ハイスクールDxDの世界に転生した人間   作:深淵の覇者

24 / 25
久々の投稿です。

最近忙しかったので更新遅れてしまってすいません。
これかも更新速度はこんな感じになるのでご了承ください。


第5話

蓮「エスト、レスティア、行くぞ!手加減はなしだ」

 

そう言って俺は剣を構えた。

 

フリード「ひゃひゃひゃ。私の聖剣ちゃんに勝てるとでも思ってんですかぁ?そんな剣で。」

 

おいおい、失礼だな。そんな剣だなんて……

そんなこと言うなら殺すか…

 

蓮「ちょっと黙れよ。四の五の言ってないでさっさとかかってこい。」

 

そういうと、フリードが一気に突っ込んできたので

 

蓮「遅い。」

 

そう言って剣を斜めに振り上げることで弾いてそのまま回し蹴りで吹っ飛ばした。

 

蓮「どうした、お前のお自慢の聖剣もその程度か。それなら一気に死んでもらおうか。『氷結傀儡』」

 

俺がそう呟くと剣の姿になった四糸乃に冷気が纏っていき、遂にはそれに触れただけで凍らされてしまいそうな程までに冷たさを纏っていた。

 

フリード「あちゃー、あれはちょっと危ないなぁ。それじゃあもうこの辺で、はい、ちゃらばん!」

 

フリードはそう言ってスモークを焚いた。

 

蓮「そうはさせるか!」

 

そう言って俺は冷気を飛ばしたがどうやら逃げられたようだ。

 

蓮「チッ、面倒だな。」

 

そう言ってから祐斗のところに行くとどうやらあっちも同じく逃げられたらしい。どうやらコカビエルが現れたらしく、それにより逃げられたらしいがゼノヴィアとイリナは奴らを追って行ったらしい。まぁ、恐らくは返り討ちに会うだろうが。

 

 

あの後は一誠と祐斗と匙は主人が来てめっちゃ怒られてた。ちなみにそのときの罰はかなりキツかったと思う。で、そのあとコカビエルを俺達も追ったが見つからず、見つかったのはボロボロになったイリナ1人だけだった。イリナはかなりの怪我をしてるため俺の家に連れて行くことになった。いくらなんでも悪魔のところに教会の人間を連れていく訳には行かないからとの事だった。

 

 

 

 

――自宅――

 

蓮「それじゃあ、とりあえずイリナの怪我を治すか。」

 

俺がそういうと達也が

 

達也「俺が再生を使ってもいいんだぞ?」

 

達也が俺の寿命のことを気遣ってくれるがそれは達也の『再生』にも代償は必要なので大して変わらないから断った。

 

蓮「『刻々帝・4の弾』」

 

俺が天使を顕現させてから呟くと長銃の銃口に影が吸い込まれていった後、イリナに向けて撃つとイリナは怪我をする前の状態に『戻った』。

 

蓮「ふぅ、これでひとまずは大丈夫だろ。」

 

イリナの傷は付く前に戻ったので今日はもう夜遅いので寝ることにした。

 

 

 

 

 

 

次の日の朝イリナの部屋に行ってみるとどうやら起きてたみたいで、知らない部屋で目が覚めたから困惑していたので軽く説明だけはしておいた。重症のイリナを見つけたので一応人間である俺が預かることになったことを。その代わりあの後追っていった時にあったことを教えてもらった。どうやらコカビエルには追いついたらしいが全く歯が立たなかったらしくゼノヴィアが聖剣デュランダルを出してもダメだったらしい(ここら辺は俺の想定内)。

 

蓮「それでお前はこれからどうする?ゼノヴィアも行方知れずだ、1人でコカビエルに向かったところで今度こそ殺されるのは分かりきっているはずだ。」

 

そこまで言うと俺はそこでだ、といい

 

蓮「お前が望むなら手を貸してやらないこともないぞ?」

 

そういうとイリナは少し悩みながらも犬死にするよりは手を貸して貰って確実にあの堕天使を殺せた方がいいと考えたらしく協力を頼んできた。

 

イリナ「それじゃあ、お願いするわね。人間のあなたに。」

 

この言葉を聞く限りさすがに悪魔に協力を頼む訳には行かないらしくあくまでも『オカ研の部員である俺』ではなく『個人としての俺』に頼む形にしたいらしいので、問題はなさそうなので了承した。

 

蓮「分かった。それじゃあ手を貸すにあたって1つ約束な。」

 

そう俺が言うと約束?と聞き返してきた。

 

蓮「ああ、そう約束だ。簡単なことだ、コカビエルをどこかで見つけても絶対に1人では行くな。必ず俺かもしくは俺の仲間に知らせるんだ。そうじゃないと連携も何も出来ないし。そもそも1人で突っ走るなら協力なんてする必要ないだろ?」

 

そう俺が言うと

 

イリナ「確かにそうね。分かった。それじゃあもし見つけた時は必ず知らせるわ。その代わりあなたの方も絶対に知らせなさいよ?」

 

それは大丈夫だと、言うと素直に信じてくれた。

 

蓮「とりあえず、学校あるから飯にしよう。」

 

そう俺が言うと

 

イリナ「本当!助かるわホントに。」

 

この反応を見て思い出したのだがコイツらそういえば金なかったんだっけ、と思い出しながらも朝食を食べることにした。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。