全て増やします! 作:匠のたくわんの茶碗
テスト終わったんで書いていきます!
「知らない天井だあ」
目が覚めた増見は、初めて見る天井にそう呟いた
「おや、やっと起きたのかい。ハリボーをお食べ」
「リカバリーガール!いただきます!ところで、ここはどこですか?」
「ここは保健室さね。あんたは個性の反動で倒れてしまったんだよ」
増見はリカバリーガールのその一言で自分がなぜ倒れたのかを思い出した
実技試験で0ポイント敵が現れたこと。その0ポイント敵の進行方向に瓦礫に挟まって動けなかった人がいたこと。その人を助ける為に無理をして個性を使ったこと。その人が耳郎だったこと。
あの時の耳郎、可愛かったなあ…
って俺そんなにちょろくないからっ!!
「お、思い出しました。あ、耳郎は大丈夫だったんですか?足を痛めてたと思うんですけど…」
「耳郎ってのはあの耳たぶが長い子のことだね?あの子はあたしがその場で治してあげたよ」
耳郎が無事だったことにホッとした増見は、同時に迷惑をかけたんじゃないかと罪悪感を感じた
「迷惑をかけたんじゃないかって顔だね。大丈夫さね、彼女は迷惑だなんてちっぽけも思ってないよ」
「そうですか…よかった。…………って、彼女だなんて!!そんな!!」
“彼女”という単語を聞いて、増見はボッ、と顔が赤くなる
「そっちの意味じゃないよっ!それよりあんた元気だね、早く帰って合格の報告がくるのを待っとくんだね」
「え、あ、はい!ありがとうございました!」
そういうと増見は引き戸をガラガラと開けて保健室から出て行った
「ふっふ、今年は面白くなりそうさね」
リカバリーガールはこれからのことを期待してふっふ、と笑っていた
――――――――――――
雄英入試から2日後
「まだ雄英から何も来ないんだけど!!もう落ちちゃったかな…あの雄英だから不合格者には合否通知も渡さないって事ありそうなんだよなあ…今思えば結構ヒーローらしくない事もしてたような…してなかったような…でも来ないって事は多分どこかでヒーローらしからぬことしてたんだろうなあ…でもそうなった――「幅真ー!!!!雄英から手紙!来てるよおー!!」ら…って、え?…ええっ!今行くー!!」
増見は家の階段をダッシュで駆け下りた。家にダッ、ダッ、という音が響く
「はいこれ!せっかくだし一人で見たいでしょ?部屋で見て来ていいよお!」
「ありがとう母さん!」
増見は母親の気遣いに感謝しながら階段を上がり、自分の部屋へと向かった
「受かってるかなあ…受かってなかったらどうしようか…」
増見は雄英からの手紙を半分睨むように見つめながらそう言った
「……よし、いくぞ!」
増見はその掛け声とともに封筒をビリッ、と開けた
――が、そこから出て来たものは紙ではなく、小さな機械だった
「なにこれ?紙じゃないんだな」
と、しばらくその機械を触っていると、後ろの方にスイッチがあることに気づいた
「お、これか?」
増見はポチッ、とそのスイッチを押すと、画面が現れ、そこにオールマイトが映し出された
『私が投影されたぁ!!』
「うわっ、オールマイト!?なんで雄英からの合否通知にオールマイトが?」
『え?なぜ雄英からなのに私が映っているかって!?』
「なんでわかったし」
『それは私が今年から雄英の教師になるからなんだ。じゃあ君で最後ってわけじゃないからちゃっちゃと説明しようか。増見幅真くん、君は合格だ!』
「え……?まじですか?そんなさらっと言う感じなんですか?」
『筆記試験はずば抜けてすごいというわけではなかったが、合格ラインはしっかりと超えていた!』
「よかったあ!あとは実技だ!」
筆記が合格ラインを超えていたことにホッとした増見だが、まだ実技があるため油断はできなかった
『実技試験に関しては、1ポイント敵を27体、2ポイント敵を7体、3ポイントを7体で合計62ポイントだ!これだけでも合格できるが、我々が見ていたのは敵ポイントだけにあらず!!救助ポイント!ヒーローの本質はあくまで人助け!君はリスクをおかしてまで障害物の0ポイント敵を周りに被害が出ないように倒し、瓦礫に埋まっていた少女を助け出した!』
「救助ポイントなんてあったんだなあ…」
正直敵ポイントだけで合格と言われた後に実は救助ポイントもあると言われても、あまり喜べない増見だった。
『…………正直あの状況は本当に危なかった。本当にありがとう!』
「まああれは本当に危なかったよなあ…みんなは助けようとしねぇし…」
増見はオールマイトに言われて本当に危なかったことを思い出す。
『救助ポイント78ポイント!合計140ポイントで文句なしの一位合格だ!こいよ増見少年!ここが君のヒーローアカデミアだ!』
「っ、……よっしゃあ!!!」
こうして増見のヒーローアカデミアが始まる
なんか小説ってほんとに難しいですね…
話し方がまとまらない…