オラリオで暗躍するのは間違っているだろうか   作:チョウハジメ

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27階層の悪夢

俺はラウル・ノービス、【ロキ・ファミリア】所属のLv.2冒険者っす!

俺は今シンさんとある場所に来て座布団を敷いて、シンさんが抹茶という苦い飲み物を作った後、お菓子を食べてるっす

ある場所とは……ダンジョンっす

なんでこんなことになったというと……

 

 

 

******回想

 

 

 

朝食時

 

 

シン「ラーウールー」

 

 

ラウル「げっ、シンさん……」

 

俺が食堂で朝食を食べてると、シンさんが来たっす。

この5ヶ月俺はシンさんと行動することが多いっす、というかシンさんに振り回されてるっす

シンさんがダンジョンに行くなら俺もほとんどの時連れてかれて、そのほとんどが深層っす。俺がLv.2冒険者だということを言ってもシンさんは「大丈夫だよ、深層のモンスターなんて弱いから」と本当に人間か怪しい発言をしたっす……

それに、連れてかれるようになってから1ヶ月はシンさんは俺を守るような立ち振る舞いをしてたっすけど、最近は徐々に放置されるようになってきて、しまいには俺に深層のモンスターを俺1人で戦わせるようになったっす……。勿論死にそうになったら助けてくれるっす

……おかげでステイタスがこの5ヶ月で物凄く伸びたことだけはシンさんに感謝っす

 

 

シン「酷いなー、「げっ」なんて」

 

 

ラウル「はいはい、そうっすね。それでなんの用っすか?」

 

 

シン「適当だなー。まぁ、いいや。ラウルは茶道って知ってる?」

 

 

ラウル「さどう?何すかそれ?」

 

 

さどうって、砂糖関連っすかね?

 

 

シン「それはね、カクカクシカジカ」

 

 

なるほど、ようするに抹茶っていう飲み物を作って、相手に飲ませる事っすね

 

 

ラウル「それで、茶道がどうかしたんすか?」

 

 

シン「ラウルに練習相手になって貰おうとね」

 

 

それくらいならダンジョンよりはマシっすね

……この時断っておけば良かったとすぐに後悔する事をまだラウルは知らない

 

 

ラウル「それくらいならいいっすよ。どこでやるんすか?」

 

 

シン「ダンジョン」

 

 

ラウル「……は?えっと……聞き間違いかもしれないんで、もう一度言ってもらえないっすか?」

 

 

俺の聞き間違いかもしれないっす

 

 

シン「ダンジョン」

 

 

聞き間違いじゃなかった!?

 

 

ラウル「あんたおかしいだろ!?なんで飲み物飲むためにダンジョン行かなきゃいけないんだ!?」

 

 

シンさんはとうとう頭までおかしくなったんすか!?

 

 

シン「やっぱり茶道って雰囲気が大事なんだよ。だからダンジョンに行く、いや行かなきゃいけないんだ!」

 

 

ラウル「なわけあるか!?」

 

 

シン「いやあるんです」

 

 

ラウル「ないわ!?」

 

 

周りの食堂にいる団員たちは俺のことを哀れんだ目で見ているっす。そんな目で俺を見ないでっす!

 

 

シン「よし、早速行こー!」

 

 

ラウル「行かないっすからね!?」

 

 

シン「大丈夫、ラウルの武器と防具は持ってきてるから」

 

 

ラウル「いつの間に!?」

 

 

シン「昨日の夜」

 

 

ラウル「昨日の夜!?ということはアキも共犯っすか!?」

 

 

昨日の夜、アキがラウルに「武器と防具の整備するから貸して?」と言ってラウルはアキに武器と防具を渡したのだ

 

 

シン「共犯じゃないよ、協力してくれたんだよ。お金渡して」

 

 

ラウル「お金!?俺より金っすかアキ!?って、いない!?」

 

 

シン「アキならさっき出てったよ」

 

 

ラウル「逃げやがったっす!?」

 

 

アキはシンが食堂に来た瞬間に食堂から出て行った

 

