あと、健康のために一時間は週三で歩くことにしたよ。
今週はUNDEAD投稿できないかもしれないです。
理由としては今週火曜まで死んでて、昨日この話を書き始めて、明日明後日明々後日は忙しいからですね。
深度演算。
それが始まると同時にあらかじめ配備されていたAegisらが起動し、強制ハックが開始された。
なされるのは彼らの電脳に膨大な作戦データおよび戦術データの強制インストール。これにより本来、時間のある時に蓄積されたデータを整理し精算することで量産戦術人形はその最適化工程を進めるのだが、しかし強制ハックにより死銃の演算処理能力だけでAegis六体分の経験値整理精算を一瞬で行われていく。
本来専用の機器でも数分は要する作業であるが、『
無論、仕事が終わればしばらく頭痛に悩まされるという弊害が存在するわけではあるが。
さて、強制最適化を成されたAegisらは、速やかにそのモノアイを紅く輝かせて、その脚裏の駆動輪を駆動させてグラウンドをあたかも氷上を滑るように疾走し、白龍皇へと迫る。
「死銃、本気の君とも戦ってみたいが、ここは観戦させてもらうとしよう」
魔王の末裔らしく膨大な魔力を向かってくるAegisらへと放ち、そのまま上空へと戻っていく。そんな白龍皇を視界の端に収めつつ、すぐに視線を満身創痍のカテレアへと向ける。
その視線、ターゲットの変化を察知したのだろう、放たれた魔力を装甲壁で防御し無傷のAegisらがすぐにカテレアへと標的を変更し、疾走する。
Aegisらに飛行能力はない、そう見抜いたのだろう。
カテレアもまたその背から悪魔の翼を生やして、白龍皇同様飛翔する
「がぁッ!?」
ことは出来なかった。
飛び立った瞬間、その翼が根元から消し飛んだのだ。それにより、カテレアは空中より落下していき落下地点には既にそこを中心にAegisらがメイスを手にして待機している。
その光景にカテレアはもちろん、この戦闘を見ているほとんどの者らはその後のことを脳裏に過らせ、表情を青ざめる。
「ひ、ひぃっ……!?」
そんな魔王の末裔らしからぬ悲鳴をあげて、カテレアは処刑場へと落下していく。逃れようと無様にその手を上空へと伸ばして。
地に落ちた魔王の末裔に訪れるのは辺境への追放などという生温いものではない、訪れるのは戦いの末の名誉ある戦死ではなく、ただ、ただ、作業的に殺されるという終わり。
「あぎゃぁッ!?」
メイスが足首を。
メイスが脹脛を。
メイスが手を。
Aegisらがその手に握るメイスを振り上げては降ろす、振り上げては降ろすを繰り返していく。
潰される。弾ける。痛み痛み痛み痛い痛み痛み痛み痛み痛み。
何もできない、逃げられない。
死ぬことしかできない。
だが、魔王の末裔の誇りかそれとも意地か、カテレアはいつ死ぬかもわからない状況でありながらも奥の手である小瓶を取り出して、中に入っていた小さな黒い蛇をなんとか、口に運んで飲み込んだ。
刹那─────。空間が激しく振動し、周囲一帯に力の波動を波立たせ、カテレアから不気味なオーラが溢れ出ていく。
その唐突のオーラにAegisらは吹き飛ばされ、死に体であったカテレアは先ほどまでの傷など存在しなかったとばかりの無傷のカテレアが再生している翼を広げて再び、空へ─────────
パアァンッ─────
「は?」「え?」
その頭を柘榴に変えて、死んだ。
遺骸はそのまま落下し、塵と変わった。
〈……次〉
死んだカテレアなどもはや興味なく、死銃は次の標的へと視線を向ける。が、先ほどのカテレア同様にオーラがまき散らされながら赤が空へと飛翔する。
それが白とぶつかり始めたのを確認して、ため息を吐きながらAegisらを下げ、自分は腰からフックワイヤーを飛ばしそのまま校舎へと戻っていく。
「おかえり。なかなか雑にカテレアを処理したな」
〈もはや、アレ如きに構う理由がなくなったからな〉
いまだ、カテレアの惨殺により死銃へと話しかけられない三勢力の者らを余所にリゼヴィムが死銃を迎え入れる。無論、死銃の仕事はこれで終わりなどではない。
リゼヴィムを下がらせたうえで再度、Aegisを展開し窓際へと並べる。
既に白龍皇の一撃ではAegisへダメージを与えられないのは分かっているためだ。
「しかし、まあ、赤龍帝ねぇ……」
対物ライフルを取り出す、死銃の隣。護衛であるM16とUMP40に守られながら顎髭を摩りつつ、グラウンド上空でぶつかり合う赤と白を見る。
何を隠そう、いま、グラウンド上空でぶつかり合っているのは、赤龍帝・兵藤一誠と白龍皇・ヴァーリ・ルシファー。つまりは例に漏れず二天龍がぶつかり合っているわけで………。
