オラリオで暗躍するのは間違っているだろうか   作:チョウハジメ

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原作前
【ロキ・ファミリア】入団


とりあえず、おっす!おら最上(もがみ) |シン!……ちょっと某ドラゴンの玉に出てくるあの人の真似をしてみました。……ごめんなさい!

改めて、俺の名前は最上 シン。黒髪・黒目のTHE普通の人(と思っている。割とイケメン)を体現したような日本の高校生だ。……なんか自分で言ってて悲しい。だけど名前がカタカナとか格好良くね!!ここだけは親に感謝だな、うん。

それはともかく今俺はよく分からん状況に陥っている。俺は週末(ほとんど仕事)明けの月曜日とあって、ダラダラと学校へ登校していた。そして曲がり角を曲がったら…あら不思議、景色が一瞬で変わったのである。……俺何言ってるんだろう?

ここは俺が住んでいた日本の田舎とは絶対に景色がおかしい。まず建物が中世ヨーロッパみたいな建物が建ち並んでいる。そして街を行き交っている人がなんか鎧を纏い、剣や槍を携帯している。そこまでは別にいい。いや、良くないけど……。なぜか猫耳のような物を付けたり尻尾を生やしている人がいるのだ。他にもゲームでいそうな小人やドワーフ、エルフのような人までいる。……俺おかしくなったのかな?それにさっきから頭に何か入ってくるような感覚があるし……。まじ分からん。とりあえず状況整理しよう。うん、そうしよう。

 

 

 

******

 

 

 

状況整理完了。

まずここは異世界らしい。なんで分かったかって?そりゃあ雰囲気?……ごめんなさい、嘘です。嘘つきました。本当は、なんかさっき頭に何か入ってくる感覚って言ったじゃん?その何かは情報らしいですね、はい。その情報の中にここが俺が住んでいた世界とは違う異世界だと教えてくれたんだよ。ここはオラリオという街で迷宮都市って呼ばれているらしいんだと。

オラリオにはダンジョンと呼ばれるモンスターが闊歩している摩訶不思議な所があるんだと。

他にもこの世界にはヒューマン(ここではそう呼ぶらしい)以外に色々な種族がいるんだと。

そして街中で歩いている騎士みたいな人達は冒険者と呼ばれるダンジョンで金稼いでいる命知らずの奴らなんだと。

そしてここ重要!なんと神様が地上で暮らしているらしい。うん、よくわからん。……なんで神様が地上にいるん?……神様は冒険者に『神の恩恵(ファルナ)』なるものを刻んで、自分の眷属にするらしい。そして冒険すると経験値(エクセリア)が溜まりステイタスが伸びるらしい。そして頑張った人にはレベルアップして強くなんだと。……なんかリアルRPGみたいだな。

そして俺にはあの「不幸だー!」と連呼している某小説の学園都市第1位の『ベクトル操作』が使えるらしい。それに伴い演算能力も高くなった。……うん、チートじゃね?『ベクトル操作』とかチートじゃん!

 

いやいやそんな事よりなんでオレがこの世界に来たのかだよ。それは……分からん。まぁ神様の暇つぶしと思っておこう。ていうかこの世界神様いるじゃん。ということはこの世界の神様の上位存在が俺をこの世界に送ったのか……。まぁあっちの世界はつまんないしこっちで楽しく過ごそうかな~。

とりあえず観察がてら散歩するか。

 

 

 

******

 

 

 

シン「いやー、それにしても本当に中世ヨーロッパみたいな感じだなー。多分」

 

 

シンはオラリオを散歩して、街並み物珍しさにふけっていた。

シンは早くも『ベクトル操作』の使い方を完全に掌握し、重力や酸素などの生活に必要最低限の無害なベクトルを除いた全てのベクトルを『反射』するよう、無意識下で設定した。

 

 

シン「そういえば俺この世界でどう生きよう?冒険者になる?有り得ない。危ないの駄目、絶対。それなら商人かなー」

 

 

シンが今後の予定を立てているとシンに近寄る影がいた。

 

 

???「なぁなぁ、そこの黒髪の自分」

 

