バンドリ短編   作:天城修慧/雨晴恋歌

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ひねくれたこだねえ


友希那さんちの妹さんの恋(友希那×オリ♀)

(捏造設定ましまし)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんは、『姉妹』という言葉からどういったもの想像するでしょうか。

 

仲が良い、悪い、似ている、似ていない。

 

私が16年間生きて得た感覚は、『1番近い他人』です。

 

 

似ているのは当然のことです。同じ親から産まれて同じ親に似たような価値観をいただいて、一緒に成長してきたのですから。

 

似ていないのも当然のことです。同じ親から産まれたとはいえ多様性を生むのが有性生殖であり、今まで生きてきた時間は私だけのものなのですから。

 

仲の良し悪しも、姉妹だからといって特別なものではありません。相手と仲良くしようという意思がない限り、人はわかりあえません。

 

 

お姉ちゃんは、お母さんからお人形さんのような髪を。お父さんからは歌を受け継ぎました。

 

私は、お父さんから塗りつぶしたような黒髪を。お母さんからは愛する気持ちを受け継ぎました。

 

 

お姉ちゃんは、歌の道に進みました。挫折したお父さんの想いを受け継いだのか、音楽と猫以外には脇目も振らずに歩んでいました。

 

私は、お姉ちゃんを支えてあげるべきでした。愛する人の夢を支え続けることができればどれほど良かったか。

 

 

お姉ちゃんには、支えてくれる理解者がいました。幼馴染のリサさんです。

 

同じ年齢で同じ学校で同じバンドの彼女は、私と同等、あるいはそれ以上にお姉ちゃんと親密で、お姉ちゃんを理解していて、私以上にお姉ちゃんと同じ時を重ね、私では叶わないくらいに魅力的な女性でした。

 

リサさんを恨んではいません。お姉ちゃんだけではなく私にもたくさんよくしてくれました。お姉ちゃんと私の構成要素にはリサさんが含まれています。彼女がいない私達を想像することはできません。

 

 

ですが、もしリサさんがいなければと考えるのも事実でした。

 

 

もしリサさんがいなければ。

 

今お姉ちゃんのとなりにいるのは私だったかもしれません。

 

変な気後れなんてせずに同じ学校に毎朝通っていたかもしれません。

 

お姉ちゃんのためにとベースを握ったのは私だったかもしれません。

 

誤解を招きやすい性格で日常生活に関しては少し不器用なお姉ちゃんに寄り添って支えていたのは私かもしれません。

 

お姉ちゃんのために美味しいクッキーを焼いていたのは私かもしれません。

 

お姉ちゃんの透き通るような髪を梳いていたのは私かもしれません。

 

必要不可欠な存在だと言ってくれたのは私かもしれません。

 

いてくれないと困ると言われたのは私かもしれません。

 

お姉ちゃんに好きと言ったのは私かもしれません。

 

お姉ちゃんに好きと言われたのは私かもしれません。

 

 

リサさんは、優しい人でした。誰かのために。おせっかいでも。溢れんばかりの慈愛をたたえた女神様でした。

 

お姉ちゃんは、強い人でした。大切なものを信じて、仲間と共に突き進む。眩いばかりに咲き誇る、薔薇のような人でした。

 

リサさんは強い人でした。何度もお姉ちゃんにフラれたと、100回は置いていかれたと自虐しながらも、ずっとお姉ちゃんの隣にいました。

 

お姉ちゃんは優しい人でした。ぎこちない言葉、真摯な思いで仲間を気遣い、誰かを認めることができ、隣にいる人に真っ直ぐな想いを伝えることができる人でした。

 

 

 

 

私とお姉ちゃんは、1番近い人でした。並んで寝ている写真が、笑顔で遊んでいる写真が残っています。

 

私とお姉ちゃんは、他人でした。親愛。信頼。絆。そのようなものでは、繋がることができませんでした。

 

 

雑な言い訳なんていくらでもできます。

 

女の子同士だから。あるいは、姉妹でなんて考える人はいないから。

 