 

シン「こっちは準備出来てるし早速行こうか」

 

 

ラウル「待っ……」

 

 

シン「テレポート」

 

 

シンさんは俺の腕に触れ、魔法でダンジョンに転移させられた

 

 

 

******回想終了

 

 

 

こんな感じでダンジョンの27階層に来たっす。なんで27階層かシンさんに聞いたら「風情があるから」って言ってたっす。言われてみれば風情があるかもしれないっすけど……

 

 

シン「俺が作った抹茶どう?」

 

 

ラウル「美味しいっすよ。特にこのお菓子と一緒に食べると凄い美味しいっす!」

 

 

シン「それは良かった」

 

 

そう言いながらシンさんは足に装備してある針に手を置き

 

 

シン「テレポート」

 

 

どこかに転移させたっす

 

 

ラウル「あのー、なにしてるんすか?」

 

 

シン「ん?いや、さっきから俺にガンガン殺気飛ばしてる奴らがいるからちょーと痛めつけた。ほらあそこ」

 

 

シンさんが指を指した方には手足を壁に貼り付けられた冒険者たちがいたっす

 

 

ラウル「えっと、あの冒険者たちはどうするんすか?」

 

 

シン「どうしようね?」

 

 

ドドドドドドッ!

 

 

ラウル「何すか、この音!?」

 

 

シン「26階層からなんか来るね」

 

 

その頃地上では闇派閥(イヴィルス)がオラリオの魔石工房やギルドなどの主要施設を襲っていた

その対処として【ロキ・ファミリア】や【フレイヤ・ファミリア】、【ガネーシャ・ファミリア】などのギルド側の【ファミリア】が闇派閥と戦っているのだが、シンたちは知らない

 

 

シン「冒険者が冒険者を追ってるっぽいね」

 

 

ラウル「先頭にいるの【殺帝(アラクニア)】のヴァレッタ・クレーデと【白髪鬼(ヴェンデッタ)】のオリヴァス・アクトっすよ!?」

 

 

シン「ベレッタとオリブス?」

 

 

ラウル「ヴァレッタとオリヴァスっす!ていうか後を追っている冒険者って【アストレア・ファミリア】の冒険者じゃないですか!?」

 

 

シン「アストレア?正義の女神の?」

 

 

ラウル「そうっす!そんなことより、これ一大事じゃないっすか!?」

 

 

シン「だろうね。正義が悪を追いかける、なんかヒーローアニメ見てるみたい」

 

 

こんな時でもシンさんはふざけるんすか!?

 

 

シン「このルームで両方とも止まったね」

 

 

ラウル「そうっすね」

 

 

シン「なんか喋ってるね」

 

 

ラウル「助けに行かないんすか!?」

 

 

ドドドドドドッ!

 

 

シン「またなんか来たな」

 

 

ラウル「冒険者が来ましたね、援軍っすかね?」

 

 

シン「あれ?冒険者の後ろ、『ゴライアス』じゃね?」

 

 

ラウル「『ゴライアス』っすね、ってなんでそんなに冷静なんすか!?」

 

 

シン「『ゴライアス』なんて弱いからね」

 

 

ラウル「なわけあるか!?」

 

 

シン「実演してあげるよ、メルトダウナー」

 

 

シンさんは『ゴライアス』に魔法を撃ったっす

 

 

シン「ほら、倒したよ」

 

 

シンさんの魔法により『ゴライアス』の魔石を的確に撃ち、灰になったっす

 

 

ラウル「……『ゴライアス』ってこんなに弱かったっすかね?」

 

 

『ゴライアス』が早くも倒された事により、闇派閥は困惑してるっす

 

 

ヴァレッタ「何が起きたんだ!?」

 

 

オリヴァス「なんだ!?」

 

 

闇派閥団員「あ、あそこに【一方通行】がいます!」

 

 

ヴァレッタ「【一方通行】!?階層主を1人で倒したLv.4のか!?」

 

 

闇派閥団員「恐らくそうです!」

 

 

オリヴァス「なんでここに…」

 

 

シン「こんにちはー、えっとベレッタさんとオリブスさんと闇派閥の皆さん」

 

 

ラウル「ヴァレッタとオリヴァスっすよ!」

 

 

アリーゼ「【一方通行】!?」

 

 

リュー「良かった援軍か」ホッ

 

 

ドドドドドドッ!

