数が残ってる。くれぐれも気をつけてくれたまえ」
「分かったっ!」
「行くよアラタ!」
「うん!」
それぞれがそれぞれの敵のいる方向を向き、敵の方へ走っていく。
「ゼアァッ!」
「グッ!?なんなのよ、なんなのよアンタ達仮面ライダーはぁっ!!!」
「勘違いするな、俺は仮面ライダーなんて大層なものじゃない。愛する者の為に戦うただの仮面の戦士だ!」
「それを人間は『仮面ライダー』というのよっ!!!」
完全に理性を失っている。もはや目の前の標的を狩るだけのただの獣、まるでさっきまでの俺だ。アナザーマリアの攻撃はただただ乱雑で、目視さえ出来れば攻撃をかわす事など容易い。それでもアナザーマリアは攻撃をやめず、延々と続ける。やがてアナザーマリアは大きくバランスを崩し、地面に転倒しそうになり、ギリギリのところで踏ん張る。俺は隙を見逃さず、すかさず「あの技」を使う。
「レジェンドライダーの武器達よ、俺に従えっ!!!」
「待つんだ鍵、その技はさっき使ったばかりだろう!」
フィリップの制止する声が聞こえてくるが俺はその言葉を跳ね返す。
「問題ない!この技にタイムリミットがあったのは俺が自分の中に『仮面ライダー』という制限をかけていたからだ!そして今の俺は仮面ライダーじゃない、つまり限界は、無いっ!!!」
どこからともなく光の粒子が現れ、いくつかの集合体となり、その集合体はやがて武器となる。
「行けっ!」
俺の言葉と共に武器達は飛んでいき、アナザーマリアへ攻撃を開始する。
「チィッ!なんなのよコイツら!」
(さっきは悪かった戦兎、俺はこれを私怨の為に使おうとしていた。でもやっぱり平和の為には使えない、今の俺は「愛」の為に戦っているからだ!)
俺は右腰からゲートガイアメモリを取り出し、そのスイッチを押した。
[ゲート!]
目の前にゲートガイアソードが出現し、俺はそれを左手に握る。遂にいつもの二刀流スタイルが完成した。ちなみに現時点での技の使用時間は約5分。
「お前達下がれ!」
俺の言葉と共に武器達の動きは止まり、元の定位置に戻って光の粒子となって消える。
「はぁっ!」
「まだぁッ!」
再び剣の打ち合いが始まる。しかし先程とは決定的に違うこと、それは俺が推しているという事だ(フィリップ曰く、ゲートガイアメモリによって俺自身の全ての能力が5倍にまで強化されている上、更にこの新しい姿のおかげで何倍にも強化されているため、俺自身が数十倍にまで強化されているらしい)。やがて俺はアナザーマリアをダウンさせ、ここぞとガンブレードキーに紅いライドキーを、ゲートガイアソードにゲートガイアメモリを刺し、それぞれ必殺技を発動させる。
[Gate!!!Marvellick World Break!!!]
[ゲート!マキシマムドライブ!]
「デァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
「アァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
2つの剣による同時攻撃は「確かに」アナザーマリアに当たり、大爆発が起こった。
「すげぇ、やりやがった鍵のヤロウ······!やったな鍵!」
いつの間に戦闘が終わっていたのか、シュンガ達が後ろから近づいてきて、シュンガが俺の肩に腕をまわしてきた。しかし俺はそんな事は気にもとめず、無言で梓を探していた。遂に発見し、俺は肩に乗っかったシュンガの腕を乱暴に払い除けた。
「うおっと!」
「梓っ!!!」
変身を解除し、俺はすぐさま梓の元へ駆けつけた。梓は頭の上で両手首を鎖の繋がった手枷で拘束されており、つま先は地面についていたが、鎖に吊るされる形でとらえられていた。ガンブレードキーで手枷だけを破壊し、倒れ込む梓を両腕でキャッチする。どうやら気絶しているらしい。キャッチした時の反動でか、梓は目を覚まし俺の顔を見つめてくる。
「······戸島くん?」
「そうだよ、俺だ。助けに来たぞ、梓······!」
目に涙が溜まっているのがバレないように、なるべく自然な笑顔を作り、涙がこぼれそうになるのを必死にこらえ、声を震わせながら梓の問いに答える。
