リンネ「悪・○・斬!」
ルリ「ユッ○ーのお母様がいい人でよかった…道具を使わずに済んだもの…」
チャタ「ゲッ○ートォマホークゥ!!」
リスモ「中に誰もいませんよ?」
クライン「ア○ンストラッシュ!」
「[ハナ]が無いと思うんだよね…」
「どうした急に。寝ぼけて自分の体の一部の感触忘れたか?」
「いやその[鼻]じゃねえ」
「あぁ分かった。今から王の話をしよう!」
「違うその[花]でもない」
「よし分かった。今から第四層の町の女子トイレの四番目の便器の水を四時四十四分四十四秒と同時に流してくる!」
「ちげぇよその[はな]でもねぇよ!てかお前のそれ四次元ババァだろ!そもそも
最前戦が三十五層に到達した頃、宿で休んでいたアホ四人。唐突にリンネがそんなことを呟いた。
「俺が言ってんのは華やかさの[華]の方だ!」
「その[華]か。無いだろ元から」
「ほらきっとアレだよ。鏡見た自分の顔が余りにもアレで美しいものを求めたいんじゃない?」
「身体醜形障害だな。たしか精神病の一つだ。
「お前らが俺の事をどう思ってるのかよくわかっだぞ」
因にだがこんな感じのやり取りが大体毎朝行われている。今朝はチャタの「この石をどうやったらパンに変えられっかな?」であった。この議題はリスモの「立川のアパートに電話しよう」で終結した。
「お前らちょっと考えてみろ?この女子が極端に少ない世界で底辺カーストの男が揃って同じ部屋でDTチ○コ並べて寝てるんだぞ、ちょっと恐怖だろ?」
「DTなのは認めるが並べてはねーよ」
「三十路前には卒業する予定」
「その予定立てる前から崩壊してない?」
「お前ら話を脱線させ過ぎだろ。俺が言いたいのは俺たちにも桃色の話があっても良いんじゃないかって話だ」
リンネの主張はある意味では当たっていた。既にこの
「なるほどな…で、本音は?」
「最近[妹ニュウム]不足で発狂しそうだからせめて幼女とイチャイチャしたい」
説明しよう!
妹ニュウムとは重度のシスコンには無くてはならない重要なエネルギーの様な物である!これが不足気味になると理性の暴走、言語不全、2○ゃんスレに『ちくわ大明神』と書く、女物のパンツを頭から被りブーメランパンツと編みタイツを履きパンツの両脇を伸ばして交差させるように肩に通しベランダに出て「クロスアウッ!」と叫ぶなどの奇行に走るのだ!これを抑制するには適度な妹とのコミュニケーションが必要とされている!
「ふ~ん、あそ」
「ゴメン、パス」
「幼女よりお姉さん系が良い」
「なるほど俺たちの友情はこの程度だったか」
「いや、友情とかそうゆう問題じゃなくて単に
「あと俺守備範囲出来るだけ同い年がいいから」
「穴とか弄ってくれそうな人が良い」
「ここにも特殊性癖がいたか…」
因にだがこの四人全員
「それに女なら攻略組にもいるだろアスナとか」
「アイツからは妹臭がするがあんな攻略のゴリラじゃ話にならん」
「なんだ妹臭って」
「妹には妹特有の臭いがあるんだ。俺は一年の修行の末、初対面でも妹かどうか臭いで判別出来るようになった」
「そんな下らない修行してたのか。お前はスピード○ゴンか」
「一年で極めたのかそれ。ヅバ○バンだって影○い習得に三年かかってるのに」
「それだったら亀○人のか○はめ波は五十年修行必要だっし」
「でも悟○は見てその日の内に出来てたような…」
「なんでいつの間にかドラゴ○ボールの話になってるん?」
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〈そのころ最前線〉
「…ん?」
「どうかしたかねアスナ君?」
「今誰か私の事を近○勲って言った気がします」
「…それは新撰組としての意味かい?それともゴリラの意味かい?」
「たぶんダンクする方です」
「なるほどゴリラの方か」
「団長と副団長何言ってんだ?」
こんな会話が[血盟騎士団]であったらしい。
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〈戻ってアホ達〉
「それで結局なにしたいんだよ」
「外出て幼女か妹系探しに行きたいでござる」
「えーと牢獄行きの転移結晶何処にしまったっけ?チャタお前持ってない?」
「無い。確か共有のアイテムボックスにしまったんじゃなかたっけ?探しとくからリスモは先に牢獄の方に連絡いれといてくれ」
「もしもしポリスメン?」
「おいおい人を
「「「いや紛うことなき犯罪者ですワロタ」」」
アホメンバーで最も犯罪ギリギリのところにいるのがリンネであることが分かった。
