リンネ・チャタ・リスモ「てんてこんててて♪てんてこんててて♪ててて♪ててて♪ててて♪ててて♪てれれれれれ♪」
ルリ「こげた!」
リンネ・チャタ・リスモ「チクショーメー!」
アスナ「わかったわ、やる気が無いのね」
ボスと真っ正面に立つリンネ達。それを棒立ちでまじまじと見ているプレイヤー達。空気が一瞬だけ停止したかの様な風景の中、先に動いたのはリンネ達だった。
「リスモ、下調べは?」
「九十七%くらい、ディアベルがいなくなったから少し時間がかかるかも」
「だいたい?」
「再編に一分、回復に一分」
「合計二分か…、楽勝!」
「よし。んじゃ、おっぱじめますか!」
リンネの合図と共に一気に散開する四人。リンネとルリはそれぞれ左右に、リスモは後ろに、そして残ったチャタは…
「おっしゃああぁぁぁぁ!!」
全力疾走で前に。
「っ、バカ!さっきのディアベルの殺られ方見てなかったのか!?」
キリトが咄嗟に叫ぶ。だがチャタは止まることなくボスに突っ込む。それを逃すはずもなくボスは再びソードスキルを発動するため構えをとる。キリトはカバーに入るためチャタの元えと走る。だが間に合わない。ボスがソードスキルを発動し目の前にいるチャタに向かって兜割りの如く縦一直線に野太刀を振り下げる。
ドゴォオン!!
ドデカイ砂塵が起き一瞬キリトの視界からチャタが消える。
(まさかチャタもっ!)
最悪の結末をその脳裏に浮かべながら砂塵がはれていくのを見る。そこにチャタの姿はない。
「…クソッ!」
目の前でまた一人のプレイヤーが死んだ。キリトの心にまた一つの罪悪感が生まれる。
だが…
不意に口笛が聞こえた。
その音はボスの背後から聞こえ、ボス自身も今気付いたらしく後ろを振り向く。キリトも後を追うように目線をボスの後ろにする。そこには…
「ほらほらこっち!おし~りペンペン♪」
尻を突きだし豪快に叩くチャタの姿が。チャタは攻撃を受ける直前にスライディングをし、攻撃を回避しつつボスの股をすり抜け背後をとったのである。ボスはその挑発にのるようにチャタに向かって野太刀を振り回す。ソードスキルを発動してないものの巨大な得物が目の前で空を裂きながら自分に向かってくるのはかなりの恐怖である筈、だがそれをチャタは…
「よぉ、ほぉ、うぉう!あぶねぇ、あぶねぇ」
まるで子供とチャンバラごっごでもしてるかのように軽々とかわす。それに煮えを切らしたのかボスがソードスキルを発動し先程とは比べものにならないほど速い一撃を放つ。対するチャタも同じくソードスキルを発動。ぶつかり合った野太刀と槍が火花を上げ弾け、お互いの武器が打ち上げられる。
「スイッチ!」
途端チャタはそう叫ぶ。するとボスの背後から迫る影が二つ。リンネとルリだ。
「おっりゃあ!!」
「ふん!!」
二人はボスのがら空きの背中に左右からソードスキルを叩き込む。呻き声を上げながら今度はダメージを与えられたリンネとルリの方に振り向くボス。だが…
「どこ見てんだよ!!」
またしてもがら空きになった背中に体勢が整ったチャタがソードスキルで畳み掛ける。そのまま三人はボスを囲みながら攻防を入れ換えながら牽制する。
「凄い…たった三人でボスを抑えてる…!」
キリトは驚愕する。先程まで隊を連携させなければ苦戦を強いられていたボス相手にたった三人で対抗しているのだから。もちろんそれはキリトの誤った認識だ。攻撃を当てていると言ってもソードスキル無しの普通の攻撃か発動後の硬直時間が一番短い低威力のソードスキルのみ。しかも発動後はすぐに後ろに下がりボスとの間に一定の距離を作り武器の間合いに入らないようにする。時にボスを挑発し振り向いたところで背中を攻撃しまた下がる。これを繰り返し行いヘイトを分散させることで狙いを付けさせない様にする。言うなれば
不意にキリトは後ろが忙しなくなっているのに気づく。そこには…
