ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~ 作:とんこつラーメン
今回も自分に喝を入れてパソコンと向き合ってます。
眠たいよ~、疲れたよ~。
いけないいけない。
夏休みだから、どうも気が緩んでいたみたい。
他人に教えるという慣れないことをしたとは言え、まさかHG一つ作った程度で疲れて寝てしまうとは。
私達に膝枕をしてくれたヴェネラナさんと、ブランケットを掛けてくれたグレイフィアさんには感謝しかないね。
少し冷めていたけど、持ってきてくれた紅茶とクッキーは本当に美味しかったよ。
起きてから妙に母親コンビが私達に対して凄く優しくなったのには驚いたけど。
寝ていた時間は本当に少しだけだったみたいで、バルバトスを作り終えてから、まだ小一時間ぐらいしか経過していなかった。
まだまだお昼と言っても過言じゃない時間帯なので、いきなり暇になってしまった。
ミリキャス君は出来上がったバルバトスを自分の部屋に飾ってくると言って、二階に上がっていってしまったし。
この屋敷って本当に広いから、戻って来るまでには時間が掛かるだろうなぁ~。
「ぼけ~……」
「うにゅ~……」
いつもならゲームでもしている所だけど、今はなんとなくプレイするような気分じゃなかったから、日当たりのいいお庭にてオーフィスちゃんと一緒に日向ぼっこをする事に。
空の色が紫だけど、それさえ除けば地上と大して差は無いから、いつものようにのんびり出来る。
どうせなら一緒にポカポカしたいと思って、ユニコーンもご招待。
私達の背凭れになるような形で後ろに座っている。
『こうして冥界に来るのは初めてだけど、意外と悪くないものだね』
「だね~。私も人生で初めて来たけど、思っている以上に馴染んでいる自分がいるよ~」
「ふに~……」
まだ眠気眼なのか、オーフィスちゃんが大きな欠伸をしている。
私達が座っている芝生は確かに手入れが行き届いていて気持ちいいからね~。
眠気が復活するのも無理は無いかな~。
「にしても、大きいね~」
『そうだね。僕が住んでいる森程じゃないけど、その半分ぐらいの広さはありそうだよ』
「こーゆー時って、よく東京ドーム何個分とかに例えられるけど、ここの敷地の場合は東京ドーム何個分になるんだろう?」
『千夏なら計算できるんじゃ?』
「やろうと思えばね。でも、今はそこまで頭が回らないかな~」
『この陽気だものね。心も体も頭もリラックスさせたくなるよね』
「だよね~。実際、もうオーフィスちゃんはねむねむしちゃったっぽいし」
『おや』
「しゅぴ~……」
ユニコーンの胴体に体を預けるような体勢で、オーフィスちゃんが再び眠っていた。
さっきのお昼寝が中途半端だったんだろうね。
「あ~……マジで疲れたぜ~……」
「ありゃ、お義父さん。おかえり~」
「お、千夏にオーフィス、それからユニコーンまでいやがるのか。なんでまた庭なんかにいるんだ?」
「日向ぼっこ~。お義父さんは今帰ってきたところ?」
「おう。少し前に終わってな~。もう……なんつーか、体のあちこちが凝りまくってる感じがするぜ……」
『千夏から話は聞いてたけど、大変だったみたいだね』
「まぁな。やっぱ俺にデスクワークは向いてないわ。こういった仕事はシェムハザに限るな」
「今はまだ入院してるヒトになんつー事を言うかね……」
幾らなんでも、死体に鞭を打ち過ぎだよ……。
看護婦さんの話だと、シェムハザさんは手足の生えた沢山の書類に追いかけ回される悪夢をよく見ているらしい。
まるで昭和の時代のギャグアニメみたいだ。
「サーゼクスさんは? 一緒じゃないの?」
「アイツは他の仕事に向かった。若手悪魔の会合とかなんとか言ってたっけな……」
「あ~。グレモリー先輩やソーナ先輩が出席したイベントか」
「知ってるのか?」
「少しだけ。昨日、先輩のお母さんのヴェネラナさんが教えてくれた」
「そうか。アイツがな……」
うちの義父さんは本当に顔が広いから、きっとヴェネラナさんの事も知っていたに違いない。
向こうもなんか知り合いっぽい発言をしていたし。
「もうマジで疲れた~。俺も一緒に座ってもいいか?」
「『どうぞどうぞ』」
「ダチョウ倶楽部か。って、オーフィスは寝てやがんのか。なら静かにしないとな」
『どっこらしょ』って言ってから義父さんは私の隣に座った。
それが出るってことは、もう義父さんも若くないのね。
「いい天気だよな~……本気で眠たくなってきた……」
「私もつられて眠くなってきたかも……ふにゃ~……」
結局、私達は全員、ユニコーンに寄りかかりながら本日二回目のお昼寝タイムに突入しました。
あ、義父さんは一回目か。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
数時間後。私達の目が覚めた頃にグレモリー先輩達も帰ってきた。
どうも向こうも色んな事があったみたいで、なんだか皆揃って疲れているように見えた。
特に一誠君は慣れない場に体よりも精神の方が疲労していたみたい。
少し前まで一般人だった彼には、お貴族様達の豪華絢爛な催し事はまだキツかったかな?
