ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~ 作:とんこつラーメン
原作主人公、戦闘とは全く関係の無い所で大活躍の巻。
「なんかもう色々とカオスだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
読者の想いの全てを一言で代弁してみせた一誠のセリフから始まった今回。
グラウンドに集結した懐かしの面々+αに全員が戸惑いを隠せないでいた。
「ミ……ミルたんっ!? どうして彼がここにっ!?」
「レヴィアたんも大切なお友達だけど、千夏ちゃんもとっても大事なお友達なんだにょ。だから、困っている事があればいつでも駆けつけると決めてるんだにょ!」
「ミルたん……!」
「つーか、いつの間に二人は仲良くなってたんだ……?」
奇妙な友情を築いていた二人が窓越しに会話している姿に困惑していると、裕斗が部屋から出て行こうとしている姿を目撃した。
「木場? どこに行くんだ?」
「決まっているじゃないか。阿部さんの所だよ」
「だよな……」
「まさか阿部さんが来てくれるなんて……。これで僕達は万の味方を得たも同然だ。けど、だからと言って甘えてばかりは嫌だからね。僕も阿部さんと一緒に戦うよ!」
「そ……そうか。頑張れ」
「あぁ! 僕達の勇姿をとくと見ていてくれ!」
実に爽やかなスマイルを残して、裕斗は阿部さんの元に走り去っていった。
「って言うか、あの全身黒ずくめの奴はマジで誰だよ!?」
「何言ってるんだよ。俺はフリードさ」
「嘘つけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!! 完全にキャラが変わってるじゃねぇか!! 白いコートを黒に変えたのはまぁ許せるけど、髪まで真っ黒に染まってるし!!」
「折角、日本に帰化したんだから、少しでも日本人っぽくしようと思って髪を黒く染めたんだ。似合ってるかな?」
「似合ってるよコンチクショウ……! しかも、性格まで完全に変わりやがって……」
「もう俺は昔の俺じゃない。今の俺は『フリード・セルゼン』じゃなくて『桐ヶ谷和人』だ!」
夜なのに歯をキラ~ンと光らせてのサムズアップ。
それを見たアーシアは完全に胸キュンしていた。
「フリード神父……いえ、桐ヶ谷さん……♡」
「俺の事は『キリト』って呼んでくれ、アーシア」
「はい……キリトさん……♡」
「あれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!? アーシアの目が完全に恋する乙女の瞳になってるんですけどぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
兵藤一誠、またもやヒロインを一人失う。
「まさか、あのフェニックス兄妹までもが来るとはね……」
「ふっ……。他でもない千夏の頼みでしたからね。収録が終わってすぐに駆けつけました!」
「私は、出番が来るまでずっと近くのコンビニで待機してました」
「それでいいのか名門貴族」
ここで復活した一誠の冷静なツッコみ。
今回は一誠のツッコみ祭りでお送りします。
よかったな。念願の出番だぞ。
「ちっとも嬉しくねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
なんと贅沢な。
世の中のモブキャラ全てに焼き土下座で謝罪しろ。
「地の分が俺を殺しに来てるんですけどっ!?」
「あれ? そう言えばアザゼルはどこに?」
「アザゼル様ならば、ついさっき放送室に向かいました。鍵をお渡ししたので」
「俺の事は無視ですかっ!?」
「さっきのBGMは彼の仕業か……」
涙をちょちょ切らせながらの訴えも全く耳に入らない。
「シリアスっぽい雰囲気なのに……微塵もシリアスじゃないにゃ……」
ここでの貴重な常識人枠の黒歌の呟きが妙に大きく室内に響いた。
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・・
・
襲い掛かろうとした魔術師達に待ったをかけ、仲間と共に登場した千夏。
一瞬だけ怯ませる事には成功したが、千夏の姿を見てすぐに立ち直り、彼女に向かって蔑みの視線を送った。
「ふん! 誰かと思えば小娘と有象無象の輩! しかも、この集団の中心はあのような小娘! 簡単に捻り潰してくれるわ!」
「ふむ……確かに、今のままの私は、どこにでもいる貧弱系ゲーマー美少女だからね。お世辞にも戦闘向きとは言えない」
「おい……あいつ、自分で自分の事を美少女って言ったぞ」
「美少女を美少女と言って何が悪い」
腕組みをとき両手を制服のポケットに入れる。
その瞬間、千夏の背中から『白龍皇の光翼』が展開された。
「戦闘が出来ないのなら、
「あ……あの翼はまさか!?」
「あの娘が現代の白龍皇だとでも言うのか!?」
驚愕している魔術師達にちょっと優越感を感じながら、千夏は精神を集中させた。
「いくよ……アルビオン」
『任せておけ』
目を瞑り、両手をそっと胸に当ててから、まるで妖精のように透き通った声で歌い始める。
「Vanishing Dragon Balance Bleaker」
『あれ? それって自分で言っちゃうの?』
的確な一誠のツッコみを無視して、千夏の体が白い光に包まれる。
「こ……この光はなんだっ!?」
「眩しいっ!?」
光の中で、千夏の体が徐々に変化し、同時に白い鎧のような物が纏われていく。
「流石は俺の千夏……。もう既に禁手に至っていたのか!」
『誰がテメェの千夏だ! 人の娘に向かって変な事を言うんじゃねぇ!』
「この声は千夏の御父上か! お願いします! 娘さんを私に下さい!」
