オラリオで暗躍するのは間違っているだろうか   作:チョウハジメ

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豊穣の女主人

ミア「本当にそれ、好きだねぇ」

 

 

ミアは呆れた声でシンに言う。

今シンは『豊穣の女主人』のカウンターに座り、あるものを食べている。

 

 

シン「当たり前だろ、めっちゃ美味いぞ団子。 まぁ俺がつくったやつだけど」

 

 

カウンターには自家製の三色団子が皿に置かれており、それをパクパク食べながら、シンは答える。

食べ終えた串はダンジョンに転移させ、また新しい三色団子をポケットから取り出し皿に置く。

 

 

ミア「ここで食べなくてもいいだろに……。 しかしあんた、もう少しで遠征帰りの【ロキ・ファミリア】が来るのに帰らないのかい?」

 

 

今日は遠征から帰ってきた【ロキ・ファミリア】がここ『豊穣の女主人』で酒宴を開くことになっている。しかし、シンは一向に動こうとしない。

 

 

シン「ちょっと今日は用事があってね」

 

 

ミア「用事、ねぇ。またくだらないことしか考えてないんだろ?」

 

 

シン「失礼な、俺は世界の為に暗躍してるから」

 

 

ミア「英雄づくりのなにが世界の為だい」

 

 

シン「英雄づくりじゃないぞ、俺は『英雄(ヒーロー)』のために舞台をつくってるだけだから。 自らそこに突っ込んでくのが英雄だからさ。

あとほら神々は英雄に飢えてるじゃん、俺もだけど……。 だから俺が神々のその飢えを潤してあげようとしてる、まさに世界の為だろ」

 

 

ミア「あんたと話してると疲れるよ……」

 

 

シル「お客様一名入りまーす!」

 

 

シンとミアが話していると酒場の入り口からシルが澄んだ声を張り上げる。 シルの後ろには萎縮している白髪の少年──ベル・クラネルがいた。

 

 

シン「『英雄』の登場だねぇ」

 

 

ミア「あれがあんたの言う『英雄』かい。アタシには見えないがね」

 

 

シン「今は、ね」

 

 

シルの案内の元、ベルはシンの二つ隣の席に座る。

 

 

ミア「あんたがシルのお客さんかい? ははっ、冒険者のくせに可愛い顔してるねぇ!」

 

 

ミアの言葉にベルはふてくされた顔をする。ミアはそんなこと気にせず話して続ける。

 

 

ミア「何でもアタシ達に悲鳴を上げさせるほど大食漢なんだそうじゃないか! じゃんじゃん料理を出すから、じゃんじゃん金を使ってってくれよぉ!」

 

 

ベル「!?」

 

 

ベルは度肝を抜かれた顔をする。 

バッと背後振り返ると、側に控えていたシルはサッと目を逸らす。

 

 

ベル「ちょっと、僕いつから大食漢になったんですか!? 僕自身初耳ですよ!?」

 

 

シル「……えへへ」

 

 

ベル「えへへ、じゃねー!?」

 

 

ベルとシルとミアが話しているその隣でシンは黙々と団子を食べながらベルの未来の事を考えていた。

 

 

クロエ「あーシン!来てたのニャ!」

 

 

ルノア「シン君、二週間ぶりだね」

 

 

シン「久しぶり、クロエにルノア」

 

 

シンに近づいて来たのは『黒猫』と呼ばれていた元暗殺者のクロエ・ロロと『黒拳』と呼ばれていた元傭兵のルノア・ファウストだ。

この二人はシンに恩がある。 五年前、二人は当時のシンを殺そうとした。 しかし返り討ちにあい、シンに捕まってしまった。

だがシンは二人をギルドに渡さず『豊穣の女主人』に連れて行き、ミアに頼み込み店員にしてもらった。 その時なんでここに連れてきたのか二人が聞いた所、シンは「仕事に疲れている目を見て、ちょっとかわいそうだと思ってここに連れてきた。 『豊穣の女主人』は忙しいけど、案外楽しいと思うよ?」と、そう言ったのだ。

