リンネ「今回ってチャタが主役なのか?」
ルリ「話の流れ的にそうだろ」
リスモ「主役回が畑仕事と料理しかしてない件」
チャタ「ゴチャゴチャうるせぇ!それと飯は二十回噛んでから飲み込め!」
リンネ・ルリ・リスモ「はいはい」
チャタ「『はい』は一回!」
女子プレイヤー(結局私何者だったの?)
フィリア「今回出番あるよ!」
女子プレイヤー「…え!?」
さて気を取り直して取材を続けるゾ!
て言っても今日はオフの日らしく団員全員思い思いの時間を過ごしていル。
リンネは…
「よ~しよしよし、今日は縦巻きロールにしてみるか~?」
ルリは…
「…」
近くの池で黙々と釣りをしていタ。始めてからまだ十分位なのにもう十匹くらいの魚を釣っていル。本人は「今日は調子が悪い」とか言ってたけど十匹も釣れてるならいい方なんじゃないのカ?
「う~ん…、ちょっと酸味が強いか?ならもう少し甘味を足して中和して…」
液体を混ぜ合わせて調味料作ってタ。この間試しにラー油を作ったらそれっぽく出来たらしくそのうち完成品を売り込む手筈だそうダ。そんなに金無いのカ?
リスモは…
「会場は何時もの第一層のあそこでやるとして、前回の参加人数が…」
何かまた難しそうな計算してタ。何でも[SOB]主催のイベントの予算関係の計算らしイ。因みにだが[SOB]の懐事情はリスモが管理していて割と財布の紐は硬いとのこト。
各々がそんな感じで過ごして気づけば時刻は昼頃。台所ではチャタが既に昼メシを作っていタ。
「ルリが魚釣ってきたからソテーにしてみた。添え物にバーニャカウダ風の野菜スティック置いてるから好きにつまんで食ってくれ」
目の前にコース料理とかで出てきそうなほど綺麗に盛られた魚のソテーが出てきタ。スゲェ。しかも上手いシ。
そうして昼食を味わっていると来客者が現れタ。
「こんにちは~」
「お邪魔します」
開かれた戸から女子プレイヤーが二人現れタ。…もう一度言う、女子プレイヤーが二人も現れタ。
ゑ、嘘だロ…。このアホ達に女の友達!?一体どんな弱みを握られタ!出来心で作っちゃった自作ポエムをアホ達に取られたのカ!?
それとも周りの女友達が途端に彼氏作り始めて焦った拍子に居もしない脳内彼氏とのモテエピソードを語ったのをアホ達に知られたのカ!?あれ何だろう、急にオレっちの胸の奥が痛くなったゾ…。
「あ、お昼の途中だった?タイミング悪かったかな?」
「いや大丈夫だ。昼まだだったらすぐ出せるぞ?」
「良いの!?じゃあお願い!レインちゃんも良いよね?」
「うん大丈夫。むしろここで済ませようと思ってたから」
てな感じでチャタは食べるのを中断して台所で追加の料理を作り初めて女子二人は遠慮なく座る。なんか大分慣れてる感があるナ。
んでもって二人の素性だが、まず一人目は[
もう一人は[
「ん~美味しい!チャタの作るご飯はいつも美味しいから女の子としてはちょっと嫉妬しちゃうよ」
「お供え物の野菜も美味しい。これ自家製なんだよね?すごいな~」
「そうか?料理は
「それをほぼ一人でやってるんだからスゴいよ!」
「リンネ君達はもう少しチャタ君を見習った方がいいよね」
「「「サ~セ~ン」」」
うん、なんて言うかアレだナ。放課後の学校で喋ってる同級生みたいな感じだナ。そんなこんなで昼メシの時間は騒がしく過ぎていった。
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昼メシが終わった後はフィリアとレインを加えての談笑となっタ。フィリアから低層区の様子や怪しいクエストなどの情報を、レインは今の鉱石の値段などの情報を話してくれタ。情報屋のオレっちも初耳な情報があったので色々と買わせて貰っタ。そして気付いたときには時刻は夕方、夕メシの時間だ。
「もうこんな時間か。ラーメンにするつもりだけど良いか?」
今
「トッピングのリクエストあるなら先に言ってくれ」
「俺チャーシュー五枚」
「メンマ、青ネギ大盛」
「山椒、パクチー山盛りで」
「アブラナシヤサイカラメマシニンニクスクナメでお願い」
「あ、私モヤシ多めで」
各々が好きなラーメンのトッピングをチャタにリクエストすル。何か
程なくしてラーメンが完成しタ。
「はい、煮卵三つ乗せだったな」
ゴトッと大きめのどんぶりをオレっちの目の前の机に置くチャタ。さ~て、一年越しに見るラーメンはどんなもんかな~。オレっちはウキウキしながら目の前に置かれどんぶりの中身を見てみた。
もあっ
…真っ赤だっタ。それはもう尋常じゃないくらい真っ赤だっタ。例えるならどんぶりの中に存在する赤い海の様ダ。
てか何じゃこリャ!おいチャタこれ何ダ!!