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その後リンネが何度が抗議したが幼女探しは却下され、最近鉱石の数が少なくなってきているので全員でクエストに行くことになった。
鉱石はRPGよろしく武器生成や防具生成に必要なアイテムである。通常はモンスターからのドロップ、もしくはツルハシ片手に岩石を掘ると言った方法がとれるがこれらには問題がある。
ドロップの場合そのモンスターに応じてドロップアイテムがランダムで生成されるが鉱石を落とすモンスターは基本的に
ツルハシの場合、こちらは特定の場所でツルハシを当てれば簡単に出てくるのだが高ランクの鉱石を手にいれるには[開拓スキル]なるスキルが必要で攻略を優先しているプレイヤーにとっては戦闘系のスキルでスキル欄が一杯になっているのでそんな物を入れる余裕は無い。
このように通常のドロップではろくな結果にならない。だがもう一つだけ鉱石を手に入れる方法がある。クエストによる報酬ドロップである。
クエストとならば大体はお使いや討伐などの攻略優先プレイヤーでもしやすいので攻略組は積極的に鉱石が手にはいるクエストを周回している。
今回はルリとリスモの新しい防具を作るため最前線の三十五層から二つ下の三十三層の迷宮区である洞窟に来ている。ここで[ポーンスケルトン]とゆう骨人間に甲冑を付けたモンスターを倒すことでドロップする[残志の欠片]をいくつか依頼主に渡すお使いクエストである。
「ふ~、ようやく四つ目か」
そして迷宮区に入って早小一時間。ルリの目の前に勝利ウィンドウが表示され経験値とドロップ品の詳細が現れる。その中には『残志の欠片』の文字がある。
「にしても骨出づらくない?もう一時間もこもってるのに全然来ないじゃん」
「あれか、骨は元引きこもりでコミュ症を患ってるからなかなか出てこれないのか?」
「それって骨になるまで引きこもってたってこと?まるでニート社会を彷彿とさせる存在じゃん。引きこもりのヒッ○ーもビックリ」
「いやあの人はボッチのプロであって引きこもりのプロでは無い。ヒッ○ーはアホの浜によって付けられたアダ名だ」
こんな感じでクエストを進める四人。ここまではいつものアホ具合であるが、
ここで一つアクシデントが起きる。
「~~~~~~!」
「ん?何か言ったか?」
「え、何が?」
「何も言ってないけど?」
「え何、何か聞こえるの?ひぐらしの鳴き声?」
「「「やめろっ!!!」」」
「あれリアルに夜中にトイレ行けなくなるヤツだからな!!」
「第一話から主人公が死ぬのはよくあるけどアレは酷過ぎだろ!!」
「『嘘だッ!!!』のところからおかしくなり始めたと思ったらいつの間にか皆狂気染みてるじゃん!!」
「爪剥ぐシーンが好きで」
「「「だから好きなシーンのチョイスがおかしいだろ!!!」」」
やはり全体的にリスモのセンスが何処か狂ってる事を再確認する三人。そんな中でも何かの声が聞こえるの。
「~~~~~~!」
「ほらやっぱ何か聞こえるぞ」
「おいやめてくれよ!リスモがひぐらし言ったせいでメチャクチャ怖くなってきたじゃねぇか!」
「なんかもうこの洞窟事態がひぐらしのアレに見えてきたじゃん!!なに千回『ごめんなさい』って言やぁ良いの!?」
「コープでもいいけど」
「「「だからやめろっつってんだろ!!!」」」
どうやらリスモはコープ○パーティーにも手を出していたらしい。俄然恐怖が増した三人。だが声はまだ聞こえてくる。
「~~~~~~!」
「ちょっとおぉぉぉ!本当マジで怖くなってきたんだけどぉ!!」
「ヤバい!今すぐここから出たい!!」
「もぉやだ!おうちカエル!!」
「もしかしてこれ由○ちゃんの声なんじゃ…」
「「「シャレになんねぇからやめろ!!!」」」
完全にパニックに陥るアホ達(リスモは除く)。ここでいち早く冷静になったのは意外にもチャタだった。
「あれ?これ上から聞こえね?」
「お前までなんだチャタ!洞窟なんだから反響して分からんだろ!」
「いやよく聞いてみろ、上からだって」
チャタに言われリンネ達は上に耳を傾ける。すると先程まですすり声程度で聞こえた声がはっきり聞こえた。
「イヤァァァァァァァッ!!」
その声は確かに上から聞こえおり、声質から女の子であることが分かった。が、聞こえてきたのはまるで悲鳴のような声。
「ん?イヤァって…」
リンネがそう呟こうとした一秒後…
「ぶふぇあっ!!」
ドンガラガッシャア~ン!!
