ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~   作:とんこつラーメン

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随分と久し振りな気がしますね。

これからはもっと更新速度を上げる……事が出来ればいいなぁ~……。







私だってお嬢様なんだよ?

 少しの仮眠の後に、私とオーフィスちゃんはグレイフィアさんによって起こされた。

 なんでも、夕食の準備が整ったらしく、ダイニングルームに来てほしいとのことだ。

 それを聞いて、少し急いで部屋を出ようとすると、グレイフィアさんに寝癖が出来ていると止められて、彼女に髪を整えて貰う事になった。

 誰かに髪を梳いてもらうなんて初めて……いや、久し振りかもしれない。

 昔は義父さんとかに梳いてもらってたし。すっごい下手だっだたけど。

 でも、あれはあれで嬉しかったんだよね。

 

「それでは、遠慮無く食事を楽しんでくれたまえ」

 

 んでもって、私達オカ研メンバー+αは豪華絢爛なテーブルに乗っている数々の高級料理の数々を見て戸惑っていた。

 だって、こんな料理、普段は絶対に食べないもん。

 

 私達以外には、グレモリー部長のお父さんと、数時間前に私とオーフィスちゃんを着せ替え人形にして遊んでいた部長のお母さんのヴェネラナさん、それからミリキャス君が座っている。

 ミリキャス君はさっきからチラチラとこっちを見てくるけど、私の顔に何かついてるのかな?

 

「い……いただきます……」

「いただきま~す♪」

 

 ちょっと寝たせいでお腹ペコペコだったんだよね~。

 全部は食べきれないけど、どれも美味しそうで困っちゃ~う♡

 

「き……木場と朱乃先輩は流石に手慣れてるな……。俺、こんな場でのマナーとか全然なんですけど……」

「え? それマジで言ってます? 引くわ~……」

「そこまで言うっ!? つーか、小猫ちゃんも普通に食べれてるし……」

「一通りの事は部長に習いましたから。これぐらいは楽勝です(ドヤァ)」

「明らかなドヤ顔されたんですけど」

 

 勿論だけど、グレモリー部長もちゃんとマナーに沿って食事を楽しんでます。

 え? 私? 私はね~……。

 

「もきゅもきゅ……」

「嘘ぉっ!? 柊さんとゼノヴィアも完璧なのかよっ!?」

「当然ジャン」

「当たり前だ」

「俺だけ疎外感が半端ない件」

 

 にゃっはっはっ~!

 この私を誰と心得る! あの堕天使総督の義娘の柊千夏様なるぞ~!

 

「凄いわね~。千夏ちゃんは誰にテーブルマナーを習ったのかしら?」

「コカビエルさんです。あのヒトには勉強以外にも色んな事を教えて貰いました」

「同じくだ。厳しいが、それ以上に先生は見事な指導をしてくださる方だ」

「流石は柊さんの専属家庭教師……」

 

 ゼノヴィアちゃん、いつの間にかコカビエルさんの事を『先生』って呼ぶようになってるのね。

 ま、ある意味お似合いのコンビじゃない?

 

「『堕天使総督の娘である以上、いずれは総督の名代として色んな場に出席する事もあるかもしれない。だから、その時に恥を掻かないように今からしっかりと様々なマナーを勉強しておけ』って言われちゃって。そんな風に言われちゃ、こっちとしても頑張らない訳にはいかないでしょ?」

「………………」

「何? 一誠君」

「いや……柊さんも立派なお嬢様だったんだな~って思って。マジで感心してた」

「はっはっはっ~。一誠君、食事の後で体育館の後ろに来い」

「不穏な空気しか感じない!? っていうか、この屋敷に体育館なんてあるわけが……」

「ちゃんと完備しているよ」

「あるのかよっ!? あ、思わずツッコんでしまった」

 

 はい。ちゃんと家主からの確認も取れました。

 つー訳で、後で覚悟しとけよ?

 

「千夏先輩。私もお供します」

「被害増加っ!?」

 

 小猫ちゃんも参加決定~。

 

「はぁ……もういいや。でもさ、コカビエルさんに言われたからって、よく勉強しようって気になれたよな。普通はもっとこう……嫌がるもんじゃないか? 何の役に立つんだって思ってさ」

「そりゃ、私だって最初から二つ返事で勉強したわけじゃないよ。でも、その時にコカビエルさんがこう言ったんだ。『どんな技術でも、いつの日か必ず役に立つ日がやって来る。それを信じられないのは、お前がまだ役に立つ瞬間を経験していないからだ』って」

 

 あれは心に響いたよ~。

 幼心に『これは真理だ』って思っちゃったもん。

 

「あの御仁がそのような事を……」

「昔とはすっかり人が変わったとは聞いていたけど、本当だったみたいね」

「それも、彼女と出会ったお蔭かな」

 

 お、これも美味しい♡ でも、この手の料理って一品一品の量が少ないのが最大のネックだよね~。もっとさ、ガッツリと食べたいよね。そんなに食べられないけどさ。

 

「どんな技術も必ず役に立つ……か。なんかいい言葉だな」

「でしょ? 今でもその言葉を身に刻んで、色んな物に目を向ける努力はしてるんだよ」

 

 主にアニメやラノベやゲームに集中してるけどね。

 兎に角、まずは一回見たり読んだりプレイして、自分の目で確かめる!

