ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~ 作:とんこつラーメン
私は持ってないんでゲームの概要は知らないんですけど、どうも相当なクソゲーのようです。
私も軽くシステム面なんかを教えて貰ったのですが、明らかにガンブレ2・3よりも劣化してます。
完全にガンダムゲームの名を冠したモンハンになってますよ。
よくあんなゲームを発売しようと思ったなぁ~……。
「もうすぐFGOでプリズマイリヤコラボが復刻するっぽいね。今から楽しみだよ~」
「幾らなんでも唐突すぎる!」
何を言っているのやら。
FGOユーザーとしては、非常に重要な情報じゃないのよ。
またあの魔法少女達に会えるんだよ?
「「「おぉ?」」」
私達が列車に乗った途端、いきなり汽笛が鳴り響いた。
初めて聞いたけど、思っていた以上に耳にくるんだね~。
「まるでSLみてぇだな」
「詳しいの?」
「いや。でも、男として電車とか列車には少なからず興味はあるんだよな」
男の子だもんね。
そういった物に興味が出るのは仕方がないよ。
「それじゃあ、皆は好きな場所に座ってくれて構わないわ」
「リアス部長はどうするんですか?」
「私は一番前の車両に行くわ」
「これまたにゃんで?」
「グレモリー家の一員の者は、この車両に搭乗する際は必ず一番前の席に座るようになっているのよ」
「お貴族様独特のしきたりってやつだね」
「そう言う事。あぁ……ほんの僅かな間とはいえ、千夏と離れるなんて辛すぎるわ……」
「いや。いつも下校時には離れてるでしょうが」
遂に一誠君は部長にもツッコミをし始めるようになったか。
もう立派なオカ研のツッコみ係だね。
芝居がかった口調でグレモリー部長は先頭車両へと向かって行った。
私的には何かされる心配が減るから大助かりなんだけど。
「私達も座ろうか」
「それはいいけどよ、そのセグウェイはどうする気だ?」
「それなら大丈夫。だよね、義父さん?」
「おう。ここをポチッとな」
義父さんがボタンを押すと、セグウェイが変形を開始。
あっという間に手持ちバックぐらいの大きさまでになった。
「うぉっ!? いきなり小さくなったっ!?」
「これで、いつでもどこでも持ち運び可能って訳だ」
「もうマジでさ、アザゼル先生ってフィクションを現実に出来そうだよな……」
「俺もそれを目指して頑張ってるぞ。今は取り敢えず、ライトセイバーをどうにか作れないか模索中だ」
「それを考えたこと自体が普通にスゲェ……」
ライトセイバーか~。
木場君辺りに持たせたら、普通に無双しそうだよね。
「俺はちょっくら喫煙車両まで行ってくる」
「いってらっしゃい」
「あぁ。そうだ、一誠……」
「な……なんすか?」
「もしも千夏とオーフィスにエロい事をしたら、地の果てまででも追いかけてお前を殺すからな……!」
「そんなことしませんから!」
「どうだかな。千夏、何かされたらすぐに携帯に連絡しろ。すぐに駆けつけてやるからな」
「問題無いとは思うけど、その時は遠慮無く電話する」
「いい子だ。んじゃ、俺は行くわ」
一誠君ってば顔が青くなってるよ。
今の義父さんって、そんなに迫力あった?