 

 

シン「またなんか来たな」

 

 

ラウル「あれは……『ウダイオス』っすよ!?」

 

 

シン「おー、それなら次は」

 

 

シンさんは電気みたいなものを作り、闇派閥もろとも攻撃したっす

その結果、闇派閥もろとも消し飛び、27階層と28階層の連絡路の壁が深く抉れてしまったっす!

 

 

シン「やべー、殺しちゃった」

 

 

ラウル「何やってるんすか!?」

 

 

シン「大丈夫大丈夫。また28階層から沢山のモンスターが来てるから」

 

 

闇派閥が28階層の連絡路から沢山のモンスターを連れて、27階層に来たっす!

 

 

ラウル「何が大丈夫なんすか!?」

 

 

シン「ラウルって、レベルアップ出来るステイタスあるよね?」

 

 

ラウル「ありますけど……」

 

 

シン「よし、それなら頑張れ、テレポート」

 

 

シンさんは俺に触れ、モンスターの中に転移させられたっす!

 

 

 

******

 

 

 

 

【アストレア・ファミリア】や他のファミリアの冒険者たちもラウルに続いてモンスターを倒している

 

 

シン「えっとベレッタさんとオリブスさんだっけ?」

 

 

シンは一人闇派閥の対峙していた

 

 

ヴァレッタ「ヴァレッタだ!?」

 

 

オリヴァス「オリヴァスだ!?」

 

 

シン「ヴァレッタとオリヴァス?言いにくいな、ベレッタとオリブスでいいや。それで何してんの?」

 

 

ヴァレッタ「お前ら冒険者を一カ所に集めて私ら共々殺そうと思ったのに……お前のせいで計画が狂っちまったよ!?」

 

 

オリヴァス「お前さえいなければ!」

 

 

シン「いやーごめんね」

 

 

ヴァレッタ「あーもう!おい!『火炎石』あるか!?」

 

 

闇派閥団員「はい!」

 

 

オリヴァス「ここで『火炎石』を使え!」

 

 

闇派閥団員「ここでですか!?」

 

 

ヴァレッタ「本気か!?」

 

 

オリヴァス「そうだ!」

 

 

闇派閥団員「分かりました!」

 

 

ヴァレッタ「私は逃げるぞ!」

 

 

闇派閥は『火炎石』を爆発させる準備を始める。ヴァレッタは26階層の連絡路の方向へ逃げていった

 

 

シン「これはヤバそうだな、おーい、ラウル!」

 

 

ラウル「何すか!」

 

 

シン「今すぐ逃げないと死ぬよ」

 

 

ラウル「はぁーー!?」

 

 

ラウルは急いで27階層のルームから逃げる。他の冒険者たちもシンの声が聞こえたのかモンスターと戦うのを止めて逃げた

 

 

オリヴァス「準備できたか!」

 

 

闇派閥団員「はい!」

 

 

オリヴァス「爆発させろ!」

 

 

オリヴァスの声で闇派閥は『火炎石』を自分もろとも爆発させた。オリヴァスはルームの端っこで爆発を見ていた

 

 

オリヴァス「流石にこれで【一方通行】は死んだだろ!」

 

 

シン「誰が死んだって?」

 

 

シンは炎の中から出てオリヴァスの近くに歩いてきた

 

 

オリヴァス「化け物が……」

 

 

メキメキメキ

 

 

その時、27階層から何かが産み落とされた

ダンジョンがダメージを負いすぎたのだ

 

 

???『─』

 

 

シン「何だ、あれ?」

 

 

ルームの上には『鎧を纏った恐竜の化石』のような『怪物』がいた

 

 

