ハイスクールD×D 龍の力を持つ4人の戦士達   作:レタスの店長

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今回から数話は平穏回になるかと思います(戦闘が無いとは言ってないw)




第2.5章 ヴァーミリオン皇国帰省編
ヴァーミリオン皇国への帰省


 

 

………オスクロル達からの告白によって彼女達がショウの女になってパーティ(意味深)をした翌朝………ショウはパーティの疲れもあったが日課であるトレーニングを行う為に着替えようとした……その時だった……

 

 

「……ん……ふぁ……」

 

 

「あ、ワリィ…起こしちまったか?」

 

 

「…あ……ショウさん……。……い、いえ…だ、大丈夫……です……///」

 

 

「そ…そうか………」

 

 

隣で眠っていたエリシアが目を覚ましたのでショウはそう言うとエリシアはショウの顔をジッと見て……昨日のパーティ(意味深)の事を思い出しては徐々に赤くなっていき、ショウも昨日の彼女の愛おしさを思い出したのか少し照れるように赤くなった…。

 

 

「……私………ショウさんの……女になれたんですね……」

 

 

「………お前はそれで……良かったのか……?」

 

 

「…勿論です!……私……昔からずっと…ショウさんの事……好きだったので……///」

 

 

「…鈍感野郎で悪かったな………」

 

 

エリシアは改めて自分がショウの女になれた事をまだ実感出来ていないのかそう言う……。するとショウはオスクロルの時のようにそう尋ねるとエリシアは小さく笑みを浮かべつつもそう言うのでショウは頭をポリポリ掻きつつもそう言うのだった…。

 

 

「………これからも…よろしくお願いしますね、ショウさん……」

 

 

「あぁ、こっちこそな…『エリー』……」

 

 

「…え?エリー……?」

 

 

「ゑ?あぁ……エリシアだから…『エリー』だ。まぁ琉綺もそう呼んでるみたいだけどな………嫌だったか?」

 

 

「い、いえ!そんな事無いです、突然だったから少し驚いて……」

 

 

エリシアは改めてショウにそう言うと……ショウが自分を『エリー』と呼ぶためにエリシアは驚きつつもショウがそう呼ぶことを気にしてないと言い……

 

 

(……ショウさんが……ショウさんも…私の事をあだ名で呼んでくれた……。………えへへ……♪)

 

 

そしてショウがそう呼んでくれた事が嬉しかったのか……エリシアは幸せそうに笑みを浮かべるのであった………。

 

 

「…………………。」

 

 

「………?どうしたんですかショウさん………?」

 

 

すると突如ショウは考えるように黙り込む為にエリシアは何かあったのかショウに尋ねると……ショウはエリシアの方を向く……それも少し真剣な表情で……

 

 

「…………なぁ…エリー……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……一度、『ヴァーミリオン皇国』に帰省してみないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_______________________

 

 

 

 

 

「………で…エリシアさんを一度母国に帰省させる為に準備してる……と…」

 

 

「そう言う事。」

 

 

数時間後、ショウとエリシアが荷物を纏めて支度しているのに気付いたハユル達が尋ねるとショウが説明をした。

 

 

………エリシア・ヴェルモンドこと……『エリシア・F・ヴァーミリオン』はヨーロッパの小国『ヴァーミリオン皇国』の王族の血筋……そして『氷の国』と言う国の王族の血筋を持った氷と炎の異能の上に聖杯の巫女の持ったサラブレッドであった……。その為にショウは彼女にとっては祖国みたいなものであるヴァーミリオン皇国に一度生存報告みたいに帰省してみる事を勧めたのであった………。

 

 

「でも大丈夫でしょうか……?帰っても…エリシアさんが化けて出てきたとか騒ぎに……」

 

 

「大丈夫だ、一応ヴァーミリオンとは関わりがあったし……アイツもエリーが生きている事を知れば喜ぶだろう。」

 

 

「…関りって………『ステラ』ちゃんの事知ってるんですかショウさん!?」

 

 

「あぁ、一度オスクロルさんと旅した際にヴァーミリオンに寄った際に出会ったんだ。……アイツ、お前が死んだって事を悲しんでいたぞ…?」

 

 

「……でしたら尚更ヴァーミリオンに行かないといけないですね……」

 

 

しかし突然にエリシアが生きて帰ってきたらヴァーミリオン皇国で騒ぎが起きるかも知れないと思ったセシリアはそう言うとショウはヴァーミリオン皇国とは関りがあった事を話し、エリシアはそのヴァーミリオンの人間である…『ステラ』と言う人物をショウが知っているのかを尋ねるとショウがそう答えるのでエリシアはそのステラと言う人物を悲しませてしまった事に罪悪感を覚えつつもそう言うのであった……。

 

 

「…と言う訳で……俺はエリーの付き添いでヴァーミリオンに行くから留守番頼む。」

 

 

「で、でしたらわたくしもご同行いたしますわ!エリシアさんの力を狙っている輩が居るかも知れませんし……」

 

 

「あ、セッシーだけズルい!私も~~~!」

 

 

「……まぁそうなるわな。」

 

 

ショウはそう言うとセシリアはもしもの為として自分も同行すると言い、ユイはセシリアだけズルいと言いつつ自分も行くという事を言い出すのでショウは何となく察していたのかそう言うのであった………。

 

 

 

 

 

 

 

……結果、ショウとエリシアと共に……龍神丸、ユイ、セシリア、ハユル、そして琉綺も同行してヴァーミリオン皇国に行く事になったのであった……。

 

 

「……まぁレーティングゲームの一件で皆さんにご迷惑をお掛けしましたので…今回はお留守番をさせていただきますね。」

 

 

「お兄ちゃん、帰ってきたらアイを甘えさせてよね~」

 

 

「スマネェなみんな……そんじゃあ咲夜達も留守番頼んだぞ。」

 

 

「お気をつけてください、ショウ様。」

 

 

「帰ってきたらベルにお情けをくださいね♪」

 

 

「行ってらっしゃいませ、誇らしきご主人様……」

 

 

そして留守番するオスクロル達にそう言ってはショウ達はヴァーミリオン皇国のあるヨーロッパへと飛び立つのであった…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………果たしてヴァーミリオン皇国に帰ったエリシアに待ち受けるものは一体……?

 

 

 

 




はい、エリシアの為にヴァーミリオン皇国に帰省する事になった話でした。……ちなみに一輝が出ないので一輝×ステラファンの方はご注意をw(どちらかと言うと自分もそれ派ですねw)


それでは次回もお楽しみに!!



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