 

シン「でも農業でもいいかもなー」

 

 

???「なぁなぁ、そこの……」

 

 

シン「いや、旅人もいいかもしれない」

 

 

???「おい!そこの黒髪の自分!」パシっ

 

 

シン「うお!」

 

 

叫んだ女はシンの肩を掴んだ。しかしシンの反射で掴む前に跳ね返された。そこで反射に反応したのを感じてシンは叫んだ女の方へ振り向いた。

 

 

シン「悪い、悪い。デフォルトで音、遮断してたから気づかんかったわ」

 

 

???「手が跳ね返された?……まぁええわ。それより自分、奇抜な格好しとるな?」

 

 

朱色の髪の女は関西弁でシンの服装について指摘した。

シンがこの世界の人と話せるのは情報と演算能力が高いおかげである。この異世界の人々と話せるし、文字も読めるのである。

服装については、シンは登校途中でこの世界に召還?されたので高校の制服のままである。

 

 

シン「関西人の人?……それよりこの服装が奇抜?あんたおかしな事言うな。この服装が奇抜だったら日本人高校生全員が頭おかしい事になるだろ!」

 

 

???「日本人?自分何言っとるん?」

 

 

シン「は?あっ…」

 

 

シン(そういえばここ異世界だったんだわ)

 

 

シン「今のは忘れてくれ」

 

 

???「……分かったわ」

 

 

シン「それであんた誰?」

 

 

???「わいはロキや!」

 

 

シン「ロキ?北欧神話で『神々の黄昏(ラグナロク)』を起こしたあのロキ?」

 

 

ロキ「おい、なんでそれを知ってる?」ギロッ

 

 

シンの発言にロキはさっきまでの関西人風の雰囲気から一転して人一人殺せそうな程の神威をシンをぶつけた。瞬間シンの周りの温度が低くなったような錯覚がした。

 

 

シン(あれ?地雷?もしかして黒歴史てきなあれかな?)

 

 

シン「ごめん、ごめん。黒歴史てきなあれだとは思わなくて」

 

 

ロキ「……は?」

 

 

シン「やっぱり神様にも黒歴史の一つや二つ有るよね、うん」

 

 

ロキ(なんやこいつ!わいの神威受けてもピンピンしとるやと!それにこいつの嘘が見抜けん!)

 

 

ロキ「……自分何者や?」

 

 

シン「俺?俺は最上 シン。まぁ所謂、異世界人的な奴かな」

 

 

ロキ「……は?異世界人?ほんまに?」

 

 

シン「え?嘘ついてどうすんの?逆に」

 

 

ロキ「そうやな。……ちょっと話したい事があるから自分、うちのホームに来てくれんか?」

 

 

シン「え?嫌だよ。俺、親から「美人局には気をつけろ」って言われてるから。それに「知らない人にはついて行っては駄目」とも言われてるから無理だわ」

 

 

ロキ「誰が美人局だ!?わいがそんな風に見えるん!?」

 

 

シン「あぁー、確かにその胸じゃ無理そうだね」

 

 

ロキ「グハッ」

 

 

シン「それになんか雰囲気がおじさん?みたいな感じだしね」

 

 

ロキ「グフッ」

 

 

シン「もしかして俺、酒場に連れてかれるの?嫌だよ、俺未成年だし」

 

 

ロキ「……そんなにわいを弄るのが楽しいん?」

 

 

シン「まぁ楽しいね」

 

 

ロキ「はぁー。それでどないしたら来てくれるん?」

 

 

シン「だから行かないよ」

 

 

ロキ「どない物が欲しい?」

 

 

シン「だか……」

 

 

ロキ「どない物が欲しい?」

 

 

シン「あぁ、もう行くよ!行けばいいんだろ!」

 

 

ロキ「よし!それじゃあ付いて来てな」

 

 

シン「……了解」

 

 

 

******

 

 

 

あれからロキと雑談して10分。ようやくロキのホームについた

 

 

シン「でけーな」

 

 

ロキ「そやろ!ここが『黄昏の館』や!」

 

 