「A隊とC隊の槍装備二人づつ交代、そこのB隊の盾持ちはD隊の一番背の低い盾持ちと交代、盾装備はポーションを使って
リスモが後ろで硬直していたプレイヤー達に指示を飛ばしている。しかもかなり細かい。
「あんた何なんだよ!いきなり指図しや「勝ちたいなら、僕の指示に従え!!」」
それに文句を言おうとしたプレイヤーがリスモの気迫に負けたじろぐ。そして[勝ちたいなら]とゆう言葉に触発されリスモの言うとおりに指示を聞く。
「A~D隊、盾装備のプレイヤーを横一列になるように展開!その後ろにポーションを持ったプレイヤーを配置、槍装備はそのまた後ろで槍を構えたまま待機!E隊は両端に別れて展開、いつでも動けるようにスタンバイ!」
まるで陣の様に形成された三列、それはまさしく城壁の様に美しく作られていた。それはプレイヤーの配置によるものだ。先程までと違い盾を構えたプレイヤーに背の差がなくなっていた。日本人は基本短足で足よりも胴体の方が長い。胴体の長さはそのまま盾を構えた際位置に微妙な誤差を生み、並んで構えた時隙間が出来る。それをリスモは背の差を出来るだけ均等にかつ一ヶ所に集めることで隙間を無くしたのだ。
「準備出来たぞ!!」
「っ!撤収!!」
リスモの声に反応しボスを抑え込んでいた三人が一斉に後ろに下がる。もちろんボスも追いかけてくる。ボスは構えを取りソードスキルの発動準備をする。
「来るぞ!盾装備は構え!」
リスモの指示に力を入れ盾を構えるプレイヤー達。直後に猛スピードで迫るボス。横になぎ払う様に放たれた一撃を即席の城壁はものともしない。
「す、スゲー」
誰かそう漏らした。ボスのソードスキルを受けたのに全くビクともしないのだから当然である。だがそれで終わるわけが無い。次々と打ち込まれるボスからの斬激の応酬にみるみる
「槍装備、盾越しから攻撃!」
リスモの指示により三列の一番後ろにいた槍装備のプレイヤーが一斉に盾の上を通り過ぎボスにダメージを与える。槍特有の長さ故の攻撃だ。反撃を予想していなかったのかボスは突然の攻撃に怯む。
「今だ!E隊左右から奇襲をかけろ!」
そこえ両端にスタンバっていたE隊がボスを左右から挟む形で取り囲み一斉にソードスキルで攻撃する。
「盾持ちは盾を構えたまま待機、ポーション持ちは盾装備にポーションを飲ませて
ポーションを持っていたプレイヤーが盾装備のプレイヤーの口にポーションを飲ませる。これにより盾を構えたまま回復が出来る。
「まさか…、これのためにずっとプレイヤーの観察を…?」
これまでの見事な軍略にキリトはそう考えた。
「いや、これはあくまて予備策として考えていた物だ」
その疑問を先程戻ってきたリンネが答えた。リンネはポーションを懐から取り出し乱雑に蓋を開け中身を飲む。
「予備策?」
「ん、ん、ん、ぷぁー!そ、何事もなければあのままディアベルの指示で動くつもりだった」
「だけど
「そんでその
「貴方達、そこまで考えて…」
リンネの説明に便乗しルリとチャタもそう答える。キリトの隣にいたアスナも驚きを隠せないようだ。とその時…
「■■■■■■■■■■!!」
ボスが雄叫びを上げ大きく後ろに飛ぶ。そして独特の構えを取りソードスキルの発動準備を整える。
「っ!キリト、あのソードスキルの攻撃回数分かるか?」
「たしか三回!」
「よし、お前ら二人もついて来い!リスモ、出るぞ!」
「っ!E隊盾の後ろまで後退、
キリトとアスナを後ろに引き連れ再び走り出すリンネ達。リスモの指示で左右に割れたプレイヤー達の真ん中を突っ切りボスに一直線に接近する。
「俺達が
「「了解!」」
リンネの指示に何の迷いもなく従っう
徐々にボスとの距離が縮まる。そしてボスの持つ野太刀の有効射程に入ったことでソードスキルが発動する。
一撃目は上から下に振り下ろすような兜割り。
カギゴォンッ!!
