ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~ 作:とんこつラーメン
今回は前々からずっと挟み込もうと思っていた原作ネタにしようと思っています。
「あけましておめでと~」
「おめでと~」
まずは新年の挨拶だよね。
私だってそれぐらいは弁えてますぜ。
「千夏? いきなりなんで新年の挨拶をするの?」
「あ。気にしないで。こっちの話だから」
つーわけで、今年もよろしく頼むのぜ。読者の皆。
と言っても、特に活躍する訳じゃないだろうけど。
2019年も、のんべんだらりと過ごしていきますよ。
はい。やる事はやったので、本日ものんびりと部室にて過ごしますですよ。
「はふぅ~……朱乃さんの紅茶を飲みながら過ごす部室での放課後は、なんともいえませんにゃ~」
「我、朱乃の紅茶好き」
「うふふ♡ そう言って頂けると、こちらも淹れ甲斐がありますわ」
前にも言ったかもだけど、、もう完全に定番になってきてるよね~。
「つーか、なんで普通にオーフィスも部室にいるんだ?」
「別にいいじゃん。オーフィスちゃんだけ家にお留守番させる訳にはいかないでしょ?」
「え~……?」
「私は別に構わないわよ? 割と大人しい子だし、特に問題が出ているわけじゃないしね」
「ほら。我等が部長からもお許しが出てるんだよ?」
「う~ん……リアス部長がそう言うならいい……のか?」
因みに、オーフィスちゃんは前と同じように裏口から入って来てます。
彼女も既に裏口の位置は覚えたみたいで、その気になれば一人でも来れるって言ってた。
「これ、食べる?」
オーフィスちゃんの腕に巻きついているウチのペットの蛇ちゃんが、美味しそうにお茶請けのクッキーを食べている。
もう完全に見慣れた光景だ。
「蛇がお菓子食ってる……」
「動物学者が見たら、卒倒しそうな姿だよね……」
「でも、割と人懐っこいですよ?」
小猫ちゃんの言う通り、この子は思っている以上に他人に懐きやすい。
もう既に私やオーフィスちゃん以外にも、小猫ちゃんや朱乃さんにも懐いてるし。
「まるでオーフィスちゃんの使い魔さんみたいですね~」
「使い魔……」
使い魔……ねぇ……。
「あの~……ちょっといいですか?」
「どうしたの? 千夏」
「前々から思ってたんだけど、このオカ研に所属している皆って、全員が使い魔を持ってるの?」
「一誠君以外はそうなるね」
「なんで一誠君以外?」
「前に俺も使い魔を手に入れようとしたことがあるんだけど……色々とあってな」
「別に気にする必要は無いです。いつものように破廉恥なことをしただけですから」
「成る程、分かった」
「お願いだから分からないで」
彼のセクハラもいつもの出来事だしね。
ただし、今は私に変な事をしたら最後、すぐに義父さんが飛んできて『父親の愛の鉄拳』が炸裂するだろうけど。
「千夏も使い魔が欲しいの?」
「欲しいってよりは、持っていた方がいいのかな~って思って」
「どーゆーことですか?」
「ほらさ。私って仮にも『白龍皇』なんて御大層な肩書を持ってる訳じゃん? だったら、使い魔の一匹ぐらいは所有してないといけないのかな~って」
『ふむ……確かに、歴代の連中も人間の身でありながら使い魔を持っていた者ばかりだったな。なぁ、赤いの』
『そうだったな。我等、二天龍を宿す者となると、それは凄い奴を使い魔にしていたもんだ』
「例えばどんな?」
『伝説の魔獣とか、幻の古代生物とかだな』
「スケールがデカい……」
「それなのに、一誠先輩は前に服だけを溶かす破廉恥なスライムを使い魔にしようと企んでましたよね」
「うぐっ……! まだ根に持ってたのね……」
「当然です。寧ろ、忘れると思ったんですか?」
「思ってません……」
そんな奴を使い魔にしようとしてたの?