シン「『黄昏の館』ってラグナロクから取ったの?」

 

 

ロキ「そうや!悪いか!」ギロッ

 

 

シン「良いと思います、はい!」

 

 

ロキに睨まれ、敬語で肯定の言葉返したシン。ロキに案内され館内を歩いている

 

 

シン「それにしても【ロキ・ファミリア】 は都市最強なんだっけ?」

 

 

ロキ「そうやな」

 

 

シン「だけどもう一つ最強ファミリアがあると」

 

 

ロキ「そうやな」

 

 

シン「聞く所によると【ロキ・ファミリア】のレベル6が3人で【フレイヤ・ファミリア】はレベル6が4人だけど1人は半脱退、実質レベル6は3人それに加え、都市最強のえーとなんだっけ?オッサン?」

 

 

ロキ「オッタルな」

 

 

シン「そうそう、オッタル。そいつがレベル7なんだよな?」

 

 

ロキ「そうやな」

 

 

シン「この二つのファミリアを比べると絶対に【フレイヤ・ファミリア】の方が強くね?」

 

 

ロキ「…」

 

 

ロキは足を止め、俯いた

 

 

シン「どうした?」

 

 

ロキ「…」

 

 

シン(これはまた地雷踏んだか?)

 

 

ロキ「……」 

 

 

シン「へ?」

 

 

ロキ「そんな事ないわー!あんな色ボケ女神なんかに負けとらんわー!」泣き喚く

 

 

イマノロキダヨナ ドウシタンダ ロキガナイテル!? アイツガナカセタノカ?

ロキが泣き喚いたせいで館にいた団員が集まってきた

 

 

???「なんだ、この騒ぎは?」

 

 

人垣から深緑の長い髪の落ち着いた雰囲気の女エルフがこちらにやって来た

 

 

シン「えーと、誰っすか?」

 

 

???「私はリヴェリア・リヨス・アールヴ、【ロキ・ファミリア】の副団長をしている。それでお前は誰だ?」ギロッ

 

 

シン「なんで俺睨まれてるの?……俺は最上 シンだけど」

 

 

リヴェリア「それでお前は何用でここに来た?」

 

 

シン「来た、じゃなくて連れてこられたが適切かな?」

 

 

リヴェリア「連れてこられた?ロキにか?」

 

 

シン「そうだけど」   

 

 

???「どうしたんだい?リヴェリア」

 

 

次は小人(パルゥム)の男が来た

 

 

???「ん?君は誰だい?」

 

 

シン「人に名前を聞く前に自分が名前を名乗るべきでしょ?」

 

 

リヴェリア「さっき名乗ってないだろ?」

 

 

シン「ギクッ、これは特大ブーメランだな」

 

 

???「ははは、悪かったね僕はフィン・ディムナ。これでも【ロキ・ファミリア】の団長をしている者さ。」

 

 

シン「俺は最上 シン。なんか団長さん雰囲気が大人だな」

 

 

フィン「僕は一応40代だからね」 

 

 

シン「え?そうなの?いやー申し訳ない」 

 

 

フィン「リヴェリア、ロキの介抱をしてくれないか?」

 

 

リヴェリア「分かった」

 

 

フィンはリヴェリアにロキの介抱するよう言った

 

 

フィン「とりあえず、ここじゃ話が出来ないから僕の部屋に行こうか?」  

 

 

シン「了解」

 

 

 

******

 

 

 

団長室

 

 

フィン「それじゃあロキ、事情を聞かせてくれないか?」

 

 

この団長室にはフィン、リヴェリア、ガレス、ロキ、シンがいる

フィンは回復したロキに事情を聞いた

 

 

ロキ「この自分が異世界から来たっちゅうねん」

 

 

フィン・リヴェリア・ガレス「「「異世界?」」」

 

 

ロキ「そうやねん、だから詳しく聞こうと連れてきたわけや」 

 

 

ガレス「にわかに信じられんのう」

 

 

リヴェリア「そうだな」

 

 

フィン「それは本当なのかい?シン君」

 

 

