それでは本編……レッツゴーー☆
そして会長から順に紹介していく。
「まず、一番奥のお誕生日席に座っている、チャラそうな人が
「髪の毛でチャラそうに見えるかもしれないがこの茶髪は地毛だし髪の毛は天然パーマだ。髪色については君、御陵さんもそうだろう」
会長がクールにつっこみ、愛莉は「チャラ『そう』って言ったじゃないですか〜」と柔らかく反論した。
「あと、別に俺は誕生日ではない。ボードに近いからここに座っているんだ」
するとまた会長のツッコミが入る。漫才のような軽快なボケツッコミではないが、一年以上タビケンのメンバーとして築いてきた信頼があってできる無愛想なツッコミもまた面白い。そしてボケが愛莉というあっけらかんとした性格の持ち主だから余計にボケツッコミがスムーズに進む。これがもし愛莉じゃない女子だったら会長には『ただの冷たい人』というレッテルが貼られていたことだろう。
「んでまあ見ての通り、見た目はチャラそうだけど、とっっってもクールなんだよねー。あっと『冷たい』わけじゃないからご注意を。こういうツッコミのスタイルなんだよ」
「面白い人だね〜」
三春がそう言って微笑む。──類友だな。
「で、次が
「いやいやいやちょっとそれは悲しいんだけど!?」
そうつっこむと愛莉は「ははーん」と頷いた。
「えーこの5年弱で15kg太りました」
「いや違うでしょ!」
と、つっこんだはいいものの、
「え、何か説明すべき点ある?」
と反論され、
「……すみません何もありませんでした」
と頭を下げるハメになった。ありゃりゃ。
──とこの後紹介だけで15分くらいかかったので会話のみのダイジェストでお届け。
「で、次が私、関愛莉!」
「いや自分の紹介はいらないでしょ!」
「優生、これは自己紹介というものなんだよ」
「いやそれくらい知っているけれども!」
「えーうだうだ言っている人は置いといて……4月12日生まれの牡羊座、身長とかのパーソナルデータは自分でも悲しくなるので全て非公開、とりあえず優生との腐れ縁はどうにかならないかな、と思っている今日この頃です。何かご意見、ご質問ありましたらどうぞ!──はい、一番三春、二番優生!」
「腐れ縁はどうにもならないよ」
「あちゃー……。それは困ったなぁ。はい、次は優生」
「えっと愛莉の紹介だけ異常に長いのですが」
「異常は失礼すぎるぞ!非公開の部分まで言ったら異常だろうけど」
「よし、じゃあ非公開の部分も言ってみよう!」
「ちょ、三春!?言わないからね!」
「とりあえず次の紹介行こう」
「あ、そうだね。はい、一番手前の私たちの中で一番常識がありそうなのが、山梨晃!」
「あ、愛莉も常識ないって自覚あったのね」
「あ……。えっと二番目に常識のある、山梨君です。一年後輩だけど修行のために共に旅をします」
「まあそうです。よろしくお願いします」
「ほら唯一『よろしく』を言ったから一番の常識人」
「やっぱ愛莉は常識ないじゃん!」
「おっとっと。『よろしく』を言う人は二番目の常識人ですよ。忘れないでくださいね〜」
「それを一体誰が信じるのやら……」
「俺は信じてやろう」
「えっちょっ会長!?」
「冗談に決まっているだろう」
「あ、やっぱりですよね」
というわけでいかがだったでしょうか!
感想・評価などお待ちしておりますし、良かったら知り合いにこの「音槌政旨」という一介の小説投稿者の名を広めていただければ幸いです。
それではまた、明日の小説でお会いしましょう!サラダバーー☆