『誰がやるかボケがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』
グラウンドと放送室越しに繰り広げられるアザゼルとライザーのアホなやり取りは一先ず置いといて。
『置いておくのっ!?』
光が段々と収束し、変身した千夏が姿を現した。
「「「「「あ……あれはっ!?」」」」」
そこに立っていたのは、先程までの幼女体型の少女ではなく、どこから見てもグラマラスなボンキュボンの女性だった。
『誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?』
「千夏だよ!!!」
真っ白で長い髪は更に伸びて、もう地面につきそうな勢い。
アホ毛の数も一本から二本に増えて、さっきからピクピクと動いている。
そして、その全身には白い軽装の鎧が部分的に纏われていて、防御性能と美しさの両立を見事に果たしている。
勿論、その背からは白龍皇の象徴とも言うべき翼もバッチリと生えている。
「これが私が禁手に至った姿。名付けて『大人モード』!!」
『ド直球だなオイ!』
千夏のあまりの変わりように、事情を知っている面々以外は度胆を抜かされた。
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「あれが柊さんの禁手……!」
『本来ならば全身が鎧に包まれる筈が、ああした姿になっているという事は、間違いなく白いのの方が使い手に合わせて変化したに違いない』
レアなドライグの長い説明を聞きながら、一誠は唾を飲んだ。
「スゲー美人……胸も超でっかくなってる……」
『え? 注目するのってそこ?』
ドライグも一誠に感化されたのか、ツッコみをし始めた。
「リ……リアス――――――――――っ!?」
「ソーナちゃんまでっ!?」
緊張感に包まれた部屋に魔王二人の悲鳴が響く。
よく見たら、リアスとソーナが大量の鼻血を流しながら倒れていた。
「お……大人になった千夏……♡」
「素敵すぎます……♡ これだけで、私は後1000年は頑張れます……♡」
「「うわぁ……」」
普通に見れば大参事だが、実際には興奮のし過ぎで感情がリミットオーバーしただけだった。
すぐに事情を把握した魔王二人もドン引きし、以外と冷静な黒歌がどこからか持ってきた雑巾で床に付着した血を律儀に拭いている。
『説明しよう!』
「アザゼル?」
『千夏の神器『白龍皇の光翼』の能力は『半減と吸収』だが、千夏は今まで吸収し続けた膨大なエネルギーをずっと体内に溜め込んでいて、それを一気に開放する事で体すらも変化をし、あのような最高の素敵ボディへと変身するのだ! 可愛いぞ千夏~!!』
「しれっと親バカ披露しやがった!」
『別に禁手を使用せずとも発動自体は可能だが、禁手状態と同時に発動させることで凄まじい戦闘能力を発揮するのだ!』
「だから、アザゼルさん達は安心して送り出したのか……」
地味に千夏との差を感じて劣等感を抱きそうになるが、そもそもスタートラインからして違うので、それはお門違いだとすぐに思い至った。
『因みに、大人モードになる事は『魔法少女リリカルなのはvivid』から、禁手の時のデザインは『戦姫絶唱シンフォギア』からヒントを得たそうだ。俺はフェイトとクリス派だ!』
「めっちゃどうでもいい情報だ!? 俺はなのはとマリアが好きです!」
こっちもどうでもいい情報を頂きました。
『赤龍帝、よく見とけよ。千夏は神器が『所持者の精神力に左右される』って言う特徴を地で行くような奴だ。アイツの妄想力が神器と千夏自身に莫大な力をもたらしている』
「精神力……」
『千夏!! オタクの底力と妄想から生まれる無限の可能性を、あのバカ共にたっぷりと見せつけてやれ!!!』
余談だが、ギャスパーは恐怖に打ち勝つ為に、さっきからずっとジョジョ立ちで勇気を奮い立たせて、小猫の姿はいつの間にか消えていた。
まぁ、どこに行ったのかは読者の諸君にも分かると思うが。
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「フフフ……。了解だよ、親父殿」
大人びた愁いを帯びた笑みを浮かべ、魔術師達を見下ろす。
それを見て、各々に反応を見せる白龍皇チーム。
「なんと……! 千夏は妹属性だけではなくて姉属性も兼ね備えていたのか!」
「大人な千夏さん……美しすぎますわ……♡」
「すっごくカッコいいにょ! 千夏ちゃん!」
「流石は天下に轟く二天龍を宿しているだけはあるな。こっちも負けてられないぜ!」
「おいおい……とんでもない切り札を隠し持ってやがったな」
「千夏さん千夏さん千夏さん千夏さん千夏さん千夏さん千夏さん千夏さん……♡♡♡」
「これはまた……」
「本当に大きくなったな……物理的に」
悶絶三名。素直な感想三名。普通に感激二名。
取り敢えず、悶絶した三人は頭を冷やせ。
「ええい! あんなもの唯のこけおどしだ! 姿が変わったからと言って、中身まで変わったとは限らん!」
明確なパワーアップを見せられても、全く怯まないのが敵役の真骨頂。
だがしかし、それは明らかな悪手である。
「馬鹿な奴等。お前達なんて……月に変わってダブル・サテライトキャノンよ!」
『消し炭も残らねぇよ!!』
ダブル・サテライトキャノン。
嘗て『スーパーロボット大戦R』にガンダムXが参戦した際に披露した、ガンダムDXとガンダムXの反則級の攻撃力を誇った合体攻撃。
使用条件は厳しいが、フル改造、精神コマンドフル活用すればラスボスすらもワンパンしかねない超オーバーキルな、間違いなくガンダム系では最強クラスの合体攻撃である。
『地の分が非常にどうでもいい情報の説明をしやがった!』
