ハイスクールD×D ~歴代最愚の白龍皇~ 作:とんこつラーメン
こんな適当なネタと駄文の詰め合わせセットみたいな作品に高評価をしてくださった皆さん、本当にありがとうございます!!
この作品、今までで一番適当に書いてるんですけど、下手に構想とか練らない方がいいのかな……?
う~ん……そこら辺の折り合いがいまいち分かりませんね……。
私が学校に通うようになってから数日。
思ったよりも順調に過ごすことが出来ていて、ちょっと誰かさんの変態じみた視線さえなければ、割と楽しい学園生活を堪能している。
便宜上、私はオカルト研究部に所属することになり、放課後にはクラスメイトである一誠君やアーシアちゃんと一緒に旧校舎にある部室に行くのが日課となり、そこで姫島先輩の淹れてくれた紅茶を飲む事が、私の学園生活における数少ない楽しみの一つになっていた……んだけど~……。
「はぁ~……」
「なぁ……一誠君」
「なんだ?」
「どうしてグレモリー先輩は、私を膝の上に乗せて抱き着いているのかな?」
「俺に聞かれても知らねぇって」
「それもそっか」
今日の、と言うよりは最近のグレモリー先輩の様子は明らかにおかしかった。
何かある度に溜息を吐いて、まるで遠くを見るように窓を眺めているかと思いきや、私が部室に入ってきた途端に体を抱き上げて、そのまま膝の上に乗せて後ろから抱きしめている。
この場から動けない事を除けば、別に支障はないから気にはしないんだけど、それでも暑苦しい事この上ないのは事実。
どうにかならないもんかね?
「私はいつから、この人の抱き枕になってしまったんだ? あ、姫島先輩。お紅茶のおかわりいいですか?」
「いいですわよ」
先輩が私のカップに紅茶を注いでいる間も、ずっと部長さんは私の腰に手を回して、うなじに顔を埋めている。
「この人、本当にどうしたんですか? 割と本気でうっとうしいんですけど」
「ごめんなさいね。でも、少しだけリアスの我儘に付き合ってくれないかしら?」
「姫島先輩にそう言われちゃ、我慢するしかないですね」
私の中ではもう、基本的に姫島先輩には逆らわない方針が固まっている。
なんでかって? 前にも言ったけど、逆らうと絶対に痛い目を見ると思うからだよ。
私の脳内妄想のDIO様もそう言っている。
「部長……ズルいです。私も千夏先輩をハグしたいです」
「ブルータス、お前もか」
前々から思ってたけど、どうも小猫ちゃんは私に懐いてないかい?
あれか? 体型的にシンパシーを感じるからか?
「はぁ~……」
また溜息。
この短い時間の間にどれだけ吐いた?
「千夏の髪はサラサラでいいわね……。いい匂いもするし、肌だってスベスベで……」
「ヒィィィ~……!」
な…なんか手つきがイヤらしいんですけどっ!?
確かに今までにいくつものGLゲームをやってきた経験はあるけど、それとこれとは話が別だよ~!
全身の鳥肌がフルバーストだよ~!
「犯される~。一誠君、今すぐにこの困ったちゃんをなんとかして。私の貞操の大ピンチだ」
「いや……ちょっと大袈裟だろ」
…………あれぇ~?
いつもならここで先輩の鋭いツッコみが炸裂して、流れ的に私とグレモリー先輩のコントに発展するのに……。
「これは……本当にヤバくない?」
「だな……。ここで部長のツッコみが来ないのは、幾らなんでもおかしい」
「君達は部長をお笑い芸人か何かと勘違いしてないかい……?」
代わりに木場君のやんわりなツッコみが入る。
う~む……これは思ったよりも重症なのかも?
「あう~……。このままじゃ、テーブルに置いてあるクッキーが食べれないよ~。アーシアちゃん、それ取って~」
「ちょ…ちょっと待っててくださいね。はい、どうぞ」
「ありがと~♡」
アーシアちゃんはクッキーの乗ったお皿を取ってくれただけじゃなくて、それを手に取って食べさせてくれた。
本当に清純派の女の子だにゃ~。
「モキュモキュ」
今日のクッキーはチョコチップか~。
紅茶の仄かな苦みと相まって、凄く美味しく感じる~。
「またアホ毛が動いてる……」
「あれ、完全に血管とか神経とか通ってますよ」
「白龍皇だからかな……」
「いやいや。その理論でいけば、俺の髪も動いちゃうんですけど?」
「え? イッセーさんの髪の毛も動くんですか?」
「俺の髪は動いたりしないよ?」
クッキーを一つ食べ終えてから、紅茶を一口。
これを繰り返していけば、これだけでお腹いっぱいになっちゃうな~。
太るからしないけどね。
「はぁ~……千夏ぅ~……」
だ…段々と顔が近づいてくるんですけど……。
しかも、僅かに頬が赤くなってませんか?