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
私達全員が座ってから、それを見計らったように列車が出発した。
私の隣にはオーフィスちゃんと小猫ちゃんがいて、向かい合うように一誠君とギャー君がいる。
他の皆もそれぞれに座っているけど、そこまで席は離れていないから、座ったままでも十分に会話が可能だ。
「そういや、この列車で冥界までどれぐらい時間が掛かるの?」
「約一時間ぐらいです」
「列車で一時間か。長いような短いような。なんとも微妙な時間だな」
「だね。中途半端に暇になるよね」
ま、こんな事もあろうかと思って、私はちゃんと準備をしてきたんだけどね。
「柊さん。最初から思ってたけど、なんか妙に荷物多くね?」
「私も思ってました。何が入ってるんですか?」
「色んなゲーム一式。後は、サーゼクスさんの息子さんへの手土産」
「ゲームはともかく、ちゃんと手土産とか持ってきてたんだな。……ん? 息子さん?」
「あれ? 知らなかった? サーゼクスさんとグレイフィアさんの間には一人息子がいるんだよ」
「そうだったのか。分かってれば、俺も何か持ってきたんだけどな」
「例えば何を?」
「やっぱゲーム系だろうな。今時の子供なら、まず間違いないだろ」
「確かにね」
「千夏先輩は何を持ってきたんですか?」
「ガンプラ。これも男の子ならゲームと同じぐらいにハズレは無いと思うし」
「一理あるな。因みに何を?」
「それは秘密」
読者の皆にだけちょっとヒント。
悪魔っぽい機体をチョイスしました。
「千夏」
「ん? オーフィスちゃん、どうしたの?」
「我、暇」
「そうだね。このまま一時間ずっと話し続けるのは無理があるよね」
「確実にどこかで話が詰まって沈黙タイムに突入するよな」
「会話アルアルですね」
実際、ギャー君はさっきからずっと窓の景色ばかり見ているし。
「よし。ここはこの千夏ちゃんが一肌脱ぎましょう」
「何をする気だ?」
「ゲームをするだけ。出すのは勿論、ニンテンドースイッチ」
「ソフトは?」
「スマブラ一択でしょ」
「だよな」
つーわけで、早速セット。
窓際に丁度いい置くスペースがあったから、そこに画面を置く。
「はい。まずは一誠君VSオーフィスちゃんね」
「我、頑張る」
「へへ……! 俺の腕を見せてやるぜ!」
なんて意気込んでるけど、数分後……。
「う……嘘だろ……! 俺のピカチュウが成す術も無く倒されただと……!」
「我、強い」
オーフィスちゃんのスネークの圧勝。
終始、オーフィスちゃんのペースに乗せられてたね。
「オ……オーフィスさん、凄いですね~」
「ギャー君もやる?」
「いいんですか?」
「勿論。遠慮しなくてもいいよ」
「じゃ……じゃあ……やります」
「おし! 今度こそ勝つ!!」
二分後。
「やりました! 勝った~!」
「また負けた……」
ギャー君のクラウドが一誠君の使うシモンを滅多切りにして吹っ飛ばした。
少しは頑張ってたけど、これは相手が悪かったね。
ギャー君は私が認める生粋のゲーマー。
きっと、オーフィスちゃんともいい勝負を繰り広げるに違いない。
「次は私がいいですか?」
「小猫ちゃんが? 出来るの?」
「一応は。この間、姉さまが買ってきましたから」
「黒歌さん……」
見かけによらず、あの人も相当なゲーマーなのかな?
だとしたら、いつかスマブラで対戦してみたいな。
「何使う?」
「え~っと……」
「今度こそ勝ってやる……!」
燃えてるね~。
今の所、一誠君は二連敗だもんね。
そりゃ、嫌でもやる気に火が着くか。
「ところで、さっきから何食ってんだ?」
「駅で買った駅弁」
「何弁当なんですか?」
「スパロボOGコラボのトロンベ弁当。税込1200円」
「駅弁とコラボしてんのかよ……」
「駅弁って、無駄に高いですよね」
「材料とかを厳選してるんでしょうか?」
「かもしれねぇな」
高い金を払っただけあって、この弁当は本当に美味しい。
あ、ちゃんとオーフィスちゃんの分も買ってあるよ?
駅に来るまで、ずっと朝ご飯食べてきてなかったら。
私の隣でオーフィスちゃんも美味しそうに食べてるし。
「「もきゅもきゅ」」
この卵焼き一つとっても凄く美味い……♡
フワフワしてて、口当たりが抜群だ!