〈どうする、ここでやるか〉
「いやいや、テロ屋ならともかく手を出すわけにはいかないでしょ。こちとら、対テロリストを謳ってるんだよぉ?」
リゼヴィムの言葉に後方でサーゼクス・グレモリーやセラフォルー・シトリーが何か反応しているが死銃にとってそんなものはどうでもよく既に対物ライフルIWS2000を伏せ構えそのスコープを覗く。
死神の死線は白龍皇へと定まった。
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赤と白がぶつかっている。
何やら叫びながら戦っているがそんなものはどうでもいい。
俺がやるべきは冷静に確実に白龍皇を狙撃する事。
「引っ掻き回すのに必要だ。撤退させることを考えて撃て」
〈了解〉
横からリゼヴィムからの注文が飛んでくる。なんともまあ、なかなか面倒な注文だ。
だが、傭兵なんてもんは基本的に報酬さえきちんと出してくれるなら雇い主にしっかりと応えるものだ。俺が面倒に感じようが感じまいがやらねばならないことではある。
しかし、そうなると
ともなれば出来うる限り軽傷で済ませる必要があるな。
対物ライフルを持ち出しておいて、軽傷で済ませようとするのは正直意味がわからない話だが……、いまさら武器を変えるのもどうかと思う、それに相手は神滅具の鎧系禁手だ。
〈腕がそのまま吹き飛ぶわけもなかろう〉
まあ、仕方ない。せめて、銃弾はまともなものにしてやろう。
なんの変哲もない15.2mmAPFSDS弾を一発装填し、狙いを定める。
後方の方でなにやら騒いでいるが………知らん、どうでもいい話だ。
スコープから見える視界には白い腕になった赤龍帝と笑っている白龍皇が見える。恐らく、白龍皇の力の一片を取り込んだのだろう。理解できない話だ。
あのまま自滅してくれれば楽だったんだがな。
と、白龍皇が何か始めたな……周囲の木々が圧縮されていく、半減を力ではなく周囲そのものにし始めたか。いつの間にやら赤龍帝の近くにアザゼルが移動しているが、何を…………
「ふざけんなあァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァッッッ!!」
うるさっ!?
「貴様ッッ! 部長のォォォォォ! 俺の部長のおっぱいを半分の大きさにするつもりかァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」
〈帰っていいか〉
「い、いや、帰んな、ふ、ぐぅ……ダメ、ヤバい………嗤いそう…」
ええぇ……、いや、わかっていたけどさ。
流石に、ええぇ……。頭痛くなってきた。
なんなの?ふざけないと死ぬ病気にでも罹ってんの?集中が死んで来たんだが………もうここで赤龍帝を始末したほうが良いんじゃなかろうか。
と、どうやら意味のわからんパワーアップをし始めた、赤龍帝が白龍皇をぶちのめし始めてる。確かに神器は所有者の想いの丈で強化されるがしかし、流石に意味が分からなすぎるのだが?
「はひぃ、はひぃ……おいちゃん、死んじゃう………あー、駄目だなありゃ。しゃあない、これ以上はちょっと無理だわ狙撃は中止でいい」
〈はぁ…了解〉
リゼヴィムの指示にやるせない気持ちと共に俺は立ち上がり、IWS2000を武器庫に収納しつつその視線を赤龍帝らのほうへと向ける。
そこにはいつの間にかに闇へと消える白龍皇とその仲間である猿。
既に戦闘は終了し、もはや傭兵のやる仕事はどこにもない、か。
残っていたScoutらを撤収させ、Aegisらも撤収させる。
こっからはリゼヴィムの仕事だ。
俺はおとなしく、口を噤んでM16やUMP40のようにリゼヴィムの護衛に徹した。
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西暦20✕✕年七月───。
天界代表天使長ミカエル、堕天使中枢組織『
以降、三大勢力の争いは禁止事項とされ、協調体制へ───。
また、先代冥界代表魔王ルシファーが嫡子リゼヴィム・リヴァン・ルシファーによりテロリスト組織『
アースガルド、冥府、須弥山からの委任状を以て三大勢力各代表が飲むこととなったこの対策部隊はリゼヴィム・リヴァン・ルシファーを長官とし、実働部隊としてリゼヴィム・リヴァン・ルシファーの私兵である傭兵部隊『
前者の和平協定を会談の舞台となった場所から『駒王協定』と称されることとなった。
テロ組織特殊対策部隊は命名理由は不明であるが『
立場が立場だから赤龍帝や白龍皇と戦うより、護衛してないといけないから……
とりあえず、これで四巻は終了ですね。
次回からは夏休み編だ。
感想ください(乞食)