リンネによって防がれる。続いて二撃目、振り下ろした野太刀を今度は下から上に切り返す。
「スイッチ!」
カギゴォンッ!!
リンネとスイッチしたルリが防ぐ。続いて三撃目、切り返した野太刀を後ろに引いてからの突き。
「スイッチ!」
ガギャアン!!
ルリとスイッチしたチャタが同じく突きで防ぐ。ソードスキルを発動し終えたボスは硬直時間に入る。
「スイッチ!」
チャタのスイッチで同時に前に出るキリトとアスナ。そのままソードスキルを発動しボスの胴体目掛け突っ込む。
「うおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「はああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
雄叫びを上げながらボスの胴体にソードスキルを当てそのまま後ろに切り上げる。そこでついにボスの残り少なかった
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一瞬の静寂が部屋を支配した。誰しもがまるで時間が止まったかの様に放心している。だがその支配は突如現れた宙に浮く文字によって破られる。
[Congratulations!!]
それの意味はもちろん…
「や、やったぁ!!!」
「「「「「うおおぉぉぉぉぉぉ!!!」」」」」
感極まったプレイヤー達が一声に声を上げる。そう、遂にやってのけたのだ。この地獄が始まってから初めてフロアボスの討伐に成功したのだ。
「ふぅ…、お疲れ…」
「お疲れ…、アデデ!まだ腰痛てぇ」
「どっか捻ったんじゃねぇか?ほら」
プレイヤー達が歓喜に震えているなか、嬉しさよりも疲労の方が大きかったのかその場に座り込むリンネとチャタ。そしてその二人に手を伸ばし立たせようとするルリ。
「おい、大丈夫か?」
「もしかしてどこか怪我でもしたの?」
そこにボスに止めを刺したキリトとアスナが寄ってきた。どうやら急に座り込んだので心配なったらしい。ちなみにだが、アスナは上に着ていたフードがはだけて素顔をさらしている。どうやらさっきの攻撃の際に勢いでフードが脱げたらしい。
キリト達の疑問にルリがリンネとチャタの手を引っ張り立たせながら答える。
「いや大丈夫だ。単にコイツらが疲れて座りこけてるだけだから」
「そうか、なら良いんだけど」
「よぉ、お前ら!」
「おっつー、ご苦労さん」
そこにエギルとリスモがやって来る。
「見事な連携と剣技だったぜ
エギルの称賛に周りのプレイヤーも肯定する。実際彼らがいなかったらどうなっていたことか。キリトとアスナは褒められる事に慣れていないのか後頭部を掻いたり、恥ずかしそうにうつむいたりしている。一方のリンネ達はお互いの顔を見合わせ健闘を称えた。そうこの場の空気はとても良い。ボスを倒した達成感を皆感じている。
だがイレギュラーとゆうものは必ず存在する。
「なんでや!」
突然の叫び声に静まり返るプレイヤー達。その声の元はキバオウだった。
「なんでディアベルはんを見殺しにしたんや!」
「見殺し…?」
「そうやろが!自分はボスの使う武器知っとったやないか!そこの曲剣使いもそや!」
キバオウが涙ながらにキリトとリンネを指差しながら言う。
「最初からあの情報伝えとったらディアベルはんは死なんと済んだんとちゃうか!?」
「きっとソイツら元
キバオウの隣にいたプレイヤーの発した言葉に周りがザワつく。そこかしこでキョロキョロと落ち着けなく「俺じゃないぞ…」「お前じゃないのか…」など自分以外のプレイヤーを疑う声が漂う。
「どうするリンネ?」
「どうするもこうすもねぇよ、今さら
「だけど不味くね、この空気?」
「確実に不味い、もしかしたら今後のボス攻略に支障をきたす可能席がある」
一ヶ所に集まったリンネ達がヒソヒソと話す。実際上不味い状況であった。元
「ふはははははぁ、あ~はっはっはっはっは!!」
不気味な笑い声がプレイヤー達の視線を集めた。