案の定忙しいが前の仕事よりも充実感があり、楽しく過ごしている。

そんなわけで二人はシンに恩があるのだ。

 

 

シン「あと大声で俺の名前呼ばないで。 俺一応お尋ね者だからさ」

 

 

ルノア「そうだった、大変だね【神殺し(ゴッド・キリング)】さん」

 

 

ルノアは皮肉のような言葉を放つ。

 

 

クロエ「そんなことよりなんでシンはここに来たのニャ?」

 

 

ルノア「そうだよ、あともう少しで【ロキ・ファミリア】来ちゃうよ?」

 

 

クロエはなぜここに来たのかを、ルノアはシンを心配するような声で聞いた。

 

 

シン「大丈夫、気づかれないから」

 

 

シンはポケットから中折れ帽を取り出した。それをシンは被る。

 

 

クロエ「ニャ!?」

 

 

ルノア「顔…見えない……」

 

 

中折れ帽を被ったシンは他人から顔が見えなくなった。

 

 

シン「俺が良く使ってる帽子だよ。 この帽子は、認識阻害の効果がある魔道具(マジックアイテム)。 これなら見つかる心配なんて無いでしょ?」

 

 

ルノア「確かに」

 

 

ミア「あんたたち!そのバカと話し込んでないで仕事しな!」

 

 

ルノア「分かったニャ、ミア母ちゃん!」

 

 

ルノア「ミア母さんに注意されちゃったから戻るね。 またね、シン君」

 

 

クロエ「まったニャー」

 

 

シン「仕事頑張ってね、二人共」

 

 

クロエとルノアは仕事に戻っていった。

 

 

シン「あの二人もリューもこの酒場に連れてきて良かったなー」

 

 

シンは先程の二人と接待をしているリューを見ながらそう呟いた。

その隣でベルとシルは楽しそう?に話していた。

そんな時、突如、どっと十数人規模の団体が酒場に入店してきた。 あらかじめ予約していたのか、中央の空いた席に案内される。

 

 

 

『……おい』

 

 

『おお、えれぇ上玉ッ』

 

 

『馬鹿、ちげぇよ。エンブレムを見ろ』

 

 

『……げっ』

 

 

周囲の客は彼等が【ロキ・ファミリア】だということに気付いた途端、これまでとは異なったざわめきを広げていく。

顔を近づけあって密談を交わすようなひそひそ話。

 

 

『あれが』 『……巨人殺しの【ファミリア】』

『第一級冒険者のオールスターじゃねぇか』

『どれが噂の【剣姫】だ』

 

 

聞こえてくるさざ波のような声には全て畏怖がこめられていた。中にはアイズや他のメンバーを見て口笛を吹かす人もいる。

隣のベルも落ち着きが保ててない様子だった。

 

 

シン(ま、アイズが来たとなっちゃ初心なベル君はそうなっちゃうよね)

 

 

そう心で思いつつシンは中折れ帽を深く被り直し、【ロキ・ファミリア】の面々を盗み見る。

 

 

シン(それにしても、いつまでその『()()勇者の仮面』を付け続けるつもりかねぇ)

 

 

シンは【ロキ・ファミリア】団長であるフィンも見て、溜め息をついた。

余談だがシンはこの一年【ロキ・ファミリア】の面々とは一切会っていない……。

次に金髪の少女──アイズに目を向ける。

 

 

シン(あの目……あれは焦ってるな。 まぁ三年もLv.5からレベルアップ出来ないんじゃ仕方ないか)

 

 

次にシンは短髪のアマゾネス──ティオナに目を向ける。

 

 

シン(……あれ、絶対俺見てるよね? バレたの?なんで?)