「決めました」
「よし! やろうぜ小猫ちゃん!」
「負けませんから」
「それは俺のセリフだぜ! 三度目の正直、今度こそ絶対に勝ってみせる!」
私達は弁当を食べながら観戦しましょうかね。
なんて思ってたんだけど、試合開始から3分後……。
「これで……トドメです」
「ちょっ! このタイミングでそれは反則……あぁっ!?」
小猫ちゃんの使うリュウの真・昇竜拳が見事にヒット!
一誠君の操るガノンドロフが遥か彼方まで吹っ飛んでいった。
「マジかよ……。これで三連敗……」
「リュウは私の心の師匠です」
もしかして、小猫ちゃんって格ゲーが大好きだったり?
後で試しにやらせてみるか……。
「こうなったら自棄だ! 柊さん、俺と勝負だ!」
「お? 私に挑んじゃう? いいよ~。丁度お弁当も食べ終わったし」
だ~れ~に~し~よ~う~か~な~っと。
よし決めた。
「戦ろうか」
「おう!」
一分後。
「ハイ終わり」
「そんなぁ~! キャプテン・ファルコン~!!」
はっはっはっ~! 私のしずえさんに勝てるわけないでしょうが~!
これに勝てるのは今のところ、オーフィスちゃんだけなんだよ!
「分かってたけど、柊さんの強さ……半端ねぇ……」
「完全なワンサイドゲームでしたもんね」
「千夏、ゲームも強い」
「凄いです~」
伊達に引き籠りをしていた訳じゃないのですよ!
不登校は伊達じゃない!
「まだやる?」
「もういい……。俺のメンタルはズタボロだ……」
「そう。それじゃあ、私達でしようか」
「「はい」」
「ん」
今度は一誠君が観戦をして、私達だけでする事に。
これは面白い試合が期待できそうですぞ~。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
ゲームの途中で車掌のレイナルドさんって言うおじいさんがやってきて、変な機械で私達をスキャニングしていった。
なんなのか聞いてみたら、その機械で簡易的な入国手続きをしたみたい。
色々と根掘り葉掘り聞かれる事が無くて助かったよ。
テレビとかでよく見かけるけど、あれって絶対に面倒くさいでしょ。
だから、私は絶対に海外旅行とか行きません。
何が悲しくて日本製のアニメもラノベも無い場所に行かなくちゃいけないのか。
さっぱり分からないよ。
オーフィスちゃんのカービィとギャー君のマリオが死闘を繰り広げていると、列車はいきなり『次元のトンネル』って場所に突入。
そして、ギャー君のマリオが派手に場外に飛ばされた直後にトンネルを抜けた。
「「「おぉ~」」」
またもや私と一誠君とオーフィスちゃんの声が重なる。
トンネルを抜けた窓からは、空の色が紫である事を除けば、凄く自然豊かな光景が見えていた。
「なんか、私が想像してた冥界とは全然違うんだね~」
「だよな。もっとこう……おどろおどろしい場所を想像してたぜ」
空が紫だったのは予想通りだったけど。
「もう既にグレモリー領に入っているんですのよ」
「朱乃さん」
私達に説明する為なのか、朱乃さんが近くに来ていた。
「ほぇ~……。因みに、広さってどれぐらいなんですか?」
「詳しい数値は知らないけど、リアスが言うには日本の本州と殆ど同じらしいですわ」
「本州と同じっ!?」
一誠君、うるさい。
驚く気持ちは分かるけど、もうちょっと静かにしようね。
「冥界って、そんなにも大きいんですか?」
「話に聞いた限りでは、冥界の広さ自体は地球とほぼ同じぐらいみたいなんだけど、ここには海が無いから、その分広くなっているんですわ」
「成る程」
「しかも、領土が広すぎるから、殆どの場所が窓から見える景色のように手付かずの自然が広がっている状態なんですの」
幾ら敷地が大きくても、有効活用出来なくちゃ意味無いってか。
流石は悪魔の名家だ。スケールが違いすぎるわ。
「一誠君とアーシアちゃんは今年に入って新しく眷属になったから、後でリアスから領土の一部を与えられると思いますわ」
「領土の一部!? いいんですか!?」
「勿論。それが眷属の特権ですから」
領土の一部ね~。
私なら、絶対に手持無沙汰にするな。