よかった~……危うく、私も服を解かされて魅惑のロリロリボディを披露するところだったじゃないか。
「使い魔が欲しいのなら、今からでも行ってみる?」
「いいの?」
「勿論。まだ時間はあるし、千夏だけならそこまで掛からないだろうし」
そんな訳で、今日のオカ研の活動は私の使い魔ゲットになる事に。
「どんな場所に取りに行くの?」
「『使い魔の森』って場所に行くのよ」
「そのまんまの名前だなぁ……」
「言ってやるなって。俺も最初はそう思ったけど」
だよね。
「一応、義父さんにメール打っとこ」
「そういや、今日はアザゼル先生来てないんだな」
「義父さんは、今日は珍しく真面目に職員会議に出てるよ」
「珍しくって……」
「その気になれば、認識疎外魔法で誤魔化しそうだし」
「有り得そうで怖い……」
でも、今日は普通に出席してます。
多分、私の好感度を上げようと必死なんじゃない?
「送信完了……っと」
「それじゃあ、早速行きましょうか」
「「は~い」」
いつもの如く、魔法陣にて使い魔の森って場所にごあんな~い。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「ほぇ~……」
到着した場所は、見るからに『森!』って感じの鬱蒼とした場所だった。
私が白龍皇だからなのかは知らないけど、そこかしこから沢山の生き物の気配を感じる。
「ここが使い魔の森よ」
「凄い所だね~……」
「我、始めてきた」
「そうなの?」
「ん」
そっか。オーフィスちゃんは一昔前の私と同じで引き籠ってた身だもんね。
色んな物が新鮮に映ってるんだ。
「私達も、実際にここで使い魔を手に入れてきたの」
「それはいいけど、ここからどうやって使い魔をゲットするの?」
「一応、ここには使い魔に関するエキスパートがいるんだけど……」
「あぁ……アイツか」
「一誠君は知ってるの?」
「まぁな。柊さんがアイツを見たら、絶対にボケをかますに違いないぜ」
「それ程の人なの……?」
私のボケが確定する程の人物とは一体……?
「ゲットだぜ!!」
「ほら来た……」
なんか中年男性っぽい人の声が聞こえてきたら振り返ると、そこには明らかに秋葉原とかにいそうなコスプレをしたオッサンが大きな木の枝の上に立っていた。
どんな姿をしているかというと……もうぶっちゃけるね。
ポケモンの初代主人公であるサトシのコスプレをしたオッサンです。
「お? またアンタらか? また使い魔でも取りに来たってのかい?」
「そうよ。今日は、この子の使い魔を手に入れに来たの」
「その白い髪のお嬢ちゃんがか? 見た感じは人間のようだが……」
「確かに千夏は人間だけど、これでも天下に名高い二天龍の一角である白龍皇を宿している女の子なのよ」
「なんだってっ!?」
白龍皇のネームバリューはこんな場所でも有効と。
ほんと、お前さんは有名人ならぬ有名龍だね、アルビオン。
「そうかそうか。その子が現代の白龍皇ならば、使い魔を持とうとしても不思議じゃない。いいぜ! ここは俺様が協力してやるぜい!」
「感謝するわ」
協力は素直に嬉しいけど、なんとも複雑な気分。
「一応、自己紹介をしておくぜ! 俺の名はマザラタウンのサトゥージ! 使い魔マスターを目指して修行を重ねている悪魔だぜい!」
「もうまんま過ぎるね……」
「だろ?」
これは強烈なインパクトだわ……。
一誠君があんな風になるのも頷ける。
「ところで質問~」
「なんだぜ?」
「もしかしてサトゥージさんには、緑色の服を好んでよく着る幼馴染兼ライバル的な人がいたりするんですか~?」
「おぉ! よく分かったな! 俺っちには幼い頃から共に生きてきた宿命のライバルがいやがるのだぜ! その名も『シーゲル』!」
「伸ばしただけじゃん……」
どこがとは言うまい……。
それはきっと、感想欄で読者の皆がしてくれるだろうから。
「私は柊千夏です」
「おう! 千夏だな! 覚えたんだぜ!」
早いな。
「早速、使い魔を求めて出発するんだぜ! 大丈夫! 俺ッちがバッチリとサポートとアドバイスをしてやるから、大船に乗った気でいるといいんだぜ!」
それが泥船でない事を心から願うよ。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
サトゥージさんを先頭にして森の中を進んでいく私達。
結構人が来るのか、自然と道が出来上がっていた。
「やっぱ、天下の白龍皇の使い魔ともなれば、すっごい奴じゃないと釣り合わないと思うんだぜ」
「一番のお薦めは名高き龍神の一角でもあるティアマットなんだが、この時期は眠りについている上に、余りにも危険すぎるんだぜ」
「確かに強そうだけど、大きすぎるのはなんか嫌だなぁ~……」
私には明らかに分不相応な気がするし。
「だったら、『凄い使い魔』よりも『珍しい使い魔』にすればいいんだぜ」
「例えばどんな?」
「ウンディーネやシルフといった精霊の類とか、後は幻獣とかかな?」
「精霊……」
「いや、あれは止めとけ。俺も最初はいいと思ったけど、現実を見たら絶対に幻滅するから」
「そーなの?」
ウンディーネってお淑やかな女性のイメージがあるし、シルフは活発なショタっ子って感じじゃないの?