「え、麻婆豆腐じゃん?」
ラーメン何処行ったんだヨ!?百歩譲ってこれをラーメンと言い張るなら麻婆豆腐にラー油使ってるから『ラー』の部分は良いとして『メン』は何処行ったんだヨ!!
「え、だからあるじゃん。麻婆の底に」
…本当ダ。麻婆の海の底に申し訳程度に沈められてル。てかこれよく見たらスープねーしただの『麻婆豆腐のあんかけ麺』じゃねーカ!
オレっちはレンゲで一口くらいに麻婆を掬って一舐めしてみル。
ブフッ
見た目道理辛いじゃねーカ!ちょっと吹き出しちまったシ!ちくしょう返せ、オレっちのラーメン食べられると思った純情を返セ!
「文句多いなーアルゴ。隣を見てみろよ?」
はぁ、隣?
オレっちは隣にいるリンネ達を見る。まぁこんなに辛いんじゃアイツ等も根を上げてるんsy…と思ってたオレっちは度肝を抜かれタ。
「…ひぃ~辛れ~」
「暑い…暑い…、でも手が止まらねぇ」
「ふぅ~ふぅ~、それな…」
「あむっ、あむっ。みんな汗拭きタオルあるけど使う?」
「はふぅ、はふぅ。ありがとうフィリアちゃん」
リンネ達が額から滝のような汗を流しながらこのラーメンもどきを食べていタ。しかもかなりのハイペース。
え、嘘だよな一舐めしただけでも吹き出すくらい辛いのになんで食えるんダ!?特にフィリアは山みたいに盛られたキャベツとモヤシとチャーシューを処理しつつ麻婆も食べてるし、どゆこト!?
「あ、ちなみにだけど食べ残し厳禁じゃん。どうしても無視って言うなら首から下を地面に埋めて口から麻婆流し込むから」
オレっちは意を決してどんぶりの中の麺を箸で掴ム。
ちくしょう、よりによってストレート麺じゃねーカ!麻婆が全力で絡んでやがル!
そしてオレっちはそのまま箸で掴んだ麺を口に運ブ。その瞬間…
宇宙が見えタ。
…は!?一瞬頭がトリップしてタ!
そしてその後にやってくる辛味と言うなのビッグバンがオレっちを襲ウ。
ぬぅオオオオオ!?辛い、痛い、凄く痛イ!!何だこれ、こんなの食い物じゃn…あれ美味しイ?
口の中が辛さで一杯になっていたところから来た確かな旨味。真意を確かめるためもう一度食べてみル。
ぬぅああああ!!??やっぱり辛イ!辛いって言うか凄く痛イ!でも後から確かな旨味を感じル。
やっぱりダ。辛さのピークが一定まで来ると突然旨く感じル。オレっちがあんまり辛い物食べないから詳しくは分からないがこの麻婆はそう言う物らしイ。気づいた時にはオレっちは麻婆を黙々と食べ続けていタ。本来人間は脳が脊椎を通して体に命令するのにこの時だけは体が脳を支配していたと確信出来ル。そして時間は掛かったがどんぶりの中の麻婆麺は綺麗になくなっていタ。
「おかわりあるけど食う?」
チャタのそれは正しく悪魔の囁きの如くだっタ。そしてオレっちはその囁きに対して首を縦に振るのだっタ。
ちなみにだがリンネ達は平均しても四杯はおかわりしてタ。
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数日後、オレっちが書いたギルド[SOB]の突撃取材の記事をプレイヤー共通の掲示板に掲載しタ。と言ってもほとんど麻婆の感想いついてオレっちの持てるかぎりの国語力を余すことなく綴っただけの代物になったガ。なのに普段の攻略情報よりも三倍くらいの閲覧数を稼いダ。
解せヌ。
今回の言い訳のコーナー
作者「なぁにこれぇ」
リンネ「毎回の様に投稿が遅れるお前の為のコーナーだ」
作者「いつの間にコーナー化したんだ…」
ルリ「いいからとっとと言え」
作者「あはい。えーとですね、もうすぐシン○ォギアの新作やるじゃないですか、はいYou○uberで見てました…」
チャタ「そりだけ?」
作者「友人に勧められた刀使○巫女も見てました…」
リスモ「て事が原因みたいだ。みんなもやることほったらけにして
作者「ちょっと待ってこのコーナー続くの?」
アホ四人「続く」
作者「マジか…」