ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~   作:とんこつラーメン

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少し気分をリフレッシュする為にISの新作を書いていたので、少しだけ間が開いてしまいました。

でも、お蔭でいい気分転換になりましたよ。

どうか、『大人達の物語』の方もよろしくお願いします。






最近になって初登場キャラ多くね?

「駒王町にこんな場所があったんだ……」

『普段から、こっちの方にはあまり来ないからな』

 

 う~む……。私ももうちょっと開拓が必要だな。

 

 今日は珍しく姫島先輩直々の呼び出しがあって、私は先輩が住んでいるという神社に向かっていた。

 勿論、我が愛機であるセグウェイに乗って。

 

「人気が少なくなってきたね」

『住所の通りならば、もうそろそろの筈だが……』

「あ、あれじゃない?」

『む……?』

 

 少し遠くに真っ赤な鳥居が見えた。

 それはいいけど、問題は………。

 

「気のせいかな……階段が見えますよ~?」

『気のせいじゃない。ご立派な石段が見えている』

「デスヨネ~」

 

 確かに、神社といえば長い石造りの階段がお約束だけど、まさかどこぞの観光地のように長々としたタイプじゃなかろうな?

 

『実際に見てくれば分かる事だ』

「だね」

 

 長かった時は長かった時だ。

 ちゃんと考えはある。

 

 そうして、いざ目の前に辿り着くと、それはもう超絶長い(誇張)石の階段がありましたとさ。

 そんでもって、そこから涼しい顔をして降りてくる人影があった。

 

「いらっしゃい、千夏ちゃん」

「おぉ~……」

 

 巫女服の姫島先輩だ~。

 なんつーか……すっごい似合ってるにゃ~。

 その独特の雰囲気と相まって、本当の巫女さんみたい。

 本人は悪魔だけどね。

 

「急に呼び出したりして、ごめんなさいね」

「別に大丈夫ですよ。今の時期は特に欲しい物とか無いから、夕方は基本的に暇してます。私が忙しいのは夜になってからです」

「夜更かしはダメよ?」

「ちゃんと睡眠時間は計算してますよ」

 

 長年の修行(深夜アニメ視聴)によって、最悪睡眠時間が2時間ぐらいでも問題無い。

 これがオタクの生き様だ! 気をつけろ!

 

「この上に先輩が住んでいる神社があるんですよね?」

「そうよ」

「……転生悪魔が神社に住んでるって、色々と問題無いんですか?」

「その辺はちゃんとしてますのよ。悪魔の私でも住めるようにしてあるから」

 

 軽く聞いたけど、なんでも先輩は神社の管理をするのを条件に、ここに住まわせて貰っているらしい。

 その経緯とかを聞いたら長くなりそうだから、今は聞かないでおこう。

 

「その……千夏ちゃん? 今更聞くのもあれだけど、セグウェイはどうしますの? ここに置いていくのは流石に……」

「モーマンタイです。こんな事もあろうかと……ってやつです」

 

 ハンドルの部分にある三つの赤・白・黄のボタンの内の赤をポチッと押す。

 

「チェェェェェェェェェンジ・ゲッタァァァァァァァァァァ1! スイッチ・オン!」

「えええぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

 

 ハンドルの中央部分の蓋がパカッっと開いて、そこから折り畳み式のプロペラが出てきて展開。

 そのまま私の頭上で高速回転して、私を乗せたままセグウェイが宙に浮きだす。

 

『読者の諸君に説明しよう! このセグウェイは密かに千夏の義父であるアザゼルの手によって魔改造をされており、様々な形態をとる事が可能なのだ!』

「伝説の龍が解説役をしてる……。それと、物理法則を無視してない?」

「姫島先輩!! ファンタジーってのはね、無理な事をやってなんぼの世界なんだよ!!」

「身も蓋も無いですわね……」

 

 もう天使とか堕天使とか悪魔とかドラゴンとか普通にいる世界で、ちょっと大きいタケコプターで空を飛ぶぐらいで驚かれても困る!

 ぶっちゃけ、自分の背に生える翼で飛ぶ方がよっぽど物理法則を無視してると思う!

 でも、翼は使わない! だって疲れるもん!!