「元βテスターだって?俺をあんな素人連中と一緒にしないでくれないか?」
声の主はキリトだった。ゆっくりとキバオウ達に近づくキリトはこう語った。
・saoの
どがVRゲームをやったことがない素人ばかり。
・しかし自分はその他のプレイヤーでは到達できな
かった階層に一人で登った唯一の存在であるこ
と。
・ボスの攻撃パターンも武器も知っていたのはその
上の階層にいたモンスターと戦ってきたから。
・他にも情報屋なんか頼らなくても良いような情報
を知っている事。
などをまるで自分の武勇伝でも言い聞かせてるように答える。
「なんやそれ…そんなんβテスターどころやないやんか…。そんなんチートやチーターやろそんなん!」
「そうだ、
その言葉を聞いたキバオウや他のプレイヤー達もヤジを飛ばし[ビーター]と言う名称か飛ぶ。
「ビーター?良い呼びなだなそれ。そうだ俺はビーターだ。これからは元テスターごときと一緒にしないでくれ」
するとキリトはメニュー画面をいじり黒いコートを装備する。先程のボス攻撃のラストアタックで手にいれたレアアイテムと思われる物だ。そしてまるで[来れるもんなら来てみろ]と言うように嫌味たっぷりに笑うとプレイヤー達に背を向け歩きだす。
と、ここで
ここは言うなれば
例えば…
ひゅ~、ゴキィン!!
キリト君の頭上に突然
「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」
突然の出来事に一部を除いたプレイヤー全員の声が揃う。で、キリト君はと言うと…
「お、お、おわぁぁぁぁぁぁぁ…」
メッチャ痛そうにその場に座り込んでいた。
「な、何すんだお前ら!」
キリトは両手で頭を押さえつつ
「いやこっちの台詞だよねそれ。なに中二病発病してその場から去ろうしてのお前。バカなの死ぬの?」
「きっとアレだろ?南斗のレ○みたいな感じで去ろうとしたんしゃね?」
「う~わリアルで見ると結構恥っず!どのくらい恥ずいかって言われるとキン○マンで今だに最強は○シュ○マンとか答えてるヤツなみに恥っず」
「それな!」
アホ四人がいた。ちなみに
「てか何[ベーター]て、ベ○ータの親戚かなんか?」
「OVAで弟のター○ルは出てきたろ」
「嫁さんは妙に可愛かったな。あれでサ○ヤ人との子供が産まれるとなるとちょっと恐怖だけど」
「それな!」
「おいおまんら!」
いつまでも自分達の空間を作り続ける四人にキバオウが食って掛かった。
「ん?なにト○ニャン?」
「キバオウや!おまんら状況分かっとんのか!?」
「なにが?」
「ソイツはボスの情報やらなんやらを隠してディアベルはんを見殺しにした張本人やで!」
キバオウはキリトを指差しながら叫ぶ。
「うんそうだな。で?」
「いや…[で?]ってなんやねん!」
「いやだからなんなの?それでお前らはどうしたいの?」
「そ、そんなん決まっとるやろ!ディアベルはんの無念を張らすために今からコイツをケチョンケチョンにして…」
「してどうすんの?」
「え、せやから…」
「殺すの?」
「そ、そんなわけないやろ!そんなん人殺しになるやんか!」
「じゃどうすんの?」
「えと…せやから…」
四人の反応に追求していた筈のキバオウが逆に段々と押し黙る。四人はそれぞれ大きいため息を吐く。
「要はそうゆうことだろ?何したって結局死んだ人間は帰ってこない。犯人仕立て上げても残るの空しさだけ」
「てかお前らの方が分かってるのか?俺たちがこうしてビーターだかベ○ータだか言ってる間に他のプレイヤーが死んでるかもしれないんだぜ?」
「お前らのただの
「モラル・パニックは人間の理性を一気にぶっ飛ばす。だからこそ冷静になる頭が必要だ。違うか?」
一転してこの四人の言葉に押し黙るプレイヤー達。この混沌とした空気の中で唯一冷静に状況を見ていたのは彼らだった。
たが今一度考えて欲しい。こんな真面目なことをただ言うのが彼らだと思うだろうか?