お姉ちゃんが選んだのはリサさんです。双子で、信頼で結ばれた風紀委員さんを知っています。

 

 

リサさんが魅力的な人だから。私が魅力的じゃないから。

 

お姉ちゃんがどう思っているかはわかりません。

 

 

姉妹は、近しい存在です。距離においても性格においても、仲良くなるチャンスは他人よりも多くあります。

 

姉妹は、他人です。どれだけ結ばれたいと、そばにいたいと、好いて欲しいと願っても、叶わないものは叶いません。

 

 

 

それでも私は。

 

 

お姉ちゃんを愛しています。

 

 

 

信じ続けた『想い』を、諦めることはしたくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

____________________

 

 

 

 

 

 

 

 

「リサ。最近あの子がよそよそしいの。私何かしてしまったのかしら…」

 

「お、女の子には色々あるんじゃないかな?ほら、ちょっと気分がのらないとか、」

 

「1番大切な人を理解できないなんて、私は…」

 

「だ、大丈夫だって、ぜったいあの子も友希那のコト好きだから!」

 

「…本当に、そうなの?」

 

「そうだって、この前だって友希那のことを話しに来てくれてね、それで……(胃が痛い…)

 

 

 

____________________

 

 

 

 

 

 

「リサさん、お姉ちゃんが私を見るたびに何か言いたそうに、でも何も言わないでどこかに行っちゃうんです。嫌われてるんでしょうか…」

 

「そんなことないって、友希那にも何か言いにくいことくらいあるから」

 

「大好きな人を信じてあげられないなんて、私は…」

 

「だ、大丈夫、友希那もぜったい好きだって言ってくれるよ!」

 

「…本当に、そうなんでしょうか」

 

「本当だって、この前も貰ったプレゼントとお菓子の話してくれてね、それで……(胃が痛い…)

 

 

 

 

 




短めに

勘違い系妹。好意に気づかない系妹。自己評価低い系妹。
ストーリー構成が難しすぎるのできっと続かない。



蛇足1、だけどちょっと重要かも


あの、燐子ちゃん(幼)のイベントストーリーがあるじゃないですか。
過去の設定とかピアノについてどう思ってるとかどんな練習環境だったかとかちっさい時の友達との会話とか想いを伝えるとか。

すっごい良かったんです。燐子ちゃんすっごい好きなんです。本当に良かったんです。

でも、『燐子ちゃんの妹シリーズ』と『燐子ちゃんの幼馴染の話』。
ちょこちょこ投稿したりあとがきで話してた作品が、矛盾してるっていうかなんていうか。

一応「二次創作」なので設定を厳守しないといけないわけではないってわかってるんですがどうしたものなのかなって感じです。

妹シリーズの方は今までの形のまま完成させて近いうちに投稿する予定ですが、幼馴染の方はまた改変して齟齬を直してストーリー正して、ってしてると遅くなるかもしれません。



長め


知り合いから、妹な友希那さんの愛を語る文章をいただいたのでなにかの返礼にって思って書いたけど想像より明るくならなかった話。

妹ちゃんはお姉ちゃん大好きです。
友希那さんも妹ちゃん大好きです。

妹ちゃんは自己評価が低いので友希那さんの好きですよアピールに気付きません。






蛇足2


3月の終わり頃にRoseliaのピアノスコアが発売されるそうですね。

初心者〜中級者向けらしいので気になった人は予約とかしてみたらどうでしょうか。

やっすいキーボードなら2万円くらいで買えたりするので、これを機に始めてみるのも良いかも?

練習時間だけかなりいりますが、弾けたときはすっごい楽しいので場所と時間に余裕があるならオススメな趣味。音ゲーが好きならハマるかも?

趣味はキーボードです、とかも結構聞こえが良かったり。小説を書くことが趣味です、より話がつがなりやすかったです。



ただ続くかわからない趣味に数万円ポンと出すのは厳しいと思うのでちゃんと考えて買うべき。
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