リンネの頭上から何かが落ち、衝突した。リンネはそのまま落下してきた何かの下敷きになりその場で伏せっている。
「何か落ちて来たな」
「リンネ巻き込んでな」
「上から来るぞ!気をつけろぉ!」
「「いや来た後だから」」
仮にもギルドの団長をしてる友人に全く心配しない非情なルリ達。すると衝突で発生した砂煙が徐々に晴れていき落下してきた何かの正体が判明してくる。
「いってて、も~宝箱開けようとしたら落とし穴に落ちるなんて聞いてないよ~」
そこには少女がいた。青と水色を基本にした服装で胸当てや小手などの最低限の防具を装備し、動きやすさを重視してかキャミソールの様な肩を露出した上半身にホットパンツとニーソックスの下半身、腰には短剣がぶら下がっていた。そして最も特徴的であろう赤みのかかった金髪とゆうとても目立つ髪色をしていた。
はっきり言って美少女であった。
「…これはアレだな」
「…アレだね」
「…アレしかないな」
何やら真剣な面持ちで顔を見合わせる
「え、えぇ~と…」
当の美少女は現状況が飲み込めず困惑するばかり。すると
「「「親方!空から女の子が!!」」」
と、一言叫ぶのであった。
「お…お前ら…俺を無視して…楽しそうな事してんじゃ…でも…これはこれで…良い…か…も…」
ガクッ
そんな言葉を残しリンネは背中に美少女のお尻の感覚を得ながら気絶した。脳裏にフ○ージア流しながら。
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〈その頃
「そう言えば知ってますかキリトさん。攻略組には凄腕のソロプレイヤーがいて、何でも全身黒ずくめの片手剣でフロアボスに挑んでいるらしいですよ!」
「へ…へぇ~そぉなんだぁ~」
「その戦いぶりから周りからは[黒の剣士]なんて呼ばれてるらしんですけど、そのプレイヤーかなりの中二病らしくてボスを倒した後に必ず『ふ、俺の左手に封印されし[邪神黒龍]の力を解放すれば一瞬だったがな…』なんて言ってるらしくて一部からは[○ーク○レイムマ○ター]とか[鳳○院○真]とか言われてるんですって!」
「ま…まぁ、ネトゲでよくあるなりきりってヤツだな。ゲームでの自分が本当の自分と錯覚するってゆう…」
「そういえばキリトさんも全身黒ずくめで片手剣…」
「人違いです!!そんなヤツ一切知りませんっ!!!」
こんな会話が[月夜の黒猫団]であったらしい。
アホ四人「で、なんで二週間以上も投稿しなかった?」
作者「だってお前らにヒロインいるか?メッチャ難産だったんだぞ」
アホ四人「それはまぁ…」
作者「後、オニランd」
アホ四人「衝撃のファー○トブリット!!!」
作者「ごぼぁっ!!二度もぶった!ブ○イトさんにもぶって貰った事もないのに!」
アホ四人「ブ○イトさんにぶたれた事があるヤツの方が貴重だわ!」
ここから真面目に
どうも茶久良丸(作者)です。
まずはごめんなさい。色々な事情があり二週間も空いた投稿となってしまいました。タグで日曜投稿予定とは書いているものの最近全く進んで無いのが現状です。一時期は書くの止めよっかなとも思いましたがこんな作品でも見てくれる人やお気に入り・評価してくれる読者様がいてくれるのでもう少し頑張ってみようと決心しました。
今後も不定期になる可能性が大ですがそれでも読んでくれる皆様のために頑張っていきます。
今後ともこの作品とアホ達をどうぞよろしくお願いします。