ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~   作:とんこつラーメン

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なんだか段々と不思議な様相を呈してきた聖剣編。

ここからどんな風になっていくのでしょうか?

それと、台風凄かったですね。

怪我とありませんでしたか?






働いたら負けだと思ってます

 木場君&一誠君&小猫ちゃん+匙君パーティーが教会聖剣コンビと手を組んで聖剣の捜索を開始して、既に数日が経過した。

 メールでの連絡や実際に会っての情報交換などで進行具合は聞かされているけど、どうも芳しくないみたい。

 なんでも、皆は神父のコスプレをして街を徘徊して、自分達が囮になる作戦をしているらしい。

 なんでそんな事をしているのか聞いたら、教会組の情報によって、ここ最近で何人もの神父さんが何者かに襲撃を受けていると聞いて、その作戦を思い付いたらしい。

 別に神父のコスプレをするなとは言わないけどさ、どうして神父さんが襲われているのかの理由はちゃんと把握してるのかな?

 木場君辺りが何かツッコみそうだけど、今の彼に冷静なツッコみが出来るか心配だ。

 今まで以上に常識のハードルが下がって、目の前で一誠君が急にヨガをしたり、激太りをしても普通に流してしまいそう。

 

 相変わらず部室は人数が少なく、どこか閑古鳥が鳴いているように感じる。

 別にお店とかじゃないのにね。

 

 私も一応は色々と報告をしなくちゃいけない立場なんだけど、報告をしたくても内容が思い浮かばない。

 なんたって、先輩が全く動こうとしてないから。

 まるで向こうから来てくれるのを待っているかのような姿勢に、私はどうしたたらいいのか本気で悩む。

 いつも一緒にいる姫島先輩はと言うと、彼女は彼女でグレモリー先輩とは別に独自に探りを入れているみたい。

 偶然にも姫島先輩が旧校舎の窓から使い魔を飛ばしている姿を目撃しちゃって、その時に頭を撫でられながら口に指を当てながら『リアスには内緒よ?』って言ってきた事がある。

 最初から誰にも話すつもりはないんだけど、なんでか賄賂代わりにアメちゃんを貰った。

 

 アーシアちゃんも何かしたいように見えるけど、何をしたらいいのか分からないって感じ。

 行動しようと言う気概があるだけ、かなりマシな方かもしれないね。

 

 そうして、何の収穫も無いまま時間は過ぎていき……。

 

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「もう60年か」

「いやいやいや! 勝手に時間を捏造しないで頂戴!」

「千夏ちゃん、どこでそのお顔にあるカイゼル付け髭を買ってきたんですの?」

「この前、スーパーの前にあるガチャガチャを引いたら、そのハズレとして出てきた」

 

 ハズレ商品にしては無駄にクオリティが高かったから、気に入って大事にしてる。

 それから後二回ほどしたんだけど、斑模様のスーパーボールと全く知らないキャラのキーホルダーが出てきた。

 スーパーボールは近所の野良猫にあげて、キーホルダーは鞄に付けてる。

 

「千夏の冗談はさて置き」

「さて置かないでよ」

「イッセー達が動き出してからもうすぐ一週間になるわね……。教会の子達と鉢合わせになって諍いが起きてないといいけど……」

 

 そっか。グレモリー先輩は皆が教会ツインズと手を組んだ事を知らないんだ。

 言われた事をちゃんと守ろうとする姿勢はいいけど、本当にそれでいいのかにゃ~?

 後になって後悔しても、私は知らないぞ~?