 お蔭で、アパートの部屋が凄い事になってるけど。

 

「って、ギャスパーも普通に食ってる? やっぱ、アイツもマナーとか勉強してるのか……」

「いえ。僕は普通に漫画で知りました」

「だと思った。でも、オーフィスもちゃんと丁寧に食べれてるよな。なんでだ?」

「千夏の真似した」

「真似だけで、そこまで完璧にトレースできるのかよ……」

「やろうと思えば誰でも出来ます。一誠先輩がヘボヘボなだけです」

「しれっと俺にトドメを刺しに来るのはやめてね?」

 

 う~ん、マンダム(意味不明)

 小猫ちゃんはどんな場でもぶれないね~。

 

「そう言えば、アザゼルさんがいませんね。どうしたんですか?」

「義父さんなら、ここに入る前に私に直接連絡が来たよ。なんでも、思った以上に会談が長引いてるらしくて、サーゼクスさんと一緒にまだ向こうにいるって」

「それなら私にもお兄様から連絡が来てたわ。『少し遅くなるから、先に食事を済ませておいて構わない』って」

 

 ここでグレモリー部長の今回の初台詞。

 夕食をここで食べれないとなると、どこかで外食でもしてくるのかな?

 

「そうだ。リアスの眷属の諸君に千夏君とゼノヴィア君とオーフィス君。滞在中はこの屋敷を自分の家だと思って存分に寛いでくれ。何か必要な物があればメイド達に申し付けてくれ。どんな物でもすぐに用意させよう」

 

 おぉ~! 流石はサーゼクスさんのお父さん! 太っ腹~!

 ここで『グレモリー部長のお父さん』って言わなかったのはワザとです。

 

「それなら、どこか作業部屋ってありますか?」

「作業部屋? それぐらいなら幾らでもあるが……何に使うのかね?」

「あ。もしかしてミリキャスにプレゼントしたプラモデルを……?」

「はい。折角だし、私が教えてあげようと思って」

「なんと。ミリキャスにお土産を用意してれていたとは……。いやはや、サーゼクスやリアスだけでなくミリキャスまでも君の世話になるとは……感謝の言葉が無い」

「いえいえ。私が好きでやってる事ですから。気にしないでください」

「なんて出来た少女なんだ……。あのアザゼル殿が溺愛するのも頷ける……」

「それに、とっても可愛いものね♡」

 

 はい、そこでヴェネラナさんはこっちに向けてウィンクしない。

 地味に鳥肌が立ったから。

 

「ミリキャス。ちゃんとお礼は言ったかな?」

「はい。勿論です」

「そうか。どんな時も、感謝の気持ちを忘れないようにな」

 

 立場的には祖父と孫なんだけど、こっちの方が親子って言われても違和感無い気がする。

 お髭の力は偉大なのね。ウチの義父さんもお髭星人だし。

 

「彼女のような子がミリキャスの嫁になってくれれば、このグレモリー家も安泰なのだが……」

「「「「ブッ!?」」」」

 

 い……いきなり何を言うだぁ~!?

 私以外にも部長や小猫ちゃんやミリキャス君もビックリしてるじゃん!

 

「お……お父様っ!? 突然、何を言い出すんですかっ!?」

「そ……そうです! 幾らなんでも早すぎです!」

「ぼ……僕と白龍皇さまが……ふ……夫婦……!? あわわわわ……」

 

 あらら。ミリキャス君のキャパがオーバーしちゃってるよ。

 完全にお顔が真っ赤になって沸騰してるじゃありませんか。

 

「そうか? 私はお似合いの二人だと思うのだが……」

「「それでもです!!」」

 

 見事なシンクロ。この二人の息が合うって珍しいね。

 

「いやいや。一番の当事者である柊さんが冷静すぎじゃね?」

「あのね。私だって流石に冗談とそうじゃないのとの区別ぐらいはつくよ?」

「そうですわよ一誠君。千夏ちゃんがその手の事に鋭いのはよく知っているでしょう?」

「だとしても、少しは動揺とかしてもいいと思うんッスけど……」

「一誠君」

「ん?」

「いつから、私が動揺してないと錯覚していた?」

「してるのかよ!?」

「もう心臓バックバクよ? 一応、必死にポーカーフェイスを装ってはいるけど」

「い……意外とやるんだな……」

「デュエルじゃ自分の表情の変化すらも命取りになるからね」

「デュエルモンスターズの話っ!?」

 

 さっきも言った通り、どこでどんな技術が役に立つか分からないからね。

 まさか、カードゲームの技術が役に立つ日が来るとは思ってなかったけど。

 

「でもアナタ、話によると千夏ちゃんはフェニックス家のライザー君にも求婚されているらしいわよ?」

「そうなのか? ライバルは強大だな」

 

 ライザーさ~ん。アナタの知らない所でミリキャス君が勝手にライバルにされてますよ~。

 

「一人の少女を巡って複数の男達が競い合う。女のロマンよね~♡ 千夏ちゃんなら最高のヒロインになりそうね」

 

 そして、なんか勝手に私がヒロインにされた。

 私って一応は主人公じゃなかったっけ?