 

 

ティオナは席に座ってからずっとカウンター……というよりシンをジーと見ている。

シンはなぜバレたのか分からず困惑する。

 

 

ロキ「よっしゃ~!ダンジョン遠征みんなごくろうさん!今日は宴や!飲めぇ!!」

 

 

【ロキ・ファミリア】の主神ロキが立ち上がり音頭をとる。

それから【ロキ・ファミリア】の面々は騒ぎだした。『ガチン!』とジョッキをぶつけ合い、料理と酒を豪快に口の中へ運んでいく。

その間もティオナはシンを見ながら食事をする。

 

 

シル「【ロキ・ファミリア】さんはうちのお得意さんなんです。 彼等の主神であるロキ様に、私達のお店がいたく気に入られてしまって」

 

 

隣の席ではシルがベルの耳に顔を寄せ、手で壁をつくりながらこっそり教えていた。

 

 

ベート「そうだ、アイズ!お前あの話を聞かせてやれよ!」

 

 

アイズ「あの話……?」

 

 

しばらく時間が経った頃、おもむろに狼人(ウェアウルフ)の青年──ベートがアイズに何かの話を催促してきた。

アイズは小首を傾げる。

 

 

ベート「あれだって、帰る途中で何匹か逃がしたミノタウロス! 最後の一匹、お前が5階層で始末しただろ!? そんで、ほれ、あん時のトマト野郎の!」

 

 

ティオネ「ミノタウロスって、17階層で襲いかかってきて返り討ちにしたら、すぐ集団で逃げ出していった?」

 

 

ベート「それそれ!奇跡みてぇにどんどん上層に上がっていきやがってよっ、俺達が泡食って追いかけていったやつ!こっちは帰りの途中で疲れていたってのによ~」

 

 

ティオネの確認に、ベートはジョッキを卓に叩きつけながら頷く。

耳を貸すロキ達に当時の状況を詳しく説明するベートは、次には口に出してしまう。

 

 

ベート「それでよ、いたんだよ、いかにも駆け出しっていうようなひょろくせぇ冒険者(ガキ)が!

抱腹もんだったぜ、兎みたいに壁際へ追い込まれちまってよぉ! 可哀想なくらい震え上がっちまって、顔を引きつらせてやんの!」

 

 

ロキ「ふむぅ? それで、その冒険者どうしたん? 助かったん?」

 

 

ベート「アイズが間一髪ってところでミノを細切れにしてやったんだよ、なっ?

それでそいつ、あのくっせー牛の血を全身に浴びて……真っ赤なトマトになっちまったんだよ! くくくっ、ひーっ、腹痛えぇ……!」

 

 

ティオナ「うやぁ……」

 

 

ティオナがシンからベートに顔を向けて、しかめながら呻いた。

 

 

ベート「アイズ、あれ狙ったんだよな? そうだよな? 頼むからそう言ってくれ……!」

 

 

アイズ「……そんなこと、ないです」

 

 

目に涙を溜めているベートに、アイズはそれだけを喉からしぼり出した。

この酒場にいる聞き耳を立てていた他の客達が忍び笑いをしている。

 

 

ベート「それにだぜ? そのトマト野郎、叫びながらどっか行っちまってっ……ぶくくっ! うちのお姫様、助けた相手に逃げられてやんのぉ!」

 

 

レフィーヤ「……くっ」

 

 

ロキ「アハハハハハッ! そりゃ傑作やぁ! 冒険者怖がらせてしまうアイズたんマジ萌えー!!」

 

 

ティオネ「ふ、ふふっ……ご、ごめんなさい、アイズっ、流石に我慢できない……!」

 

 

どっと周囲が笑いの声に包まれた。

誰もが堪えきれず笑声を上げた。

そんな時でもティオナはシンを見続ける。

 

 

ベート「しかしまぁ、久々にあんな情けねぇヤツを目にしちまって、胸糞悪くなったな。野郎のくせに、泣くわ泣くわ。

ほんとざまぁねぇよな。ったく、泣き喚くくらいだったら最初から冒険者になんかなるんじゃねぇっての。ドン引きだぜ、なぁアイズ?」

 