ツッコみありがとう。
「馬鹿にしおって……! 構わん! 殺せ!!」
「ふん! お前達相手に全力を出すのも馬鹿らしいから、ここは『ドラゴン縛り』で戦ってやろう」
『ドラゴン縛りってなんだ?』
「いくぞ!!」
腰を低くし、両手をくっつけて後ろにやる。
すると、 手の平に膨大な気が集中していく。
『あ……あれって……まさか……!?』
「真空ぅぅ……波動拳!!!」
「「「「「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」
『その【リュウ】かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?』
真っ直ぐに伸びた青白い気のレーザー砲が、油断をしていた魔術師たち目掛けて一直線に放たれ直撃した。
「これで終わると思うなよ!!」
真空波動拳を放ち終えると、すぐに屋上からジャンプして夜空に飛び上がる。
「天に竹林! 地に少林寺! 目にもの見せるは最終秘伝!!」
千夏の背中から白龍皇の翼とは違った羽が生え、全身が黄金に光り輝く。
「真!! 流星胡蝶けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!」
『今度は【ドラゴンガンダム】ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?』
「か……回避!! 回避しr……ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
避けろと言った本人が避けられず、そのまま派手に吹き飛ばされた。
そのまま、本物の流星のように飛び回り、何人もの魔術師達を蹴散らし、最後は大きな地響きを鳴らして地面に降り立った。
「くっ……! 土煙で何も見えん……!」
「ドラゴン最大の奥義……!」
「へ?」
土煙の向こう側で、何か緑色の光が見えた。
しかし、それを確認する間も無く幾多の魔術師達が上空に吹き飛ばされた。
「廬山……昇龍覇―――――――――――――――――!!!!!」
「「「「「ぎゃぴぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」」」」」
『そんでもって【ドラゴン紫龍】かよぉぉぉぉぉぉぉっっ!?』
「か~ら~の~?」
『まだやる気っ!?』
「廬山百龍覇――――――――――――――!!!!!」
『もうやめたげて!! 魔術師さん達のHPはもうゼロよ!!』
碌な攻撃すら出来ずに、魔術師達が次々と倒されていく。
もう完全に彼等は千夏の踏み台となってしまった。
「まだ終わらんぞ!! 私のターン!!」
『またかよ!?』
いつの間にか
「私は、場に出ている『ブラッド・ヴォルス』と『ブレイドナイト』を生贄に捧げ、我が最強にして至高の
『ちょ……ちょっとっ!? そこまでする!?』
「出でよ!!
二体のモンスターが消え去り、その代わりに美しい白い鱗の、超絶的な迫力を持つ一体の龍が出現した……が、どうもデザインが微妙だった。
【とんこつラーメンが描いた青眼の白龍 攻撃力3000】
『なにやってんだ作者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』
うっさい。偶には書きたくなるんじゃ。
「まだ私のターンは終わらない! ここで手札から【死者蘇生】を発動! 墓地から【ロード・オブ・ドラゴン -ドラゴンの支配者―】を特殊召喚!! 更に! 場に伏せておいた魔法カードを発動! 【ドラゴンを呼ぶ笛】!!」
『このコンボって……冗談だろっ!?』
「ブルーアイズ三体召喚!!」
『って事は、ここから……』
「手札から魔法カード発動!! 【融合】!!」
『だと思った!!』
三体の白き龍が一つとなり、ここに究極の龍が誕生する。
「降臨!!
『魔術師さん達逃げて―――――――!!!』
そんな一誠の叫びも空しく、千夏の召喚した究極龍から無情な一撃が放たれる。
「アルティメット・バースト!!!!!」
「「「「「「びぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」」」」」
魔術師、粉砕!!(してません。吹っ飛んだだけです)
千夏によって次々と蹂躙される魔術師達。
だが悲しいかな。まだ千夏の蹂躙劇は終わらない。
それと忘れがちだが、仲間達もまだ残っているのだ。
魔術師達の苦難は、次回も続く。
ネタ祭り。
勿論、次回も。
それと、大人モードになった千夏のイメージは『天上天下』のヒロインの『棗真夜』です。
スタイルはリアスや朱乃クラスになっています。
歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?
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是非とも見たい!!
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別にいいかな~
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千夏ちゃんは俺の嫁!
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いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
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よろしい、やりたまえ