「アーシアちゃんはともかく、一誠君に領土の一部なんて与えて大丈夫なんですか?」
「柊さ~ん? それってどーゆー意味かな~?」
「だってさ、一誠君が自分の自由に使える土地なんて持ったら、確実に『オッパイによる、オッパイの為の楽園。オッパイランド!』とか建設しちゃいそうだし」
「偏見が酷いにも程がある!? 流石にそこまではしねぇよっ!? その前に、そんな財力が無いし!」
「もしも財力があったら?」
「………………………」
「そこで真剣に考えてる時点でダメだと思いますよ。一誠先輩」
「ですよね……」
いい加減、そのオッパイ思考から離れればいいのに。
オッパイオッパイ言っていられるのは小学生までだよね~。
「あら」
ここで列車内にアナウンスが。
どうやら、もうすぐ駅に到着するみたい。
「私は席に戻るわね」
「はい」
朱乃さんが戻ってからも、私達のスマブラは続いた。
時折、一誠君が思い出したかのように乱入してくるが、見事にフルボッコにされてる。
「最後に柊さん! もう一回だけ俺と勝負だ!」
「いいよ~。私はいつでもどこでも誰の挑戦も受けるのぜ~」
列車内最後の試合は誰を使おうかな?
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「ピーチ姫~!!」
「終了~」
私のデイジーの会心の一撃が炸裂!
一誠君のピーチ姫はやられてしまった!
「うぅ……結局、一勝も出来なかった……」
「そう嘆かないの。駅に着いたみたいだよ」
既に小猫ちゃんとギャー君は降りる準備をしている。
私達も急がないと。
そそくさとスイッチを鞄の中に入れて、弁当の空箱もビニールに突っ込む。
「さ、急ごう」
少し早歩きで列車内を歩いていくと、途中で義父さんと合流した。
「千夏。俺はもう少し先で降りるから、お前達は先にグレモリー邸に行ってろ」
「それはいいけど、どこに行くの?」
「冥界の首都だ。そこでまたサーゼクスと会って、ちょっとした会議をする事になってる」
「大変だね」
「仕方ねぇさ。これでも堕天使のトップだからな」
「その前に、私の義父さんだけどね」
「嬉しい事を言ってくれるじゃねぇか」
だって事実だし。
私の頭を軽く撫でた後、義父さんはまた喫煙席に戻っていった。
「私達は降りようか」
「そうですね」
列車から降りると、そこには既にグレモリー部長達が待っていてくれた。
私達が最後だったみたい。
「千夏、大丈夫だった? 列車酔いとかしなかった?」
「その辺は問題無いですよ。基本的に私、乗り物酔いってしませんから」
「それはよかったわ……。もしも千夏の気分が優れなかったら、即座に列車を改良しようと思ってたから」
それは大げさ過ぎ。
しかも、この人なら本気でやりかねないから怖い。
「皆、ちゃんと降りてるわね? じゃあ、行きましょうか」
さてはて、とうとう冥界にまで降り立ってしまった私に、これから何が待ち受けているのだろうか。
ここまで来たんだから、面白い事があるといいな。
一誠(スマブラ)でフルボッコに。
今回は相手が悪すぎましたね。
次回から本格的に冥界突入。
千夏はどんなお話を紡いでくれるでしょうか?
歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?
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是非とも見たい!!
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別にいいかな~
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千夏ちゃんは俺の嫁!
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いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
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よろしい、やりたまえ