色々と報告しなければいけない事もあるけど、その前に疲れを癒すためにグレモリー邸にある温泉に入る事をヴェネラナさんが提案してくれて、すぐにグレイフィアさん達メイドさんチームが準備をしてくれた。
流石は本職のメイドさん達だ。メイド喫茶にいる『コスプレメイド』とは一味もふた味も違うね。
そういや、さっきまで私達がお昼寝をしていた事を話したら、私の寝顔を見れなかった事をグレモリー先輩と小猫ちゃんの二人が猛烈に悔やんでました。
そんなに見たかったのかよ、私の寝顔。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
「「「ふにゃ~♡」」」
「とろけます~♡」
「風呂は心の洗濯だと聞いた事があるが、これに入っているとそれも本当だと思ってしまうな……」
この温泉……すっごく気持ちがいいにゃ~♡
いやはや、温泉なんて入るのは修学旅行以来だから、ガチで体が癒される~♡
「ち……千夏のうなじ……」
「リアス。ここで千夏ちゃんに手を出す事は私が許さないわよ」
「わ……分かってるわよ……」
髪が長い面々は、ちゃんとタオルとかで髪を纏めている。
勿論、湯船にバスタオルをつけるのは厳禁だから、よくある旅番組みたいに体にバスタオルを巻いてはいない。
つまり、今の私達は皆揃って全裸な訳だ!
どうだエロの権化たる読者諸君! 思う存分私達のあられもない姿を妄想するがいい~!!
「ちゃんと男湯と女湯で別れてるって、まるで温泉旅館みたいだね~」
「お兄様がそこら辺は拘ってデザインしたらしいの」
「サーゼクスさんの仕業だったのか……」
もしかして、サーゼクスさんって思っている以上に親日家だったりする?
男女でちゃんと敷居がされてるって事は、当然のように向こうには一誠君や義父さん達を初めとする男子勢がいる訳で。
「いっせ~く~ん」
「どうした~?」
「もしもこっちを覗いたら……抉るからね~」
「どこをっ!?」
「言わせんなよ恥ずかしい」
「いやマジでどこよっ!?」
正解は目。
言うまでもないよね。
「それから、ギャー君の事も襲っちゃ駄目だからね~」
「しないから! 俺はノーマルだから!」
「え……一誠先輩……?」
「おいギャスパーっ!? なんでそんな目で俺を見るっ!? 尻を押えながら端の方に行くな~!!」
おやおや。向こうは賑やかだね~。
もうちょっと大人しく楽しむ事は出来ないもんか。
「木場く~ん。ちゃんと見張っておいてね~」
「任せておいてよ。それに、いざとなったら……ゴクリ」
「木場も木場で、得物を見つけた捕食者の目で俺を見ないでくれ~!!」
一誠君、この夏休みの間に別の意味で大人への階段を上ってしまうかもね。
まぁその時は、例の工場を就職先に紹介してあげよう。
きっと楽しいくそみそライフが満喫出来る筈さ。
「心配すんな千夏。俺もついてるからな。このエロガキにお前の裸を見させるなんて事は絶対にさせねぇよ」
「流石は私のお義父さん。頼りになる~」
「なる~」
「がっはっはっ~! もっと褒めろ褒めろ~!」
仕事から解放されて、テンション上がってますね~。
しかも温泉まで入れたんだから、そりゃ気分も上がって当然か。
そういや、入浴するまえにお酒を頼んでなかった?
「にしても、まさかグレモリー先輩とソーナ先輩でレーティングゲーム……でしたっけ? それをすることになるとはね~」
「ソーナは幼馴染であると同時にライバルみたいな関係でもあるから。最近は特にその傾向が強いから、この機に雌雄を決するのも悪くは無いわね……!」
メラメラとやる気を出しているのはいいけど、その動機は絶対に不純と見た。
嫌な予感しかしないから、絶対に聞かないけどさ。
「対戦日時は今から約20日後。つまりは夏休み後半になるわけか」
「ん? もしかして義父さん、先輩達の特訓でもするつもり?」
「当然だ。表向きはオカ研の顧問だしな。偶にはそれらしいこともしないといけないだろ」
「お~。お義父さんが先生してる~」
「先生だしな」
そうでした。
そのイメージが薄いから、すっかり忘れがちになるよ。
だって、私の中じゃ『先生』ってコカビエルさんの事だし。
「一応言っておくが、俺はコカビエルみたいに甘くは無いからな。覚悟しとけよ~」
「え? コカビエルさんも相当に批評してたけど、アザゼル先生ってあれ以上なのかよ?」
「当たり前だ。コカビエルの野郎は昔から後進の育成を担当してたから、褒め方や貶し方ってのをちゃんと熟知してんだよ。その証拠に、千夏やゼノヴィアを見てみろ」
「なんて説得力のある二人をチョイスするんだ……」
「「おい」」
それはどーゆー意味かな~?