「み…皆! これは割と本気で私の貞操のピンチだ!! このままじゃ、少なくともファーストキスぐらいは奪われてしまう~!」
「女の子同士だし、それぐらいいいんじゃないか?」
「私に
別に好きな男の子がいる訳じゃないけど、少なくとも私の恋愛観は至って一般的なつもりなんですけど~!?
私の心配をよそに、グレモリー先輩は私をずっと抱きしめていた以外には何もしてこなかったが、それでも冗談抜きで危機感を覚えてしまった。
これ程までの危機を感じたのは、前にレイドバトルのボス戦でアイテムとMPが枯渇してしまった時ぐらいだ。
あの時は本気で焦ったな~……。
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
その日の夜。
私は放課後の出来事を少しでも忘れる為に、撮り溜めていた深夜アニメをパソコンで見続けていた。
「あちゃ~……このシーン。完全に作画崩壊してるわ~」
『原作が良作と言われている分、これはファンの連中の反感を買うだろうな』
「実際にそうみたい。ほら見て。このアニメの監督さんのブログ」
『完全に大炎上してるじゃないか……』
「こりゃ、生半可な事じゃ信頼は取り戻せないぞ~」
『このままだと、最終的に途中で監督交代、なんてことも有り得てくるだろう』
「まるで、サッカー日本代表みたいだね」
『どこの監督も、そんなもんさ』
なんとも世知辛い世の中だよね~。
「声優陣が豪華なだけに、本当に惜しいよね~」
『原作のラノベの方はかなりストーリーが進んでいるから、必然的に2クール目も考えているのかもしれんが……』
「この様子だと、1クールで打ち止めになる可能性が高くなってくるね~……」
私もこの作品は最新刊まで買い漁ってるから、本当に悔やまれるよ。
「次回から見るのやめようかな~。一応、先は知ってるし」
『それがいいだろう。変に夢が壊されるより前に、被害は最小限に留めておくべきだ』
途中で停止させてからDVDを取り出し、ケースに入れて棚に仕舞った。
「次は何を見ようかな~」
『【ゴクドルズ】でも見るか? あれは普通に笑えるぞ』
「そうだね。その後は【あそびあそばせ】と【ちおちゃんの通学路】も見ようか」
『賛成だ。早速見るとしよう』
え~と、ゴクドルズを撮ったディスクはどれだったかな~?
『む? これは……』
「どったの?」
『気をつけろ。誰かがここに転移してくるぞ』
「どこの誰が、そんな物好きな事を?」
『さぁな。だが、警戒していて損は無いと思うぞ』
警戒って言っても、この貧弱ボディの私に何が出来るのよ。
「これは……」
前に部室で見た魔法陣(赤)が畳の上に現れて、そこから見覚えのある人影が出現した。
「千夏……」
「グ…グレモリー先輩?」
にゃんと。
魔法陣から出てきたのは、色んな場所がスケスケなセクシィ~なネグリジェを着たグレモリーパイセンじゃありませんか。
彼女の姿を見た途端、すぐに部室での出来事を思い出してしまい、少しだけ後ずさりをしてしまった。
「ど…どうしたんですか、こんな夜中に……」
そもそも、なんでここにワープ的な事が出来た訳?
あれか? 一度でも訪れた場所にはいつでも来れる、ルーラ的な感じなのか?
だとしたら、私もその魔法覚えてみたいけど、今はセグウェイがあるからいいや。
いきなりの事に本気で混乱していると、先輩は姿勢を低くしながら近寄ってきて、そのまま私の事をギュッと抱きしめた。
「むぎゅっ……」
「お願い……今日だけ……今日だけでいいから、私と一緒に寝て頂戴……」
ぐ…ぐるじい……!
この無駄にデカいパイオツに顔が圧迫されて呼吸が出来ない……!
「ね? いいでしょ?」
「………………」
「返事が無いって事は、いいのよね?」
返事をしないんじゃなくて、したくても出来ないんだよ!
それと、自分勝手な解釈で私がOKサインを出したと思い込まないで~!
(ダ・レ・カ・タ・ス・ケ・テ……)
このままじゃ……リアルに窒息して……。
その時だった。
私の心の中の救援信号が天に届いたのか、視界の端にもう一つの魔法陣が浮かび上がってきた。
「全く……。姿が見えないのでどこに消えたかと思ったら、こんな場所にいたなんて……」
あ…あの銀髪の大人の女性は……間違いない……あの人だ……。
「グレイフィアっ……!? どうしてここに……」
「私の事よりも、まずはその抱きしめている彼女の事を解放して差し上げたらいかがですか? 彼女の顔、割と冗談じゃ済まされない顔色になってきてますよ」
「え? ち…千夏っ!? 顔色が真っ青よっ!? どうしたの!?」
「プハ~……」
や…やっと息が出来る~……。
同性の先輩の胸で窒息死とか、割と洒落になってないからね?