それは…
「てかちょっと考えてみて?なんでアイツはそんな上の階層のこと知ってんのか」
「それはさっき自分の口から言うとったやん。アイツが他のβテスターより上の階層に行ったことあるうちゅうて」
「俺達がこうしてパーティー組まないとボスの一匹も倒せないのに?」
「「「「「「「そういえば確かに」」」」」」」
勿論否である。
「もしだよ?
「なんでや?」
「要はアレよアレ。夜中のテンションで書いちゃった自作小説的なヤツよ」
「ほらいるだろ?一人孤独を背負ったダーク的なヤツ。アレになりたかったんだよアイツ。ネトゲだといるだろそうゆうヤツ」
「なんでそないこと思ったんや」
「ボス倒してテンションがハイになったんじゃね?たぶんβの時にもパーティー組んでボス倒したけど『ふ、俺の左手に封印されし[邪神黒龍]の力を解放すれば一瞬だったがな…』的な脳内設定作ってて」
「なら、情報のことは?」
「知ってる風な言い方して強者アピールしたかったんじゃない?本当は他の
「「「「「「「あぁ、なるほど~」」」」」」」
なんかいつの間にかアホ達に言いくるめられているプレイヤー達。するとキリトに歩み寄るキバオウ。
「その…なんや、ワイも頭に血が上りすぎたかもしれん。すまん」
ばつが悪そうに後頭部をかきながら謝罪するキバオウ。対してキリト…
「…ひぃや…!べ、べつにききき気にしてなんかないぜ!」
顔面真っ赤にしていた。それもそうだ。アホ達のせいで中二病患者扱いになってしまったのだから。
「俺も疑うようなことした」
「俺も」
「悪い俺もだ」
と言った感じで周りのプレイヤーもキリトに謝り出す。キリトの顔は最早真っ赤にゆだったタコだ。キリトはこんなことになった
そして…
(^ω^)b(^ω^)b(^ω^)b(^ω^)b
こんな感じで親指立てていた。
「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
キリトは反転、二層に続く階段に向け全力疾走である。周りのプレイヤーは「どうしたんだアイツ?」「さぁ?」と言っている。
「アレってあの人を助けるためにやったことなんですよね?」
「た、多分そうだとは思うが…」
プレイヤー達から少し離れたところでアスナとエギルが四人の行動を推測する。不意にアスナが四人を見る。
そこには…
ニコォ~
とゆう感じで左頬のみをつり上げて笑っていたアホ達がいた。具体的にどんな感じで笑ってると言われると[幼女の皮を被った悪魔]の笑顔にそっくりである。
「絶対違う…!」
アスナの中で何かが確信した。
その日のとある情報屋の記事に第一層攻略の知らせと共にこんな記事が掲載された。
[なお攻略でテンションが上がり中二病を発病させるプレイヤーがいる模様。今後攻略に参加するものは注意すること]
デカデカと黒いコートを着たプレイヤーの写真を乗せて。
夜中のテンションのまま書いてるのでおかしい部分しかないかも。
次回は体術スキルについての話です。