ゼノヴィアちゃんもこめかみに青筋立ててるよ~。
「とにかく、特訓の方は俺の任せとけ。神器に関するデータは一通り揃ってるし、小猫の仙術に関しても、黒歌の嬢ちゃんから色々と書き記したノートを預かってる。流石に専門家のようにはいかないが、それなりにアドバイスは出来る筈だ」
「黒歌姉さま……いつの間にアザゼル先生にそんな物を……」
「こっちに来る前にちょっとな。これでもちょくちょく会ってるんだぞ」
「知らなかった……」
大人の事情ってやつですな。
ああ見えて義父さんって義理堅いから、一度でも面倒を見たら最後まで見ないと気が済まないんでしょ。
「そろそろ頭でも洗おうか~」
「ん」
「よし。それじゃあ、いつもみたいに私がオーフィスちゃんの頭を洗ってあげるね」
ちょっと名残惜しいけど、またすぐ後でタップリと堪能出来るから、思い切って湯船から出て……っと。
「じゃ……じゃあ私が千夏の頭を洗って……」
「リ・ア・ス?」
「べ……別にそれぐらいいいじゃない!」
「あなたの場合は、そこからどんな事に発展するか分からないから」
「そこまで私に対する信頼度って低いのっ!?」
「え? 今更?」
「その反応は本気で傷付くんですけどっ!?」
これはまた珍しい。まさかの朱乃さんとグレモリー先輩のコントですよ。
意外とボケが様になってるのが凄い。
「全く……千夏ちゃんの頭は私が洗ってあげますわ」
「わ~い」
「先を取られました……」
むむ? 小猫ちゃんも私の頭を洗う権利を狙ってたのかな?
こーゆーのは基本的に早い者勝ちだからね~。
今回は諦めて頂戴な。明日以降もチャンスはあるんだから。
「ならば、私がアーシアの頭を洗ってやろう」
「はい。ありがとうございます」
教会組もすっかり仲が良くなったね。
共通の友達同士が仲良くなるのは純粋に嬉しい。
「女湯は盛り上がってるな~。おい一誠。なんか面白い事をしろ」
「いきなりの無茶振りっ!?」
「なら、僕と一誠君で『組体操』を……」
「マジで洒落にならないから止めてっ!?」
「それが嫌なら『電車ごっこ』でもするかい?」
「ドコでナニを連結するつもりだよっ!?」
「うわ~……一誠先輩……卑猥です~……」
「よりにもよってギャスパーにドン引きされたっ!? 俺は完全に被害者なのにっ!?」
「あっはっはっ!」
いや、男湯の方が盛り上がってるじゃん。
つーか、どこでも淫夢ネタは尽きないのね。
オーフィスちゃんと私と朱乃さんが縦に並んで、それぞれに椅子に座ってから頭の洗いっこをしながら男湯の方の会話に聞き耳を立てていた。
ん~♡ 朱乃さんに洗って貰うのって気持ちがいいにゃ~♡
「本当に千夏ちゃんの髪はサラサラしてるわね。同じ女として羨ましい限りだわ」
「朱乃さんだって負けてないですよ~。それに、オーフィスちゃんの髪だってスベスベサラサラしてるんですよ」
「あら、そうなの?」
毎日のように彼女の頭を洗っている私が言うんだから間違いない!
断言する。これは間違いなく、天然のキューティクルであると!
「ふむ……アーシアもそうだが、私の周りには髪の長い女性が多いな……。私も少しは伸ばしてみるか……?」
「ゼノヴィアさんは、そのままでも十分に素敵だと思いますけど?」
「そ……そうか?」
ちょっぴり長髪のゼノヴィアちゃんも見てみたい気はするけどね。
女の子って特に、髪型一つでガラっと印象が激変したりするから。
男湯は賑やかに大騒ぎをして、女湯はのんびりまったりと頭や体の洗いっこをしながら最高の温泉タイムを楽しんだ。
因みに、頭を洗い終わった後は反対向きになって背中の流しっこをしました。
初めて触った朱乃さんの背中はとってもスベスベしていたよ。
私も、将来はこんな女性になりたいな~。
「なんか今回の私達のセリフって少なくないっ!?」
「最近になって、オーフィスさんだけじゃなく朱乃先輩も千夏先輩と絡む事が増えましたからね……」
「うぅ~……どれだけライバルが増えても、絶対に負けないんだから~! 千夏は私の嫁なのよ~!!」
妄想した? した?
なんせ、今回は原作とは違って女湯目線でしたからね。
さぞかし妄想が捗ったに違いないでしょう。
歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?
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是非とも見たい!!
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別にいいかな~
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千夏ちゃんは俺の嫁!
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いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
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よろしい、やりたまえ