「やっぱり戸島くんだ。信じてたよ、来てくれるって。流石『仮面ライダー』だね」
梓から発せられた「仮面ライダー」という言葉は俺には重たすぎた。遂に俺の方が耐えられなくなり、涙をこぼしてしまった。
「俺は、仮面ライダーじゃない、そんな大層なものじゃないんだよ。本当に仮面ライダーなら、こんな世界を巻き込んだ戦い方なんてしない······!」
「そっか。でもやっぱり戸島くん、ううん、『鍵くん』は仮面ライダーだよ。全力で私を守ってくれる、私の仮面ライダー······」
「鍵くん」と呼ばれたのを境に、俺は遂に我慢出来なくなり、涙を目からボロボロと流す。
「やっと名前で呼んでくれたな······!」
「うん。ごめんね、鍵くん。愛してるよ」
「俺も、愛してる······」
俺達は顔を近づけ、そして······。と思いきや。
「ウォッホンッ!!!」
「「!?」」
「ヒューヒュー!おめでとう!」
「良かったですね鍵さん!両思いだってことが分かって!」
「えっ!?なになに!?」
「コラー!目隠し外せー!」
「見ーえーなーいー!」
「悪いけど、あなた達にはまだ見せられないわ」
「同感。君達にはまだ早いと思うんだよ」
「うんうん!」
「······」
上から順に、シュンガがわざとらしく咳払いをし、俺達がそれに驚き、鈴夢があおり、アラタが祝う。プリキュア達はと言うと、年少者であるホイップ、ジェラート、カスタードは、年長者であるマカロン、ショコラ、パルフェに目隠しをされていた。フィリップは空気を読んで後ろを向いてずっと黙ってくれているようだが······。ゴメンなフィリップ、せっかくの気使いを無駄にさせて。
「お二人さん、イチャイチャすんのは勝手だけど、そーゆーの帰ってからにしねぇ?ここ一応俺達が居る訳だし!」
ちょっと怒り気味にシュンガ。
「まぁまぁ、せっかく結ばれる事が出来たんですし、その辺は許してあげましょうよ!」
「そうそう!これこそハッピーエンドって奴だろ!」
そんなシュンガを抑えるアラタと鈴夢。
「あっ、あの!わ、私達帰りますから!アナザーマリアって人も倒して変身が解けるようになっているはずだし!」
「そ、そうそう!じ、じゃぁこれでっ!」
「ささっ、邪魔者は退散退散!」
「「「え〜っ!」」」
年長者が年少者の肩を掴み、そそくさとこの場を離れるプリキュア達。
「だいたいお前はだなぁ!」
そしてオヤジっぽく説教たれるシュンガ。
「はぁ······。僕が時野シュンガを抑えておく。君は彼女を連れて行きたまえ」
そんなシュンガに呆れつつ、怒っているシュンガの抑えてくれているフィリップ。
「僕が、じゃなくて僕達が、でしょ?」
「そうそう!王子様はお姫様をさらっちゃって下さい!」
「······悪いな、そうさせてもらう。じゃぁ行こう、梓!」
「うん!」
「あっこらっ!まだ話は終わってねぇぞ!」
「言ってろ」
「じゃぁね鍵さん!また会おう!」
「おう!ありがとな鈴夢、またどこかの世界で会おうぜ!」
「リア充死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
暴走気味のシュンガの言葉を無視し、俺はゲートライドキーでマシンゲーターにエンジンをかけ、目の前に扉を開き、その中へ飛び込む。後ろに梓を乗せて。やがて扉は閉じ、俺が出現させた扉は消滅する。
「ねぇ鍵くん、どこに向かってるの?」
「決まってるだろ、俺達の帰る場所だよ」
「そっか。安全運転でよろしくね、王子様」
「了解ですお姫様」
そんな言葉を交わしながら、俺達はプリキュア達の世界を後にした。
しかし俺達の戦いはまだ終わっていなかった。アナザーマリアを倒したあの時点で俺は気がつくべきだったんだ。アイツがそんな簡単にくたばるような奴じゃないという事に。
「ぐっ······グゥッ!?仮面ライダーゲート、あなただけは絶対に殺す······!この私が、殺してあげる!!!」
プリキュア、こんな感じで良いかな?
自分はプリキュアに関しては完全ににわかなので違うところがあったらどんどん文句を言ってください。
それでは!