シン「これはヤバそうじゃね?」

 

 

『怪物』は一瞬で生き残った闇派閥の近くへ瞬間移動したように移動し、『爪』で命を奪った。その『爪』は闇派閥だけでなく地面をも抉った。まさに『破壊の爪』である

 

 

シン「あれは絶対『反射』出来ないな。これは破壊するモンスター『ジャガーノート』だな……あれオリブスさんは?」

 

 

オリヴァスはいち早く逃げていた。他にも生き延びた一部の闇派閥も逃げた

 

 

シン「とりあえずこいつ倒さないと」

 

 

『ジャガーノート』はシンを捉え、いつでも攻撃出来るように構えていた

 

 

シン「とりあえず、メルトダウナー」

 

 

シンは魔法を『ジャガーノート』に撃った。ビームが当たる寸前、『ジャガーノート』は紫紺の『殻』に包まれた体を発光させた

直後、ビームが跳ね返しされ、シンに当たった。幸いシンの『反射』を破る程威力は高くないため無傷である

 

 

シン「おいおい、まじかよ。『魔力反射』ってか」

 

 

『ジャガーノート』は『魔力反射(マジック・リフレクション)』を持っている

 

 

シン「めんどくさいな。それなら俺の奥の手を使うか」

 

 

シンは“ある”ベクトルを操りだした

ものの一瞬で演算を終えたシンは背中から『純白の翼』が生え、頭上には『天使の輪』のようなものが現れた

 

 

シン「ふー。意識ははっきりしてるね、成功か。それじゃあ勝負だぜ、『ジャガーノート』」

 

 

シンは一瞬で『ジャガーノート』の目前に移動した

 

 

ジャガーノート『──!?』

 

 

そしてシンは『ジャガーノート』の胴体に【ベクトル操作】で威力の上がったパンチで攻撃した

避けようとした『ジャガーノート』だか、避けきれず左腕と右足を抉りとらえた

 

 

シン「耐久は低いか。その分、力と敏捷に寄ってるって事かな。それに魔石が無いって事は再起不能状態にしなきゃいけないって事だよな」

 

 

シンは高速移動しながら考えていた

 

 

シン「それなら圧倒的な力でねじ伏せれば良いだけだよな」

 

 

シンは『純白の翼』を一気に50m程膨張させ、50本程に分裂し『ジャガーノート』に向けて放った

『ジャガーノート』は全てを避けきる事が出来ず、当たった場所は抉れて、攻撃が止んだ後は満身創痍の状態になってしまった

 

 

シン「はぁ、はぁ。結構疲れるな、これ」

 

 

満身創痍の『ジャガーノート』は最後の攻撃なのか、これまで以上の速さでシンに近づき、『破爪』を振り落とした

しかしシンはそれを避けて、反撃に『ジャガーノート』の頭を拳で砕いた

 

 

シン「これで死んだろ。はぁ、はぁ」

 

 

『ジャガーノート』は頭を失った事で事切れ、灰になった

 

 

シン「あぁーしんどい!ふー、疲れた」

 

 

『ジャガーノート』が灰になると同時に、シンから生えていた『純白の翼』や『天使の輪』のようなものが消えていった

 

 

ラウル「シンさーん!大丈夫っすか!?」

 

 

シンと『ジャガーノート』の戦闘を遠くで見ていたラウルと他の冒険者たちがシンの下へ集まってきた

 

 

シン「大丈夫だよ、ちょっと疲れてるだけだから」

 

 

ラウル「怪我が無くて良かったっす」

 

 

シン「心配してくれてありがとね。それでそちらさんは?」

 

 

ラウル「そうでした、こちらが【アストレア・ファミリア】団長アリーゼ・ローヴェルさんっす」

 

 

アリーゼ「えっと、助けて頂いてありがとうございましす!」

 

 

みんな「「「ありがとうございました!」」」

 

 

アリーゼはシンに向かって頭を下げ、感謝の言葉を言った

それに続き、その場にいるラウル除く全ての冒険者がアリーゼにならい、同じ事をした

 

 

シン「まぁまぁ頭上げて、君たちが生きてて良かったよ」

 

 

アリーゼ「感謝してもしきれません!」

 

 

シン「そんなに感謝されても困るんだけど……」

 

 

アリーゼ「何かしてほしい事があれば私たち【アストレア・ファミリア】はなんでもします!」

 

 

ソウダソウダ! ナンデモイッテクレ! イノチノオンジン!