 

アイズは黙りこくった表情の裏で不快感を募らせていた。

 

 

ベート「ああいうヤツがいるから俺達の品位が下がるっていかよ、勘弁して欲しいぜ」

 

 

リヴェリア「いい加減そのうるさい口を閉じろ、ベート。ミノタウロスを逃がしたのは我々の不手際だ。 巻き込んでしまったその少年に謝罪することはあれど、酒の肴にする権利などない。恥を知れ」

 

 

リヴェリアは柳眉を逆立てる。

リヴェリアの静かな非難の声に、肩を揺らしたティオネ達は気まずそうに視線を逸らしたが、ベートだけは止まらない。

 

 

ベート「おーおー、流石エルフ様、誇り高いこって。 でもよ、そんな救えねぇヤツを擁護して何になるってんだ? それはてめぇの失敗をてめぇで誤魔化すための、ただの自己満足だろ? ゴミをゴミと言って何が悪い」

 

 

ロキ「これ、やめぇ。ベートもリヴェリアも。酒が不味くなるわ」

 

 

ロキが見兼ねて仲裁に入るも、彼は唾棄の言葉を緩めない。

 

 

ベート「アイズはどう思うよ? 自分の目の前で震え上がるだけの情けねぇ野郎を。 あれが俺達と同じ冒険者を名乗ってるんだぜ?」

 

 

アイズ「あの状況じゃあ、しょうがなかったと思います」

 

 

ベート「何だよ、いい子ちゃんぶっちまって。……じゃあ、質問を変えるぜ? あのガキと俺、ツガイにするならどっちがいい?」

 

 

その強引な問いにフィンは軽く驚く。

 

 

アイズ「ベート、君、酔ってるの?」

 

 

ベート「うるせぇ。ほら、アイズ、選べよ。雌のお前はどっちの雄に尻尾を振って、どっちの雄に滅茶苦茶にされてぇんだ?」

 

 

アイズ「私は、そんなことを言うベートさんとだけは、ごめんです」

 

 

リヴェリア「無様だな」

 

 

ベート「黙れババアッ。……じゃあ何か、お前はあのガキに好きだの愛してるだの目の前で抜かされたら、受け入れるってのか?」

 

 

アイズ「……っ」

 

 

アイズは瞬間的に無理だと結論づける。

 

 

ベート「はつ、そんな筈はねぇよなぁ。自分より弱くて、軟弱で、救えない、気持ちだけが空回りしてる雑魚野郎に、お前の隣に立つ資格なんてありはしねぇ。()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

そしてベートは、言った。

 

 

 

 

ベート「雑魚じゃぁ、アイズ・ヴァレンシュタインには釣り合わねぇ」

 

 

 

 

直後。

一つの影が、店の隅から立ち上がった。

 

 

シル「ベルさん!?」

 

 

シルの叫びとともに、一人の少年が駆け出し、店の外へと飛び出す。

アイズもすぐに立ち上がり外の方へ向かった。

瞬く間の出来事に、酒場にいた者達の大半は何が起きたか把握できずにいた。

困惑したざわめきがあちらこちらから燻ぶり始める。

 

 

ベート「あぁン? 食い逃げか?」

 

 

ロキ「うっわ、ミア母ちゃんのところでやらかすなんて……怖いもん知らずやなぁ」

 

 

シン「その心配は無いぜ、ロキ」

 

 

『ッ!?』

 

 

ティオナ「やっぱり、シンだったー!!」

 

 

シン「はい、俺とベル君のお代、これで許してね」

 

 

シンはカウンター明らかに余分なお金が置いてある。

 

 

ミア「一万ヴァリス……多すぎやしないかい?」

 

 

シン「まぁ、慰謝料だと思って受け取ってね。 それにしてもなんでティオナは俺だと分かったの?」

 

 

