オラリオで暗躍するのは間違っているだろうか 作:チョウハジメ
シンの事が発表された日
ロキ「…なぁフィン」
フィン「…なんだいロキ」
ロキ「…シンは凄いな」
フィン「…そうだね。あの『ゴライアス』が手も足もでず一方的に倒していたからね。それにイレギュラーである普通の『ゴライアス』よりもポテンシャルが明らかに高い『漆黒のゴライアス』も一方的に倒していたからね。今でも鮮明に覚えているよ」
ロキ「…そうやな。でや、明日の
そう、この2人は明日開かれるデナトゥスの事を話しているのだ
デナトゥスとは神々による3か月に1回開催される定期的な集会である。雑談や情報交換が主だが、真面目な議題や、ランクアップした冒険者の二つ名の命名も話し合われている
ロキたちは規則通りギルドにシンのレベルアップを報告したのでここで二つ名を決めるのだ。しかし1ヶ月という短い期間でランクアップした事をどの神も疑問に思っている。なので今ロキとフィンは良い言い訳を探しているのだ
ロキ「シンの事どう言おうなー」
フィン「ポテンシャルがもの凄いってことにすればいいんじゃないかな?」
ロキ「そうやな!後は二つ名やけど、シンはどんな二つ名でも気にしぃーへんで大丈夫やな」
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デナトゥス終了後
フィン「ロキお帰り。それでどうだった?」
ロキ「めっちゃ聞かれてわ……。でも何とかポテンシャルが高いことで納得させれたで。だけどあの色ボケ女神は何かするかもしれへん」
フィン「フレイヤか。でもシン君なら何とかしてくれるだろう」
ロキ「そうやな!」
フィン「二つ名はどうだったんだい?」
ロキ「シンの偉業を見てファイたんが「敵には一切の干渉を許さず一方的に圧倒する……【
フィン「【一方通行】、か。シン君にはピッタリだね…」
ロキ「そうやろ。それでシンはどこ行ったん?」
フィン「昨日からダンジョンだよ」
ロキ「またダンジョンかいな…」
フィン「シン君が行く前に「ちょっと下層まで行ってくる」って言ってダンジョンに行ったよ」
ロキ「…リヴェリア知ってるん?」
フィン「シン君に「リヴェリアには知らせないで」とも言われていたから言ってないよ」
ロキ「バレたらリヴェリア凄い怒りそうやな…」
フィン「だけど下層に行っても無傷で帰ってくるのが目に見えてるよね…」
ロキ「そうやな…」
シン「ロキー、ステイタスの更新に来たよー。お?だんちょも居たんだ」
噂をすればシンはロキの部屋に入ってきた
ロキ「ちょっと待ちー」
ロキはそう言って更新の準備をし出した
フィン「下層はどうだった?」
シン「一言で言うなら弱かったな」
フィン「……何階層まで行ったんだい?」
シン「えーと、30階層まで行ったな。あっ、途中緑色のドラゴンがいて、そいつ倒したら綺麗な実が手に入ったな。あれ500万ヴァリスって高いな」
フィン「24階層の『木竜グリーンドラゴン』の事かな?それを呆気なく倒すLv.2は居ないよ…」
ロキ「準備出来たでー」
シン「うぃーす」
ロキ「……はい、ステイタス」
ロキは羊皮紙をシンに渡した
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最上 シン
Lv.2
力:I 52
耐久:I 21
器用:H 101
敏捷:I 29
魔力:I 0
演算能力 G
狩人 I
《スキル》
【ベクトル操作】
・体表面に触れたあらゆる力の向きを任意に操作(変換)できる。
・触れたあらゆる物も体表面扱いされる。
・演算能力に依存。
【学園都市最強】
・演算能力超上昇。
【無敵への渇望】
・早熟する。
・無敵になるまで効果持続。
・渇望の丈により効果上昇。
【
・未知の法則を逆算・解析し、理解する。
・演算能力に依存。
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ロキ「…レベルアップしてから2日で器用がHって凄いな」
シン「うーん、これは階層主倒せばもっと上がるかな?」
フィン「…簡単に階層主を倒すなんて言わないでよ」
ロキ「ちなみに今どのくらい稼いだんよ?」
シン「3000万くらいかな?」
フィン「…1ヶ月で3000万って何したらそんなに稼げるの?」
シン「え?ひたすらモンスターを倒してたら自然に稼げたけど」
ロキ「その金使ってるん?」
シン「使ってないなー。武器に関しては正直硬い棒で良いし、服も今の気に入ってるからなー」
シンの今の服装はベージュのシャツ、漆黒のロングコートを着ている。このロングコートは『漆黒のゴライアス』からドロップした『漆黒のゴライアスの硬皮』を加工して作った物である
シン「あっ、でも『
フィン「『不壊属性』の武器は1億ヴァリスくらいは必要だよ」
シン「1億か、それならすぐ稼げるな」
ロキ「すぐに稼げるのは自分かオッタルくらいやわ…」
シン「そんなもんかねー」
ロキ「そんなもんや。そや、自分の二つ名決まったで」
シン「おー、何になったの?」
ロキ「【一方通行】や」
シン「……まじ?」
ロキ「まじや」
シン「本当に俺【一方通行】になっちゃったわ」
ロキ「気に入ったか?」
シン「まぁ、まだマシかな。だんちょの【
ロキ「…」
フィン「厨二って何だい?」
シン「まぁ言っちゃうと
フィン「……と言うことは僕は
シン「そうだね」
ロキ「…」
フィン「よしシン君、ちょっとダンジョン行って殺りあおうか」
シン「なんか“やる”の発音おかしくね?」
フィン「そんな事ないよ、さぁダンジョンに行こうか」
シン「…はい」
数時間後返り討ちにあったフィンの姿があった