 

 

【アストレア・ファミリア】だけでなく、他のファミリアの冒険者たちも同じ事を言い始めた

 

 

シン「いつか助けが必要になったら声かけるよ」

 

 

アリーゼ「はい!」

 

 

シン「怪我してる人はこれ使って治してね」

 

 

シンはポケットからハイ・ポーションとマジック・ポーションを50ずつアリーゼに差し出した

 

 

アリーゼ「こ、こんなに貰えません!」

 

 

シン「貰わないならこれ全部、ここで割るよ?」

 

 

アリーゼ「えぇーーー!」

 

 

シン「貰う?貰わない?」

 

 

アリーゼ「……貰います」

 

 

シン「はい」

 

 

シンはアリーゼに渡した

 

 

シン「ラウル、帰ろうか?」

 

 

ラウル「そうっすね」

 

 

シン「それじゃあ、またいつかねー、テレポート」

 

 

シンはラウルに触れ、ホームに転移した

 

 

 

******

 

 

 

黄昏の館

 

 

シン「なんか騒がしいな、ラウル」

 

 

ラウル「そうっすね、どうしたんすかね?」

 

 

シン「とりあえず、だんちょの所に行くか」

 

 

団長室

 

 

シン「しっつれいしまーす」

 

 

ラウル「失礼します」

 

 

団長室にはロキとフィンがいた

 

 

ロキ「シンー!ラウルー!生きとったかー!」ダキッ

 

 

そう言ってロキはシンに抱きついた

 

 

シン「え?なに?どうしたの?」

 

 

フィン「それはね今日、闇派閥による大規模な襲撃が有ったんだよ。闇派閥の目的は恐らく僕たちギルド側の【ファミリア】を27階層におびき寄せるためだと思った。だから逆に闇派閥の本拠地を潰してたんだよ

シン君がダンジョンに行ったってアキから聞いて心配してたんだよ」

 

 

シン「ようするに27階層に行った冒険者たちを囮にして闇派閥を叩いたと」

 

 

フィン「……あぁそういうことだ」

 

 

シン「確かだんちょは小人族の再興のため、自分が『象徴』になろうとしてるんだよね?」

 

 

フィン「そうだよ、小人族はなにかと見下されやすい種族だ。それに信じていた女神『フィアナ』が居なかったときた

だから僕が『フィアナ』に代わって『小人族の象徴』になる、いやならなければいけないんだ」

 

 

シン「それがフィン・ディムナの答えか……俺が知ってる『英雄(ヒーロー)』は「小を捨てて大を救う」なんて事はしない。たとえ救えなくても、やる前から諦めてるだんちょには永遠に『本物の英雄』にはなれないね」

 

 

フィン「……」

 

 

シン「ロキ、ステイタス更新して。多分レベルアップしてるから」

 

 

ロキ「お、おう分かった。うちの部屋でやろか」

 

 

シン「りょーかい」

 

 

ロキとシンは部屋を出て行った

 

 

ラウル「お、おれも戻るっすね。失礼しました」

 

 

ラウルもシンたちに続いて出て行った

 

 

フィン「永遠に『本物の英雄』にはなれない、か」ボソッ

 

 

シンたちが出て行った後、フィンはボソッと呟いた

 

 

 

******

 

 

 

ロキの部屋

 

 

ロキ「上着脱いでなー」

 

 

シン「うーす」

 

 

ロキ「なんでフィンにあんな事言ったん?」

 

 

準備をしながらロキが聞いてきた

 

 

シン「あんなつまらない『英雄』なんて要らないからね」

 

 