一誠君辺りだったら興奮間違いなしかもしれないけど、生憎と私にとって巨乳は天敵以外の何物でもないんだよ。
あ、例外はあるけどね。姫島先輩とか。
「人妻メイドさ~ん……」
「よしよし。怖かったですね、アルビオンさん」
「あ……千夏……」
グレモリー先輩の拘束から解き放たれた私は、すぐにやって来たメイドさんに抱き着いた。
「ちょ…ちょっとっ!? どうしてグレイフィアと千夏が仲良さげなのっ!? それに人妻メイドとアルビオンって……」
「『人妻メイド』は私の、『アルビオン』は千夏さんのアバターネームです。私と彼女は同じネトゲにおいて幾度となく共に死線を潜り抜けてきた大切な同志なのです」
「前に耳にした『人妻メイド』は、やっぱりグレイフィアだったのね……」
おや? 私は先輩の前で一度でも人妻メイドさんの事を口にしたかしらん?
「ネトゲの中だけでなく、何度もオフ会と称して、ネトゲ仲間で集ってちょっとした女子会のような事もした事があります」
「千夏とはその時に本格的に知り合ったのね……」
「はい。いかにお嬢様とは言え、千夏さんを危ない目に遭わせる事は看過できません」
「ご…ごめんなさい。別に千夏を苦しめるつもりはなかったのよ……」
人妻メイドさんことグレイフィアさんに頭を撫でられていると、マジで落ち着くニャ~……♡
これが人妻の包容力か……恐るべし。
「千夏さん。お嬢様も反省しておられるようですし、ここは私に免じてお許しいただけませんか?」
「グレイフィアさんがそう言うなら……」
「だ、そうです」
「よかったわ……。本当にゴメンなさい、千夏」
「ん………」
謝罪の精神があるのはいいけど、今回の事で私からグレモリー先輩に対する警戒度は一気に上昇したよ。
これからも要注意しておいたほうがいいだろうな……。
「と…ところで、貴女がここに来たのはお兄様の意思? それともグレモリー家の……」
「その両方です。同じ女性としてお嬢様の気持ちは理解できますが、だからと言って逃げてばかりでは何も解決はしませんよ」
「分かってるわよ……そんな事ぐらい……」
逃げる? 解決? なんのこっちゃ。
二人だけで会話が成立しちゃってるから、何を話しているのかさっぱり分からん。
「いつまでもここにいては千夏さんのご迷惑になります。まずは移動をしましょう」
「そうね……。なら、私の根城で話しましょう」
やっと行ってくれるのね……。
「千夏、いきなり押しかけてきたりして本当にゴメンなさい。詳しい事情は明日の放課後、部室で話すから」
「はぁ……」
どう考えても厄介ごとの匂いしかしない。
私のゲーマーとしての勘がそう告げている。
「千夏さん。また暇な時にでも一緒にオフ会でもしましょう」
「そうですね。勿論、その時はシスターフェニックスさんも一緒に」
「えぇ。今から楽しみです」
オフ会の時は、よくグレイフィアさんが手作りのお菓子を持参してくれるから、地味に楽しみなんだよね~。
「それじゃあ、また明日ね。おやすみなさい……千夏」
い…今、何をされた?
しれっとあの先輩……私の頬にキスしなかった?
「では、失礼しました」
丁寧なお辞儀をしながら、グレイフィアさんが魔法陣の中に消えていって、グレモリー先輩もそれに続いて消えた。
残された私は呆然として、頭が真っ白になっていた。
「ねぇ……アルビオン。さっきのアレもファーストキスにカウントされるのかな?」
『いや、あれは違うだろう。本当のキスは唇にしてナンボじゃないか?』
「そ…そうだよね……」
あのパイセン……帰り際にとんでもない爆弾を残していきやがって……。
結局のところ、何がしたかったんだよ……。
この日の夜は、なんだか悶々としてよく眠れなかった。
本格的にGL風味に……。
リアスが一誠の部屋でなくて千夏の部屋に来たのは、単純に癒されたかったからです。
別にそこに恋愛感情があるわけではなくて、ある種のマスコット的な感じに思っているんでしょう。
少なくとも、千夏の方は完全にリアスの事を別の意味で警戒してますから。
歴代最愚の白龍皇のR-18見たい?
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是非とも見たい!!
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別にいいかな~
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千夏ちゃんは俺の嫁!
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いつも千夏ちゃんでエロい妄想してます
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よろしい、やりたまえ