 

 私は私の役割(ロール)を果たすために、今日もこうして部室で過ごしているけど、こうも何も起きないと却って困るんだよね~。

 

「わふ?」

 

 おっと。ここでなんと、ソーナ先輩からLINEが来ましたですよ。

 あの人もLINEやってたんだ……。

 

【そちらの様子はどうですか? 私達は念には念を入れて、情報収集に専念しながら匙達の動向を見張っています】

【部長さんは全く動く気配無ないみたいです。私も小猫ちゃんと情報交換はしてますから、ある程度の事なら知ってますよ】

【相変わらずリアスは……(汗)。昔から彼女は追い詰められないと動く事すらしないから……】

【ご……ご苦労様です】

【もう慣れましたから。それよりも、いつか時間を設けて塔城さんも交えて本格的なミーティングを行った方がいいかもしれません。柊さんは大丈夫ですか?】

【私は基本的に暇を持て余している人種ですから。その辺に関しては全く問題無いですよ。小猫ちゃんは私から伝えておきます】

【助かります。私はまだ塔城さんの連絡先を知りませんから】

【なら、ミーティングの時に交換したらどうですか?】

【そうですね。少しでも連絡先が増えるのはいい事ですから】

【きっと彼女も喜びますよ】

【それで、今日辺りに一度、匙達の様子を見に行こうと思うのですが、そちらはどうしますか?】

【部長次第ですね。立場上、今はまだ勝手に動く事は出来ませんから】

【確かに……。では、もしも柊さんが来れなかった場合は、私からまた連絡をします】

【お願いします】

 

 想像以上に返信が早くて驚いた。

 あの生徒会室の机に座りながらスマホを操作している様子が目に浮かぶよ。

 

「あら? 千夏ったら、なんだか楽しそうにしてない?」

「え? そうですか?」

「そうよ。だって、自然な笑顔になってるもの」

 

 おや、いつの間に笑ってたのかな私ってば。

 ……おい。そこの部長さんはしれっと私の顔を携帯で撮ってるんですかね?

 

「待ち受け候補その2ね」

 

 その1があるのかよ。とっとと消せや。

 

「はむ。ん~~♡」

 

 今日のお茶請けの塩パン、本当に美味し~♡

 甘い菓子パンとは違った、アッサリとした味がいいよね~♡

 これが意外なくらいに紅茶と相性バツグン!

 

「ほえ?」

 

 今度は小猫ちゃんからメール?

 また写真が添付されてるみたいだけど……。

 

【千夏先輩、大事件です。聖剣を探して三千里をしている途中に、小休止にとコンビニに立ち寄ったんですけど、そこで想像もしなかった人物と遭遇しちゃいました】

 

 想像もしなかったって……誰やねん。

 

【実は、私達は前にとあるはぐれ神父とちょっとした戦闘をした事があるんですが、その神父がコンビニでバイトしてました】

 

 …………え? 神父がコンビニでバイト?

 

【最初は裕斗先輩とイッセー先輩が飛びかかろうとしたんですけど、ドン引きするぐらいに丁寧に『店内での暴力行為はご遠慮ください』って諭されちゃって、毒気が完全に抜けてしまった私以外の皆は普通に買い物してました】

 

 そりゃぁ……ねぇ?

 幾ら因縁のある相手だからと言って、人前で勝手に暴れていい理由にはならないしね。

 

【これが、その神父の写真です。一応、覚えておいてください】

 

 って、この人は前に雨の日に木場君と会った時に走り去っていった全身を白い服で統一していたお兄さんじゃありませんか。

 この人、皆と関係のある神父だったんだ~。

 だからあの時、木場君は彼を追いかけようとしたんだね。

 

「ねぇ……イッセー達、大丈夫かしら……」

「心配?」

「当然じゃない。あの子達は私の大切な眷属なのよ?」

「なら、様子を見に行ってみる?」

「そう……ね。行ってみようかしら」

「はぁ……」

 

 その溜息の意味はなんとなく理解出来ますよ、姫島先輩。

 やっとか……って思ったでしょ?