 

「でも、1ってことは、2と3もあるのかしら?」

「2はF-1も真っ青なスピードで地上を爆走出来る上に、ドリルで地面を掘る事が出来ます」

「3は?」

「水面を進んだり、特殊なシーリングとバリアーで水中行動が可能になるとか。実際に試した事は無いけど」

「もう何でもアリですわね……」

 

 ウチの義父さんの発明品だしね~。

 その辺のツッコみはもうとっくにグリゴリでコカビエルさんがやってくれたし。

 

「で……では、取り敢えず行きましょうか?」

「は~い」

 

 先輩に合わせて低空飛行をしながら階段を昇っていった。

 足、微塵も動かしてないけどね。

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 姫島先輩と他愛のない話をしながら昇っていくと、一番上に見た事のある姿が見えてきた。

 真っ白なローブに身を包み、キラキラと光り輝く超絶イケメン。

 その頭には見事なエンジェル・ハイロウが。

 

「お久し振りですね。千夏さん」

「ミカエルさ~ん! こっちこそ久し振り~!」

『これまた懐かしい顔が来たもんだ』

「アルビオンも息災のようですね」

『お蔭様でな』

 

 ……あれれ? なんで姫島先輩はコウ・ウラキが初めての空間戦闘でシーマ様にフルボッコにされた時のような顔をしているの?

 

「ち……千夏ちゃん? ミカエル様とお知り合いなんですの?」

「そうだよ~。サーゼクスさんもそうだけどミカエルさんもよくウチに遊びに来てたし」

「千夏さんの事は幼い頃からよく存じています」

「本当に千夏ちゃんは意外なところで顔が広いんですのね……」

 

 それ、よく言われるけど、そうなのかな?

 個性的だとは思うけど、誰もが基本的にいい人ばかりだし、そこまで特別には思わないんだけど。

 

「でも、どうしてミカエルさんがここにいるの?」

「私も今度ある会談に出席する予定なのですが、その前に一度、千夏さんとお話がしたかったのです」

「ふ~ん……。この場所を選んだ理由は?」

「私達天使は、地上に降臨する際は神社や教会のような場所でないと降りられないのです。ですが、この街の教会は既に物理的な意味で潰れていますから、必然的にここしかなくなるわけです」

「にゃ~るほど。神社なら、ある程度施設も整ってるし、ここには姫島先輩って言う管理者もいる。降臨する場所としてはうってつけだったわけだ」

「その通り。千夏さんは物分りがよくて助かります」

 

 でも、神社に天使降臨って、絵的にはかなりシュールだよね。

 この時空だから許されている感がある。

 

「では、中へとご案内しますわ」

 

 

 

 

・・・・・

・・・・

・・・

・・

 

 

 

 

 私達が案内されたのは、客間と思わしき畳の部屋で、なんとも趣がある。

 かくいう私も、その他大勢の日本人たちの例に漏れず、こうした畳の部屋が大好きだったりする。

 特に、この新品の畳特有の香りは気持ちが落ち着くよね~♡

 

「では、失礼します」

 

 二人分のお茶を置いた後、先輩はそそくさと出て行ってしまった。

 

「あれ? 先輩は一緒じゃないんだ」

「彼女は彼女でやる事がありますから」

「なにそれ?」

「なんでも、この機会にコカビエルのアドバイスに従って、御父上と話してみるそうです」

「あ~……そういや、あの聖剣騒動(偽)の時にそんな事を言ってたような気がする。でも、先輩のお父さんって誰なんですか」

「堕天使のバラキエルですよ」

「えっ!? バラキエルって……あのバラキエルさんっ!?」

「知っているのですか?」

「うん。私がまだグリゴリ本部で過ごしてた頃、コカビエルさんがいない時にお世話になっての。勉強だけじゃなくて、色んな遊びとかも教えて貰った」

「そうですか……。もしかしたら、千夏さんに自分の娘の姿を重ねていたのかもしれませんね」

 

 驚いたな~。まさか、バラキエルさんと姫島先輩が実の親子だったなんて。

 この調子でいけば、意外な血縁関係が次々と出てきそうだな。

 

「ところで、例のゼノヴィア女史はどうなってますか?」

「こうなってます」

 

 前に面白いからスマホに撮っておいた写真を見せる。

 そこには、ゼノヴィアちゃんが机に突っ伏しながら、口から魂が抜けかけている姿が映し出されている。

 まるでギャグ漫画みたいなレアな光景だったから、思わず反射的に撮影しちゃったんだよね。

 

「これはまた……想像以上に重傷ですね……」

「バチカンに戻ったイリナちゃんはどうしてるんですか?」

「彼女ならば、今は伸び伸びと過ごしていますよ。どうやら、久々の帰国で相当に堪えたようです……」

「だよね~」

 

 現代っ子が夜空を屋根にして眠ったりとか、普通に耐えられないから。

 それ以前に普通に危険な行為だけどね。

 よくゼノヴィアちゃんは平気だったよな……。

 あれか? 彼女はジャングルで育った野生児なのか?