 いや、作品によっては『女主人公』と書いて『ヒロイン』とルビを振る作品もあるし、一概には違うと言えないのか?

 

「なんなら、今日から私の事もアザゼル殿と同様に『お義父さん』と呼んでみるかね?」

「じゃあ、私は『お義母さん』ね」

「話が一気に飛躍したっ!?」

 

 今回も一誠君のツッコみの切れが冴えてるね~。

 まさか、両親揃ってボケ要因とは思わなんだ。

 グレモリー家でまともなのってサーゼクスさんとミリキャス君だけだったり?

 

「ゴ……ゴホン。少し盛り上がりすぎたな。ところでリアス、明日は例の行事があるんだったな?」

「は……はい。その通りです」

「サーゼクスからも話を聞いているが、管理者としてまだまだ未熟な面が出ているようだな?」

「は……はい」

「流石に全てを完璧にこなせとは言わないが、それでも限度と言うものがある。コカビエル殿から頂いた報告書を見た時は頭痛を覚えたぞ」

「面目次第もございません……」

 

 グレモリー部長、さっきとは打って変わって借りて来た猫状態。

 面白いから、この光景はバッチリと脳内保存しておこう。

 

「明日の行事が終了した直後から、お前には私やサーゼクスもお世話になったグレモリー家専属の家庭教師に帝王学を基礎から叩き込んでもらう。いいね?」

「承知しました……お父様……」

「よろしい」

 

 前から聞かされてたけど、取り敢えずはご愁傷様。

 ま、私も一度は通った道だから、ここは運命だと割り切って頑張って頂戴な。

 

「あの~、明日の行事ってなんなんですか~?」

「そうか。千夏君には知らされていなかったのか。リアス」

「はい。実はね、私を初めとした若手悪魔が一堂に会して、ちょっとした挨拶会みたいなものが催されるの。それには私だけじゃなくて眷属の皆も同席するのよ」

「それなら、私には関係無いイベント?」

「そうなるわね……。あぁ……折角、千夏とずっと一緒にいられる希少な機会だと言うのに、帰省して早々に離れ離れにならなくてはいけないなんて……」

 

 部長の無駄に芝居染みた言動はともかく、私やオーフィスちゃん、ゼノヴィアちゃんは暇になっちゃうのか~。

 いや、別に文句とかは無いんだけどね。

 

「若手悪魔って事は、ソーナ先輩も来るんですか?」

「そうよ。ソーナも私と同じ若手悪魔の筆頭だしね」

 

 って事は匙君も冥界に来てるって事か。

 場所が違うだけで、メンバー自体はいつもと一緒じゃない?

 

「それじゃあ、部長達が出かけている間にバルバトスを組み立てちゃおうか?」

「いいんですか!?」

「うん。私も暇だし、時間は有効に使わないとね」

「ありがとうございます!」

 

 最低限の道具は揃ってるし、組み立て自体はすぐに出来るだろう。

 ほえ? 夏休みの宿題? そんなの、7月中に徹夜で終わらせればいいじゃない!

 そして、8月は丸々フリーダムガンダム!

 

「明日の作業を切っ掛けにして、二人の間に愛が芽生えればあるいは……」

「まだ言ってるよ……」

 

 どんだけ私とミリキャス君を結婚させたいんだ。

 別にミリキャス君が嫌いな訳じゃないけど、歳の差がありすぎない?

 幼く見えても、私は立派な高校二年生だよ?

 

 でも……結婚か~。

 私もいつか、誰かと結婚して子供を産んだりするのかな~。

 自分が母親になるなんて、全く想像出来ないんだけど。

 なんせ、実母が最低だったしね。

 まさか、夏休みに自分の将来を真剣に考えてしまうとは思わなかった私だった。

 

 

 

 

 

 

 




実は、私の中では複数の攻略ルートが存在しています。

千夏×一誠ルートとか、千夏×ライザールートとか。

今回で千夏×ミリキャスルートも生まれましたね。

他にも、ここから更にルートが生まれますよ~。

例えば、どこぞの若手ナンバー1の人とか、原作では典型的な噛ませだった人とか。

勿論、彼等もこの作品では色んな意味でキャラ崩壊しますけどね。

歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?

  • 是非とも見たい!!
  • 別にいいかな~
  • 千夏ちゃんは俺の嫁!
  • いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
  • よろしい、やりたまえ
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