 

「あくまで徒歩で探していると思うから、そこまで移動範囲は広くない筈よ。適当に街中を歩いていれば出くわす可能性は高いわね」

「分かったわ。アーシア、千夏、行くわよ」

「は……はい!」

「ほ~い」

 

 姫島先輩はああ行ってるけど、あれは間違いなく一誠君達の居場所を把握しているんだろうね。

 きっと、自分が先導してグレモリー先輩を皆の元に導くつもりなんだろう。

 本来なら私がしなくちゃいけない事なんだろうけど、私にはここから先輩を動かす事は難しかっただろう。

 ここは素直に感謝しなくちゃね。

 

 あやや。姫島先輩がウィンクしながら人差し指を口に当てて笑ってますよ。

 貸し1ね? って言ってるのかいな?

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 旧校舎から出て新校舎の廊下を歩いていると、タイミングを合わせたかのようにソーナ先輩率いる生徒会メンバーが反対側からやって来た。

 

「あら。これは偶然ですね」

「そっちこそ。大勢でゾロゾロとどこに行くのかしら?」

「ちょっと、私に何も言わずに動いている子を叱りに行こうかと思いまして」

「ふ~ん……」

「そう言うリアス達はどこに?」

「私達も似たようなもんよ」

「そうですか」

 

 え……笑顔で睨み合って怖い~……!

 あれ、絶対に二人の視線の間に火花が散ってるよ~!

 

「では、ここで失礼します」

 

 ちょ……ちょっとっ!? ごく自然な動作で私の手を取って一緒に歩いて行こうとしないでくれます!?

 

「こらそこ! なんで千夏と手を繋いで歩いて行こうとしてるのよ!」

「あら。ついいつもの癖で」

「い……いつもですって!? 千夏とソーナはいつも手を繋いで歩いているって言うのっ!?」

「さぁ、どうでしょうね?」

 

 おい~!? ソーナ先輩と手を繋いだことなんて、今まで一度も無かったですよ~!

 間違いなく今日が初めてなんですけど~!?

 

「こ……こうなったら私だって!」

 

 グ……グレモリー先輩が反対側の手にしがみ付いた!?

 

「さ、行きましょ?」

 

 わわわわわ~!? そんなに早く歩こうとしないで~!

 私の足が追い付かなくなるから~!

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

「もう少しゆっくりと歩いたらどうですか? 柊さんが困っています」

「それはこっちのセリフよ。千夏の足が少し浮いてるじゃないの」

 

 どう考えても二人が悪い!

 私だけじゃなくて、後ろで苦笑いをしている姫島先輩と椿姫先輩の顔もそう言ってるよ!

 

「こっちです」

「え?」

「これでも、眷属の居場所ぐらいはちゃんと把握してるんです」

「わ……私もよ!」

 

 嘘つけ。今の今まで全くソファーの上から動こうとしなかったでしょうが。

 

 姫島先輩じゃなくてソーナ先輩の先導によって私達は歩いて行った。

 そうして歩いて行く内に到着したのは、私も見覚えのある公園で、そこのベンチでジュースを飲みながら休んでいた。

 

「イッセー、裕斗、小猫」

「匙」

「「げっ!?」」

「あ……」

 

 小猫ちゃん以外は顔を真っ青にして冷や汗を掻きまくって固まった。

 特に木場君は一番気まずそうにしながら視線を逸らした。

 

「おい匙! お前、ソーナ先輩に今回の事を言ってなかったのか!?」

「完全に忘れてた……! ま……拙い……!」

 

 おやおや。ちゃんと連絡はしないとダメダメですよ~。

 

「ウ~フ~フ~……♡」

「か……会長……!」

 

 ソ……ソーナ先輩が笑顔のままで血管を浮かび上がらせてる……。

 これはかなり怖い……。

 匙君……私からは頑張れとしか言えない。

 

 

 

 




今回、フリードとは出会ってはいても戦ってはいません。

この章でも戦闘シーンは無い可能性が高いと思われます。

歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?

  • 是非とも見たい!!
  • 別にいいかな~
  • 千夏ちゃんは俺の嫁!
  • いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
  • よろしい、やりたまえ
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