ぼっちのシンフォギア   作:ミネラルいろはす

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感想と指摘を下さった方々ありがとうございました。
それでは二話もお楽しみください


コンサートに行くのは大変である

「はぁはぁ、お前ら歩くの早すぎだろ、よくあの人混みの中をあんなに素早く動けたな」

 

俺を置いて先にどんどん進んでいる妹たちに追いつくために必死に走って来た俺は、持って来ていたタオルで顔を拭きながら走る原因となった妹を見る

 

「ふっ、お兄ちゃん知らないの?ツヴァイウイングのコンサートを見に行くと決まった時点でいつもの小町と思わないでもらおうか!」

 

芝居がかっかたセリフをドヤ顔で言う小町にイラッとしたことは否めないが、まぁ、小町たちがずっと楽しみにしていたのは知っていたので、多少いつもよりテンションが高いのは大目に見ることにしよう

 

「あっ、でもしっかりついて来てくれたのは小町的にポイント高いよお兄ちゃん♪」

 

ウインクしながら言ってくる俺の妹とは違い

 

「ご、ごめんなさい、生でツヴァイウイングが観れると思ったらいってもたってもいられなくて、気付いた時にはお兄さんが見えなくなってました」

 

あははと苦笑いをしながら立花が謝ってくる。

 

 

「まぁ、2人とも反省しているようだし許す、それにこんなに人が多いから逸れると危ないから次からは急に走り出すなよ」

 

とはいったものの、あれ?うちの妹は反省してたっけ?.....なんかそう考えて見ると反省と言うよりはよくついてこられたなって上から目線だったような

 

「お兄ちゃんぼっーとしてるとまた置いてくよ」

 

なんて言いながら元凶は俺を叩きながら、さっさと歩けと催促してくる。

さすがの俺もこの人混みの中また2人を見つけるのは大変なので黙って言われた通りに歩く

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、小町ちゃんなんで、お兄ちゃんが先陣を切るのかな?お兄ちゃんは、電車と小町たちを見つけるので体力を使い果たしちゃたんだけど」

 

今俺たちは自分たちの座席まで歩いているのだが人が多すぎて全く進めず、進むにしても沢山の人達とぶつかるはめになる。

 

「あっ、ならお兄さん私が先陣を切ります席まで一直線に行けばいいんですよね?それぐらいなら私に任せてください」

 

などと、立花が意気込んでいるので、立花に変わってもらおうかなと考えていると、

 

「ダメだよ、お兄ちゃんじゃないと、ね」

 

と、俺に同意を求めてくる小町、いやいや小町ちゃんお兄ちゃん言ったよねもう疲れたよって、もしかして聞こえてなかったのかな?

 

「それともお兄ちゃんは小町たちの肌を見知らぬ人がベタベタ触ってもいいんの?」

 

「そんなもんダメに決まってんだろ‼︎そんなことになるぐらいなら俺が先陣をきる‼︎誰にも小町の肌は触れさせん‼︎」

 

小町の言葉を聞いた途端即答していた。いくら疲れていようと可愛い可愛い小町の肌をどこの馬の骨かわからない奴に触らせるわけにはいかない、もちろん立花も同じだ。

 

「じゃあ、よろしくねお兄ちゃん♪小町的には、ポイント高いけど最後の言葉はさすがに引くよ」

 

「そこまで言うならお任せします、ありがとうございますお兄さん」

 

 

満面の笑みを浮かべる2人を見て俺は今更撤回できないと思い諦めた。

 

 

「はぁ、わかったよ、やればいいんだろうやれば」

 

俺は、ぶつぶつ文句を言いながら、自分たちの座席まで歩いて行った。

 




区切りがよかったのでここまでとします。
次回からコンサート開始になると思います。
読んでいただきありがとうございます
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