私はどっちも大好物だよ?
(………っち……よ……)
「ん?」
なんだ……? いきなり誰かに呼ばれたような気が……。
「一誠君、私の事を呼んだ?」
「いや別に」
「そう……」
あれ~? それじゃあ、さっきのはなんだったんだろう?
(こっちだよ……)
お。今度はハッキリと聞こえた。
実際に声として聞こえているってよりは、頭の中にテレパシーのように響いてるって感じだ。
「サトゥージさん。あっちには何があるの?」
「その方向には、幻獣や怪獣達が憩う非常に透き通った美しい湖があるぜ。今の時間帯なら、何かいるかもしねれぇな。試しに行ってみるかい?」
「うん。お願い」
「分かったぜ!」
進路を変更して、サトゥージさんが言った湖に行くことに。
多分だけど、さっきの声はこっちから聞こえてきたような気がするんだよね……。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「到着だぜ」
そこは、物凄く水が透き通った湖だった。
湖の底が少し離れた場所からもよく見える程に。
「綺麗……」
「なんて美しいの……」
「木々の隙間から差し込む光が湖面に反射して輝いてます……」
「なんて幻想的な光景なんだ……」
本当に圧倒された。
自然の作りだす美しさって、本当に凄いよね……。
「う~ん……何かいるかもと思ってたが、何もいねぇな……」
キョロキョロと辺りを見回しても、生き物の影すら見当たらない。
やっぱり、あれは唯の幻聴だったのかな?
そう思って諦めかけた、その時だった。
「おぉぉっ!? あれはっ!?」
木々に阻まれて私から見えない場所から、ゆっくりと一匹の幻獣が湖の中を歩いてきた。
真っ白な毛並みで、青く綺麗な瞳。
そして、その頭に頂くのは雄々しき一本の角。
「間違いない……超激レアである幻の幻獣……純白の一角獣『ユニコーン』!」
「なんですってっ!?」
ユニコーン……。
MSとしてのユニコーンなら詳しく知ってるけど、本家本元とユニコーンをこの目で見る日が来るとは思わなかった。
「この森で長いこと修行してるが、ユニコーンを見たのはマジで初めてだぜ……」
「もしかして俺達……スゲー光景を目撃してる?」
「もしかしなくてもそうだよ……」
「見ているだけで、自然と視線が吸い寄せられていきます……」
綺麗な湖に佇む純白の一角獣。
これだけでどっかの有名な絵画みたいだよ……。
(ようやく会えた。白き龍の乙女)
また聞こえたっ!?
「まさか……」
私が湖の淵まで歩いていくと、ユニコーンもこっちに寄ってきた。
「君が……私の事を呼んでたの……?」
(その通りだよ。白き龍の乙女)
マジかよ……。そんなのってアリ……?
「ち……千夏?」
「大丈夫なんですの……?」
「うん……危険性はないっぽい。って言うか……」
ユニコーンが私に顔を摺り寄せてきた。
サラサラの毛並みがくすぐったくて気持ちがいい。
「この子……ずっと私の事を待ってたみたい……」
全員の目が点になって黙り込んでしまった。
いや、オーフィスちゃんだけは状況をうまく理解出来てなくてポカ~ンってしてるけど。
「「「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」」」」」」」
本当は一話で終わらせたかったけど、いつもの如く次回に続きます。
千夏とユニコーンの組み合わせって結構いいと思うんです。
ユニコーンのCVは当然、内山昴輝さん一択ですよね。
歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?
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是非とも見たい!!
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別にいいかな~
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千夏ちゃんは俺の嫁!
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いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
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よろしい、やりたまえ