シンはイスに座りながら言った

 

 

ロキ「つまらない?」

 

 

シン「いつか分かるよ」

 

 

ロキ「いつか、ね。更新するでー」

 

 

シン「ほーい」

 

 

ステイタスの更新が終わった

 

 

ロキ「おーー!『神秘』があるで!」

 

 

シン「『神秘』、ねぇ。オラリオに数人しか持っていない発展アビリティだっけ?」

 

 

ロキ「そうや!『神秘』にしとくで?」

 

 

シン「了解」

 

 

 

******

 

 

 

最上 シン

 

Lv.5

力:I 0

耐久:I 0

器用:I 0

敏捷:I 0

魔力:I 0

演算能力 D

狩人 E

耐異常 I

破砕 G

神秘 I

 

《スキル》

【ベクトル操作】

・体表面に触れたあらゆる力の向きを任意に操作(変換)できる。

・触れたあらゆる物も体表面扱いされる。

・演算能力に依存。

 

【学園都市最強】

・演算能力超上昇。

 

【無敵への渇望】

・早熟する。

・無敵になるまで効果持続。

・渇望の丈により効果上昇。

 

粒子加速装置(アクセラレイター)

・未知の法則を逆算・解析し、理解する。

・演算能力に依存。

 

【四次元ポケット】

・自分の着ている服の全てのポケットが四次元ポケットになる。ポケットはすべて共有されている。

・自分以外がポケットに手を入れてもこのスキルは発動しない。

・重さ・大きさに制限は無い。容量は無限。ただし、生物を入れる事は出来ない。

 

【天衣無縫】

・5秒以上6秒未満の未来を予知できる。

 

《魔法》

原子崩し(メルトダウナー)

・速攻魔法。

・無属性。

・精度は演算能力に依存。

 

空間移動(テレポート)

・速攻魔法。

・転移魔法。

・自身や触れたものを瞬時に移動させる。

・距離、重量、精度は演算能力に依存。

 

 

 

******

 

 

 

シン「【天衣無縫】って文ストじゃね?」

 

 

シンは羊皮紙を見て呟いた

 

 

ロキ「ぶんすと?」

 

 

シン「こっち話だから」

 

 

ロキ「そうかいな、それにしてもそのスキル強過ぎん?」

 

 

シン「強いね……」

 

 

ロキ「これでもまだ無敵じゃないって、どこまで強くなったら無敵なん?」

 

 

シン「俺に聞かれても」

 

 

こうして27階層の悪夢はシンによって防がれた。後ラウルもLv.3になった

 

 




Lv.4最終ステイタス


最上 シン

Lv.4
力:SSS+ 1312
耐久:SSS+ 1227
器用:SSS+ 1369 
敏捷:SSS+ 1264
魔力:SSS+ 1328
演算能力 D
狩人 E
耐異常 I
破砕 G

《スキル》
【ベクトル操作】
・体表面に触れたあらゆる力の向きを任意に操作(変換)できる。
・触れたあらゆる物も体表面扱いされる。
・演算能力に依存。

【学園都市最強】
・演算能力超上昇。

【無敵への渇望】
・早熟する。
・無敵になるまで効果持続。
・渇望の丈により効果上昇。

粒子加速装置(アクセラレイター)
・未知の法則を逆算・解析し、理解する。
・演算能力に依存。

【四次元ポケット】
・自分の着ている服の全てのポケットが四次元ポケットになる。ポケットはすべて共有されている。
・自分以外がポケットに手を入れてもこのスキルは発動しない。
・重さ・大きさに制限は無い。容量は無限。ただし、生物を入れる事は出来ない。


《魔法》
原子崩し(メルトダウナー)
・速攻魔法。
・無属性。
・精度は演算能力に依存。

空間移動(テレポート)
・速攻魔法。
・転移魔法。
・自身や触れたものを瞬時に移動させる。
・距離、重量、精度は演算能力に依存。



******



この作品では27階層の悪夢と【アストレア・ファミリア】壊滅を一緒にします
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