 

「コカビエルさんもかなり悩んでますよ。どうにかして会談までには結果を見せたいと思っているみたいですけど、このままじゃ……」

「教会に子供達の育成を任せていた弊害ですね……。このような事が無いように、これからは私達天使も積極的に地上に降りて、教育に参加しなくては」

「それがいいと思いますよ? このままじゃ第2、第3のゼノヴィアちゃんが誕生しちゃいますもん」

 

 あれを量産するのは、色んな意味でダメだと思う。

 確実にバチカンの学力が低下するって。

 

「そう言えば、千夏さんの配信している動画、よく見ていますよ。チャンネル登録もしました」

「ふぇ? ミカエルさんってパソコン使うの?」

「勿論。よく仕事で利用してますし、スマホも持ち歩いてます」

 

 そう言うと、懐から真っ白なスマホを取り出して見せた。

 今や、天使すらもスマホを持つ時代になってきたのかよ……。

 

「本当にスマホは便利ですね。人間の凄さにはいつも驚かされます」

「それには同意しますけど、これまた凄い絵だな……」

 

 タイトル『和室と天使とスマホ』ってか?

 

「今度の会談には私の付き添いとしてガブリエルも同行するんですよ。彼女、千夏さんに凄く会いたがっていました」

「そ……そうですか……」

 

 ガブリエルさんね~……。

 私、あの人が苦手なんだよな~。

 別にガブリエルさんが悪いヒトって訳じゃないんだけど、なんていうのかな……スキンシップが激しすぎるんだよ。

 前に会った時なんか、思い切り抱きしめられた挙句に、ずっと頭を撫でられまくったし。

 義父さんとミカエルさんが止めなきゃ、絶対にずっと続けてたと思う。

 

「今から千夏さんに会える日を楽しみにしているそうです。でも、私一人であなたに会いに来た事がバレたら厄介なので、今日は内緒で来てるんですよ。この事は内緒にしておいてくださいね?」

「りょ……了解デス……」

 

 バレた場合、私も巻き添えをくらう可能性が非常に高いから、ここは絶対に隠し通さなくては!

 

「そ……そうだ! フリードさんの新しい戸籍を見繕ったのってミカエルさんだって聞きましたよ?」

「はい。彼には本当に申し訳ない事をしてしまいました。こんな事で詫びになるとは到底思っていないのですが、それでも、可能な限り彼の願いを叶えてあげたいのです」

 

 よし! なんとか話を逸らせることに成功したぞ! やるじゃん私!

 

「彼、ちゃんとコンビニでバイトをしながら頑張ってるみたいですよ。バイト先で彼女出来たとかって言ってました」

「そうですか。それはなによりです」

 

 写真で見ただけだけど、かなりお似合いのカップルだったよな~。

 近い内にフリードさんが働いているコンビニに行ってみようかしらん。

 

「でも……なんでかな。これからフリードさんにはとんでもない事が起きそうな気がする」

「とんでもない事とは?」

「いきなり血の繋がらない妹が出来たり、恋人の親友に想いを寄せられたり、年下の女の子に好きになられたり、ふとしたことが切っ掛けでミリタリー趣味の女の子に惚れられたり」

「ず……随分と具体的ですね……」

 

 私にも分からないんだけど、オタクとしての勘がそう言ってる気がするんだよ。

 フリードさんには間違いなく女難の相があると!

 

「「おや?」」

 

 話が途切れた途端、少し離れた場所から、かすかに姫島先輩の怒号が聞こえたような気がした。

 

「向こうも盛り上がっているみたいですね」

「盛り上がっている……のかなぁ~……」

 

 今の声……明らかに喧嘩だよね……?

 いや、あれは喧嘩ってよりも、先輩が一方的にバラキエルさんを怒鳴っている感じがした。

 あの二人の間に何があったのかな……。

 いや、考えるのはやめよう。

 私とこの作品ににそんなシリアス思考は似合わない。

 向こうの話が終わるまで、取り敢えずはミカエルさんに私の動画の感想でも聞こうかな?

 

 

 

 

 

 




              アザゼル 今日の格言


「三大勢力が技術を結集させれば、モビルスーツとはいかなくても、オーラバトラーぐらいは造れそうじゃね?」

 アザゼルが自宅で『聖戦士ダンバイン』のブルーレイを見ていた時に発した言葉から抜粋。

歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?

  • 是非とも見たい!!
  • 別にいいかな~
  • 千夏ちゃんは俺の嫁!
  • いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
  • よろしい、やりたまえ
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