ティオナ「いやー、なんかこの酒場からシンの気配っていうかオーラっていうの?それが感じたの」

 

 

シン「すげぇな」

 

 

その場ではティオナ以外の客達は、シンを見て固まっている。

 

 

ティオナ「それより、なんでシンはここにいるの? 私に会いに来たの!私も会いたかったよぉ!」

 

 

ティオナはシンに抱きつき、シンもそれに任せ抱き返す。

 

 

シン「まぁそれもあるんだけど、他に用があってね、そこの狼くんに」

 

 

ベート「あぁン!?俺に!?」

 

 

他の者達よりはやく回復したベートはシンに挑発したようにかえす。

シンはティオナを隣に寄せる。

 

 

シン「調子乗りすぎだ、クソ狼、立場をわきまえろ」ギロッ

 

 

ベート「ッ!?」

 

 

シンの殺意が混じった視線にベートは今まで感じたことのない凄みに怯む。

そしてシンは右肩から『第三の腕』を出現させ、ベートを掴む。

 

 

シン「所詮お前も俺にとっちゃ雑魚に変わりない。 その雑魚の分際で未来の『英雄(ヒーロー)』を貶すな。

……だけど君のおかげでベル君も成長できる、そこは感謝してるよ」

 

 

前半は脅すような声で、後半は優しい声でベートに語りかける。

 

 

シン「だが、貶した罪はある、その処罰として少しの間は恩恵を取り消す。……【人間失格】」

 

 

『第三の腕』で掴んだベートの背中を露出させ、左手を背中に触れさせて【人間失格】を発動させる。

 

 

シン「今日を除いて一週間、恩恵を刻めないようにしておいた、それを罪だと思え」

 

 

ベート「ざけんなよッ!?なにが罪だ!?ゴミをゴミと言ってなにが悪いんだ!?」

 

 

シン「その理論でいくと俺からしたら狼くんもゴミだな。 おい、ゴミ狼」

 

 

シンは『第三の腕』を消し、ベートの拘束を解く。

拘束が解けた瞬間、ベートはシンに蹴りをかます。

 

 

シン「話聞いてなかったのか?ゴミ狼。今の君は一般人なんだよ。そんな蹴りがきくとでも?まぁ恩恵があっても無くても俺にはきかないけど……」

 

 

当然、ベートの蹴りはシンの『反射』により反射され、ベートの足が曲がってはいけないいけない方向へ曲がっている。

 

 

ベート「あぁぁぁぁッ!?」

 

 

ベートは痛みにより、発狂し、気絶する。

 

 

シン「治療は任せたよ、リヴェリア」

 

 

リヴェリア「……あ、あぁ」

 

 

シン「俺はこの後用事あるから帰るね。 またねティオナ~」

 

 

ティオナ「次会った時はデートしよ!」

 

 

シン「いいよ、次会ったらね」

 

 

ティオナ「バイバーイ!」

 

 

シンは酒場から外に出て、姿を消した。

 

 




シンは恩恵(ファルナ)を刻まなくてもステイタスを維持できます。その際恩恵を刻んでいる者は主神から更新しなければいけませんが、シンの場合は常時更新してるようなものです。ステイタス内容はシン自身がなんとなく分かります。

今更なんですが、なぜ【人間失格】を【幻想殺し】にしなかったかというと、多分【幻想殺し】が発現したその瞬間に恩恵が無くなると思ったからです。そのぶん【人間失格】は任意の発動なのでその可能性は無くなります。
話がズレますが【人間失格】でシンは相手の恩恵を消せます。神の力(アルカナム)は異能の種類に入っているので。
太宰さん曰く、「【人間失格】に例外は無い」らしいのでできると思います。
それに恩恵を再度刻めるまでのインターバルを設定できます。最長で半年なのでこのスキルは冒険者殺しですね。

訂正
前回の話で出てきた妖刀『村正』に装備者すら喰う刀という設定を付け足しました。
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