シン「いやいや、だからなんで俺嘘つかなきゃいけないの?」

 

 

ロキ「それにこいつ嘘が見抜けんのや」

 

 

フィン・リヴェリア・ガレス「「「っ!?」」」

 

 

シン「え?何驚いてるの?もしかしてさっきからなんか俺の中に入ってこようしてる奴のこと?それなら『反射』してるから」

 

 

ロキ「『反射』?さっきから『遮断』やら『反射』やら何しとるん?」

 

 

シン「『ベクトルを操る能力』を使ってるんだよ」

 

 

フィン「ベクトル?」

 

 

ロキ「ベクトルゆうわな、所謂力の向きのことやな」

 

 

リヴェリア「なるほど。本当に異世界人だという信憑性が増してきたな」

 

 

フィン「シン君はどこかの【ファミリア】に入っていないのかい?」

 

 

シン「入ってないよ」 

 

 

フィン「それなら、どうだろう?【ロキ・ファミリア】に入らないか?」

 

 

シン「嫌だよ」

 

 

フィン「即答かい……。ちなみになんでなんだい?」

 

 

シン「このファミリアってダンジョン?に潜るんだろ?俺は危ないの嫌だから。」

 

 

ロキ「入らんか?」

 

 

シン「だから入ら……」

 

 

ロキ「入らんか?」

 

 

シン「…」

 

 

ロキ「入らんか?」

 

 

シン「……はい」

 

 

フィン・リヴェリア・ガレス(((押し弱!?)))

 

 

心の中で三人はシンに対してツッコんだ

 

 

ロキ「よし、逃げる前にここで恩恵刻もうか」

 

 

シン「俺どんだけ信用されて無いの?」 

 

 

ロキ「上着脱いでそこ横になって」

 

 

シンは言われるまま上半身裸になり、ソファーに横になった

 

 

ロキ「早速、恩恵刻むで」

 

 

ロキが自分の人差し指に針を刺しその血を背中に軽く塗った

 

 

ロキ「終わったで。あとはステイタスを…」

 

 

ロキは背中に紙を乗せる

 

 

ロキ「できた。はい、自分のステイタスや」

 

 

 

******

 

 

 

最上 シン

 

Lv.1

力:I 0 

耐久:I 0

器用:I 0

敏捷:I 0

魔力:I 0

演算能力 I

 

《スキル》

【ベクトル操作】

・体表面に触れたあらゆる力の向き(ベクトル)を任意に操作(変換)できる。

・触れたあらゆる物も体表面扱いされる。

・演算能力に依存。

 

【学園都市最強】

・演算能力超上昇。

 

【無敵への渇望】

・早熟する。

・無敵になるまで効果持続。

・渇望の丈により効果上昇。

 

粒子加速装置(アクセラレイター)

・未知の法則を逆算・解析し、理解する。

・演算能力に依存。

 

 

 

******

 

 

 

シン「おー、まんま一方通行(アスセラレータ)じゃん」

 

 

ロキ「早熟する?……なぁフィン」

 

 

フィン「……なんだい?」

 

 

ロキ「……これはヤバい拾いものをしたかもな」

 

 

フィン「……そうだね」

 

 

シン「お話してるとこ悪いけど、俺どこで寝るの?もしかしてこの館?」

 

 

リヴェリア「そうだぞ」

 

 

シン「ふーん、それでこれからの予定は?」

 

 

フィン「ギルドに行って冒険者登録してこようか。その後にお試しでダンジョンに行くよ」

 

 

シン「え?俺冒険者になるの?」

 

 

ガレス「違うのか?」威圧

 

 

シン「冒険者になります!」

 

 

ガレス「そうだろう!そうだろう!ガハハハ!」

 

 

シン「……はい」

 

 

フィン「シン君、僕たち以外に異世界から来た事を言った人はいるかい?」

 

 

シン「いないね」

 

 

フィン「良かった。それじゃあ今後一切この事は口外禁止だよ?」

 

 

シン「了解」

 

 

フィン「それじゃあギルドに行こうか」

 

 




原作6年前スタートです。ベートよりも早く入団しています。
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