好きに生きてるNPC   作:風峰 虹晴

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前回のあらすじ
ルナ「おのれ茅場晶彦…ゆ゛る゛さ゛ん゛!!」
キ&ク「「!?」」
ルナ「私はカーディナルの子!電脳少女ルナ!!アールッ!!エックス!!」
キ&ク「「!?」」


電脳少女ルナ

「ふわぁ〜っ…おはよう朝日…」

 

私は目を覚ます。時間は…えぇ、朝5時か…。やりたいことやるにはちょっと時間が早すぎるなぁ。剣術の練習でも………あ、ネットに潜るのやってないし、やらないと。

 

「えっと剣…あ、腰に下げてる」

 

私は腰から鞘ごと取り外して抱える。そのままソファに座り込んで目を閉じる。すると、頭の中が何かに繋がる感覚がする。うわっ!なにこれ!0と1の羅列!?あ、これが二進数ってやつか。あーもう!もっと簡単に!!

 

「あっ、このサイトは…G○○gle!」

 

…正直、この状態やばいぞ。カーディナルを通してネット環境に行くみたい。これは、カーディナルの情報が丸見え…。まあいいや!多分動画でも見よ〜っと♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりY○utubeよりnic○nic○だー!あ、いつの間にか10時!試しといてよかった他人のパソコンに入り込む方法!私はネットワークを介して、総務省のある人物のパソコンに入り込む。

 

「おはようございま〜す。あれ?こんにちわだっけ?」

 

「う、うわぁぁぁぁ!」

 

「しーっ!他の人にバレないで!」

 

画面の前の男の人は、口を塞いでパソコンの画面を他人から見えないようにする。私が画面の中から覗いてる人物は、通信ネットワーク内仮想空間管理課、通称仮想課の職員、菊岡 誠二郎。変人である。…なんか私の周り変人多くない!?き、気のせいか。

 

「き、君は?」

 

「私はSAOのNPC、《Luna》です♪」

 

「えぇ!?」

 

「ちょ、静かに!」

 

再び菊岡さんは口を自分で塞ぐ。この人危ないなぁ…!まあ、外の世界に干渉するとしたら、この人に頼るか、ネットを駆使するしかないんだけどね。

 

「ど、どうやってこのパソコンに?」

 

「あっ、えっと〜…ネット回線使ってちょちょいと…」

 

私がえへへと苦笑いをしていると、菊岡さんは頭を抱える。そりゃそうだよ!私がいうのもあれだけど、普通こんなことできねえからな!ハッカーかな?いえ、パスワードの壁に穴があったから通り抜けてきただけです。

 

「君、こんなことは普通許されないからね?」

 

「それいうのは茅場晶彦にしてくれません?私NPCですし!」

 

「そ、そうだね。で、君の目的はなんだい?」

 

「そうですね、一度あなたとコンタクトを取りたかったんですよ。私も犠牲は最小限にしたいですし」

 

具体的には命があるようでないこの体で色々と人を救う!サチとか!クラディールとかラフコフとかはいいけど!

 

「なるほど…。では、次にコンタクトを取るときは僕のスマホでお願いできるかな?ログが残ると困るからね」

 

「よくわかんないけどそこらへんは大丈夫っぽい?まあいいですよ。すみませんがメアドとか教えてもらえます?それないとどこにあるかわかんないので…」

 

「あぁ、いいよ」

 

私は小声で菊岡さんからメアドを教えてもらう。ちなみにこのパソコンはネット回線だと位置情報が固定だから簡単だったぞ!けどスマホは持ち運び用だからちょっと…。

 

「ありがとうございます。それじゃ私、攻略あるんで」

 

「あぁ。…ん?そういえば、君はNPCだろう?なぜこんなことができるんだい?」

 

「あっ、えっとぉ〜……そう!私SAOの高性能AI搭載してるんですよ!(大嘘)」

 

「そうだったのか。ありがとう。ではまた」

 

「はーい」

 

私は頭に何かが繋がる感覚を遮断するイメージをする。すると、一瞬目の前が暗くなり、次に目を覚ますと宿屋の中だった。なるほど、行くのは時間かかるけど帰るのは一瞬ってことか。楽だね。

 

「さーて!迷宮区の攻略ー!ボス部屋発見といきますかー!」

 

私は迷宮区に向けて猛ダッシュし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おほーっ!いーねっ!」

 

現在迷宮区一層未踏地ソロプレイ中。レベルアーップ!いやー経験値とお金が美味しい!けどパーティプレイをあんまりやってないなぁ。キリトとはすぐ別れちゃったし。だってなんか雰囲気怖かったもん!

 

「ふーっ、今日は疲れたなー。かーえろ」

 

私はトボトボ元来た道を引き返し始めた。というかまた的ポップしてるじゃーん!経験値&Col狩りじゃー!迷宮区を数層降りると、戦闘音が聞こえる。これは…うん、なんかやばい雰囲気だー!

 

「ここだー!ウェェェェイ!!」

 

私は戦闘をしている場所に突っ込み、コボルトに向けてソードスキル、スラントを発動する。そして、一瞬のスキル後の硬直を抜けて、剣を振るう。すると、何体もいるコボルドのうち一体はポリゴンと化した。見たか私の実力ぅ!!ふと横を見ると、手にレイピアを持ち、フードを被った女の人は、ハァハァと息を切らしながら構えていた。

 

「あーもう!無茶ダメ絶対!」

 

「あなたは…誰?」

 

「話は後!!さっさと倒して下に戻るよ!どうせ消耗してるんだから!!」

 

この人絶対アスナさんだ!わかるもん!このフードにチラチラ見える髪の毛は確実にアスナさんだ!だったら話は早い。原作なんか知るか。私のやりたいようにやってやる!

 

「最初っからクライマックスだー!!ウェェェェェイ!!」

 

(この子無駄にテンション高いわね…)

 

私はコボルド達に向けてヤケクソ気味に剣を振るい始めた。




次回予告
ルナ「さぁ…お前の罪を数えろ!」
イ・コ「!?」
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